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コラム

2021/03/30  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【大阪杯(GI)攻略データコラム】馬体重に注目

大阪杯(GI) 4歳以上 別定 阪神芝2000m
※2017年GI昇格後の過去4年データを参考にする。

春のGI戦線へのステップレースとなっていたGII産経大阪杯は2017年より春古馬GIへ昇格。全馬仕上げは抜かりなく、GII時とは別レースと考えて良い実績重視のレースとなる。

■大阪杯の全体傾向
・人気
-------------------------
1人気【2.0.1.1】勝50.0% 連50.0% 複75.0%
2人気【1.1.1.1】勝25.0% 連50.0% 複75.0%
3人気【0.0.0.4】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
4-9人気【1.3.2.24】勝3.3% 連13.3% 複20.0%
-------------------------
※勝=勝率、連=連対率、複=複勝率
10人気以下は馬券に絡んだことはない。少ないデータの中ではあるが、馬連平均が2,510円で1,2人気でのワンツーがない。

・年齢
-------------------------
4歳【1.2.3.13】勝5.3% 連15.8% 複31.6%
5歳【3.1.1.18】勝13.0% 連17.4% 複21.7%
6歳【0.1.0.8】 勝0.0% 連11.1% 複11.1%
7歳以上【0.0.0.5】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
-------------------------
※勝=勝率、連=連対率、複=複勝率
勝ち馬は5歳に集中しており、6歳以上は苦戦傾向にある。

・前走人気と着順
-------------------------
前走1人気【1.2.2.8】勝7.7% 連23.1% 複38.5%
前走2人気【2.1.1.9】勝15.4% 連23.1% 複30.8%
前走3人気【1.1.1.9】勝8.3% 連16.7% 複25.0%
前走4人気以下【0.0.0.15】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
-------------------------
前走1着【1.1.3.10】勝6.7% 連13.3% 複33.3%
前走2着【2.0.1.6】 勝22.2% 連22.2% 複33.3%
前走3-6着【1.3.0.24】勝3.6% 連14.3% 複14.3%
-------------------------
※勝=勝率、連=連対率、複=複勝率

前走7着以下は馬券に絡んだことはない。
前走重賞で人気に支持された馬かつ掲示板くらいまでには好走できた馬が好走している。

つまり勢いと実績が重要となるのが大阪杯である。

■4歳馬好走のポイント
4歳馬は【1.2.3.13】複勝率は31.6%と最も高い。馬券になったこの6頭に共通する条件は

『1年以内に2000m以上のGIで3着内の実績がある、かつ前走上がり3位以内』
・1年以内に2000m以上のGIで3着内の実績がある4歳馬は【1.2.3.4】複勝率60.0%
・加えて前走上がり3位以内に絞ると【1.2.3.0】複勝率100.0%!

☆今年の該当馬☆
コントレイル、サリオス

■データから見る今年の3強
・実績
「4歳馬好走のポイント」と同じく、過去4年で馬券になった馬12頭中11頭の共通点が『1年以内に2000m以上のGIで3着内の実績があること』だ。2017年3着ヤマカツエースは、GI実績はなかったが前走金鯱賞で勝利している。距離に対して実績があるのはプラスである。

☆3強該当馬☆
コントレイル、サリオス

・馬体重
過去4年の勝ち馬はすべて500キロ以上の大型馬である。
-------------------------
当日馬体重
499キロ以下【0.3.2.31】
500キロ以上【4.1.2.13】
-------------------------
前走馬体重
499キロ以下【0.3.1.26】
500キロ以上【4.1.2.16】
-------------------------
当日の馬体重は要チェックだが、前走馬体重からも500キロ以上の馬が勝利していることがわかる。ゴール前の坂を力強く越えられるタフさが要求されやすいコース形態から馬格のある馬の方が優勢のようだ。

☆3強該当馬☆
グランアレグリア、サリオス

・年齢
先に触れたように4歳馬は2018年スワーヴリチャードの勝利のみで勝率5.3%に対して、5歳馬は3勝を挙げており勝率は13.0%。充実期を迎え完成形に達する古豪に分がある傾向だ。

☆3強該当馬☆
グランアレグリア

■歴代三冠馬の生涯成績
過去に三冠馬は8頭いるが、無敗の三冠馬が生まれたシンボリルドルフ以降のデータを参考にする。シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル(コントレイルの現時点までの成績含む)の生涯成績を合計すると

【54.10.3.9】勝71.1% 連84.2% 複88.2%

と驚異的な数字。

無敗三冠馬で絞る(コントレイルの現時点までの成績含む)と

【32.3.1.2】 勝84.2% 連92.1% 複94.7%

とさらに成績は上がり、連対は9割だ。

ただコントレイルの父ディープインパクトは古馬になってから2000mのレースには出走していない。オルフェーヴルはGIIの大阪杯1着、ナリタブライアンは天皇賞・秋12着、シンボリルドルフは天皇賞・秋2着と、こじつけに等しいが古馬2000mGIレースの勝ち星としての強調材料が若干不足している。

■マイル⇒中距離GIを制した馬
気になるのはスプリントマイルの2階級制覇を果たしたグランアレグリアが中距離路線に狙いを定め、3階級制覇へ挑戦することだろう。おそらくこれは前例がないので未知数である。

よって過去に安田記念、マイルCS(マイルGI)と天皇賞・秋、大阪杯(2000mGI)に実績がある近年の主な馬を調べた。

・アーモンドアイ  2019年安田記念3着→同年天皇賞秋1着
          2020年安田記念2着→同年天皇賞秋1着
・アエロリット   2019年安田記念2着→同年天皇賞秋3着
・ロゴタイプ    2016年安田記念1着→同年天皇賞秋5着
・モーリス     2016年安田記念2着→同年天皇賞秋1着
・ウオッカ     2008年安田記念1着→同年天皇賞秋1着
          2009年安田記念1着→同年天皇賞秋3着
・ペルシアンナイト 2017年マイルCS1着→翌春大阪杯2着
・サングレーザー  2017年マイルCS3着2018年安田記念5着→2018年天皇賞秋2着

グランアレグリアのマイルGI成績はこちら↓
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マイルCS →1着
安田記念 →1着
NHKマイル→5着
桜花賞  →1着
朝日杯FS →3着
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NHKマイルCこそ降着5着(入線4位)だが、生涯成績【7.1.1.1】で上記の実績馬と比較しても申し分なく、中距離適性が必要とも言われる安田記念では勝利を挙げている。

アーモンドアイ、ウオッカといった名牝や平成最強マイラーと評される1頭、モーリスにも肩を並べられる成績だろう。距離以外に阪神内回りという舞台も、阪神Cで圧巻の走りを見せているので直線が短くなっても問題なさそうだ。

■3強以外の馬券内候補
3強以外だと勢いと実績どちらも揃っている馬が不在のため、過去馬券まで展開の差だったであろう5着内に好走した馬にも視野を広げて注目してみる。

・リピーターの上がり順位
過去4年でリピーターが7頭いて、そのうちアルアインのみ1着→3着(3着時も実績と勢いの条件はクリアしている)と2年続けて馬券内へ入った。

馬券には入らなかったが掲示板に載れた馬はヤマカツエース4着、ワグネリアン5着、マカヒキ4着だ。この3頭の共通点は上がり3位以内の脚を使えたこと。掲示板に載れなかった他4頭は上がり3位以下だった。

・4歳馬の上がり順位
「4歳馬好走のポイント」にも出てきたが、ある程度上がりが使える馬にチャンスはめぐる。

過去4年で上がり3位以内だった4歳馬はマカヒキ4着、ミッキーロケット7着、ミッキースワロー5着と掲示板内は2頭いる。(ミッキーロケット、ミッキースワローは1年以内に2000m以上のGI実績なし)

このように速い上がりを使ってきた馬は軽視できない。今年の4歳馬とリピーターから近5走上がり順位の平均値を出してみた↓
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2.2位レイパパレ
3.0位ペルシアンナイト
3.2位カデナ
4.6位アドマイヤビルゴ
5.4位ワグネリアン
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距離やクラスの変化はあり、あくまでも近走から抽出したデータではあるが、安定して末脚を使えるかどうかに対して指標にする。


よってデータから導き出された大阪杯は

■コントレイルの大崩れは考えにくい
■グランアレグリアとサリオスが勝ち切る可能性も十分
■3強以外で押さえたい馬はレイパパレ、ペルシアンナイト、カデナ


となった。

無敗三冠馬コントレイルの無双の始まりか、ハーツクライ産駒サリオスが父に倣って土をつけるのか、3階級制覇を目指すグランアレグリアか、そこに割って入る刺客は現れるのか。今年の大阪杯は少点数で仕留めたいレースだ。

(Text:funaki)

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