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コラム

2021/08/31  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【札幌2歳S(GIII)攻略データコラム】前走OP特別勝ち馬が好配当の使者

札幌2歳S(GIII) 2歳 馬齢 札幌芝1800m
※データについては過去10年のうち、函館開催だった2013年を除く9年分を対象として分析している。

夏の北海道シリーズを締めくくる重賞、札幌2歳S。昨年はソダシ、ユーバーレーベンという2頭のクラシックホースがワンツー決着。3着もNZT勝ち馬のバスラットレオンでかなりのハイレベルレースだった。今年のレースからもクラシック候補が出現するのか注目の一戦。データ面から深掘りしてみよう。

■人気別成績

1番人気   【2.2.2.3】
2番人気   【2.1.1.5】
3番人気   【1.1.0.7】
4番人気   【0.2.0.7】
5番人気   【3.1.1.4】
6-9番人気  【1.0.5.30】
10番人気以下【0.2.0.39】

1番人気は複勝率66.7%、2番人気は複勝率44.4%と複軸としてならまずまず信頼できるという値。一方、3番人気はやや不振で、複勝率は22.2%。1-3番人気の中で軸を選ぶなら、1番人気もしくは2番人気をチョイスしたい。また、5番人気はそれらを上回る勝率33.3%、複勝率55.6%をマーク。何も見ずに5番人気から買う、という戦略もアリかもしれない。

■前走クラス別成績

前走新馬戦 【5.4.6.49】
勝率7.8%、連対率14.1%、複勝率23.4%

前走未勝利戦【3.1.0.22】
勝率11.5%、連対率15.4%、複勝率15.4%

前走OP特別 【1.4.3.20】
勝率3.6%、連対率17.9%、複勝率23.8%

前走GIII  【0.0.0.4】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

複勝率ベースで考えると、前走新馬戦組と前走OP特別組がほぼイーブン。前走未勝利戦組はピンかパーかという成績で、前走GIII組は数は少ないものの大苦戦だ。前走OP特別をさらに細かく見ると以下の通りに。

前走クローバー賞【1.1.2.8】
勝率8.3%、連対率16.7%、複勝率33.3%

前走コスモス賞 【0.3.1.11】
勝率0.0%、連対率20.0%、複勝率26.7%

前走中京2歳S  【0.0.0.1】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

主力となるのは北海道シリーズのクローバー賞とコスモス賞組。これを着順で仕分けると面白い傾向が出てくる。

前走クローバー賞orコスモス賞で1着  【0.4.2.2】
前走クローバー賞orコスモス賞で2着以下【1.0.1.17】

「前走クローバー賞orコスモス賞で1着」の馬が札幌2歳Sに参戦してきた場合、連対率は50.0%、複勝率は75.0%と好相性を誇る。2016年2着のブラックオニキスはクローバー賞勝ちの実績にもかかわらず、札幌2歳Sでは10番人気。2018年2着のナイママもコスモス賞で完勝を収めていながら、本番は4番人気に留まった。人気の盲点になりやすい路線といえる。該当馬がいれば積極的に狙ってみたい。

■所属別成績

美浦所属【5.4.3.45】
勝率8.8%、連対率15.8%、複勝率21.1%、単勝回収率132%、複勝回収率92%

栗東所属【3.4.5.46】
勝率5.2%、連対率12.1%、複勝率20.7%、単勝回収率20%、複勝回収率44%

地方所属【1.1.1.4】
勝率14.3%、連対率28.6%、複勝率42.9%、単勝回収率138%、複勝回収率140%

地方所属馬がいれば無条件で狙ってみたかったが、残念ながら今年は該当なし。美浦と栗東でそこまで差はなくどちらからでも狙える。にもかかわらず、回収率は美浦所属馬と栗東所属馬で大違い。良血馬が多く人気になりやすい栗東所属馬に比べて、美浦所属馬はどうしても人気になりにくい。配当面を考えると、迷ったら関東馬という選択肢もありそうだ。

■前走場所別成績

前走札幌【3.6.7.57】
勝率4.1%、連対率12.3%、複勝率21.9%

前走函館【4.1.2.18】
勝率16.0%、連対率20.0%、複勝率28.0%

前走福島【0.1.0.10】
勝率0.0%、連対率9.1%、複勝率9.1%

前走新潟【1.0.0.5】
勝率、連対率、複勝率いずれも16.7%

前走東京【1.1.0.2】
勝率25.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%

前走中京【0.0.0.1】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

前走阪神【0.0.0.2】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

主力を形成するのは前走北海道組。札幌と函館の比較をすると勝率、連対率、複勝率いずれの指標でも函館組の成績がいいのは覚えておきたいところ。

前走福島組はやや苦戦傾向。唯一の連絡みは2014年のマイネルシュバリエ。この馬は福島芝1800mの新馬戦を勝っての参戦で、今年のオンリーオピニオンと同じパターン。「本州の新馬戦勝ち→2戦目で札幌2歳S参戦」のパターンは昨年のユーバーレーベンも同様だった。オーナーであるサラブレッドクラブ・ラフィアンの勝負ローテーションである可能性は考えておきたい。

前走東京組は数が少ないながらも優秀な数字。上述のユーバーレーベンはこのパターンにも該当する。

■前走距離別成績

今回距離延長【2.2.2.32】
勝率5.3%、連対率10.5%、複勝率15.8%

今回距離短縮【0.0.0.1】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

同距離   【7.7.7.62】
勝率8.4%、連対率16.9%、複勝率25.3%

前走で1800mを走った組が好成績を残している。距離延長組で3着以内に入った6頭のうち、4頭はクローバー賞連対馬だった。OPクラスでやれる実力を見せていないと距離延長では苦しいということか。一方、同距離組は前走が新馬戦、未勝利戦でも関係なく馬券圏内に突入してくる。昨年のソダシをはじめ、ここ4年は連続して「前走芝1800mの新馬戦もしくは未勝利戦」だった馬が優勝している。ファーストチョイスはこの組か。

■種牡馬別成績

ゴールドシップ  【1.2.0.4】
ハービンジャー  【1.1.0.5】
キングカメハメハ 【1.0.2.3】
オルフェーヴル  【1.0.0.2】
ディープインパクト【0.1.0.3】

分析対象とした9回それぞれで勝ち馬の父が異なるという面白い結果に。相性がいいのはゴールドシップ産駒。2019年の産駒ワンツー、昨年のユーバーレーベン2着と2年連続で連対馬を出している。オルフェーヴルも勝ち馬を出しており、ステイゴールド系はこのレースと相性がいいようだ。ハービンジャーも2頭の連対馬を出しているように好相性。キングカメハメハも複勝率50.0%を記録。一方で、ディープインパクト産駒は複勝率25.0%に留まる。洋芝らしく切れ味だけでなくパワフルさも求められる傾向が出ているようだ。

【データからのピックアップ】

・リューベック
厩舎の先輩・ソダシと同じく函館芝1800mでデビューした同馬。初戦はマイペースで逃げ切り勝ちを演じた。日英GI馬ディアドラの全弟にあたり血統的な背景も魅力的。父ハービンジャーも連対馬を複数出している。4年連続で勝ち馬を出している「前走芝1800mの新馬戦もしくは未勝利戦」に該当する馬でもあり、アタマからの狙いも立つ。

・トーセンヴァンノ
前走のOP特別・コスモス賞で初勝利。1200mで3連敗していたのが嘘のような勝ち方だった。血統を見ると青葉賞勝ち馬のヴァンキッシュランを父に持ち、母父は世界を股にかけ中-長距離で活躍したファンタスティックライト。距離が延びて力を発揮したのはこのあたりに要因がありそうだ。札幌2歳Sと好相性を誇る前走コスモス賞勝ち馬。関東馬ということもあり人気が落ち着きそうなここは狙ってみたい。データからは3着付けが吉か。

・ジオグリフ
前走東京組からはこの関東馬をピックアップ。初戦で7馬身差をつけたカメハメハタイムが続く未勝利戦を快勝したことからもレースレベルの高さがうかがえる。1800mの新馬戦を勝っての参戦は上で挙げたリューベックと同じパターン。種牡馬として好スタートを切った父ドレフォンに初のJRA重賞をプレゼントできるか。

(Text:inoue)

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