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コラム

2021/04/06  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【阪神牝馬S(GII)攻略データコラム】秋華賞出走組にヒント

阪神牝馬S(GII) 4歳以上 別定 阪神芝1600m
※基本的には過去10年のデータを元に分析しているが、2016年より1400mから1600mへの距離変更のため、コース適性が問われる傾向は過去5年のデータを参考にする。

■阪神牝馬Sの全体傾向
・人気
-------------------------
1人気【3.1.1.5】
2人気【3.1.0.6】
3人気【0.2.2.6】
4人気【3.1.2.4】
5-9人気【0.3.4.43】
10人気以下【1.2.1.55】
-------------------------
過去に11人気が1頭勝っているが、基本的に勝ち馬は上位人気から出現している。しかし馬連平均8,081円、3連単が万馬券でなかった年は2016年、2017年のみで2年続けて十万馬券もあり波乱は大きい。

・種牡馬
-------------------------
サンデーサイレンス系【5.5.5.38】
それ以外【0.0.0.17】
-------------------------
阪神牝馬Sが阪神1600mで施行されるようになってからは、ディープインパクト産駒が4勝を挙げており、父サンデー系しか馬券に絡んでいない。外回りで直線はゆったりとした流れからの瞬発力勝負になりやすいためだ。

・年齢
-------------------------
4歳【5.6.4.37】勝9.6% 連21.2% 複28.8%
5歳【2.2.2.36】勝4.8% 連9.5% 複14.3%
6歳【1.0.4.16】勝4.8% 連4.8% 複23.8%
7歳以上【0.0.0.8】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
-------------------------
ここを使った馬は本番のヴィクトリアマイルで好走する馬も多く、これから活躍するような若い馬の方が好走傾向にある。

■4歳馬が好走するために必要な隠れた実績
2020年と2019年は1人気に支持されたダノンファンタジーとラッキーライラックが沈み3連単配当は十万馬券で波乱となった。4歳の好走が多い当レースで、2頭は阪神JFやチューリップ賞で勝利しており阪神1600mに良績があったため、GIIとなるこのレースで人気になったのは当然と思われる。

しかしながら、この2頭は4歳馬でも好走が難しいひとつの共通点に該当していた。それは『秋華賞で連対実績がない』ことだ。

過去5年で秋華賞出走経験のある4歳馬は16頭。そのうち連対実績があった3頭すべてが馬券内。
⇒ミッキーチャーム、リスグラシュー、ミッキークイーン

秋華賞3着以下の13頭はそこそこ人気に支持されてもすべて馬券外。⇒ビーチサンバ3人気、シゲルピンクダイヤ4人気、カンタービレ2人気、サラキア5人気、など。

秋華賞は淀みなく流れることが多くスタミナも必要で、加えてコーナーでは先行馬は馬群で揉まれやすく数字以上に消耗しやすい。そして長い脚よりも、一瞬の脚が求められる。つまり3歳秋には秋華賞を連対できるくらいの力がついていたら、ここでも勝負できる傾向だ。4歳馬は、2歳や3歳の早い時期のGI実績はあまりアテにしない方が良く、成長力を鑑みて選択することがポイントになりそう。

☆今年の好走該当馬☆マジックキャッスル
☆今年の危険該当馬☆リアアメリア

好走した4歳馬の中には秋華賞未出走で力をつけてきた馬もいる。過去5年、秋華賞未出走で馬券になった4歳馬は15頭中4頭。4頭の共通点は『前走ワンターンコースで3着以内』4頭のうち3頭は前走勝ち馬であり、勢いのある4歳馬が似た舞台での好走実績があれば勝負できる傾向だ。

☆今年の該当馬☆
ギルデッドミラー


■人気薄でも要注意!重賞×牝馬でわかる枠順傾向
-------------------------
平地・逃げ【2.0.0.3】 勝40.0% 連40.0% 複40.0%
平地・先行【1.2.2.11】勝6.3% 連18.8% 複31.3%
平地・中団【2.0.3.23】勝7.1% 連7.1% 複17.9%
平地・後方【0.3.0.20】勝0.0% 連13.0% 複13.0%
平地・マクリ【0.0.0.0】
-------------------------
阪神牝馬Sは逃げ先行馬の好走が多いレース。しかも先行馬の複勝回収値は386%と最も高い数値となった。先行馬の注目すべき点は枠順だ。
1-4枠【0.0.0.4】
5-8枠【1.2.2.7】
この結果は、「重賞」と「牝馬」に関係がある。

・重賞の阪神芝1600mでは2.3枠の成績が落ちる傾向
全体と重賞で比較した阪神芝1600mの枠順別成績(過去5年)
-------------------------
全体
1枠 勝9.8% 連15.9% 複23.7%
2枠 勝5.8% 連12.3% 複21.4%
3枠 勝7.6% 連14.0% 複20.6%
4枠 勝7.9% 連14.8% 複21.2%
5枠 勝7.8% 連16.9% 複24.3%
6枠 勝6.9% 連16.3% 複23.8%
7枠 勝7.8% 連14.7% 複21.7%
8枠 勝5.7% 連11.7% 複18.5%
-------------------------
重賞
1枠 勝11.3% 連20.8% 複20.8%
2枠 勝5.5% 連5.5% 複21.8%
3枠 勝5.2% 連6.9% 複13.8%
4枠 勝4.8% 連14.5% 複21.0%
5枠 勝13.8% 連24.6% 複33.8%
6枠 勝4.5% 連7.6% 複13.6%
7枠 勝7.6% 連12.7% 複17.7%
8枠 勝2.5% 連12.5% 複16.3%
-------------------------
全体ではあまり差のない成績。むしろ大外の成績が若干劣るが、重賞になると2.3枠の成績が落ちる。重賞クラスになると位置取りが各馬積極的になり、進路を塞がれてしまうリスクが高くなるからだと考察できる。

・牝馬は2.3枠の成績が落ちる傾向
牡馬と牝馬で比較した阪神芝1600m1勝クラス以上の枠順別成績(過去5年)
-------------------------
牡馬
1枠 勝10.9% 連17.8% 複25.6%
2枠 勝6.3% 連14.1% 複23.9%
3枠 勝9.9% 連16.2% 複19.7%
4枠 勝6.8% 連15.1% 複21.9%
5枠 勝7.4% 連16.6% 複25.2%
6枠 勝8.2% 連17.0% 複21.6%
7枠 勝7.2% 連17.9% 複26.1%
8枠 勝5.0% 連10.6% 複17.9%
-------------------------
牝馬
1枠 勝12.6% 連18.4% 複20.7%
2枠 勝3.4% 連6.9% 複23.0%
3枠 勝3.9% 連8.8% 複22.5%
4枠 勝9.0% 連15.3% 複21.6%
5枠 勝12.8% 連23.1% 複29.9%
6枠 勝4.0% 連12.9% 複19.4%
7枠 勝10.1% 連14.7% 複20.9%
8枠 勝5.6% 連12.7% 複20.4%
-------------------------
牡馬はどの枠もほとんど差のない傾向だが牝馬になると2.3枠の成績が落ちる。牝馬だと揉まれ弱さが出てしまい、好走できないパターンが多いと考察できる。

内ならロスもなく有利に運べる半面、馬が密集しやすく、閉じ込められると不発に終わってしまう。牝馬だと揉まれる競馬になりやすい内目の枠より外目の枠が〇だ。

また馬券になった15頭中11頭は、前走出走馬の半分より前で競馬をしている。ここ3年はディメンシオンやアマルフィコースト、レッドアヴァンセが外枠人気薄の先行馬として馬券に絡んでおり、差し馬で強い馬がいると盲点になりやすい。

2020年5枠3着ディメンシオン(11人気)
2019年8枠2着アマルフィコースト(12人気)
2018年7枠2着レッドアヴァンセ(11人気)

☆今年の該当馬☆
イベリス、リアアメリア、メイショウグロッケ
5枠より外に入るようであれば激走がありそう。

よってデータから導き出された今年の阪神牝馬Sは

■好走できそうな4歳馬はマジックキャッスルとギルデッドミラー
■外枠の先行馬に警戒。イベリス、リアアメリア、メイショウグロッケが5枠より外に入るようなら注目!


となった。

例年は京都牝馬S組の好走が多いが、今年は昨年からの京都競馬場改修工事に伴い開催場所の変更もあり、そこだけではアテにはしにくい。

また父サンデー系は5頭、ディープインパクト産駒は3頭ほどの予定で、毎年サンデー系が10頭近く出走していることを考えると少ない。例年より重賞実績が乏しい馬も多いため、一波乱あってもおかしくないだろう。

(Text:funaki)

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