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コラム

2021/09/07  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【紫苑S(GIII)攻略データコラム】オークスで展開が向かなかった馬と前走2勝クラスの馬を注視

紫苑S(GIII)3歳 馬齢 中山芝2000m
※重賞(GIII)に格上げされた2016年以降、過去5年のデータをもとに分析する。

■全体傾向
・人気と配当
-----------------
1人気【2.1.1.1】勝40.0% 連60.0% 複80.0%
2人気【2.0.0.3】勝40.0% 連40.0% 複40.0%
3人気【0.1.1.3】勝0.0% 連20.0% 複40.0%
4-7人気【1.2.3.14】勝5.0% 連15.0% 複30.0%
8人気以下【0.1.0.49】勝0.0% 連2.0% 複2.0%
-----------------

1番人気の信頼度が高く、2,3番人気はまずまずだが揃って馬券に絡んだことはない。昨年こそ1,2番人気が馬券外に沈み、10番人気パラスアテナが2着だったことにより、3連複万馬券、3連単10万馬券の高配当であったが、大体は1番人気と2,3番人気のどちらか、あとは中穴の3頭で決まる。なので昨年以外の4年間は3連単1万円台で落ち着いている。これはGIIIに昇格してから顕著に現れている傾向。

また紫苑S5着以内で秋華賞に出走した馬19頭中、2頭が勝ち、3頭が2着に好走しており、本番を占う重要なレースのひとつだ。

・前走クラス
-----------------
未勝利【0.0.0.5】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
1勝クラス【1.1.0.26】勝3.6% 連7.1% 複7.1%
2勝クラス【1.1.1.7】勝10.0% 連20.0% 複30.0%
オープン【0.0.0.5】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
GIII【0.1.0.3】勝0.0% 連25.0% 複25.0%
GII 【1.0.1.7】勝11.1% 連11.1% 複22.2%
GI 【2.2.3.16】勝8.7% 連17.4% 複30.4%
※オープンはリステッド含む
-----------------

中心は前走オークス組。GIかつ2400mという長丁場では歯が立たなかった馬でもGIIIかつ適距離に戻り、力を発揮する馬も少なくない。

一方オークス3着以内だった馬はビッシュ、カレンブーケドール、ウインマイティーの3頭でウインマイティーのみ紫苑Sでは着外に敗れた。好位につけて競馬ができる馬だったが、ここでは先行・中団有利の中、終始後方からの追走となったのが敗因だろう。ほか、2勝クラスからの参戦は好走率が高く、出走する際はチェックしておくべきだ。

・脚質別
-----------------
逃げ【0.0.1.5】勝0.0% 連0.0% 複16.7%
先行【2.2.2.10】勝12.5% 連25.0% 複37.5%
中団【2.3.2.30】勝5.4% 連13.5% 複18.9%
後方【0.0.0.24】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
マクリ【1.0.0.1】勝50.0% 連50.0% 複50.0%
-----------------
※上がり3F順位
1位【2.0.1.3】勝33.3% 連33.3% 複50.0%
2位【0.2.0.3】勝0.0% 連40.0% 複40.0%
3位【1.1.0.3】勝20.0% 連40.0% 複40.0%
4-5位【1.1.0.8】勝10.0% 連20.0% 複20.0%
6位以下【1.1.4.53】勝1.7% 連3.4% 複10.2%
-----------------

後方勢の出番がなく、先行から中団につけた馬に有利なレース。秋になって成長しているとはいえ、3歳牝馬が短い直線かつ急勾配の坂でうしろから差し切る芸当などなかなかできない。スタミナがあり、長くいい脚を使える馬をしっかり見極めるのがポイントとなりそうだ。


■前走重賞組から狙うべき馬
中心的存在となりそうな前走重賞組【3.3.4.26】から絞り込み、ピックアップしていきたい。

(1)キャリア4-8戦
重賞出走経験があったとしても、キャリアが浅すぎたり、使い込まれてしまっている場合は好走が難しい。
【3.3.4.18】勝10.7% 連21.4% 複35.7%

(2)さらに前走真ん中より外枠スタートで先行から中団でレースをした馬
重賞競走を5枠から8枠スタートで、多少距離ロスをしたり、脚を余分に使いながらレースをした馬はその経験が活きる。または内枠に入った場合は前走より楽にポジションを取れるからか、好走しやすい。
【3.2.4.6】勝20.0% 連33.3% 複60.0%

☆今年の該当馬☆
スライリー、ファインルージュ

ディープインパクト産駒の好走が多い紫苑Sだが、昨年の勝ち馬マルターズディオサはキズナ産駒で父ディープインパクト系。ファインルージュは右回り重賞を得意とするキズナ産駒なので、特にチェックすべきだろう。


■前走1,2勝クラス組から狙うべき馬
前走重賞組以外で馬券絡みが複数ある前走1,2勝クラス組から絞り込み、ピックアップしていきたい。

(1)前走勝ちorタイム差なしの負け
1勝クラスを勝つ力はもちろん必須。2勝クラスではタイム差なしの2着までなら可能性がある。
【2.2.1.19】勝8.3% 連16.7% 複20.8%

(2)さらに前走3番人気以内
人気を裏切らずに好走していれば、昇級戦も好走の可能性が高まる。
【2.2.1.13】勝11.1% 連22.2% 複27.8%

(3)さらに中3-8週
現代では大事に使ってフレッシュさを保つことも重要だが、間隔が開き過ぎていると同じように休養を取ってきた前走重賞組には力負けする可能性がある。夏に1戦使われた馬が理想的だ。
【2.2.1.5】勝20.0% 連40.0% 複50.0%

☆今年の該当馬☆
エイシンチラー、プレミアエンブレム、ホウオウラスカーズ、ミスフィガロ、メイサウザンアワー

プレミアエンブレムとミスフィガロ、メイサウザンアワーは前走1勝クラスからだが、過去5年で1勝クラスから馬券になった2頭はパッシングスルーとヴィブロス。それぞれ1勝クラスで0秒5以上の差をつけて勝った馬だった。1勝クラスを0秒7差つけて勝利したヴィブロスは紫苑S2着、その後の秋華賞馬だ。

1勝クラスでも後続を千切って勝利できるほどの能力があれば、いきなりの重賞でも好走が期待できると考えられる。0秒4以下の差だった馬は全滅しているので、ここは0秒5差をつけて勝利を収めたプレミアエンブレムを上位に取りたい。また2勝クラスからはその後の秋華賞を勝利したディアドラが紫苑Sでも勝利している。


よって、データから導き出された紫苑Sは

■前走重賞組から狙うべき馬は、スライリー、ファインルージュ

■前走1,2勝クラス組から狙うべき馬は、エイシンチラー、プレミアエンブレム、ホウオウラスカーズ


となった。


札幌記念ではソダシがラヴズオンリーユーなど古馬相手に勝利を収め、秋華賞への準備は万全だ。またダービー5着のサトノレイナスは直行で秋華賞へ向かう。オークス馬ユーバーレーベンは脚部不安があったが秋華賞に向けて調整を行っている。オークス2着のアカイトリノムスメはリフレッシュ放牧からの直行ローテ。ハイレベルな馬が揃う秋華賞となりそうだが、トライアルレースを使って本番に向けて弾みをつける馬はどの馬になるのか。秋競馬スタート初日から熱い戦いが期待できそうだ。

(Text:funaki)

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