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コラム

2021/07/06  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【プロキオンS(GIII)攻略データコラム】的中の近道は上がり上位の馬を見抜くこと!

プロキオンS(GIII) 3歳上 別定 小倉ダート1700m
※今年は変則日程のため、例年の中京ダート1400mではなく、小倉ダート1700mで施行される。そのため、前半は過去10年のレースデータを、後半は小倉ダート1700mでのデータを基に、それぞれ傾向を分析していく。

■人気
・1番人気/【2.2.3.3】
 勝率20.0% 複勝率70.0%
・2番人気/【2.2.2.4】
 勝率20.0% 複勝率60.0%
・3番人気/【0.3.0.7】
 勝率0.0% 複勝率30.0%
・1-2番人気/【4.4.5.7】
 勝率20.0% 複勝率65.0%
・4-6番人気/【4.2.2.22】
 勝率13.3% 複勝率26.7%
・7-9番人気/【1.1.2.26】
 勝率3.3% 複勝率13.3%
・10番人気以下/【1.0.1.63】
 勝率1.5% 複勝率3.1%

過去10年で1番人気と2番人気がともに2勝ずつと、勝ち切るという点では少々物足りない数字。しかし複勝率(3着内率)という面では、1-2番人気の合算成績は65%と、及第点の結果となっている。また、1、2番人気がそろって馬券を外したことは過去10年で昨年の1回しかない。軸や相手筆頭に取っても、決して悪くはない成績といえる。

一方、これはたまたまかもしれないが、3番人気は過去10年で1頭も勝ち馬を出せておらず、複勝率も30%とさみしい成績となっている。

4-6番人気からは勝ち馬が4頭出ており、単勝回収率も108%とプラス収支。期待値的に狙い目となるゾーンだ。7-9番人気からも優勝馬1頭を含む4頭の好走馬が出ており、それなりに目配せが必要となってくる。

10番人気以下は1着馬と3着馬がそれぞれ1頭ずつ。1着馬は2012年のトシキャンディ(12番人気)、3着馬は2014年のガンジス(10番人気)と、いずれも古い好走例になるので、近年の傾向的には無理に拾わなくてもいいゾーンかもしれない。

ただし、例年の中京ではなく阪神のダート1400mで行なわれた昨年は、1-3番人気がすべて馬券圏外に飛び、5人→8人→9人という入着。馬単は4万馬券、3連単は82万馬券という大波乱の結末となった。

競馬場が替わるだけでこれだけ荒れるのだから、小倉ダート1700mへとコースも距離も大幅に変わる今年は、これまでの人気傾向はあまり参考にならないかもしれない。波乱の可能性も踏まえて、買い目を組んだほうがよさそうだ。

■レース間隔
・中1週/【1.0.0.9】
 勝率10.0% 複勝率10.0%
・中2週/【1.0.2.14】
 勝率5.9% 複勝率17.6%
・中3週/【2.1.4.22】
 勝率6.9% 複勝率24.1%
・中4-8週/【3.4.1.43】
 勝率5.9% 複勝率15.7%
・中9-24週/【3.4.3.28】
 勝率7.9% 複勝率26.3%
・中25週以上/【0.1.0.9】
 勝率7.9% 複勝率26.3%

過去10年、前走からのレース間隔別データを調べると、中9-24週と休み明けの馬の好走率がもっとも高く出ている。

次いで連対率は中4-8週、複勝率については中3週の成績がそれぞれいい。全体として、間隔があいたほうが好走率が高くなる傾向にあるといえよう。

当レースの開催時期は、梅雨を挟んでいよいよ盛夏に突入しようというタイミング。暑さと湿気で馬には疲労がたまりやすい時期であり、フレッシュなほうがレースで有利に働くのではないだろうか。

☆中9週以上⇒ウェスタールンド、スマートセラヴィー、ダノンスプレンダー、ナムラカメタロー、メイショウカズサ、ロードラズライト

■前走クラス
・3勝クラス/【1.1.0.12】
 勝率7.1% 複勝率14.3%
・オープン特別/【6.3.9.64】
 勝率7.3% 複勝率22.0%
・JRA重賞/【0.2.0.19】
 勝率0.0% 複勝率9.5%
・地方重賞/【3.3.1.29】
 勝率8.3% 複勝率19.4%

前走のクラス別成績を見ると、過去10年でもっとも馬券になっていて、好走率もトップ(22.0%)なのがオープン特別組。出走頭数が多いとはいえ、過去10年で【6.3.9.64】という成績なのだから、軸馬はここから取るのが無難だろう。

一方、ここが昇級戦となる前走3勝クラス組は、サンプル数が少ないものの、好走率(複勝率)は14.3%と少々見劣る。馬券になった2頭(18年1着マテラススカイ、19年2着ミッキーワイルド)はどちらも前走で2着以下をコンマ6秒以上千切っており、これくらい強い勝ち方をした馬でないと、いきなり重賞で好走するのは難しいのかもしれない。

昇級馬に厳しいレースとなれば、同格のJRA重賞を使ってきた馬にアドバンテージがありそうなものだが、実際は必ずしもそうではない。過去10年で勝ち馬はゼロ、複勝率も9.5%とさみしい成績。ただし、過去10年で1、2番人気に推された馬は皆無で、額面通りには受け取れないところもありそうではある。

中央の重賞よりも地方の重賞を使ってきた馬のほうが成績は勝る。過去10年で3頭の優勝馬を輩出し、複勝率も19.4%と2番目の順位。ただし、【2.1.0.1】と優秀な結果を残している、かしわ記念組が今年は登録馬にいないので、字面の数字ほどには信頼はできなさそうだ。

■枠
・1枠/【5.11.7.111】
 勝率3.7% 複勝率17.2%
・2枠/【9.6.10.122】
 勝率6.1% 複勝率17.0%
・3枠/【10.11.17.115】
 勝率6.5% 複勝率24.8%
・4枠/【10.16.11.122】
 勝率6.3% 複勝率23.3%
・5枠/【13.10.6.132】
 勝率8.1% 複勝率18.0%
・6枠/【16.10.11.128】
 勝率9.7% 複勝率22.4%
・7枠/【16.10.11.133】
 勝率9.4% 複勝率21.8%
・8枠/【7.12.13.139】
 勝率4.1% 複勝率18.7%

ここからはコース形態に依存する項目になるので、小倉ダート1700mのデータを基に分析を進めていく。集計対象は2016-2020年の夏季開催、1勝クラス以上の小倉ダート1700m戦とした。

まずは枠別成績。そこまで大きな偏りはないものの、1枠と8枠の勝率が低い点が目に付く。1枠はもまれる不利が、8枠は距離ロスが生じる不利が、それぞれ生じるので、両極端な枠は少し割り引いて考えたほうがいいかもしれない。

ただし8枠は好走率こそいまひとつなものの、単複ともに回収率が100%を超えている。この数字の出方は穴馬が走っているということなので、さらに詳しく調べてみると、単勝オッズ30倍以上で激走する馬は外枠に多いことが明らかになった。

◎単勝オッズ30倍以上の枠別成績
・1枠/【0.1.0.51】
・2枠/【1.0.0.56】
・3枠/【0.3.3.66】
・4枠/【0.4.5.56】
・5枠/【0.2.2.71】
・6枠/【0.1.1.60】
・7枠/【1.2.3.72】
・8枠/【3.1.3.76】

好走数(3着内数)が多いのは9回の4枠だが、1着は8枠の3回がトップ。7枠の好走数も多い一方、1、2枠の内枠は振るわない。気性面に問題があり凡走を重ねているような馬が、気分よく走れる外目の枠に入って一変するケースが、しばしばあるのかもしれない。

まとめると、全体として枠の有利不利は少ないものの、1枠と8枠の極端な枠は少々割引が必要。ただし外枠からは、まれに大穴馬が激走することがある。あとは個々の馬の事情(「先手がとりやすい内枠希望」「もまれない外枠歓迎」など)を考慮すればよさそうだ。

■脚質
・逃げ/【13.11.6.67】
 勝率13.4% 連対率24.7% 複勝率30.9%
・先行/【47.51.26.162】
 勝率16.4% 連対率34.3% 複勝率43.4%
・差し/【21.23.42.391】
 勝率4.4% 連対率9.2% 複勝率18.0%
・追込/【2.1.7.374】
 勝率0.5% 連対率0.8% 複勝率2.6%
・マクリ/【3.0.5.7】
 勝率20.0% 連対率20.0% 複勝率53.3%

続いては脚質別成績を見てみよう。

小回りのダート戦ということで、予想通り先行有利。ただし注目したいのは、逃げよりも先行のほうが勝率も複勝率も優秀な点だ。一般的にダート1700m戦は逃げ馬の成績がもっとも高く出るものなので、この違いは特徴的といえる。

そこでこの逃げ馬のデータをさらに調べると、なんと勝ち馬13頭すべてが1、2番人気の馬であった。2着馬も11頭中7頭が3番人気以内であり、つまり逃げて好走するのは人気サイドの馬が大半ということなのだ。実際、複勝回収率は153%と優秀なものの、単勝回収率はわずか40%と逃げ馬とは思えない悲惨な成績となっている。

一方、先行馬は人気サイドから穴馬まで満遍なく走っており、実数ももっとも多い。回収率を見ても単勝182%、複勝150%と、ベタ買いで儲かる数字になっている。軸に取るのはここだろう。

差しになるとガクンと好走率は下がり、追い込み馬は頑張っても3着止まり。いずれもクラスが上がるにつれて成績は上昇する(※ダートの強い差し馬は上級クラスに多いので)のだが、先行勢の数字には及ばず、狙いは立てづらい。

最後に、サンプル数こそ少ないものの、マクリは2回に1回以上ハマる計算で、マクリで好走経験のある馬やマクリを打つのが好きな騎手には警戒が必要だ。

■上がり3ハロンタイムの順位
・1位/【32.16.21.40】
 勝率29.4% 連対率44.0% 複勝率63.3%
・2位/【19.13.13.39】
 勝率22.6% 連対率38.1% 複勝率53.6%
・3位/【14.20.14.47】
 勝率14.7% 連対率35.8% 複勝率50.5%
・4位-5位/【13.23.16.113】
 勝率7.9% 連対率21.8% 複勝率31.5%
・6位以下/【8.14.22.757】
 勝率1.0% 連対率2.7% 複勝率5.5%

上がり3ハロンタイムの順位別成績を調べると、明確な傾向が浮かび上がった。順位が上位の馬が優秀で、なかでも上がり1位を計測した馬の成績がずば抜けて高いのだ。

上がり1位だった馬の成績は【32.16.21.40】で好走数がもっとも多いのみならず、勝率29.4%、連対率44.0%、そして複勝率にいたっては63.3%と、実に6割超えを果たしている。回収率も単勝320%、複勝296%と、こちらも驚異的な数字を叩き出している。

さらに上がり2位と3位の成績も優秀で、馬券になる確率(複勝率)はどちらも5割以上。回収率も単複ともに大幅なプラス収支を計上している。

ところが上がり順位4-5位になると成績は急降下し、6位以下ともなれば、とても手が出せない数字となる。

先の脚質項目では逃げ馬が先行馬ほどには活躍していないデータを紹介したが、この上がり順位のデータを見れば、小回りで直線が短いからといって、ただ前に行くだけでは好走は望めないことがよくわかる。脚質以上に、末脚がしっかりしている馬が馬券になるコースなのだ。理想はそれなりに前につけて、終いにいい脚を繰り出せる馬だろう。

どの馬がレースで速い上がりを出すのかを予測するのは難しいが、それを見抜くことができれば的中は目の前だ。

■前走距離
・同距離/【29.18.31.259】
 勝率8.6% 連対率13.9% 複勝率23.1%
・距離延長/【17.22.11.303】
 勝率4.8% 連対率11.0% 複勝率14.2%
・距離短縮/【40.46.44.436】
 勝率7.1% 連対率15.2% 複勝率23.0%

今年は例年の距離1400mではなく1700mで行なわれる。出走予定馬の中には短距離路線から臨む馬もいるので、最後に前走からの距離変更について調べてみた。

すると、「前走と同距離組」と「距離短縮組」がだいたい同じ程度の好走率で、「距離延長組」がそれに比べると見劣る成績となっている。回収率の面では、距離短縮組の数字がややよかったものの、そこまで大きな差異は見られなかった。

距離延長組の内訳を見ると1400m戦からの臨戦馬がもっとも多いのだが、好走率は芳しくない。1600m戦からの臨戦馬が水準級の好走率を残していることから見ても、やはり「300m延長」は不利に働くことが多いのだろう。

一方、距離短縮組だと、1800m戦からの短縮馬の好走率がもっとも高い。それ以上の大幅な距離短縮になるとスピードについていけず、当コースで有利な先行策がとれない恐れが生じる。100mくらいの距離短縮がちょうどいい塩梅のようだ。

☆前走距離1800m⇒エクスパートラン、サンライズホープ、ダノンスプレンダー、ナムラカメタロー、ブラックムーン(※前走芝)、マリオ、マリオマッハー、メイショウカズサ

(Text:sakura kyosuke)

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