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コラム

2021/03/30  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【ダービー卿CT(GIII)攻略データコラム】前走のレースと過去のマイル重賞実績に好走のヒントが!?

ダービー卿CT(GIII) 4歳上 ハンデ 中山芝1600m
※過去10年のデータから分析していく。

■人気
・1番人気/【1.2.0.7】 勝率10.0% 複勝率30.0%
・2番人気/【1.1.3.5】 勝率10.0% 複勝率50.0%
・3番人気/【1.1.0.8】 勝率10.0% 複勝率20.0%
・4番人気/【3.2.0.5】 勝率30.0% 複勝率50.0%
・5番人気/【3.0.1.6】 勝率30.0% 複勝率40.0%
・6番人気以下/【1.4.6.101】 勝率0.9% 複勝率9.8%

過去10年で1番人気はわずかに1勝。1-3番人気合わせても3勝しかしておらず、好走率も高くない。1-3番人気が3着までに一頭も入らなかった年が3回もあり、ハンデ戦らしく上位人気はアテにならない。

ただし、人気薄がバンバン走っているのかというと、大穴馬がそこまで来ているわけでもなく、過去10年でフタ桁人気が馬券内に来たのは2度のみ。4番人気と5番人気がそれぞれ3勝しており、ほどほどの中穴馬がよく馬券に絡んでいる。

買い目を組む際は、馬券妙味のある中穴人気の馬を軸に、上位人気からそこそこの人気薄まで、相手を手広く拾っていくのがいいだろう。過去10年で3連単10万馬券が5回も出ているので、うまくハマれば高配当を手にすることができるかもしれない。

■年齢
・4歳/【2.4.1.28】 勝率5.7% 複勝率20.0%
・5歳/【7.1.7.25】 勝率17.5% 複勝率37.5%
・6歳/【0.3.2.36】 勝率0.0% 複勝率12.2%
・7歳上/【1.2.0.43】 勝率2.2% 複勝率6.5%

年齢別の成績を調べると、4、5、6歳は出走頭数がほぼ同じくらいにもかかわらず、5歳馬の勝ち数と好走数が抜けて多くなっている。回収率を見ても、単勝が179%、複勝が125%といずれもプラス収支を計上している。一方で、人気を集めそうな4歳馬の成績はいまひとつで、好走率・回収率とも芳しくない。

当レースより早い時期に行なわれる、同じ芝マイルのGIII・東京新聞杯では、過去10年で4歳馬の好走率(3着内率)がいちばん高い。中山の芝1600mは東京のそれと比べてもタフなコースであるため、まだ体が完成していない明け4歳より、充実期にある5歳のほうが当レースで走れるのだろう。

4歳で勝った馬は、のちに重賞3連勝し、香港Cでも2着に激走したトウケイヘイロー(13年)と、GI6勝の現種牡馬・モーリス(15年)の2頭であることを見ても、4歳で勝ち切るには相当のポテンシャルがないと難しいと考えたほうがいい。

<データ注目馬>
☆5歳馬⇒アトミックフォース、エメラルファイト、カイザーミノル、カテドラル、カラテ、スギノヴォルケーノ、トーラスジェミニ

■前走クラス
・3勝クラス/【5.1.1.10】 勝率29.4% 複勝率41.2%
・オープン特別/【1.3.2.49】 勝率1.8% 複勝率10.9%
・重賞/【4.6.6.72】 勝率4.5% 複勝率18.2%

前走のクラス別成績を調べると、見逃せない傾向が判明した。前走で3勝クラス=準オープンを使ってきた馬の成績が断然いいのだ。過去10年で半分の5勝をあげ、複勝率は4割超。さらに回収率は単勝が268%、複勝が127%と、ともにベタ買いするだけで儲かってしまう数字。一頭の大穴馬が数値を引き上げたわけでもなく、1番人気から8番人気まで、満遍なく勝ち馬を輩出している。

この前走3勝クラスの馬は、すべて前走を勝ち上がって駒を進めてきた馬。つまり、勢いのある上がり馬がそのまま連勝で重賞初制覇を果たしているのだ。レース間隔を見ても、5勝中4勝は中4週でのローテーション。年齢は4歳馬が2勝3着1回、5歳馬が3勝2着1回。好調期ないしは充実期にある馬が、勢いに乗って好走するレースといえる。

一方、前走重賞組の好走馬にも有力な共通項があった。馬券になった延べ16頭中13頭まで、過去にマイル重賞で連対した経験があったのだ。しかも経験がなかった3頭は2013年以前の記録であり、近7年この傾向が続行中なのだ。

好走馬には、マイルGI勝ち馬のカレンブラックヒル(14年4番人気1着)やロゴタイプ(16年4番人気2着)、マイル重賞で3勝することになるガルボ(12年3番人気1着)やプリモシーン(19年3番人気2着)が含まれている。これを見ても当レースではマイルでの適性の高さが求められるのだろう。また、列挙した馬の中に1、2番人気が皆無なように馬券妙味も十分ある。

<データ注目馬>
☆前走準オープンを勝った馬⇒ウインカーネリアン、テルツェット
☆過去にマイル重賞で連対経験のある前走重賞出走馬⇒カテドラル、カラテ、スマイルカナ、ブラックムーン、ベステンダンク、マイスタイル、ルフトシュトローム、レイエンダ

■前走競馬場
・阪神/【6.2.0.30】 勝率15.8% 複勝率21.1%
・中山/【2.6.6.46】 勝率3.3% 複勝率23.3%
・東京/【1.2.2.25】 勝率3.3% 複勝率16.7%
・京都/【1.0.0.14】 勝率6.7% 複勝率6.7%

前走で走った競馬場を主場4場に限って見てみると、明確な傾向が表れた。最後に急坂のある阪神・中山を使ってきた馬の好走率が高く、急坂のない東京・京都組が劣勢なのだ。

当レースは東京新聞杯から駒を進める馬が多く、前走東京組の大半が該当するのだが、目立った成果は残せていない。過去10年で4回も1番人気馬を送り出しているにもかかわらず、一度2着になった以外はすべて5着に敗れている。前走で急坂を経験していない馬には最後の急坂がこたえるのだろう。

なお、中京競馬場にも直線に急坂があるが、過去10年の前走中京組の成績は【0.0.0.5】とまったく結果を残せていない。ただし、サンプル数が少ないうえに、この5頭のうち4頭は前走距離2000mのレース。当レースは距離短縮が走らない傾向にあり、急坂の有無以上に距離変更に不振の理由があると見る。もっとも今年は前走中京を使われた馬の出走予定はない。

<データ注目馬>
☆前走中山・阪神を走った馬⇒アトミックフォース、アユツリオヤジ、ウインイクシード、ウインカーネリアン、エメラルファイト、カイザーミノル、ショウナンライズ、スマイルカナ、トライン、トーラスジェミニ、ブラックムーン、ボンセルヴィーソ、マイスタイル、メイショウチタン

■斤量増減
・増減なし/【2.4.4.43】 勝率3.8% 複勝率18.9%
・斤量増/【2.3.1.27】 勝率6.1% 複勝率18.2%
・斤量減/【6.3.5.62】 勝率7.9% 複勝率18.4%

☆斤量減の内訳
・0.5キロ減/【0.0.0.4】 勝率0.0% 複勝率0.0%
・1-1.5キロ減/【2.0.2.33】 勝率5.4% 複勝率10.8%
・2-2.5キロ減/【4.3.3.12】 勝率18.2% 複勝率45.5%
・3キロ以上減/【0.0.0.13】 勝率0.0% 複勝率0.0%

ハンデ戦ということで、前走との斤量の増減を調べると、増減なし・斤量増・斤量減のどれも、好走率・回収率ともに大きな差はなかった。ところが斤量減の具体的な中身を見ると、面白い傾向が浮かび上がった。

前走から斤量が2-2.5キロ減った馬の好走率が高く、回収率も単勝165%、複勝192%と優秀な成績になっていたのだ。昨年13番人気の低評価を跳ね返して2着に激走したボンセルヴィーソも前走56キロ⇒今走54キロの「2キロ減」ホースだった。なお2.5キロ減というケースはゼロで、すべて2キロ減の馬であった。

中山の芝コースは最後に急坂が待ち構えており(2011年の阪神コースも同様)、最後にひと踏ん張りが効くかどうかが勝負の分かれ目になる。前走より大きく斤量が軽くなったほうがそこでの我慢比べで有利に働くのだろう。

3キロ以上減での好走がないのは、それらの馬のほとんどがフタ桁人気の馬で、絶対的な能力が足りないからと思われる。そもそも前走から3キロ以上も斤量が軽くなるということは、ハンデキャッパーがそれだけ低い評価をしている証拠でもある。

(Text:sakura kyosuke)

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