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コラム

2021/05/18  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【オークス(GI)攻略データコラム】的中のカギは前走のレースに隠されている!

オークス(GI) 3歳牝馬限定 定量 東京芝2400m
※過去10年のデータから分析していく。

■人気
・1番人気/【5.2.1.2】
 勝率50.0% 複勝率80.0%
・2番人気/【1.2.4.3】
 勝率10.0% 複勝率70.0%
・3番人気/【2.0.1.7】
 勝率20.0% 複勝率30.0%
・4-6番人気/【0.3.2.25】
 勝率0.0% 複勝率16.7%
・7-9番人気/【2.2.1.25】
 勝率6.7% 複勝率16.7%
・10番人気以下/【0.1.1.86】
 勝率0.0% 複勝率2.3%

1番人気が強いレースで、過去10年で5勝、複勝率は80%。回収率も単勝が117%、複勝が110%で、ベタ買いするだけでプラス収支になる素晴らしい成績だ。しかも2013年以降は必ず馬券圏内に、2014年以降は必ず連対、そして2016年からは5年連続で優勝と、年々信頼度が高まっている。

近3年の勝ち馬を見れば、デアリングタクト、ラヴズオンリーユー、そしてアーモンドアイと、名牝と呼んで差し支えない名前が並んでおり、能力検定としての機能をしっかり果たしている一戦。今年間違いなく1番人気に推されるソダシはここまで無敗のGI2勝馬。前記3頭と比べて、出走時点の実績はまったく遜色ない。

2番人気も複勝率70%と安定感があり、3番人気は好走率はイマイチなものの2勝しており、総じて悪い成績ではない。1-3番人気が3着内に2頭以上入った年が過去10年で7回あり、基本的に堅く決まるレースではある。

ただし、過去10年でフタ桁人気馬は2頭しか来ていないのだが、その2頭が近2年連続で2、3着に走っている。ヒモ荒れの可能性はしっかりと見ておきたい。

■枠順
・1枠/【1.2.2.15】
 勝率5.0% 複勝率25.0%
・2枠/【4.0.1.13】
 勝率22.2% 複勝率27.8%
・3枠/【0.0.2.18】
 勝率0.0% 複勝率10.0%
・4枠/【0.0.1.19】
 勝率0.0% 複勝率5.0%
・5枠/【2.3.0.15】
 勝率10.0% 複勝率25.0%
・6枠/【0.0.1.19】
 勝率0.0% 複勝率5.0%
・7枠/【3.3.1.23】
 勝率10.0% 複勝率23.3%
・8枠/【0.2.2.26】
 勝率0.0% 複勝率13.3%

・1-4枠/【5.2.6.65】
 勝率6.4% 連対率9.0% 複勝率16.7%
・5-8枠/【5.8.4.83】
 勝率5.0% 連対率13.0% 複勝率17.0%

【参考】ダービーの内外枠別成績
・1-4枠/【6.5.6.62】
 勝率7.6% 連対率13.9% 複勝率21.5%
・5-8枠/【4.5.4.87】
 勝率4.0% 連対率9.0% 複勝率13.0%

過去10年の枠別成績を見ると、2枠が4勝、1枠が1勝で、一見内枠が有利に映る。だが、勝ち馬が2番目に多いのは3勝の7枠で、次が2勝の5枠と、いずれも外目の枠。

そこで、1-4枠の内目の枠と5-8枠の外目の枠を比べてみると、好走率に大きな差はなかった。過去の傾向からオークスに枠の有利不利は見い出せない。

一方で、翌週に同じ距離2400m、同じBコースで行なわれるダービーは内枠、特に1枠が有利なことは広く知られている。内目の枠と外目の枠を比較しても、1-4枠のほうが5-8枠より好走率が高い。回収率にいたっては、内目の枠が単勝139%、複勝127%と儲かる数字であるのに対し、外目は単勝28%、複勝33%と散々な結果になっている。

同じ時期の同じコースなのに、なぜここまで違う傾向になるのだろう?

それは、3歳春の牝馬にとって東京の芝2400mは過酷なコースであり、スローに流れても最後は体力勝負のサバイバルレースになるからだと推測する。

同じ若駒とはいえ牝馬に比すれば体力のある牡馬なら、馬場状態のいい内目を距離ロスなく回ることによってスタミナを温存し、それがアドバンテージにつながることは十分あり得る。だが3歳牝馬が同じ走りをしても、タフな東京芝2400mではスタミナを温存する余地がなく、結局は他馬との余力比べになってしまう。セコく走ったところで、それがアドバンテージにはなりえないのだ。

「3歳春の牝馬にとって、東京芝2400mは過酷である」というのは、オークスを予想するうえで、もっとも重視すべき前提となる。前項のように人気馬が強いのも、適性も枠も関係なく最後は底力勝負になるので、純粋に強い個体が上位に来てしまうのだ。桜花賞上位馬が800mもの距離延長にもかかわらずオークスで走ってくる(後述)のも、同じ理屈であろう。

大雨が降って極端な馬場傾向にでもならない限り、枠を気にすることはない。枠順については、「もまれたくない」だとか「ハナを獲りたい」といった個々の事情のみ考慮すればいいだろう。

■馬体重
・450キロ未満/【3.2.3.68】
 勝率3.9% 連対率6.6% 複勝率10.5%
 単勝回収率24% 複勝回収率26%
・450キロ以上/【7.8.7.80】
 勝率6.9% 連対率14.7% 複勝率21.6%
 単勝回収率79% 複勝回収率75%

・450-479キロ/【7.7.5.62】
 勝率8.6% 連対率17.3% 複勝率23.5%
 単勝回収率100% 複勝回収率88%
・480キロ以上/【0.1.2.18】
 勝率0.0% 連対率4.8% 複勝率14.3%
 単勝回収率0% 複勝回収率28%

かつてオークスは「小柄な馬が来る」と言われたもので、実際420-430キロ台の小さな馬がよく走っていた。しかし近年は一般的な傾向(馬体重が大きいほど好走率が上がる)に近づいており、以前ほど体重の軽い馬は活躍できていない。

450キロでラインを引いてみると、450キロ未満の馬は、好走率が450キロ以上の馬の半分しかない。しかも450キロ未満で馬券内に入った馬は人気サイドが大半で、回収率は単複とも30%を切っている。過去10年でもっとも人気がなかったのは8番人気2着のピュアブリーゼだが、これは2011年と10年前の例であり、それを除くと5番人気が最低人気だ。450キロ未満の馬は割り引いて考えたい。

一方で、出走数自体少ないものの、大型馬の成績もよくない。480キロ以上の馬からは過去10年で勝ち馬は出ておらず、複勝率も回収率も振るわない。過去30年さかのぼっても480キロ以上で優勝したのは2006年のカワカミプリンセスただ1頭。しかも当日の体重は484キロで、大型馬と呼ぶにはギリギリのラインであった。

というわけで、スイートスポットは450キロから479キロ。過去10年で【7.7.5.62】、複勝率23.5%、単勝回収率100%と狙える数字になっている。

■前走着順
・前走1着/【6.5.2.42】
 勝率10.9% 複勝率23.6%
・前走2着/【1.2.4.18】
 勝率4.0% 複勝率28.0%
・前走3着/【2.2.1.13】
 勝率11.1% 複勝率27.8%
・前走4-9着/【0.1.1.47】
 勝率0.0% 複勝率4.1%
・前走10着/【1.0.2.28】
 勝率3.2% 複勝率9.7%

前走の着順を調べると、1着馬が6勝2着5回と圧倒的に走っており、回収率も単勝103%とプラス収支を計上している。また前走2着、3着馬も優秀な成績で、好走率(複勝率)に関しては1着馬を上回っている。

これが前走4着以下になると、途端に成績が急下降し、4-9着馬から勝ち馬は出ていない。メイショウマンボが桜花賞10着からの巻き返しVを果たしているが、それは2013年、8年も昔の話だ。

前走が3月以前だった馬の好走例は過去10年で一頭もなく、そもそもオークスは間隔をあけて使ってくる馬がほとんどいないレース。そして、前項で力説した「過酷な東京芝2400m」を克服するには順調さが絶対不可欠。直近のレースの着順がいいことは順調である証であり、それが前走着順のいい馬の好成績として数字に表れているのだろう。

「前走勝っている馬の成績がいいのなんて当たり前!」と思う向きもいるかもしれない。だが、フタ桁人気で堅いオークスを激走した貴重な2頭、昨年3着のウインマイティーと一昨年2着のカレンブーケドールは、どちらも「前走1着馬」だったのだ。

ついでにいえば、昨年7番人気で2着に走ったウインマリリンも前走フローラSで1着になっており、この2年で3頭も穴で走っているのだから、「前走1着馬」はまさに近年のトレンドともいえる。

前走4着以下からも何頭か馬券になっているとはいえ、回収率の高さを鑑みれば、穴を買うなら前走1着馬から買うのが断然おトク。前走の勝ち馬は買い目から外せない。

☆前走1着馬⇒クールキャット、ステラリア、スルーセブンシーズ、ソダシ、タガノパッション、ニーナドレス、ハギノピリナ、ミヤビハイディ
☆前走2、3着馬⇒スライリー、ファインルージュ、ユーバーレーベン

■前走脚質・上がり順位
◎前走脚質
・逃げ/【0.0.0.10】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・先行/【0.3.3.43】
 勝率0.0% 複勝率12.2%
・差し/【8.5.3.62】
 勝率10.3% 複勝率20.5%
・追込/【1.2.4.32】
 勝率2.6% 複勝率17.9%
・マクリ/【1.0.0.1】
 勝率50.0% 複勝率50.0%

◎前走上がり3ハロンタイムの順位
・1-3位/【8.5.6.46】
 勝率12.3% 複勝率29.2%
・4位以下/【2.5.4.102】
 勝率1.8% 複勝率9.7%

オークスは差し馬に有利なレースで、過去10年のレース結果を眺めてみれば、差し・追い込みが3着内の大半を占めている。

また、最速の上がりタイムを出した馬の成績は【7.3.2.1】で、勝率は53.8%と2回に1回は先頭でゴールインしている計算。複勝率は実に92.3%で、過去10年で馬券にならなかったのは2017年のディアドラただ1頭。その同馬もタイム差なしの4着に走っているうえ、その年はもう1頭の上がり最速馬・アドマイヤミヤビが3着に入っている。 

とはいえ、どの馬が今年のオークスで最速の上がりを出すのか、予測するのは簡単ではない。そこで前走の成績を調べると、やはり前のレースでも差しの競馬をしていた馬の成績が断然いい。

一方、前走で逃げた馬が馬券に絡んだことは過去10年でゼロ。一般的に逃げはもっとも有利な戦法であり、これは滅多にないことだ。また先行していた馬からも勝ち馬は出ておらず、3着内率も振るわない。

差し優勢であるのなら、前走の末脚についてより詳しく分析する必要がある。前走の上がりタイムの順位を調べると、3位以内だった馬の成績が【8.5.6.46】となっており、好走馬の大半を占めていた。狙い目はここだ。

サトノレイナスがダービーに回り、今年は確実にソダシが一本かぶりの人気になる。だが、ソダシは桜花賞のみならず、前3走すべてで上がり3位以内を記録できていない。上がり最速をマークしたのは、7頭立てと寂しいメンバーだった新馬戦1回しかないのだ。これは大本命馬の大きな死角になるのではないか。

☆前走で上がり3位以内⇒クールキャット、ククナ、ステラリア、スルーセブンシーズ、タガノパッション、ニーナドレス、ハギノピリナ、ファインルージュ、ミヤビハイディ、ユーバーレーベン

■前走レース別傾向
・桜花賞/【7.4.5.63】
 勝率8.9% 複勝率20.3%
・忘れな草賞/【3.0.1.7】
 勝率27.3% 複勝率36.4%
・フローラS/【0.5.3.37】
 勝率0.0% 複勝率17.8%
・スイートピーS/【0.1.0.16】
 勝率0.0% 複勝率5.9%
・1勝クラス/【0.0.0.14】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

前走のレース別傾向を述べる前に、まず、前走1勝クラスを使ってきた馬が馬券圏内に入ったことは、過去20年さかのぼっても一度もない。バッサリ切っていいだろう。

馬券の中心になるのは出走頭数も多い桜花賞組であるのは言わずもがな。では桜花賞組でどんな馬が狙えるかというと、ズバリ明快「桜花賞で馬券になった馬」! 桜花賞で3着以内だった馬の成績は【6.3.4.12】で勝率24.0%、複勝率は52.0%。今年は2着サトノレイナスがダービーに回るので、1着ソダシと3着ファインルージュのどちらかが必ず馬券になる計算だ。

逆に桜花賞4着以下の成績は【1.1.1.51】で勝率1.9%、複勝率5.6%とサッパリの数字。今年は桜花賞4、5、6着馬が売れそうだが、このデータを見ると馬券妙味のなさも含めて、まったく食指が動かない。

桜花賞以外で注目すべきは、3頭の勝ち馬を輩出している忘れな草賞だろう。好走率に関しては勝率も複勝率も桜花賞を上回っている。昨年13番人気で3着に激走したウインマイティーも忘れな草賞勝ち馬だった。

忘れな草賞の成績がいいのは、長距離輸送のない阪神で行なわれること(注・忘れな草賞組はすべて関西馬)と、桜花賞と同日開催でゆったりとしたローテを組めるうえに、GI・桜花賞ほどにはレースで消耗しないからだと思われる。

忘れな草賞から好走した計4頭の共通点は、「2着馬にコンマ1秒以上の差をつけていること」と「上がり3位以内の脚を使っていたこと」。今年の忘れな草賞を勝ったステラリアはいずれの条件もクリアしている。

ひとつ気がかりな点は、過去3頭の勝ち馬はすべて鞍上が継続騎乗だったこと。忘れな草賞で跨った福永騎手はファインルージュに騎乗するので、ステラリアはテン乗りの川田騎手に替わる予定だ。

フローラS組は過去10年で勝ち馬こそ出していないものの、2着馬が5頭、つまり2年に1度は連対していることになる。3着も加味すると、10回中6回はフローラS組が馬券内に来ている。そこでフローラS組の取捨について述べていこう。

まずは前走の人気。フローラSで4番人気以内に推されていた馬に限ると【0.4.3.18】、複勝率28.0%、複勝回収率104%と狙える数字になってくる。逆に、フローラSで5番人気以下だった馬がオークスで3着内に入ったのは、2017年2着のモズカッチャンただ1頭しかいなかった。

次は前走の上がり順位。フローラSで上がり3ハロンタイムの順位が1位か2位の馬の成績は【0.3.2.9】、複勝率35.7%、複勝回収率97%と上々の結果を示している。前項で述べたようにオークスは差しが決まるレースなので、これは当然のデータであろう。

最後はキャリア。フローラS組でキャリア3-5戦の馬に絞ると【0.4.2.14】、複勝率30.0%と好走率が上がってくる。この範囲外だと、キャリア7戦の馬が過去10年で2度馬券圏内に来ているのだが、それは9年以上前のサンプル。年々、特に若駒は使い込まないほうが走る傾向になっているので、キャリアは3-5戦に照準を定めたい。

スイートピーS組は2019年にカレンブーケドールが12番人気で2着に激走したのが記憶に新しいが、それ以外は悲惨な成績。同馬はその後も古馬混合GIで幾度も好走を重ねている底力を持った牝馬であり、例外と考えたほうがよさそうだ。

☆桜花賞3着以内⇒ソダシ、ファインルージュ
☆忘れな草賞で「2着馬にコンマ1秒差以上」「上がり3位以内」⇒ステラリア
☆フローラSで4番人気以内⇒パープルレディー、ユーバーレーベン
☆フローラSで上がり2位以内⇒ユーバーレーベン
☆フローラS組でキャリア3-5戦⇒クールキャット、スライリー、パープルレディー、メイサウザンアワー

(Text:sakura kyosuke)

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