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コラム

2021/08/31  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【小倉2歳S(GIII)攻略データコラム】前走の人気と競馬場に馬券のヒントが!?

小倉2歳S(GIII) 2歳 馬齢 小倉芝1200m
※過去10年のレースデータを基に分析する。

■人気
・1番人気/【2.4.0.4】
 勝率20.0% 複勝率60.0%
・2番人気/【4.1.1.4】
 勝率40.0% 複勝率60.0%
・3番人気/【3.0.1.6】
 勝率30.0% 複勝率40.0%
・4-6番人気/【0.2.4.24】
 勝率0.0% 複勝率20.0%
・7-9番人気/【0.1.3.26】
 勝率0.0% 複勝率13.3%
・10番人気以下/【1.2.1.53】
 勝率1.8% 複勝率7.0%

1番人気は過去10年で2勝、複勝率60%と、1番人気としてはひと息の成績。それに比べると2番人気は同じ複勝率60%でも4勝を挙げ、また3番人気は複勝率40%ながら3勝している。

2-3番人気の合算成績は【7.1.2.10】と過去10年で7勝。複勝率50%は2回に1回は馬券になる計算で、単勝回収率は140%と儲かる数字を示している。1番人気の成績がそこまで悪いわけではないが、単勝や1着づけの馬券を買うなら、2-3番人気の期待値が高いといえる。

一方、4番人気以下からは勝ち馬が1頭しか出ていない。しかも、その1頭(2014年15番人気オーミアリス)も2着の1番人気馬にハナ差しかつけられなかったギリギリの勝利であり、4番人気以下の馬をアタマで買うことは推奨しにくい。過去10年で1-3番人気が連対を外したことは一度もないので、馬連ベースで考えれば馬券の軸はここから取るのが無難だろう。

それ以外だと、人気別の傾向はつかみにくいというか、とらえどころがない。4番人気以下は人気と比例して好走率も下がっていて、データ的には順当に収まる傾向を示している。だが一方で、フタ桁人気馬は過去10年で4回も馬券に絡んでいたり、3連単10万馬券が3回も出たりと、荒れる側面も見受けられる。

また例えば、1-3番人気のうち2頭以上が馬券に絡んだことは過去10年で5回と、フィフティ・フィフティのどっちつかずの確率。しかもそのうち、3連単が6000円しかつかなかった年が2度あれば、1、2番人気が2、3着に入りながら、1着に15番人気が来て3連単47万馬券が飛び出した年もあったりと、配当が両極端に出ることもある。

このように、堅く収まる年もあれば、波乱の年もあったり、人気馬が馬券内に入っても配当が派手に跳ねる年もあったりと、決着はバラバラで共通する傾向は見当たらない。なので、馬券の軸は3番人気以内からとりながら、相手やヒモについては人気にとらわれず、買いたい馬をチョイスしていけばいいだろう。

■前走人気
・1番人気/【7.7.6.33】
 勝率13.2% 複勝率37.7%
・2番人気/【1.0.1.28】
 勝率3.3% 複勝率6.7%
・3番人気/【1.2.1.23】
 勝率3.7% 複勝率14.8%
・4番人気/【1.1.1.10】
 勝率7.7% 複勝率23.1%
・5番人気/【0.0.1.7】
 勝率0.0% 複勝率12.5%
・6番人気以下/【0.0.0.16】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

今走の人気以上に、前走の人気から明確な傾向が浮かび上がった。

前走で1番人気に推されていた馬は過去10年で7勝2着7回、複勝率も37.7%と優秀な成績。また、前走1番人気の馬が1頭も馬券に絡まなかった年は皆無だった。馬券の軸に取るなら、ここしかないだろう。

一方で、前走6番人気以下だった馬が好走したことは一度もない。さらに前走5番人気も連対したことはなく3着が1回あるのみ。前走2-4番人気は好走率はそこまで高くないものの、それでも勝ち馬は輩出している。

以上のデータから、馬券検討の対象にするのは前走4番人気以内の馬で十分で、5番人気以下の馬はよほどのアピールポイントがない限り軽視してよさそうだ。

☆前走1番人気⇒インプロバイザー、シュンメキラリ、ショウナンマッハ、スリーパーダ、ソリッドグロウ

■前走クラス
・新馬/【6.5.7.47】
 勝率9.2% 複勝率27.7%
・未勝利/【2.3.1.33】
 勝率5.1% 複勝率15.4%
・オープン/【2.2.1.35】
 勝率5.0% 複勝率12.5%
・重賞/【0.0.1.2】
 勝率0.0% 複勝率33.3%

前走クラス別の成績では、新馬組の成績が好走数・好走率ともに他の組に倍前後の差をつけている。仕上がりの早さが求められる夏の2歳ステークスなので、デビュー戦からすぐにパフォーマンスを発揮できる馬のほうが走ってくるのだろう。

未勝利組とオープン組は成績にほとんど差はない。

ただし、オープン組はそこで勝っていると、【2.1.1.5】勝率22.2%、複勝率44.4%とグンと好走率が上がるので、オープン1着馬は外せない存在となる。一方、2着以下で馬券になったのは2017年2着のアイアンクロー1頭しかいない。

☆前走新馬戦⇒アネゴハダ、ショウナンマッハ、スリーパーダ、ソリッドグロウ、タイセイブリリオ、ブレスレスリー
☆前走オープン1着⇒ナムラクレア

■前走競馬場
・小倉/【7.7.6.97】
 勝率6.0% 複勝率17.1%

・中京/【2.0.1.10】
・京都/【1.0.1.1】
・阪神/【0.2.1.2】
・福島/【0.1.0.0】
・函館/【0.0.1.2】
・新潟/【0.0.0.5】

・小倉以外/【3.3.4.20】
 勝率10.0% 複勝率33.3%
・小倉・新潟以外/【3.3.4.15】
 勝率12.0% 複勝率40.0%

前走の競馬場別成績を調べると、出走馬の大半を占める小倉組が好走馬も数多く輩出している。

しかし数こそ少ないものの、他場組からも好走馬は複数出ている。小倉以外の競馬場でまとめると、上掲のように好走率は小倉組より倍近く高くなり、複勝回収率も101%とプラス収支を計上。また、5頭走って一度も掲示板に載ったことがない新潟組を除くと、さらに成績はアップし、複勝回収率は122%と儲かる数字を示している。

新潟組の5頭はどれも人気がなかったので走らなくて当然だったのかもしれないが、それでも京都組と福島組からはフタ桁人気での激走馬が出ている。小倉と新潟とではコース形態が大きく異なることに、その理由があるのだろうか。

ともかく馬券妙味を考えるのなら、小倉組よりも新潟組を除いた他場組の馬を狙うのがいいかもしれない。

☆前走が小倉・新潟以外⇒ソリッドグロウ、ブレスレスリー

■レース間隔
・連闘/【0.1.1.17】
 勝率0.0% 複勝率10.5%
・中1週/【1.1.1.16】
 勝率5.3% 複勝率15.8%
・中2週/【1.1.1.16】
 勝率4.3% 複勝率8.7%
・中3週/【1.2.3.11】
 勝率5.9% 複勝率35.3%
・中4-9週/【6.3.4.29】
 勝率14.3% 複勝率31.0%
・10-25週/【0.1.1.2】
 勝率0.0% 複勝率50.0%

ローテーション別の成績を見ると、レース間隔は中3週以上空けたほうがよく、中2週以下だと成績が低下する傾向がわかった。

夏真っ盛りの暑い季節に、短期間に小倉への長距離輸送を繰り返すのは、2歳馬にとって負担になるのだろう。先の項目で、小倉と新潟以外の競馬場を使ってきた馬の成績がいいのは、ゆったりとしたローテーションになることがプラスに働いているからではないだろうか。

☆中3週以上⇒アネゴハダ、インプロバイザー、エトワールジェンヌ、ショウナンマッハ、スリーパーダ、ソリッドグロウ、ブレスレスリー

■脚質
・逃げ/【0.1.0.9】
 勝率0.0% 複勝率10.0%
・先行/【8.4.3.25】
 勝率20.0% 複勝率37.5%
・差し/【2.4.5.49】
 勝率3.3% 複勝率18.3%
・追込/【0.1.2.34】
 勝率0.0% 複勝率8.1%

小倉の芝1200m戦ながら、逃げて勝った馬はここ10年出ていなくて、2着馬が1頭のみ。その2着も、のちに短距離重賞を5勝する名スプリンター・ベルカントが1番人気に推されての敗退で、そのうえ8年前の2013年という古い事例でもあった。

その前の10年では勝ち馬が2頭、2、3着にも複数走っているので、逃げ馬の不振は近年のトレンドと考えていいだろう。

一方で先行馬が8勝と勝ち馬の大半を占めている。逃げ馬は残れなくても、先行有利なのは間違いない。2、3着には差し馬も来ているので、1着に先行馬、2、3着に先行馬と差し馬をセットするフォーメーションが効率的だ。

■体重増減
・体重減/【4.1.5.27】
 勝率10.8% 複勝率27.0%
・同体重/【2.3.1.16】
 勝率9.1% 複勝率27.3%
・体重増/【4.6.4.74】
 勝率4.5% 複勝率15.9%

馬体重の増減データを調べたら、興味深い傾向が。レース当日、馬体が増えていた馬よりも、前走と同じか減っていた馬のほうが好走率が高く出ていたのだ。

夏場の長距離輸送は若駒には負担が大きいため、馬体減の成績が低く出ると予測していただけに、この結果には驚いた。

そこでさらに詳しく調べてみると、馬体減の中でも前走からマイナス2キロと微減だった馬の成績が【4.0.2.10】勝率25%、複勝率37.5%と秀逸で、それ以上(4キロ以上)減ってしまうと【0.1.3.17】勝率0%、複勝率19.0%と成績が下降することがわかった。

つまり、前走とほぼ変わらない体重で出てくる馬が結果を残しやすいのだろう。このタイミングで成長しての馬体増は考えにくく、長距離輸送をしても馬体が増えているのは調教が甘かった可能性がある。一方、大幅な馬体減は当然マイナスだ。

「マイナス2キロ」と「同体重」の合算成績は【6.3.3.26】勝率15.8%、複勝率31.6%と上々の結果になった。馬体重の発表を待てる人は参考にしてほしい。

■種牡馬
・ダイワメジャー/【2.1.2.3】
 勝率25.0% 複勝率62.5%
・ロードカナロア/【1.0.2.1】
 勝率25.0% 複勝率75.0%
・ミッキーアイル/【1.0.0.1】
 勝率50.0% 複勝率50.0%
・ショウナンカンプ/【0.0.0.3】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・ディープブリランテ/【0.0.0.2】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

本レースはダイワメジャー産駒と相性がよく、過去10年で8頭走って、実に5頭も3着内に好走している。人気サイドの馬がほとんどとはいえ、2015年にはレッドラウダが6番人気で3着に入ったこともあった。

ロードカナロア産駒もサンプル数は少ないものの好走率が高い。2018年は1着と3着に入り、3着馬は9番人気と穴激走でもあった。ただし今年は登録馬がいない。

ミッキーアイルはまだ1世代のみのデータだが、昨年いきなり勝ち馬を輩出。今年も小倉芝1200mで2歳馬がすでに3勝しており、このコースが得意なのは間違いなさそう。

そのほか登録のある馬の種牡馬では、ショウナンカンプとディープブリランテの出走歴があるのだが、いずれも好走例はない。もっとも、どちらもサンプル数はわずかで人気もない馬だったので、これだけで切り捨ててしまうのは早計だろう。

☆ダイワメジャー産駒⇒インプロバイザー、ソリッドグロウ
☆ミッキーアイル産駒⇒スリーパーダ、ナムラクレア

■厩舎
・梅田/【1.1.0.1】
・音無/【1.0.1.2】
・斉藤崇/【0.2.1.0】
・松永幹/【0.1.1.0】

過去10年で2回以上管理馬が馬券内に来たことがあるのが、上記の4厩舎。このうち、今年は音無厩舎がインプロバイザー、斉藤崇厩舎がスリーパーダの出走を予定している。

斉藤崇厩舎は2017年と2019年に計3頭走らせて、すべて馬券になっているものの、優勝には届かなかった。今年は“3年目の正直”で戴冠なるか。

(Text:sakura kyosuke)

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