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コラム

2021/07/13  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【函館記念(GIII)攻略データコラム】今年も波乱必至! 脚質と上がり順位に注目せよ!

函館記念(GIII) 3歳上 ハンデ 函館芝2000m
※過去10年のレースデータを基に分析していく。

■人気
・1番人気/【1.0.0.9】
 勝率10.0% 複勝率10.0%
・2番人気/【1.0.0.9】
 勝率10.0% 複勝率10.0%
・3番人気/【3.0.2.5】
 勝率30.0% 複勝率50.0%
・4番人気/【2.0.0.8】
 勝率20.0% 複勝率20.0%
・5番人気/【2.0.0.8】
 勝率20.0% 複勝率20.0%
・6番人気/【0.0.0.10】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・7-9番人気/【0.5.7.18】
 勝率0.0% 複勝率40.0%
・10番人気以下/【1.5.1.62】
 勝率1.4% 複勝率10.1%

過去10年、1番人気と2番人気はいずれもたった1勝ずつで、2、3着はゼロ。複勝率10%は10番人気以下とほぼ同じ率であり、上位人気としてはまったく信頼できない。

3番人気は3勝3着2回で、複勝率は5割と悪くない数字。回収率も単勝186%、複勝127%と、プラス収支を計上している。上位人気の中では狙いやすいところだ。

1-3番人気が2頭以上馬券に絡んだことは過去10年で一度もなく、逆に1-3番人気が揃って討ち死にしたことは4回もある。3連単の配当は最低でも5万、10万馬券以上が8回も飛び出しており、荒れるレースと決め打ちしてもいいだろう。

4番人気と5番人気はどちらも【2.0.0.8】で、過去10年で2勝ずつ。2、3着はゼロ。そしてたまたまかもしれないが、6番人気は過去10年で一頭も馬券になっていない。

7-9番人気からは勝ち馬こそ出ていないものの、2、3着馬は12頭輩出し、複勝率は40.0%と、上位人気をはるかに凌ぐ成績。複勝回収率も199%と、ベタ買いで儲かってしまう。

特に7番人気の成績が【0.2.5.3】と際立っており、複勝回収率は驚異の344%! 6番人気がまったく馬券になっていない分、7番人気に振れているのかもしれないが、気になるデータではある。

10番人気以下は7頭が馬券になっており、過去10年で6回馬券にフタ桁人気が突っ込んできている。「3着内に少なくとも1頭はフタ桁人気が来る」と踏んで買い目を組むのは悪くなさそうだ。

まとめると、5番人気以内は9勝している反面、2、3着はたった2回。一方、6番人気以下はアタマには滅多に来ないが、2、3着の大半を占める。したがって、1着には5番人気以内の馬を据え、2、3着には6番人気以下を置くのが、効率的な買い方となるだろう。

■枠順
・1枠/【0.1.3.15】
 勝率0.0% 複勝率21.1%
・2枠/【4.3.1.12】
 勝率20.0% 複勝率40.0%
・3枠/【2.2.0.16】
 勝率10.0% 複勝率20.0%
・4枠/【2.2.0.16】
 勝率10.0% 複勝率20.0%
・5枠/【0.1.2.17】
 勝率0.0% 複勝率15.0%
・6枠/【1.0.0.19】
 勝率5.0% 複勝率5.0%
・7枠/【1.1.1.17】
 勝率5.0% 複勝率15.0%
・8枠/【0.0.3.17】
 勝率0.0% 複勝率15.0%

枠順は明快な傾向が出た。

2枠が【4.3.1.12】ともっとも成績がよく、回収率も単勝134%、複勝174%とベタ買いで儲かる数字。そして1枠・3枠・4枠の複勝率がほぼ2割で、1-4枠の内枠で8頭の優勝馬を送り出している。小回りコースの定石通り、内枠有利なのだ。

ひとつ気になるのは、もっとも有利と思われる1枠から勝ち馬が出ていないこと。有利なインを求めて外めから馬が殺到するぶん、もまれる不利が生じるのかもしれない。1枠はほかの枠に比べて過剰人気することもあり、狙う際は展開に注意したほうがいいだろう。

5枠から外になると好走率が下がり、8枠にいたっては過去10年で連対は皆無、最高でも3着止まりだった。

ただし、外枠が不利になることはファンにも周知なので、7枠・8枠は人気にもなりにくい。昨年は15番人気のアドマイヤジャスタが優勝し、驚愕の3連単343万馬券が炸裂したが、それも「7枠14番」という“悪枠”によるところが大きかっただろう。

3連単が40万以上つけたことは過去10年で4度あるのだが、そのすべてで7・8枠の人気薄が馬券にからんでいた。超高額配当に挑みたければ、あえて禁断の外枠に手を出すのも一考かもしれない。

■ハンデ
・51キロ以下/【0.0.0.6】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・52キロ/【0.2.0.11】
 勝率0.0% 複勝率15.4%
・53キロ/【0.2.1.5】
 勝率0.0% 複勝率37.5%
・54キロ/【4.1.2.24】
 勝率12.9% 複勝率22.6%
・55キロ/【2.1.4.25】
 勝率6.3% 複勝率21.9%
・55.5キロ/【0.0.0.1】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・56キロ/【3.1.1.33】
 勝率7.9% 複勝率13.2%
・56.5キロ/【0.1.0.1】
 勝率7.9% 複勝率13.2%
・57キロ/【0.0.1.13】
 勝率0.0% 複勝率7.1%
・57.5キロ/【1.1.1.7】
 勝率10.0% 複勝率30.0%
・58キロ/【0.1.0.3】
 勝率0.0% 複勝率25.0%
・トップハンデ/【1.2.0.7】
 勝率10.0% 複勝率30.0%

ハンデ戦なので、斤量別の成績を調べてみた。

まず51キロ以下は6頭走って3着内はゼロ。サンプル数が少ないとはいえ最高でも5着が1回あるだけなので、少なくとも重視する必要はない。

過去10年で最多となる好走馬7頭を出しているのが、54キロと55キロ。また53キロはサンプル数こそ少ないが複勝率が37.5%と高い。軸に取るなら53-55キロの手ごろなハンデがよさそうだ。

56キロは3頭の勝ち馬を送り出しているが、すべて3番人気以内。4番人気以下で馬券になったのは2013年(8人3着)と2015年(10人2着)の1頭ずつと古い事例になるので、56キロで買うなら人気サイドをオススメする。

最後にトップハンデは【1.2.0.7】と褒められた数字ではないが、1、2番人気の成績に比べればマシ。そして好走した3頭の人気は「3人、8人、7人」となっている。狙い目があるのなら、トップハンデだからといって敬遠することはないかもしれない。

■種牡馬傾向
・サンデーサイレンス系/【5.5.6.64】
 勝率6.3% 複勝率20.0%
・ロベルト系/【2.3.1.11】
 勝率11.8% 複勝率35.3%
・ノーザンダンサー系/【2.0.0.19】
 勝率9.5% 複勝率9.5%
・グレイソブリン系/【1.0.0.8】
 勝率11.1% 複勝率11.1%
・ミスタープロスペクター系/【0.1.3.21】
 勝率0.0% 複勝率16.0%
・ストームキャット系/【0.1.0.1】
 勝率0.0% 複勝率50.0%

種牡馬傾向を見てみると、過去10年で3着内馬16頭と、好走数が多いのがサンデーサイレンス系。一方、出走数は多くないものの、勝率11.8%・複勝率35.3%と、好走率が優秀なのがロベルト系となっている。

サンデーサイレンス系の内訳を確認すると、勝ち馬を出しているのが、ステイゴールド、マンハッタンカフェ、ハーツクライ、ジャスタウェイ、ゴールドヘイローの5頭。ステイゴールドが【1.1.2.11】ともっとも多くの好走馬を出していたり、勝ち馬こそいないもののダンスインザダークが【0.1.1.2】と4頭走って2頭馬券になったりと、サンデー系の中でも持久力寄りの種牡馬の活躍が目に付く。

興味深いのは、ディープインパクトが【0.2.0.10】と過去10年で優勝馬がいないこと。一見「ディープは走らないのか!」と早合点しそうだが、中身を精査すると、ディープ産駒のわりには人気馬が少なく、12頭中、4番人気以内に支持されたのはたった1頭(1人気6着)。また、2着に来た2頭はどちらも13番人気という大穴馬だった(16年ケイティープライド、20年ドゥオーモ)。

ディープ産駒には、現役だとカデナ(2020年小倉大賞典優勝)のように小回りが得意な持久力タイプもいるので、そういったディープ産駒には注意したほうがいいかもしれない。

好走率が高いロベルト系だが、好走した種牡馬を調べると、【1.2.0.2】のマヤノトップガンをはじめ、シンボリクリスエスやタニノギムレットといった、ひと昔前の種牡馬ばかりで、それらの産駒は今年の想定馬には見当たらない。今年上位人気が予想されるマイネルウィルトスの父・スクリーンヒーローは、産駒が1頭走って7着(2018年)という結果。ただし、これは最低人気だったので、むしろ頑張ったといえるかもしれない。

ミスタープロスペクター系は相性がイマイチで、【0.1.3.21】と1着馬がいない。過去30年さかのぼっても、ミスプロ系の勝利は2009年サクラオリオン一頭のみ。ダートGIホースの挑戦が話題を集めるカフェファラオの父・アメリカンファラオはミスプロ系なので、少々気になるところだ。

■脚質・上がり順位
・逃げ/【3.0.1.6】
 勝率30.0% 複勝率40.0%
・先行/【3.6.5.19】
 勝率9.1% 複勝率42.4%
・差し/【3.4.3.55】
 勝率4.6% 複勝率15.4%
・追込/【0.0.1.48】
 勝率0.0% 複勝率2.0%
・マクリ/【1.0.0.1】
 勝率50.0% 複勝率50.0%

直線が短い小回りだけに、やはり逃げ・先行の好走率が高く出ている。ただし逃げ馬3勝の人気の内訳は1番人気1頭・3番人気2頭で、すべて人気サイド。力がない馬には逃げ切りは難しいかもしれない。

先行馬は3着内率が高く、好走実数も多い。くわえてフタ桁人気での激走も多く、複勝回収率は259%と高数値をたたき出している。馬券の軸に取るのなら、ここが最適だろう。

一方、好走実数という点では差し馬もよく来ている。函館はレースが流れると差しが届くことも多々あり、昨年は差しの穴馬が1、2着して馬連13万馬券を打ち上げた。

そこで、上がり3Fタイムの順位別成績を見てみると、以下のように上がり順位が上位の馬が好成績を残していることがわかった。

◎上がり3Fタイム順位
・1位/【3.1.1.5】
 勝率30.0% 複勝率50.0%
・2位/【2.2.2.8】
 勝率14.3% 複勝率42.9%
・3位/【2.2.0.6】
 勝率20.0% 複勝率40.0%
・4-5位/【1.3.1.14】
 勝率5.3% 複勝率26.3%
・6位以下/【2.2.6.96】
 勝率1.9% 複勝率9.4%

上がり1位の馬が勝率・複勝率ともトップで、回収率は単複どちらも200%オーバー。また2位・3位の成績も優秀で、こちらも単複回収率はすべてプラス収支を達成している。

34秒を切るような速い上がりが出るコースではないので、持ちタイムの“字面の数字”にこだわる必要はない。レースにいって“相対的に速い上がり”を出せそうな馬を見つけることが肝要だ。

■前走クラス
・3勝クラス以下/【0.0.1.8】
 勝率0.0% 複勝率11.1%
・オープン/【2.6.3.64】
 勝率2.7% 複勝率14.7%
・重賞/【8.4.6.57】
 勝率10.7% 複勝率24.0%

かつてジョービッグバンが500万下(当時)勝ち上がり直後に函館記念を制してファンを驚かせたことがあったが(1999年)、それは極めてレアケース。過去10年、前走条件戦から好走を果たしたのは2014年ステラウインドただ一頭で、それも3着までだった。

出走頭数的にも馬券の中心になるのは前走オープン組と前走重賞組で、好走率・回収率ともに重賞組が上。前走重賞組の回収率は単複とも100%を大幅に上回っている。

重賞組の内訳を調べると、目黒記念組が3勝、エプソムC組と鳴尾記念組が2勝ずつで、この3レースが主力となる。目黒記念組はレース別最多の勝ち数を誇るが、その勝利は2015年が最後。その後の出走が2頭しかいないとはいえ、その2頭はいずれも大敗している点は少々気がかり。また、今年はエプソムCと鳴尾記念からの臨戦馬は登録馬にいない。

前走オープン組の好走馬の大半はステップレースともいえる巴賞組で、その成績は【1.5.2.46】。好走・凡走傾向はかなり明確で、まず本番で1-2番人気に推された馬が9頭もいるのに、2019年1着のマイスタイル以外の8頭はすべて馬券圏外。6番人気まで広げても好走馬は現れない。

また、前走巴賞で1、2着に好走した馬は14頭いたが、函館記念ではすべて不発。巴賞で1、2番人気に推された馬も14頭いたのだが、好走したのは先のマイスタイルの例しかなかった。このように巴賞組は、そこで連対したり、今走ないしは前走で評価が高かった馬は、なぜか本番で走ってこないのだ。

一方、巴賞で5着以下に敗れた馬の成績は【1.5.1.25】と、巴賞組の好走馬のほとんどをカバーする。さらにこれを人気別に見てみると、1頭の例外を除き好走した6頭はすべて7番人気以下の低評価の馬だった(例外の1頭とは再三出てきたマイスタイル)。

前走敗退で軽ハンデの恩恵があるからだろうが、巴賞組の狙い目は、前走5着以下で、前走も今走も人気がない馬、ということになる。

☆前走目黒記念⇒アイスバブル、ディアマンミノル
☆前走巴賞で5着以下⇒ジェットモーション、ワールドウインズ、ドゥオーモ
☆さらに巴賞で人気がなかった馬⇒ドゥオーモ

(Text:sakura kyosuke)

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