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コラム

2021/05/04  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【新潟大賞典(GIII)攻略データコラム】人気があてにならない穴党垂涎のレース

新潟大賞典(GIII) 4歳以上 ハンデ 新潟芝2000m(外)
※データについては過去10年分を対象として分析している。

春の新潟開催における目玉重賞がこの新潟大賞典だ。平穏な決着が少ないあたりいかにもハンデ戦という感じで、穴党が腕まくりして待ち構える重賞の1つといえる。

■人気別成績
1番人気 【0.1.3.6】
2番人気 【1.1.0.8】
3番人気 【2.2.0.6】
4-9番人気 【5.2.5.48】
10番人気以下【2.4.2.60】

ご覧の通り過去10年1番人気が勝利を挙げていない。連対率も10%であり、相当に苦戦していることが窺える。一方で、10番人気以下が2勝2着4回3着2回と馬券によく絡んでいる。人気を気にしすぎる必要はなさそうだ。馬連の平均配当が1万円超、3連複の平均配当が4万円超なので、バットを長く持ってホームランを狙いたいレースだ。

一方で、前走人気順の成績を調べると以下の通り。

前走1番人気 【2.1.2.8】勝率15.4%、連対率23.1%、複勝率38.5%
前走2番人気 【1.1.2.7】勝率9.1%、連対率18.2%、複勝率36.4%
前走3番人気 【2.1.0.9】勝率16.7%、連対率25.0%、複勝率25.0%
前走4-9番人気【4.4.4.53】勝率6.2%、連対率12.3%、複勝率18.5%
前走10番人気以下 【1.3.2.50】勝率1.8%、連対率7.1%、複勝率10.7%

前走の人気順成績を出すと明らかに上位人気に支持された組の成績がよい。特に前走で1番人気、2番人気に支持された馬についてはそれぞれ40%近い複勝率だ。人気薄でも馬券に絡む新潟大賞典だが、闇雲に人気薄を狙うのではなく、前走人気に注目して狙うのが攻略の糸口になるかもしれない。

■馬齢別成績
4歳 【3.2.3.20】勝率10.7%、連対率17.9%、複勝率28.6%
5歳 【4.2.2.25】勝率12.1%、連対率18.2%、複勝率24.2%
6歳 【0.3.4.32】勝率6.3%、連対率15.6%、複勝率17.9%
7歳 【2.3.1.26】勝率6.3%、連対率15.6%、複勝率18.8%
8歳以上【1.0.0.25】勝率3.8%、連対率3.8%、複勝率3.8%

流石に8歳以上の超高齢馬は苦戦しているが、それ以外については連対率ベースでみると大きな差はない。複勝率ベースでみると4、5歳馬の好走率がやや目立つというくらいか。狙いたい馬がいる場合は年齢を気にせず、思い切って狙ってよさそうだ。

■前走別成績
前走3勝クラス 【2.1.2.8】 勝率15.4%、連対率23.1%、複勝率38.5%
前走オープン特別【4.1.3.37】勝率8.9%、連対率11.1%、複勝率17.8%
前走GIII 【3.3.3.49】勝率5.2%、連対率10.8%、複勝率15.5%
前走GII 【0.4.2.31】勝率0.0%、連対率10.8%、複勝率16.2%
前走GI 【1.1.0.2】 勝率25.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%

今回出走のない前走GI組を抜きにすると、目立つのが「前走3勝クラス」組。勝率、連対率、複勝率すべての指標において他組に大差をつけている。昨年のレースが良い例で、3頭しかいなかった前走3勝クラス組が1着、2着、4着。昇級組はよほどのことがない限りハンデも手控えられるので、このレースにおいてはそれが追い風になっているということか。

また、1着をとるという観点から行くと、前走オープン特別組が善戦している一方で、前走GII組は勝ち切れていないことも興味深い。前走GII組は名前が売れている分、上位人気に推される傾向にあるので、馬単、3連単のマルチで高めを狙う馬券戦略もありそうだ。

■斤量別成績
53キロ以下 【0.0.0.14】
53.5-55キロ 【4.3.4.48】
55.5-57キロ 【6.5.6.54】
57.5キロ以上【0.2.0.12】

傾向からは軽すぎる、重すぎるという極端な斤量は敬遠した方がよさそう。特に斤量53kg以下の組は馬券絡みが1頭もいないという状況だ。極端に軽いハンデにつられて手を出すのはデータからはあまりおススメできない。

■種牡馬系統
Kingmambo系【3.1.1.12】勝率17.6%、連対率23.5%、複勝率29.4%
サンデーサイレンス系【4.7.5.66】勝率4.9%、連対率13.4%、複勝率19.5%
グレイソヴリン系【0.0.0.9】勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率0.0%

近10年ではキングカメハメハを擁するKingmambo系が3勝、サンデーサイレンス系が4勝と星を分け合っている。近年の傾向から強調したいのはKingmambo系の方で、18-20年の3年連続で馬券に絡んでいる(18年1着スズカデヴィアス、19年1着メールドグラース、20年2着アトミックフォース)。サンデーサイレンス系の屋台骨を支えているのはやはりディープインパクトで【3.0.2.18】という成績。新潟外回りの長い直線との相性の良さが窺える。

一方、成績が芳しくないのトニービンやCozzeneのグレイソヴリン系で、近10年では1頭も馬券になっていない状況。今年の登録馬ではサンレイポケット(父ジャングルポケット)がグレイソヴリン系だ。

【データからのピックアップ】
・ダノンマジェスティ
全兄が芝2000mのGIを2勝したアルアインという良血で、前走は3勝クラスの但馬Sで単勝1.6倍の圧倒的支持に応えて1着。ここ10年の新潟大賞典で勝ち星のない6歳馬ではあるが、この馬の場合、途中に2年以上の長期休養を挟んでおりまだキャリアは8戦。例外的な取り扱いもできそう。このレースで人気に推されるであろうポタジェとは3走前岸和田Sでクビ差。しかも当時はポタジェの方が2kg斤量が軽く、こちらは2年4か月の長期休養明けだった。当時とは状況が異なる1戦であり、ポタジェを逆転する可能性は十分だ。

・ボッケリーニ
前走GIIIの小倉大賞典では1番人気に推されながら、惜しくもハナ差2着。内を上手く立ち回った勝ち馬に出し抜けを食らった形で、完敗という感はなかった。父キングカメハメハはこのレースと相性の良いKingmambo系。近10年で勝率が最も高い5歳馬ということもあり、勝ち切るシーンも十分想定される。

・サトノエルドール
前走は3勝クラスの美浦Sで意表を突く先行策で見事1着。初めて着用したブリンカーの効果が出たようだ。父がディープインパクトという血統もあり、かねてより素質が高く評価されていた馬で、前走の勝利がきっかけになれば重賞でやれてもおかしくない。ただ、前走5番人気の伏兵評価だった点は気になる。

・トーセンスーリヤ
昨年度の覇者だが、前走福島民報杯では1番人気に推されながらも8着と大敗。しかし、馬場が影響したとのコメントもあり、この敗戦は度外視してもよさそう。「前走オープン特別」、「前走1番人気」とこのレースでの好走条件は満たしている。前走の敗戦と相手強化で人気も落ち着きそうなのもこのレースでは好材料だ。

(Text:inoue)

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