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コラム

2021/08/24  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【キーンランドC(GIII)攻略データコラム】好走傾向のある牝馬から探る

キーンランドC(GIII) 3歳以上 別定 札幌芝1200m
※例年札幌芝1200mで行われるが、2013年は函館芝1200mで施行されており、それを含めた過去10年のデータをもとに分析する。

■人気
・1番人気/【3.4.1.2】
 勝率30.0% 複勝率80.0%
・2番人気/【1.3.0.6】
 勝率10.0% 複勝率40.0%
・3番人気/【2.0.2.6】
 勝率20.0% 複勝率40.0%
・4番人気/【1.1.2.6】
 勝率10.0% 複勝率40.0%
・5番人気/【1.0.2.7】
 勝率10.0% 複勝率30.0%
・6-10番人気/【1.2.3.44】
 勝率2.0% 複勝率12.0%
・10番人気以下/【1.0.0.62】
 勝率1.6% 複勝率1.6%

過去10年の人気別成績を見ると、1番人気が3勝、2着4回、3着1回、複勝率は80%と高い数字を残しており信頼できる成績だ。馬券に絡んだ8頭中7頭が過去に重賞勝利、またはGIで3着以内の経験があった。このことから、1番人気に推されて重賞で実績がある場合はさらに信頼度が増すことになる。

次点で、3番人気の2勝、3着2回。2番人気から4番人気までが複勝率40%となっており十分相手候補になる数字だ。

そして、穴馬で勝利したのが、2015年の8番人気ウキヨノカゼ、2017年の12番人気エポワス。共にメンバー中上がり最速の脚を出して勝利していた。終いの脚を使える馬は、人気薄でも要警戒が必要となる。また、両馬とも前走3番人気以内だった。前走人気に推されていれば当日低評価でも押さえておいた方がいいだろう。

また、配当に関しては、2019年以外全て3連単万馬券が出ており、最高は2015年の37万馬券。三連単の平均は7万814円と高めな傾向となっている。人気どころが馬券に多く絡むが配当は高めなので、ヒモ荒れに警戒が必要となる。


■枠順
・1枠/【1.0.0.16】
 勝率5.9% 複勝率5.9%
・2枠/【1.0.2.14】
 勝率5.9% 複勝率17.6%
・3枠/【0.1.0.18】
 勝率0.0% 複勝率5.3%
・4枠/【2.3.0.15】
 勝率10.0% 複勝率25.0%
・5枠/【0.1.2.17】
 勝率0.0% 複勝率15.0%
・6枠/【2.2.1.15】
 勝率10.0% 複勝率25.0%
・7枠/【3.1.3.13】
 勝率15.0% 複勝率35.0%
・8枠/【1.2.2.15】
 勝率5.0% 複勝率25.0%

・1枠-4枠/【4.4.2.63】
 勝率5.5% 複勝率13.7%
・5枠-8枠/【6.6.8.60】
 勝率7.5% 複勝率25.0%

過去10年の枠順別成績を見ると、7枠が3勝、複勝率35%で最も高い数字を残している。この枠からは一昨年、昨年と2年続けて勝ち馬が出ているので、今年も押さえておいた方がいいだろう。また、先ほど人気別で取り上げた2015年の8番人気で勝利したウキヨノカゼも7枠だった。

次点で、4枠の2勝、2着3回、6枠の2勝、2着2回、3着1回。2017年の12番人気エポワスは6枠で勝利していた。

次に成績が良いのが、8枠の1勝、2着2回、3着2回となっており、6-8枠で6勝しているところを見ると、若干外めの枠が優勢となっている。そして、人気薄で勝った2頭は外めの枠だったので、低評価でもこの枠の場合は要警戒が必要となるだろう。


■年齢・性別傾向
・3歳/【1.2.0.19】
 勝率4.5% 複勝率13.6%
・4歳/【4.4.4.21】
 勝率12.1% 複勝率36.4%
・5歳/【4.2.4.31】
 勝率9.8% 複勝率24.4%
・6歳/【0.1.1.26】
 勝率0.0% 複勝率7.1%
・7歳以上/【1.1.1.26】
 勝率3.4% 複勝率10.3%

過去10年の年齢別成績を見ると、4歳が4勝、複勝率36.4%で高い数字を残している。そして、馬券に絡んだ12頭全てが当日5番人気以内だった。4歳で5番人気以内の馬は馬券に組み込んだ方がいい傾向だ。

また、4歳を細かく探ると、牝馬の場合【3.3.2.11】、勝率15.8%、複勝率42.1%と数字が上がり、さらにそこから栗東所属で見ると【3.3.1.6】、勝率23.1%、複勝率53.8%と跳ね上がった。よって、4歳牝馬で栗東所属の場合は信頼度が大きく増すことになる。だが、残念ながら今年のキーンランドCの特別登録で4歳牝馬の登録が無かった。

そこで、4歳牡馬で探ると、1勝、2着1回、3着2回の計4頭のみが馬券に絡んでいた。牝馬を除くと大きく好走頭数が減ってしまう結果となるが、これらの4頭は当日の人気が全て4番人気以内だった。4歳牡馬の人気所は迷わず押さえていいだろう。

次点で、5歳の4勝、複勝率24.4%となっている。性別では牝馬3勝、牡馬1勝とここでも牝馬が優勢。だが、所属は美浦所属が3勝しており、4歳の傾向と違って5歳牝馬は美浦所属が優勢となっている。だが、残念ながらこちらも5歳牝馬で美浦所属馬の特別登録が無かった。5歳牝馬自体の登録はあるので押さえ必須となる。

☆特別登録の5歳牝馬
エイティーンガール

次に成績が良いのが3歳で、1勝、複勝率は13.6%。勝利したのは2016年のブランボヌールの1頭のみと、出走頭数は4歳とそこまで変わらないので今ひとつな数字となっている。だが、唯一勝ったブランボヌールは函館2歳Sで重賞を勝利しており実力は上位の馬。3歳は重賞勝ち経験が必須となるだろう。

☆特別登録の3歳で重賞勝ち経験
メイケイエール

そして低迷しているのが6歳。馬券に絡んだのは2着1回、3着1回とたったの2頭となっており、7歳以上も1勝、複勝率10.3%と信頼感に欠ける成績だ。


■種牡馬別傾向
・ファルブラヴ/【2.0.0.4】
 勝率33.3% 複勝率33.3%
・ディープインパクト/【1.1.2.4】
 勝率12.5% 複勝率50.0%
・ダイワメジャー/【1.1.1.7】
 勝率10.0% 複勝率30.0%
・ロードカナロア/【1.1.0.4】
 勝率16.7% 複勝率33.3%
・スウェプトオーヴァーボード/【1.0.1.3】
 勝率20.0% 複勝率40.0%
・クロフネ/【1.0.0.3】
 勝率25.0% 複勝率25.0%
・ヨハネスブルグ/【1.0.0.3】
 勝率25.0% 複勝率25.0%
・ウォーエンブレム/【1.0.0.2】
 勝率33.3% 複勝率33.3%
・オンファイア/【1.0.0.0】
 勝率100% 複勝率100%
・その他(勝利が無い産駒)/【0.7.6.93】
 勝率0.0% 複勝率12.3%

・サンデーサイレンス系/【3.5.5.42】
 勝率5.5% 複勝率23.6%
・ノーザンダンサー系(ストームキャット系を除く)/【3.1.1.17】
 勝率13.6% 複勝率22.7%
・ミスタープロスペクター系(キングマンボ系を除く)/【2.1.2.26】
 勝率6.5% 複勝率16.1%
・キングマンボ系/【1.1.1.10】
 勝率7.7% 複勝率23.1%
・ストームキャット系/【1.1.0.6】
 勝率12.5% 複勝率25.0%
・その他/【0.1.1.22】
 勝率0.0% 複勝率8.3%

過去10年の種牡馬別成績を見ると、ファルブラヴ産駒が2勝しているが、同馬は2014年シーズン限りで種牡馬を引退し、現在は中央現役で活躍している産駒は残念ながら居ない。

他、1勝している産駒は実に8頭もいるので、毎年のように異なる産駒が勝利しているのが分かる。そんな中で、昨年はストームキャット系がワンツーフィニッシュを決めており、気になる存在だ。

☆特別登録でストームキャット系
エイティーンガール

産駒からは傾向が読みづらいので系統から探ると、サンデーサイレンス系が3勝、複勝率が23.6%と好成績を残している。この3頭に共通する点は、過去にGIで3着以内か重賞勝ちの経験があった。サンデーサイレンス系で実績上位の馬なら迷わず馬券に組み込むことができる。

そして、サンデーサイレンス系で馬券に絡んだ13頭を探ると、13頭中12頭が牝馬だった。また、当日の人気が8番人気以下の馬が4頭もおり、サンデーサイレンス系で牝馬だと穴馬も好走するパターンがある。是非押さえておきたいところだろう。

☆特別登録でサンデーサイレンス系の牝馬
メイケイエール


■前走レース別傾向
・函館スプリントS/【4.2.2.24】
 勝率12.5% 複勝率25.0%
・UHB賞/【2.2.2.41】
 勝率4.3% 複勝率12.8%
・アイビスサマーダッシュ/【2.0.1.16】
 勝率10.5% 複勝率15.8%
・NHKマイルC/【1.0.0.3】
 勝率25.0% 複勝率25.0%
・TVh杯/【1.0.0.0】
 勝率100% 複勝率100%
・CBC賞/【0.2.0.5】
 勝率0.0% 複勝率28.6%
・その他/【0.4.5.34】
 勝率0.0% 複勝率20.9%

◎前走クラス
・同クラス/【9.8.9.111】
 勝率6.6% 複勝率19.0%
・今走昇級戦(格上挑戦含む)/【1.2.1.9】
 勝率7.7% 複勝率30.8%

過去10年の前走レース別成績を見ると、函館スプリントS組が4勝でトップ。この4頭を探ると、前々走でGIを使っていた馬が3頭該当した。また、馬券に絡んだ8頭は当日3番人気以内に推されており、このローテーションで当日人気がある馬は迷わず馬券に組み込んだ方がよさそうだ。

☆特別登録で前走函館スプリントS、前々走がGI
カツジ

だが、前走クラス別で見てみると、昇級戦や格上挑戦組から13頭が出走して、4頭が馬券に絡み、複勝率30.8%と高い数字を出している。この4頭は全て前走の3勝クラスで勝利した馬だった。勢いに乗っている馬は侮れない傾向となっている。尚、格上挑戦になると5着が最高順位なので、ハンデ戦ではない本レースではやはり苦戦傾向だ。今年は昇級戦になる馬や格上挑戦組は特別登録なしとなる。


■前走着順
・前走1着/【3.4.4.18】
 勝率10.3% 複勝率37.9%
・前走2着/【2.1.0.16】
 勝率10.5% 複勝率15.8%
・前走3着/【1.2.1.9】
 勝率7.7% 複勝率30.8%
・前走4着/【0.0.0.9】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・前走5着/【0.1.0.5】
 勝率0.0% 複勝率16.7%
・前走6-9着/【3.1.3.31】
 勝率7.9% 複勝率18.4%
・前走10着以下/【0.1.2.34】
 勝率0.0% 複勝率8.1%

過去10年の前走着順別成績を見ると、1着が3勝、2着4回、3着4回で複勝率37.9%と好成績を残している。勝利した3頭を探ると、前走7番人気や10番人気で低評価ながら勝利している馬が2頭該当した。前走不人気でも勝利している馬なら、本レースで信頼してもいい傾向だろう。また、馬券に絡んだ11頭中10頭が同距離の芝1200mを使っており、前走がこの舞台ならたとえ勝利していなくても馬券候補に入れた方がよさそうだ。

☆特別登録で前走1着
レイハリア

☆特別登録で前走1200m戦
エイティーンガール、カイザーメランジェ、カツジ、ジョーアラビカ、ダイアトニック、タイセイアベニール、ヒロイックアゲン、マイネルアルケミー、ミッキーブリランテ、メイショウチタン、レイハリア、ロードアクア

また、前走6着から9着に敗れた馬でも3勝と結果を出していたのでこちらを探ってみると、1番人気ながら7着に敗れた馬が2頭該当し、本レースで巻き返して勝利しているのが分かった。前走の人気もチェックしておいた方が良さそうだ。今年の特別登録で前走1番人気が該当しなかったので、2-3番人気を以下で挙げる。

☆特別登録で前走人気に推されていた馬(2-3番人気)
タイセイアベニール、メイケイエール、ロードアクア


■前走脚質
・逃げ/【1.1.1.8】
 勝率9.1% 複勝率27.3%
・先行/【4.3.2.47】
 勝率7.1% 複勝率16.1%
・差し/【2.6.6.35】
 勝率4.1% 複勝率28.6%
・追込/【2.0.1.31】
 勝率5.9% 複勝率8.8%
・マクリ/【0.0.0.0】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

◎上がり3Fタイム順位
・1位/【4.3.1.12】
 勝率20.0% 複勝率40.0%
・2位/【1.1.1.8】
 勝率9.1% 複勝率27.3%
・3位/【0.1.0.15】
 勝率0.0% 複勝率6.3%
・4-5位/【0.2.3.18】
 勝率0.0% 複勝率21.7%
・6位以下/【4.3.5.66】
 勝率5.1% 複勝率15.4%

過去10年の前走脚質別成績を見ると、「逃げ」の勝率が9%で最も高いが、それほど信頼できる数字ではない。前走逃げの11頭を探ると、当日でも同様に逃げれた馬は1頭のみ。その1頭は見事勝利しており、得意の逃げ戦法で上手く運べれば好走する可能性がある。また、この馬は当日1枠1番だったので、その枠からロスなく運べたのも大きい。やはり逃げ馬は内枠に入ることが条件となるか。

また、「先行」も4勝、2着3回、3着2回と結果を出しており、この馬券内に入った9頭を探ると、本レースでも先行した馬は3頭で、逃げた馬も3頭、中団から追い込んだ馬が3頭となっていた。追い込んだ馬3頭は全てメンバー中上がり3Fで3位以内の脚を出しており、たとえ先行できなくても上がりで好時計を出せる脚があれば好勝負できる。

☆特別登録で前走逃げ先行
ヒロイックアゲン、メイケイエール、メイショウチタン、レイハリア

☆前走逃げ先行で過去メンバー中上がり3Fで1位を計測
ヒロイックアゲン、メイケイエール、レイハリア

そして、複勝率で最も数字が高いのは「差し」の28.6%。前走上がり3Fタイムで1位、2位の馬が好成績を上げているように、後ろから脚を伸ばす馬たちが好走傾向にある。

☆特別登録で前走上がり3Fタイム1-2位
エイティーンガール、カツジ

反対に、前走上がり3Fタイム6位以下で馬券内に入った12頭を探ってみると、本レースで上がり3位以内を出した馬が7頭該当した。前走で上がり好時計を出していなくても、最後の脚が使える馬は好走傾向にある。


さて、上で挙げた過去10年のデータから傾向を整理してみると、

・当日の人気は、1番人気が最も信頼できて4番人気までが候補、低評価馬でも前走人気に推されていたらこちらも候補に入る
・枠順は6、7、8枠が有利
・4-5歳の牝馬が優勢、4歳牝馬栗東所属はアタマ候補(今年の特別登録は該当馬なし)、5歳牝馬は美浦所属馬から(今年の特別登録は該当馬なし)
・血統はサンデーサイレンス系の牝馬が狙い目、ストームキャット系も押さえに
・前走函館スプリントS組は前々走がGIだと信頼増し
・前走1着で今回が昇級戦になる馬は狙い目(今年の特別登録は該当馬なし)
・前走で大敗していても人気に推されていたら巻き返しあり
・前走逃げ先行馬が候補に入り、さらに過去メンバー中上がり3Fで1位を計測していたら信頼増し
・追い込み、差し馬は前走上がり3Fで1位の馬が狙い目

よって、データから導き出された今年のキーンランドCは、

☆アタマ候補
メイケイエール、エイティーンガール

☆相手候補
カツジ、レイハリア、タイセイアベニール、ロードアクア、ヒロイックアゲン、メイショウチタン


あとは枠順と当日の人気によって候補が変わってくるだろう。必勝候補だった「4歳牝馬・栗東所属」馬の姿は見られないが、逆に予想しがいのある難しいレースとなり、配当妙味が見込めるかもしれない。上記の傾向から上手く本命と穴馬を導き出したい。

(Text:Isawa)

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