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コラム

2021/09/14  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【セントライト記念(GII)攻略データコラム】狙いはズバリ、ダービー先行組!

セントライト記念(GII) 3歳 馬齢 中山芝2200m
※過去10年のレースデータを基に分析するが、2014年は新潟で施行されたので、コース適性に即した項目は新潟開催を除外した過去9年のデータを使用する。

■人気
・1番人気/【4.3.1.2】
 勝率40.0% 複勝率80.0%
・2番人気/【1.2.1.6】
 勝率10.0% 複勝率40.0%
・3番人気/【1.1.3.5】
 勝率10.0% 複勝率50.0%
・4-6番人気/【4.1.3.22】
 勝率13.3% 複勝率26.7%
・7-9番人気/【0.2.0.28】
 勝率0.0% 複勝率6.7%
・10番人気以下/【0.1.2.61】
 勝率0.0% 複勝率4.7%

1番人気は過去10年で4勝、複勝率80%と優秀な成績のうえ、近5年連続で連対を継続中。トレンド面から見ても、ひじょうに頼れるデータだ。

2、3番人気は1番人気に比べると、見劣りがする成績。ならば勝率が上回る4-6番人気のほうが面白い。単勝回収率は158%と大きなプラス収支を計上しているし、近3年で4番人気が2勝と好走傾向も続行している。2、3着はそこまで多くないので、買うなら単勝や1着付けがいいだろう。

7番人気以下になると好走率は大きく下がり、勝ち馬は一頭も出せていない。7番人気以下での勝ち馬は2008年(9番人気ダイワワイルドボア)まで遡らなければならないのだ。

単勝オッズを見ても、10勝中、9勝が単勝15倍未満であり、残る1勝も2011年の6番人気フェイトフルウォー(単勝2180円)で、もう10年前の古い事例となっている。1着に置くのは6番人気以内もしくは単勝15倍未満で問題ないだろう。

2015年に3連単61万馬券が飛び出したこともあったが、ここは基本的に堅く収まる傾向にあるレース。3連単配当が1万円を切ったことが3度もあり、2016年などは1820円という激安配当であった。6番人気以内を目安に、点数を増やさず効率的に買い目を組むことを推奨する。

■キャリア・オープン好走経験
・2戦/【0.0.0.2】 複勝率0.0%
・3戦/【0.1.2.3】 複勝率50.0%
・4戦/【0.0.1.4】 複勝率20.0%
・5戦/【3.0.2.16】 複勝率23.8%
・6戦/【4.5.2.17】 複勝率39.3%
・7戦/【2.2.2.20】 複勝率23.1%
・8戦/【0.2.1.24】 複勝率11.1%
・9戦/【1.0.0.15】 複勝率6.3%
・10戦以上/【0.0.0.23】 複勝率0.0%

過去10年の出走数別成績を調べると、5戦から7戦くらいの“多すぎず少なすぎず”あたりのキャリアがいい模様。

もっとも、サンプル数は少ないがキャリア3戦は1着ゼロでも複勝率50%と、2回に1回は馬券になっている。近年は素質馬ほど出走数を絞る傾向にあるので、キャリアの少なさを理由に安易に切ることは慎んだほうがいいだろう。

一方、キャリア8戦以上から数が増えるごとに好走率は下がり、10戦以上となると馬券圏内は皆無。それ以前の10年ではキャリア10戦馬が3勝、11戦馬が1勝していたので、「キャリアが多い馬の不振傾向」は近年のトレンドといっても差し支えなさそうだ。

キャリアについては、オープン以上での好走経験も重要な指標となる。過去10年の3着内馬30頭のうち、重賞勝ち馬は18頭、重賞2着かオープン勝ちのある馬は4頭と、計22頭にオープン以上での好走実績があったのだ。

好走経験のなかった残る8頭のうち、5頭は2012年(2頭)と2013年(3頭)に集中しているのだが、この2年は重賞連対馬の出走自体が少なく、メンバーレベルが低かった年。さらに、これらは8年以上前の古い例であり、近5年に限るとオープン以上での好走経験がなかった馬は2頭のみ。2017年1着のミッキースワローは2番人気、2018年2着のレイエンダは1番人気と、どちらも素質や能力をしっかりと評価されていた馬だった。

以上のデータから、重賞連対かオープン勝ちのある馬にアドバンテージを見ても問題はなさそうだ。

☆キャリア5-7戦⇒アサマノイタズラ、ヴィクティファルス、ヴェイルネビュラ、カレンルシェルブル、ソーヴァリアント、タイトルホルダー、ベルウッドエオ、レインフロムヘヴン、レッドヴェロシティ、
☆重賞連対かオープン勝ちのある馬⇒アサマノイタズラ、ヴィクティファルス、ヴェイルネビュラ、オーソクレース、グラティアス、タイトルホルダー、タイムトゥヘヴン、ルペルカーリア、ワールドリバイバル

■前走レース
・ダービー/【7.6.5.19】
 勝率18.9% 複勝率48.6%
・ラジオNIKKEI賞/【1.1.1.10】
 勝率7.7% 複勝率23.1%
・青葉賞/【0.0.1.3】
 勝率0.0% 複勝率25.0%
・プリンシパルS/【0.0.1.1】
 勝率0.0% 複勝率50.0%
・2勝クラス/【1.3.0.29】
 勝率3.0% 複勝率12.1%
・1勝クラス/【1.0.2.40】
 勝率2.3% 複勝率7.0%

前走ステップはダービー組が圧倒的。出走数が最多でありながら、勝率は18.9%、複勝率は48.6%と驚異的な数字を残しており、過去10年でダービー組が絡まなかった年は、出走馬が1頭のみだった2013年1度しかない。

しかも、ここ3年は3着内にダービー組が2頭来る結果が続いており、ダービー組優勢の傾向はますます強まっている。また、ダービーでフタ桁着順に惨敗した馬が何頭も巻き返しているように、そこでの結果や着順はまったく問われない。

ダービー組では、そこで先行した馬の成績が出色で、1コーナーを5番手以内に通過していると【4.3.2.3】勝率33.3%、複勝率75.0%、単勝回収率220%、複勝回収率240%というすさまじい数字が弾き出される。馬券の軸に据えるのはここだ。

それと、サンプル数はわずかながら、青葉賞とプリンシパルSから臨んだ馬もそれぞれ1回ずつ好走している。両レースともダービーと同じ「春の東京・中距離以上の3歳オープン」なので、このくくりが当レースの最良ステップなのかもしれない。

ダービー組以外だとラジオNIKKEI賞組が3回好走しているのだが、これは近5年で3頭出走し、すべて馬券になっているという見過ごせない内容。それ以前は10頭走って5着1回が精一杯だったのを見ると、ここに来て好ローテーションになっている可能性がある。ダービー組に次いで警戒が必要だ。

上記以外の重賞・オープンから馬券になった馬は一頭もいなかった。

前走条件クラス組は好走率が低いうえに、馬券になった馬は人気サイドに集中。積極的に狙うゾーンではないだろう。

☆前走ダービー⇒ヴィクティファルス、グラティアス、タイトルホルダー、タイムトゥヘヴン
☆前走ダービーで初角通過5番手以内⇒ヴィクティファルス、グラティアス、タイトルホルダー
☆前走ラジオNIKKEI賞⇒アサマノイタズラ、ヴェイルネビュラ、ノースブリッジ、ワールドリバイバル

■東西騎手
・美浦/【10.5.5.84】
 勝率9.6% 複勝率19.2%
・栗東/【0.5.5.35】
 勝率0.0% 複勝率22.2%
・地方・外国/【0.0.0.5】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

騎手の東西別成績を見ると、複勝率こそ関西がわずかに上なものの、1着となると関東のジョッキーが10連勝中と圧倒している。

これはさらに10年遡っても同じで、栗東所属の騎手が勝ったのは2010年の藤岡佑騎手1回のみ。あとは地方所属騎手と外国人騎手による勝利が1回ずつあるだけで、このレースは美浦所属の騎手がべらぼうに強いのだ。

好走数の多い騎手名を見ても、引退した蛯名騎手が3勝2着1回、横山典騎手が2勝2着1回と、“関東の名手”の活躍が目立っている。中山の芝2200mは独特のコース形態なので、乗り慣れた美浦のジョッキーにホームアドバンテージがあるのではないか。

これは勝ち馬がすべて関東馬ではなく、関西馬が3勝していることからも、関東騎手有利の推論は後押しできる。3着内率はほとんど差がないので相手やヒモは東西どちらの騎手でも構わないが、単勝や1着づけで悩んだときは美浦所属の騎手を選ぶと吉と出るかもしれない。

■馬体重
・420-439キロ/【0.1.0.11】
 勝率0.0% 複勝率8.3%
・440-459キロ/【0.1.0.16】
 勝率0.0% 複勝率5.9%
・460-479キロ/【2.2.2.37】
 勝率4.7% 複勝率14.0%
・480-499キロ/【3.4.5.28】
 勝率7.5% 複勝率30.0%
・500-519キロ/【2.0.2.12】
 勝率12.5% 複勝率25.0%
・520-539キロ/【2.1.0.5】
 勝率25.0% 複勝率37.5%

ここからはコースの形態や適性に依拠する項目になるので、新潟で開催された2014年を除く過去9年のデータから考察を進めたい。

まず馬体重別成績だが、上記を見れば一目瞭然、体が大きくなるほど成績が上昇している。特に500キロを超す大型馬の成績が秀逸で、500キロ以上の合算成績は【4.1.2.17】勝率16.7%、複勝率29.2%、単勝回収率は199%と、ベタ買いで資金が倍増してしまう計算となる。

中山の芝外回り2200mはタフなコースであり、まだ完全に体が完成していない3歳馬にとっては過酷な条件。そのため、体の大きさがそのまま好走率の高さに直結してしまうのだろう。

☆前走馬体重が500キロ以上⇒アサマノイタズラ、カレンルシェルブル、ソーヴァリアント、ルペルカーリア、レッドヴェロシティ、ワールドリバイバル

■枠
・1枠/【0.3.1.8】
 勝率0.0% 複勝率33.3%
・2枠/【1.0.3.12】
 勝率6.3% 複勝率25.0%
・3枠/【2.1.0.13】
 勝率12.5% 複勝率18.8%
・4枠/【2.1.0.13】
 勝率12.5% 複勝率18.8%
・5枠/【1.1.1.15】
 勝率5.6% 複勝率16.7%
・6枠/【2.0.1.15】
 勝率11.1% 複勝率16.7%
・7枠/【1.2.2.15】
 勝率5.0% 複勝率25.0%
・8枠/【0.1.1.18】
 勝率0.0% 複勝率10.0%

枠別の成績では興味深い傾向が浮かび上がった。1枠と8枠という両極の枠からは勝ち馬が出ておらず、中枠に近づくほど勝ち馬が増えてくるのだ。

このような傾向はタフな小回りコースで散見することがあり、内枠は道中押圧される不利が、外枠は距離損する不利が、それぞれ働いて成績を下げてしまうと考えられる。

好走率全体(3着内率)にそこまで違いはないのだが、勝率は3枠から6枠が高く出ている。取捨に困ったときなどに役立つかもしれないので覚えておいて損はない

■脚質
・逃げ/【1.1.0.7】
 勝率11.1% 複勝率22.2%
・先行/【4.3.2.21】
 勝率13.3% 複勝率30.0%
・差し/【3.5.5.47】
 勝率5.0% 複勝率21.7%
・追込/【0.0.2.34】
 勝率0.0% 複勝率5.6%
・マクリ/【1.0.0.0】
 勝率100.0% 複勝率100.0%

先行有利な中山コースらしく、特に勝率ベースでは逃げ先行の成績がいい。ここ3年連続で道中3番手以内を進んだ馬が勝ち切っており、近年はその傾向に拍車がかかっている。

差しも3着内率を見れば逃げ先行のそれとほとんど変わりはなく、馬券にはなるのだが、やはり勝ち切れないケースが多い。追込は連対例がなく3着2回のみと寂しい数字。後方一気に期待するのは無理がありそうだ。

こういった傾向は上がり順位別の成績からも明らかで、確かに上がり最速をマークした馬の成績は優秀ではあるものの、一方で上がり順位4位以下からも下記のように勝ち馬が多数出ている。

◎上がり3Fタイム順位別
・1位/【3.1.2.6】
 勝率25.0% 複勝率50.0%
・2-3位/【0.6.2.11】
 勝率0.0% 複勝率42.1%
・4-5位/【3.1.2.10】
 勝率18.8% 複勝率37.5%
・6位以下/【3.1.3.82】
 勝率3.4% 複勝率7.9%

上がり最速馬の1着は3頭で、2-3位はゼロ、そして4-5位からは3頭、6位以下からも3頭と、上がり順位の優劣にかかわらず満遍なく優勝馬が出ているのだ。

これらのデータを見ると、“決め手”よりも“立ち回りの巧さ”が勝敗をわけるレースであることがうかがえる。騎手の項目で関東のジョッキーが10連勝中であると記したが、これも乗り慣れた中山での“立ち回りの差”が結果に大きく反映しているからではなかろうか。

■種牡馬
・サンデーサイレンス系/【6.5.8.56】
 勝率8.0% 複勝率25.3%
・ロベルト系/【2.2.0.13】
 勝率11.8% 複勝率23.5%
・ミスタープロスペクター系/【1.1.1.16】
 勝率5.3% 複勝率15.8%
・ノーザンダンサー系/【0.0.0.13】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

最後に種牡馬の主要系統の成績を見ていこう。

もっとも好走数が多いのは、やはりサンデーサイレンス系。なかでも、当然というべきかディープインパクトの好走数が最大なのだが、好走率的には思ったほどではなく、【1.5.2.24】とアタマが獲れず2着止まりが多い。ウリの瞬発力がそこまで活きないレースだからだろう。ただし、今年は出走馬はいない。

サンデー系ではステイゴールドが【2.0.1.6】と相性が良かったものの、同馬は2015年にこの世を去っており、この世代に産駒はいない。昨年の勝ち馬・バビットはステイゴールド後継のナカヤマフェスタ産駒だった一方、同じく後継のオルフェーヴルの産駒は3頭走ってすべて掲示板外。もっとも、上位人気に推された馬はいなかったので、この事例だけで判断するのも早計ではある。

今年は有力なハーツクライ産駒が出走予定だが、その成績は6頭走って3着止まり2回という、なんとも煮え切らないもの。ハーツクライの若駒はまだ腰が甘い馬が多く、器用に立ち回る競馬ができないことがこの結果に表れているようだ。

数こそ少ないものの勝率や連対率ならサンデー系を上回るのがロベルト系。特にスクリーンヒーローは2頭走って1着2着1回とパーフェクト連対している。今年産駒が出走を予定しているスクリーンヒーロー後継のモーリスは、まだ出走例はなくとも、他のロベルト系からも好走馬が出ているわけだし、期待値を高めに見積もってもいいかもしれない。

ミスタープロスペクター系はいまひとつの成績で、特に主力であるキングカメハメハが【0.1.1.9】と勝ち馬を出せていない。ただし、2019年はキンカメ後継のルーラーシップ産駒のリオンリオンが優勝を果たしている。

ノーザンダンサー系はサッパリな成績で、現在同系統の主軸となっているハービンジャーも【0.0.0.6】というお通夜状態。この系統は当レースとは相性最悪なようで、それ以前の成績も悪く、最後に馬券になったのは2004年。この年は1-3着をノーザンダンサー系が独占しており、むしろセントライト記念としては“異常な年”だったのかもしれない。

(Text:sakura kyosuke)

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