2021/03/02 UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」
【弥生賞(GII)攻略データコラム】母父に妙味あり
弥生賞(GII) 3歳 馬齢 芝2000m
※過去10年データ
■単勝上位人気成績
・1人気/【4.2.0.4】
勝40.0%/連60.0%/複60.0%
・2人気/【3.1.2.4】
勝30.0%/連40.0%/複60.0%
・3人気/【0.1.2.7】
勝0.0%/連10.0%/複30.0%
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
本重賞の馬連平均配当は10427円。波乱のレースと決め打ちしてしまいそうだが、19年の馬連32600円が平均値を大きく押し上げた印象だ。16年以降において1-2人気馬の決着が3度。人気馬優勢の傾向がデータから窺える。
■前走別傾向
・朝日杯FS組/【2.2.3.2】
・若駒S組/【2.1.0.2】
・ホープフルS組(GI昇格後)/【0.1.3.3】
・京成杯組/【0.0.3.6】
圧倒的な成績を残す朝日杯FS組だが、今年の出走馬はゼロ。若駒Sも今年は中京開催と、かなりイレギュラーな年と言えるだろう。繰り上がり的に浮上するのはホープフルS組、京成杯組だ。
☆前走ホープフルS組=タイトルホルダー、ダノンザキッド
☆前走京成杯組=タイムトゥヘヴン、テンバガー
■調教師別傾向
・国枝栄/【2.0.0.1】
・堀宣行/【1.1.0.3】
・友道康夫/【1.1.0.1】
・中竹和也/【1.0.2.0】
・池江泰寿/【1.0.1.0】
出世レースだけあって、調教師の顔ぶれも豪華。なかでも特筆すべきは過去2勝を挙げる国枝調教師だ。昨年はサトノフラッグで勝利。その手腕が集まる。
☆国枝師の管理馬=ワンデイモア
☆堀師の管理馬=レインフロムヘヴン
■血統別傾向
・父サンデーサイレンス系/7勝
・父ノーザンダンサー系/1勝
・父キングマンボ系/1勝
・父デヴィルズバッグ系/1勝
サンデーサイレンス系が7勝と他を圧倒。同系統をさらに掘り下げると【6.1.2.13】、目下5年連続で勝ち馬を送り込むディープインパクト産駒の活躍ぶりが際立つが……今年の該当馬は不在。4連対のハーツクライ産駒、4度馬券内確保のキングカメハメハ産駒に目を向ける必要がありそうだ。
☆ハーツクライ産駒=タイセイドリーマー
☆キングカメハメハ産駒=ホウオウサンデー
■騎手別傾向
・福永祐一/【2.1.1.1】
・川田将雅/【2.0.0.2】
・C.ルメール/【1.1.1.1】
・武豊/【1.0.2.3】
関東圏の重賞だが、関西所属騎手が上位を占める結果に。クラシック戦線を見据えるのは騎手もまた同様、関東遠征を敢行する関西騎手から目が離せない。
☆本レースに参戦予定の関西所属騎手=C.ルメール(シュネルマイスター)、川田将雅(ダノンザキッド)、M.デムーロ(テンバガー)、岩田康誠(ホウオウサンデー)
<データ注目馬>
ダノンザキッド、テンバガー、ホウオウサンデー、ワンデイモア
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