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コラム

2021/06/29  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【ラジオNIKKEI賞(GIII)攻略データコラム】前走広いコースで走った馬を狙う

ラジオNIKKEI賞(GIII) 3歳 ハンデ 福島芝1800m
※データについては、福島競馬場で開催された過去9年分を対象として分析している。

毎年競馬ファンに「夏の福島」の訪れを告げるのがラジオNIKKEI賞。ハンデ戦で難解な印象もぬぐえないこのレースについて、データ面から掘り下げてみよう。

■人気別成績

1番人気 【2.3.0.4】
2番人気 【3.0.0.6】
3番人気 【1.0.0.8】
4-9番人気【3.5.7.39】
10番人気以下【0.1.2.49】

ハンデ重賞ではあるが1番人気の連対率は50%を超えており、まずまずの信頼度。2番人気はピンかパーという成績で、3番人気は1着が1回あるのみで苦戦傾向。1-3番人気は2、3着が極端に少ないのも特徴。

これを見ると上位人気をアタマに置いて、中穴人気を2、3着につけるという変則的な馬券戦術も面白そうだ。

■前走クラス別成績

前走1勝クラス【3.4.4.44】
前走2勝クラス【1.0.2.8】
前走OP特別 【3.2.1.21】
前走GIII 【0.0.0.5】
前走GII 【2.0.0.12】
前走GI 【0.3.2.15】

馬券のメインとなるのは前走1勝クラス組と前走OP特別組。特に近3年で好調なのは前走1勝クラス組で、昨年はこの組が上位3頭を独占した。前走GI組は20頭が出走して複勝率25.0%とまずまずの数字だが、意外なことに勝ち切れてはいない。

前走GI組というステータスから1着付けの馬券が売れるかもしれないが、敢えて2、3着付けで買ってみると思わぬ好配当にありつけるかもしれない。

■性別別成績

牡馬【9.8.9.88】
牝馬【0.1.0.18】
セン馬(出走なし)

牝馬は苦戦傾向にある。唯一馬券に絡んだのは2016年2着のダイワドレッサー。昨年1番人気に推されたのパラスアテナも4着に終わった。基本的には牡馬を中心に馬券を組み立てたいレースだ。今年の登録馬で牝馬はアイコンテーラー、デルマセイシ、ネクストストーリーの3頭が該当する。

■前走競馬場別成績

前走函館競馬場【0.0.0.1】
前走福島競馬場【0.0.0.2】
前走新潟競馬場【2.0.0.1】
前走東京競馬場【5.5.5.53】
前走中山競馬場【0.1.0.12】
前走中京競馬場【0.0.0.1】
前走京都競馬場【2.2.1.20】
前走阪神競馬場【0.1.3.15】
前走地方   【0.0.0.1】

前走東京、京都、阪神競馬場組はいずれも複勝率20%程度で似たような数字に。抜群の成績を誇る前走新潟競馬場組は、全て早苗賞からの転戦だった。今年の登録馬ではアイコンテーラーが該当するが、アイコンテーラーは上で苦戦傾向にあるとした牝馬。どちらのデータを重視するかはよく考えたい。

面白いことに、勝ち切った9頭の前走はいずれも東京競馬場もしくは外回りコースだったという共通点がある。適性的には真逆にも思えるが覚えておきたいデータだ。

その一方で、前走中山競馬場組の成績が芳しくないのも特徴。適性としてはこちらの方が近いように思われるが、13頭が出走して1頭しか馬券に絡んでいない。その1頭は2018年2着のフィエールマン。GIクラスでなければ「前走中山」を克服できないとすると、そのハードルは相当に高そうだ。

■4角位置取り別成績

4角先頭【1.1.2.5】
4角2番手【1.3.0.10】
4角3番手【2.2.1.5】

開幕週の小回りコースらしく、4角で前につけた馬が好成績を残している。4角先頭の馬は複勝率44.4%をマークしており、昨年も8番人気のバビットが見事逃げ切り、好配当を演出した。それを上回る好成績なのが4角3番手の馬。勝率20.0%、複勝率は50.0%となっている。

4角3番手の馬をピンポイントでピックアップするのは難易度が高いが、ひとまずは先行しそうな馬を選ぶのが的中への近道といえるだろう。

■前走距離別成績

今回距離延長【1.2.5.30】
勝率2.6%、連対率7.9%、複勝率21.1%
今回距離短縮【5.4.3.41】
勝率9.4%、連対率17.0%、複勝率22.6%
今回同距離【3.3.1.35】
勝率7.1%、連対率14.3%、複勝率16.7%

勝率ベースで見ると、短縮組、同距離組、延長組の順だが、複勝率ベースで見ると、短縮組と延長組はほぼ互角で、同距離組は少し分が悪いという結果に。アタマで狙うなら、前回1800mより長いところを使ってきた組を狙い、3着で構わない馬券であれば短縮組若しくは延長組のどちらかを狙うという形だろうか。

それまでに長い距離を使われてきたということは、陣営が1800mという距離に不安を抱いていない証拠。その結果、短縮組の馬は積極的に位置を取りに行けるため、小回り1800mというコース設定とマッチするということかもしれない。

ちなみに、「今回距離短縮」×「前走4角先頭」の馬はこれまで10頭が出走して、2着2回、3着1回で複勝率30.0%。率だけ見ると飛び抜けて高い数字とは言えないが、馬券になった3頭はいずれも7番人気以下と人気薄だった。世間の評価が低くても該当馬はマークしておきたい。

【データからのピックアップ】

・グランオフィシエ
前走は1勝クラスの平場(東京芝2000m)を逃げ切って勝利した。ただ絶対に逃げたいというタイプではなく、前々走の未勝利勝ちの時は4角5番手から好位差しを見せている。今回は行きたい馬もある程度いそうな組み合わせで、結果的には先行でレースを進めることになりそう。手堅いレースを披露してくれそうだ。

・タイソウ
前走は1勝クラスのメルボルントロフィー(中京芝2200m)を逃げ切り勝ち。前々走のプリンシパルSでは3着となっており、オープンでも通用する実力は見せている。モーリス産駒と福島芝中距離(1800m-2000m)の相性は未知の部分が多いものの、これまで2頭が出走し、2着が2回。まったくこなせないということはないだろう。ここでも自分のペースでレースが出来れば見せ場を作ってくれそうだ。

・ノースブリッジ
前走の青葉賞では果敢に逃げたが、最後は失速して14着に終わった。2戦目の葉牡丹賞で逃げ切り勝ちを飾っているように小回り芝中距離との相性は悪くないだろう。こちらもタイソウと同じくモーリス産駒。距離短縮がいい方に出れば巻き返しがあっても驚けない。前走GII組の馬券傾向から単勝勝負でも面白そう。

(Text:inoue)

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