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コラム

2021/05/18  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【平安S(GIII)攻略データコラム】中京ダート1900mはハーツクライ系が馬券妙味を握る

平安S(GIII)4歳以上 別定 中京ダ1900m
※京都競馬場改修工事のため、今年は中京競馬場で開催される。コース適性が問われない項目または中京競馬場の傾向をピックアップし過去8年のデータをもとに分析する。

■全体傾向
・人気
-------------------------
1番人気 【4.0.0.4】勝50.0% 連50.0% 複50.0%
2番人気 【0.0.1.7】勝0.0% 連0.0% 複12.5%
3番人気 【1.3.1.3】勝12.5% 連50.0% 複62.5%
4番人気 【1.0.2.5】勝12.5% 連12.5% 複37.5%
5番人気 【0.1.3.4】勝0.0% 連12.5% 複50.0%
6-9番人気【1.3.0.28】勝3.1% 連12.5% 複12.5%
10番人気以下【1.1.1.50】勝1.9% 連3.8% 複5.7%
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1番人気はピンかパーと極端な結果に。昨年は1番人気ロードレガリスが地方で勝ち星を重ねたあと中央の舞台に戻り、6連勝で初重賞となる平安Sへ出走したが10着に敗れてしまった。

初重賞で1番人気に推されたのは17年のグレイトパールも同じだ。その状況下で4馬身差の圧勝を収めて今後も期待されたが、骨折し1年の休養を余儀なくされた。そして復帰戦のアンタレスSで見事勝利、再び平安Sで1番人気に推されたが5着に敗れてしまった。

19年は重賞実績と勢いもあったチュウワウィザードが1番人気に推されて勝利している。ほか16年アスカノロマン、13年ニホンピロアワーズも勝利しており、こちらも重賞実績と勢いがあった。勢いだけで人気に推された場合は飛ぶ可能性が高く、馬券の買い方に注意したい。

配当面は馬連平均が1万920円、1番人気が絡まなくても2000円前後が過去4回と落ち着いた結果が多い。ただ3連単は10万馬券が過去3回、そのうち2回は1番人気がアタマ。フタ桁人気の激走がありそうならこちらは手広くてもよさそうだ。

・ステップ
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フェブラリ【1.1.1.2】勝20.0% 連40.0% 複60.0%
東京大賞典【1.0.0.0】勝100.0% 連100.0% 複100.0%
ダイオライ【1.1.0.3】勝20.0% 連40.0% 複40.0%
アンタレス【3.3.3.37】勝6.5% 連13.0% 複19.6%
マリーンC 【0.1.1.0】勝0.0% 連50.0% 複100.0%
マーチS  【0.1.0.10】勝0.0% 連9.1% 複9.1%
ブリリアン【1.0.2.11】勝7.1% 連7.1% 複21.4%
仁川S   【1.0.0.1】勝50.0% 連50.0% 複50.0%
仁川S(L) 【0.1.0.1】勝0.0% 連50.0% 複50.0%
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馬券になったことがある前走レースは上記の通り。前走GI組はGIIIのここなら力上位。

アンタレスS組は出走数最多で一番多く馬券に絡んでいるが、昨年は出走がなく、一昨年は最高4着で残りはフタ桁着順だった。レベルの見極めが必要なステップとなる。仁川Sは数こそ少ないがOP組ならこのステップか。

・前走距離
-------------------------
同距離 【0.0.0.7】 勝0.0% 連0.0% 複0.0%
今回延長【4.6.6.73】勝4.5% 連11.2% 複18.0%
今回短縮【4.2.2.21】勝13.8% 連20.7% 複27.6%
500m以上延長【0.0.0.2】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
500m以上短縮【1.1.0.3】勝20.0% 連40.0% 複40.0%
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距離延長組の方が数は多いものの、好走率は距離短縮組が優秀だ。

また500m以上の短縮は前走ダイオライト記念組で、馬券になったのはチュウワウィザードとクリソライトの2頭。どちらもダイオライト記念で上がり2位以内の脚を使い圧勝しており、GIでも力上位の2頭だった。

今年はマスターフェンサーがいるが、ダイオライト記念では1番人気に支持されるも、先行好位につけたが追走で脚を使って3着に4馬身差をつけられて4着という案外な結果だったことから、2頭と比べると劣るかもしれない。


■中京ダ1900mで求められる脚質
平安Sで求められる脚質は中京ダ1900mも同様なのか確認してみる。
・平安S(京都ダ1900m 過去8年)
-------------------------
逃げ・先行【6.3.5.23】勝16.2% 連24.3% 複37.8%
中団・後方【2.5.3.75】勝2.4% 連8.2% 複11.8%
マクリ【0.0.0.3】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
-------------------------
上がり3位以内【4.6.2.12】勝16.7% 連41.7% 複50.0%
上がり5位以内【8.6.6.24】勝18.2% 連31.8% 複45.5%
上がり6位以下【0.2.2.77】勝0.0% 連2.5% 複4.9%
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逃げ先行で上がりタイムが速いほど好走率が上がる傾向だ。

・1勝クラス以上中京ダ1900m(過去8年)
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逃げ・先行【66.71.57.289】勝13.7% 連28.4% 複26.5%
中団・後方【38.35.45.825】勝4.6% 連7.7% 複12.5%
マクリ【5.1.7.11】勝20.8% 連25.0% 複54.2%
-------------------------
上がり3位内 【93.72.49.146】勝25.8% 連45.8% 複59.4%
上がり5位内 【104.94.87.282】勝18.3% 連34.9% 複66.3%
上がり6位以下【5.13.22.836】 勝0.6% 連2.1% 複4.6%
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こちらも逃げ先行が有利で、上がりは5位以内であれば好走する傾向だ。ただマクリが決まる傾向があるので、そういったレースができる馬は拾うべきだろう。

上記より、中京ダ1900m戦の脚質傾向と平安Sの脚質傾向が似ていることがわかる。軸は安定した先行力と上がり5位以内の脚が使える馬をピックアップするのがよさそうだ。

前走レベルと近5走の初角通過位置、4角通過位置、上がり順位の平均から
《アメリカンシード、オーヴェルニュ、マスターフェンサー》
マクリ要素なら《マルシュロレーヌ、サクラアリュール》が良さそう。

マスターフェンサーは先に述べたように、歴代2頭には劣りそうで確固たる軸にしづらい印象。アメリカンシードは砂を被るのを嫌がり、ハナを切れないと脆い部分があるので軸向きではないと思われる。

オーヴェルニュは前走フェブラリーSでは、ひと息入れられないペースによって追走に脚を使い、この馬らしい粘りが見られなかった。中間で緩みやすい今回の舞台なら走りやすくなりそうで軸向きと言えそうだ。

■特殊なレース中京ダ1900mの注目データ
中京ダート1900m戦は開催数が少ないため、京都ダート1900mから舞台が移る今回はココを得意とする馬がいるとも考えられる。よって騎手や調教師、血統面から好走できそうな馬をピックアップしていきたい。

※中京ダート1900m全クラス(過去8年)
・騎手
着順別成績TOP20以内で今回騎乗予定
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和田竜【9.4.1.28】勝21.4% 複3.3%
福永 【7.1.3.26】勝18.9% 複29.7%
武豊 【6.6.2.12】勝23.1% 複53.8%
川田 【6.4.5.13】勝21.4% 複53.6%
C.ルメ【6.1.1.5 】勝46.2% 複61.5%
幸  【5.4.5.49】勝7.9% 複22.2%
岩田望【5.1.3.15】勝20.8% 複37.5%
松山 【3.10.6.43】勝4.8% 複30.6%
松田 【3.5.4.17】勝10.3% 複41.4%
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注目はお察しの通り、勝率4割強のルメール騎手(アメリカンシード騎乗)だ。

ほか、勝率も高く単回収値100を超えるのが
武豊騎手  サクラアリュール
和田竜騎手 ミヤジコクオウ
岩田望騎手 ヴェルテックス

複勝率も高く、複勝回収値100を超えるのが
松田騎手  スワーヴアラミス
川田騎手  マルシュロレーヌ

・調教師
着順別成績TOP20以内で今回管理馬出走予定
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昆貢 【5.2.3.16】勝19.2% 複38.5%
藤岡健【5.1.1.7】 勝35.7% 複50.0%
松永昌【4.3.1.15】勝17.4% 複34.8%
須貝 【3.2.2.5 】勝25.0% 複58.3%
南井 【3.2.1.10】勝18.8% 複37.5%
安達 【3.0.1.16】勝15.0% 複20.0%
西村真【3.0.1.14】勝16.7% 複22.2%
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アメリカンシードを管理する藤岡厩舎が勝率3割以上と得意としている舞台のようだ。この中だと安達厩舎、西村真厩舎は微妙なラインか。単回収値100を超えるのは昆貢厩舎、藤岡厩舎、松永昌厩舎。

昆貢厩舎  アルドーレ
藤岡健厩舎 アメリカンシード
松永昌厩舎 ドスハーツ
須貝厩舎  スワーヴアラミス
南井厩舎  コマビショウ
安達厩舎  マリオマッハー
西村真厩舎 オーヴェルニュ

・種牡馬
着順別成績TOP20以内で今回出走予定
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ハーツクライ【10.5.3.45】勝15.9% 複28.6%
ゴールドアリ【5.17.3.39】勝7.8% 複39.1%
ジャスタウェ【4.3.1.12】勝20.0% 複40.0%
カネヒキリ 【4.1.2.13】勝20.0% 複35.0%
オルフェーヴ【3.3.1.20】勝11.1% 複25.9%
ウインバリア【3.0.0.1】 勝75.0% 複75.0%
ダイワメジャ【2.4.2.19】勝7.4% 複29.6%
ダンカーク 【2.2.0.13】勝11.8% 複23.5%
ヘニーヒュー【2.1.2.9】 勝14.3% 複35.7%
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注目はハーツクライ産駒と父ハーツクライのジャスタウェイ、ウインバリアシオン産駒だ。TOP20の2位がキングカメハメハに次ぐハーツクライだった。その適性は孫世代にも受け継がれているようで、上記両産駒の好走率は抜きん出ていて回収率も高い。

ジャスタウェイ   単回収値172 複勝回収値112
ウインバリアシオン 単回収値355 複勝回収値125
これは平場でも覚えておくべきだろう。

ジャスタウェイ産駒⇒マスターフェンサー、ヴェルテックス
ウインバリアシオン産駒⇒ドスハーツ


よって、データから導き出された平安Sは

■軸候補はオーヴェルニュ、マクリ要素で押さえたいのはマルシュロレーヌとサクラアリュール
■中京ダート1900mの舞台替わりによって好走しそうな馬は
アメリカンシード、ドスハーツ、スワーヴアラミス、ヴェルテックス


となった。

今年は地方のダートグレード競走で好走してきた馬や中央で力をつけてきた馬が多く好メンバーが揃っている。舞台も京都ではなく中京となり、予想のし甲斐がありそうなレースだ。
例年ここを使って帝王賞に出る馬もいるので、GIIIといえど注目の一戦であるのは間違いないだろう。

(Text:funaki)

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