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コラム

2021/07/20  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【アイビスサマーダッシュ(GIII)攻略データコラム】相手候補が難解なレース 枠順と前走の傾向から探る

アイビスサマーダッシュ(GIII) 3歳以上 別定 新潟芝1000m
※過去10年のデータから分析していく。

■人気
・1番人気/【7.2.0.1】
 勝率70.0% 複勝率90.0%
・2番人気/【1.2.0.7】
 勝率10.0% 複勝率30.0%
・3番人気/【0.2.2.6】
 勝率0.0% 複勝率40.0%
・4-6番人気/【0.3.4.23】
 勝率0.0% 複勝率23.3%
・7-9番人気/【2.1.3.24】
 勝率6.9% 複勝率20.0%
・10番人気以下/【0.0.1.68】
 勝率0.0% 複勝率1.4%

過去10年の人気別成績を見ると、1番人気が7勝、複勝率90%でいずれも高い数字を残している。唯一、1番人気で10着に負けた2012年のビウイッチアスはこのレースが初の新潟1000m戦で、この後も同距離を使っておらず元々適性がなかったことが考えられる。

1番人気がここまで高い数字を誇っていると、必然的にアタマ候補になってくるが、相手を見てみると11番人気まで幅広く馬券に絡んでいる。これは、配当にも表れていて、過去10年で3連単万馬券が9回(集計期間内の最高配当は2012年の8万960円)出ており、小荒れ程度になることは予想しておいた方がいいだろう。

尚、フタ桁人気の馬が馬券に絡んだのは1度きりなので、相手は9番人気までが候補に入ってくることになる。


■枠順
・1枠/【0.0.0.17】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・2枠/【2.2.1.12】
 勝率11.8% 複勝率29.4%
・3枠/【0.0.0.17】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・4枠/【1.1.0.18】
 勝率5.0% 複勝率10.0%
・5枠/【1.1.1.17】
 勝率5.0% 複勝率15.0%
・6枠/【1.2.2.15】
 勝率5.0% 複勝率25.0%
・7枠/【1.2.5.16】
 勝率4.2% 複勝率33.3%
・8枠/【4.2.1.17】
 勝率16.7% 複勝率29.2%

過去10年の枠順別成績を見ると、8枠が断然有利となる。この傾向については、荒れていない馬場となる外側を走れて、尚且つラチに沿って真っすぐ走れる為、というのは有名な話だ。

また、8枠は単勝平均額が1418円と高い数字を誇っており、人気薄でもこの枠なら要警戒が必要となる。

注意なのが、外枠でも大外になると【0.1.0.8】(1頭除外)で勝利がない。馬が密集してラチ沿いに閉じ込められる場面が見受けられるためか、馬券に絡んだのが2着の1度だけと極端に悪い成績となっている。


■年齢別傾向
・3歳/【0.2.1.8】
 勝率0.0% 複勝率27.3%
・4歳/【4.1.1.12】
 勝率22.2% 複勝率33.3%
・5歳/【4.7.4.31】
 勝率8.7% 複勝率32.6%
・6歳/【0.0.3.34】
 勝率0.0% 複勝率8.1%
・7歳/【2.0.1.29】
 勝率6.3% 複勝率9.4%
・8歳/【0.0.0.11】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

過去10年の年齢別成績を見ると、4歳と5歳がともに4勝でトップ。4歳は出走頭数が5歳に比べると少ないため、勝率は22.2%で4歳の方が大きく上回っている。

4歳で勝利した4頭は、当日のアイビスサマーダッシュで全て1番人気に推されており、反対に当日フタ桁人気から馬券内に好走している馬は1頭も居なかった。4歳でも当日人気薄なら割引きが必要となる。

そして、3歳と6歳、8歳は勝利が無く、それに比べて7歳が2勝で善戦している。7歳で勝利した2014年のセイコーライコウは当日1番人気で優勝、2017年のラインミーティア(8番人気)は大外枠の隣となる馬番15番で優勝を果たしており、7歳の場合は当日人気に推されるか、枠の恩恵を受ければ好走できる傾向にある。

☆特別登録馬で4歳
グレイトゲイナー、チェアリングソング、トキメキ、リッチクレマチス、ルドラクシャ

☆特別登録馬で5歳
ジュランビル、タマモメイトウ、バカラクイーン、モメチョッタ


■種牡馬別傾向
・サクラバクシンオー/【2.1.0.9】
 勝率16.7% 複勝率25.0%
・ファルブラヴ/【1.1.1.2】
 勝率20.0% 複勝率60.0%
・バトルプラン/【1.1.0.0】
 勝率50.0% 複勝率100%
・クロフネ/【1.0.2.3】
 勝率16.7% 複勝率50.0%
・アドマイヤムーン/【1.0.1.4】
 勝率16.7% 複勝率33.3%
・スウェプトオーヴァーボード/【1.0.0.8】
 勝率11.1% 複勝率11.1%
・キングヘイロー/【1.0.0.4】
 勝率20.0% 複勝率20.0%
・メイショウボーラー/【1.0.0.4】
 勝率20.0% 複勝率20.0%
・ロードカナロア/【1.0.0.2】
 勝率33.3% 複勝率33.3%
・その他勝ちがない産駒/【0.7.6.93】
 勝率0.0% 複勝率12.3%


・ミスタープロスペクター系(キングマンボ系を除く)/【3.2.4.35】
 勝率6.8% 複勝率20.5%
・ノーザンダンサー系(ストームキャット系を除く)/【3.2.4.18】
 勝率11.1% 複勝率33.3%
・ナスルーラ系/【2.2.0.20】
 勝率8.3% 複勝率16.7%
・ヘイロー系(サンデーサイレンス系を除く)/【1.1.0.7】
 勝率11.1% 複勝率22.2%
・キングマンボ系/【1.0.0.8】
 勝率11.1% 複勝率11.1%
・その他勝ちがない系統/【0.3.2.41】
 勝率0.0% 複勝率10.9%

過去10年の種牡馬別成績を見ると、一番成績を残しているのがサクラバクシンオー産駒だが、それでも2勝だけと、勝ち馬は分散した傾向になっている。しかも、その2勝は2015年、16年と連覇を達成したベルカントによる1頭で勝利したもの。産駒からだと傾向が読みづらい結果となっている。

そこで、系統から見ていくと、キングマンボ系を除くミスタープロスペクター系が3勝、ストームキャット系を除くノーザンダンサー系も3勝でこの系統が成績を残しているのがわかる。

そして、そのミスタープロスペクター系で馬券内に入った9頭を更に母父の系統で見てみると、サンデーサイレンス系が【2.1.1.0】で半数近くを占めていた。この血統だとさらに信頼できることになる。

☆特別登録馬で父ミスタープロスペクター系(キングマンボ系を除く)・母父サンデーサイレンス系
オールアットワンス、ビリーバー、ライオンボス


■新潟・芝1000m戦での勝利歴
・あり/【7.2.4.48】
 勝率11.5% 複勝率21.3%
・なし/【3.8.6.81】
 勝率3.1% 複勝率17.3%

過去10年の新潟芝1000m戦での勝利歴別成績を見ると、勝利ありが7勝で、なしを大きく上回っていた。やはり特殊なコースだけに過去の勝利経験を生かしているのがわかる。同距離で勝っている馬から買うのがおススメだ。

☆特別登録馬で過去に新潟・芝1000m戦で勝利経験
アルミューテン、セピアノーツ、タマモメイトウ、バカラクイーン、ヒロイックアゲン、ライオンボス、ルドラクシャ


■前走レース別傾向
・CBC賞/【4.1.0.16】
 勝率19.0% 複勝率23.8%
・韋駄天S/【3.4.1.20】
 勝率10.7% 複勝率28.6%
・函館スプリントS/【2.1.2.16】
 勝率9.5% 複勝率23.8%
・ルミエールS/【1.0.0.2】
 勝率33.3% 複勝率33.3%
・その他/【0.4.7.75】
 勝率0.0% 複勝率12.8%

過去10年の前走レース別成績を見ると、CBC賞組の4勝が一番結果を出している。次が韋駄天S組の3勝、その次が函館スプリントS組の2勝となり、この3レースだけで9勝をマーク。基本的には、このレースから進んできた馬から狙うのがベターとなる。

CBC賞組で4勝している馬の共通点は、全て当日のアイビスサマーダッシュで1番人気に推されていた。前走がCBC賞で当日1番人気なら確実に馬券に組み込んだ方がよさそうだ。だが、今年は残念ながら特別登録に前走CBC賞の馬は居なかった。

次に好成績な韋駄天S組は、2017年、19年、20年で1着2着を独占しており、近年は特に馬券に絡む傾向が強くなっている。尚、当日のアイビスサマーダッシュで馬券に絡んだ8頭中7頭が韋駄天Sでも馬券に絡んでおり、上位争いをしていれば迷わず馬券に入れてもいいだろう。

☆特別登録馬で前走が韋駄天S
タマモメイトウ(韋駄天Sで1着)、ロードエース(韋駄天Sで3着)、ヒロイックアゲン、ライオンボス


■前走の距離別傾向
・1000m/【4.4.2.27】
 勝率10.8% 複勝率27.0%
・1200m/【6.6.8.86】
 勝率5.7% 複勝率18.9%
・1400m以上/【0.0.0.16】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

過去10年の前走距離別成績を見ると、同距離となる1000m戦が4勝で勝率10.8%、複勝率27.0%となり、率は一番高い数字を残している。次いで、1200m戦の6勝で勝率5.7%、複勝率18.9%。それらと比べると1400m戦以上は全く結果が出ていない。

尚、前走1000m戦でも条件クラスだと全く馬券に絡んでいないので注意が必要となる。レースの格も重要になってくるだろう。

基本的には1000m戦か1200m戦から進んできた馬から買うのが確実だ。

☆特別登録馬で前走1400m以上(マイナス要素)
ビリーバー、モメチョッタ、ロジクライ


■前走着順
・前走1着/【2.2.5.15】
 勝率8.3% 複勝率37.5%
・前走2着/【2.4.1.6】
 勝率15.4% 複勝率53.8%
・前走3着/【1.2.0.11】
 勝率7.1% 複勝率21.4%
・前走4着/【3.0.1.7】
 勝率27.3% 複勝率36.4%
・前走5着/【0.1.0.8】
 勝率0.0% 複勝率11.1%
・前走6-9着/【1.1.1.42】
 勝率2.2% 複勝率6.7%
・前走10着以下/【0.0.2.39】
 勝率0.0% 複勝率4.9%

過去10年の前走着順別成績を見ると、4着が3勝で一番勝利数が多い。前走で馬券内にきていないことから当日アイビスサマーダッシュの人気も7、8番人気などで評価は低く、穴馬を狙うなら前走4着の馬から馬券を組み立ててもよさそうだ。この7、8番人気で勝った2頭は当日の馬番が15、16番で外枠だった。やはり、枠順は気にした方がいいだろう。

複勝率では、前走2着の53.8%が一番高い数字を残していて、連対率も46.2%でトップだった。前走2着で当日連対している馬6頭の共通点は、前走で1着の馬から0秒2差以内だった。大きく離されていなければ信頼してよさそうだ。

☆特別登録馬で前走2着
グレイトゲイナー、ホーキーポーキー


■前走脚質
・逃げ/【5.4.1.15】
 勝率20.0% 複勝率40.0%
・先行/【1.5.3.29】
 勝率2.6% 複勝率23.7%
・差し/【1.1.4.57】
 勝率1.6% 複勝率9.5%
・追込/【2.0.1.27】
 勝率6.7% 複勝率10.0%
・マクリ/【0.0.0.0】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

過去10年の前走脚質別成績を見ると、逃げが5勝、複勝率40.0%で共にトップの成績。次点で先行の2着5回、複勝率23.7%となっている。やはり、1000mという短距離決戦ということもあって如何に前で運べるかが重要になりそうか。

また、追い込みで勝った2頭は前走フタ桁の通過順(新潟直線1000mは残り600m地点で通過順が計測される)だったが、当日のアイビスサマーダッシュでは残り600m地点5番手で通過しており、本来得意とする位置より前で運んで結果を出していた。

逃げと先行以外は、本来の位置よりどれだけ前で運べるかがカギになりそうだ。

☆特別登録馬で前走逃げ・先行
ジュランビル、セピアノーツ、ホーキーポーキー、ライオンボス、リッチクレマチス、ロジクライ


さて、上記で挙げた過去10年のデータから傾向を整理してみると、

・当日1番人気をアタマ候補に、相手は9番人気以内まで
・枠順は8枠が有利、ただし大外は割引き
・年齢は4、5歳を軸候補に
・血統はミスタープロスペクター系(キングマンボ系を除く)で母父サンデーサイレンス系から狙いたい
・前走、韋駄天S組は馬券内に入っていたら迷わず買い
・前走1400m以上は消し
・過去に新潟1000m戦の勝利経験があると軸候補
・脚質は逃げ先行から、追い込み馬でも外枠ならチャンスあり


よって、データから導き出された今年のアイビスサマーダッシュは、

☆アタマ候補
ライオンボス、タマモメイトウ

☆相手候補
ロードエース、グレイトゲイナー、セピアノーツ、ジュランビル、ルドラクシャ、ホーキーポーキー、バカラクイーン、ヒロイックアゲン、リッチクレマチス


あとは枠順によって候補が変わってくるだろう。
なかなか好メンバーが揃った今年のアイビスサマーダッシュ。1000m戦の頂上決戦らしい戦いに期待したい。

(Text:Isawa)

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