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コラム

2021/04/13  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【皐月賞(GI)攻略データコラム】2強の取捨と意外な穴馬

皐月賞(GI)3歳 定量 中山芝2000m
※過去10年のデータをもとに分析する。

■皐月賞の全体傾向
・人気と配当
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1人気【3.2.1.4】 勝30.0% 連50.0% 複60.0%
2人気【1.3.0.6】 勝10.0% 連40.0% 複40.0%
3人気【1.2.3.4】 勝10.0% 連30.0% 複60.0%
4人気【2.2.1.5】 勝20.0% 連40.0% 複50.0%
5人気【0.0.0.10】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
6人気【0.0.0.10】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
7人気【1.0.0.9】 勝10.0% 連10.0% 複10.0%
8人気【1.0.4.5】 勝10.0% 連10.0% 複50.0%
9人気【1.1.0.8】 勝10.0% 連20.0% 複20.0%
10人気以下【0.0.1.84】勝0.0% 連0.0% 複1.2%
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※勝=勝率、連=連対率、複=複勝率
4番人気までの好走が多い皐月賞だが8番人気が5回も馬券に絡んでおり、意外と妙味のあるレースになる。馬連平均は3445円と高めだが、2016年から2018年の勝ち馬が7-9人気だったため跳ね上がった。それ以外の7年は馬連600円くらいなので妙味を狙うなら馬券は3連系だろう。

・前走傾向
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ホープフ【2.0.0.0】勝100.0% 連100.0% 複100.0%
フューチ【0.1.0.0】勝0.0% 連100.0% 複100.0%
スプリン【3.1.3.32】勝7.7% 連10.3% 複17.9%
弥生賞 【0.5.2.34】勝0.0% 連12.2% 複17.1%
共同通信【4.0.2.10】勝25.0% 連25.0% 複37.5%
それ以外【1.3.3.40】勝2.1% 連8.5% 複14.9%
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前走GI組はサンプルが少ないが、コントレイル、サートゥルナーリア、サリオスの3頭で馬券内率100%だ。今年はレッドベルオーブ1頭のみ。昨年朝日杯FSの勝ち馬サリオスはコントレイルとの戦いで皐月賞2着となったが、レッドベルオーブは朝日杯FSで0秒4差の3着と評価はしづらいところだ。

前走GI組以外を見ていくと、距離延長となるスプリングSと共同通信杯組に勝ち星が集中している。今年の共同通信杯はエフフォーリアが勝利したが、2着ヴィクティファルスは次走スプリングSの勝ち馬、3着シャフリヤールは次走毎日杯で1分43秒9と、今までのレコードを2秒1も縮めて勝利を収めている。例年以上にレベルが高く、その2頭に勝ったエフフォーリアは人気に支持されるだろうが、素直に評価すべきだろう。

・脚質傾向
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逃げ【0.0.0.12】勝0.0% 連0.0% 複7.7%
先行【2.5.4.22】勝6.1% 連21.2% 複33.3%
中団【8.3.5.61】勝10.4% 連14.3% 複20.8%
後方【0.2.0.50】勝0.0% 連3.8% 複3.8%
捲り【0.0.0.0】
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中団からレースを運ぶ差し馬の方が決め手は上だが、複勝率で見れば先行勢の前残りは多い。

まだ3歳春ということもあり、前目につけた馬の方が、良い馬場、良い位置、進路が取りやすく競馬がしやすい。馬群を縫って抜け出したり、後方から一気を仕掛けるのはかなりの地力が必要だろう。またスローペースしか経験してこなかった差し馬にとって淡々と流れやすい皐月賞で、経験したことないペースになり末脚が鈍る危険性があることは頭に入れておきたい。

■2歳チャンピオン、ダノンザキッドVS無傷の4連勝なるか、エフフォーリア

抜きん出て人気になるのはエフフォーリアとダノンザキッド、この2頭だろう。

・2歳チャンピオンの過去の成績
ダノンザキッドはホープフルS勝利後、前走弥生賞では上がり1位の脚で上がってきたが、楽に逃げたタイトルホルダー、2番手追走のシュネルマイスターを捕まえられず3着に喫してしまった。2歳チャンピオンに輝いたダノンザキッドの皐月賞好走は可能なのか。

GI昇格後のホープフルS過去勝ち馬の皐月賞での成績を調べてみると、
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2020年コントレイル1着
2019年サートゥルナーリア1着
2018年タイムフライヤー10着
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タイムフライヤーは新馬戦負け、ホープフルSは1番人気もオッズは4.2倍、キャリア6戦で、無敗で2歳チャンピオンになった2頭と比べると、化物級という印象はなかった。

ダノンザキッドは2頭と同じくホープフルS無敗の勝利、上がりは常に1位。少しタイトな流れもホープフルSで経験済なので、過程としては無敗で牡馬1冠の座に輝いた2頭に近い。
ここでも勝ち負けになるだろう。

・無敗連勝馬の過去の成績
エフフォーリアは新馬戦、1勝クラスと勝ち上がり、前走共同通信杯では3連勝での重賞制覇を果たした。先に述べたように共同通信杯で下した相手のレベルは高かったことが伺える。しかしGIとなればさらに好メンバーが揃う。

過去に同じように新馬→1勝クラス→GIIIと連勝して皐月賞へ出走した馬を調べてみると、
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・2019年ダノンキングリー
新馬→1勝クラス→共同通信杯⇒皐月賞3着
・2016年サトノダイヤモンド
新馬→1勝クラス→きさらぎ賞⇒皐月賞3着
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新馬負け次走未勝利からの連勝も含めると、
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・2018年ジェネラーレウーノ
未勝利→1勝クラス→京成杯⇒皐月賞3着
・2018年オウケンムーン
未勝利→1勝クラス→共同通信杯⇒皐月賞12着
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オウケンムーンこそ敗れてしまったが、他は3着に好走している。連勝できる力と勢いがあっても、相手関係の全体レベルが上がり、勝ち切れない傾向はあるようだ。

■前走先行勢を狙え!今年の勝ち馬候補は?
中穴の勝利もある皐月賞は、好位につけてうまく立ち回ることができた馬が勝つ傾向だ。過去の勝ち馬10頭に見られた共通点は以下の通り。

※前走重賞でキャリア3戦以上の馬から抽出する。
・共通点(1)前走勝ちもしくは0秒1差以内の負け(10頭すべて)
前哨戦できっちり勝てた、もしくは負けても勝ち馬とほぼ変わらないタイムだった馬は本番でも好走できる可能性が高い。

☆今年の該当馬☆
アサマノイタズラ、エフフォーリア、ヨーホーレイク、ラーゴム、ヴィクティファルス、タイトルホルダー(計6頭)

・共通点(2)前走4角4番手以内(10頭中8頭)
先行もしくはうまく立ち回って4角には好位につけることできた馬は好走できる可能性が高い。ポジションを取りに行けることがポイントとなりそうだ。

☆今年の該当馬☆
アサマノイタズラ、エフフォーリア、ダノンザキッド、ラーゴム、ワールドリバイバル(計5頭)

・共通点(3)前走上がり2位以内(10頭中7頭)
末脚をしっかり使えれば多少うしろからとなっても差し切れる可能性が高い。

☆今年の該当馬☆
アサマノイタズラ、エフフォーリア、ダノンザキッド、ヨーホーレイク、ヴィクティファルス(計5頭)

☆☆共通点3つすべてに該当した馬☆☆
エフフォーリア、アサマノイタズラ


■今年の伏兵!過去4番人気以下で好走した穴馬の共通点は?
過去10年で3着内に入った30頭中のうち、14頭は4番人気以下で馬券絡み。実はほぼ半分を占める。しかし3連複配当は1000円台の年も多々あり、点数を広げすぎてもガミる可能性が高い。どの穴馬を押さえるかポイントになるだろう。

4番人気以下の成績は【5.3.6.131】。ここからピックアップしていきたい。

(1)前走0秒1以上の勝ちまたは着差なし2着
前述したように、前哨戦できっちり勝てた、もしくは負けても勝ち馬と変わらないタイムだった馬は本番でも好走できる可能性が高い⇒【5.2.3.48】
  
(2)継続騎乗
皐月賞は騎手が継続して騎乗した方が好走傾向⇒【5.2.2.22】

(3)キャリア3-5戦
キャリアが浅すぎても使いすぎても良くない⇒【4.2.2.9】

以上の条件を満たした馬は、勝23.5% 連35.3% 複47.1%

☆今年の該当馬☆
アサマノイタズラ、ヴィクティファルス、ラーゴム


よってデータから導き出された今年の皐月賞は
■ダノンザキッドは勝ち負け、エフフォーリアの大崩れはなさそう
■勝ち馬候補に浮上した馬はエフフォーリア、アサマノイタズラ
■馬券に押さえたい馬はアサマノイタズラ、ヴィクティファルス、ラーゴム


となった。

アサマノイタズラは前走スプリングSで2着だったが重馬場で評価しづらいのか、フロック視されているのか、想定フタ桁人気だがデータ的にはエフフォーリアと同等以上に買いである。

昨年よりも混戦模様のクラシック1冠目、今年は未知の可能性を秘めるエフフォーリア、桜花賞ではアカイトリノムスメで4着と惜しい競馬だった横山武騎手のGI初制覇にも期待がかかり、人馬共に主役となりそうだが、高松宮記念、大阪杯、地方重賞でも勝利が続く絶好調の川田騎手、同騎手が跨るダノンザキッドにも注目だ。

(Text:funaki)

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