2021/02/23 UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」
【中山記念(GII)攻略データコラム】血統に偏りのあるレース
中山記念(GII) 4歳以上 別定 芝1800m
※過去10年データ
■単勝上位人気成績
・1人気/【3.0.0.7】
勝30.0%/連30.0%/複30.0%
・2人気/【3.2.2.3】
勝30.0%/連50.0%/複70.0%
・3人気/【3.1.2.4】
勝30.0%/連40.0%/複60.0%
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
上位人気3頭による勝利は計9勝。人気馬優勢の傾向は明らかだ。本重賞の馬連平均配当は3165円。人気馬を頭に据えつつ、配当を跳ね上げる紐穴をピックアップしたいレースと言えよう。
■前走別傾向
・中山金杯組/【3.0.0.9】
・前走芝GI組/【7.6.4.30】
中山金杯組と前走GI組で10勝。ローテーションの傾向としては非常にわかりやすい。中山金杯組に関しては3勝すべてを同レース2着内馬が挙げている点に注目。前走芝GI組は【3.1.1.4】複勝率55.6%の4歳馬が優勢だ。
☆中山金杯2着内馬=ヒシイグアス
☆前走芝GI組=バビット
■年齢別傾向
・4歳/【5.3.5.15】
・5歳/【4.3.1.20】
・6歳/【1.3.2.22】
・7歳以上/【0.1.2.29】
全10勝中9勝が4-5歳馬によるもの。こちらも傾向としてはわかりやすくなっている。なかでも複勝率46.4%を誇る4歳馬は注目の存在と言えるだろう。
☆4歳馬=バビット、パンサラッサ、ビターエンダー
■血統傾向
・父サンデーサイレンス系/8勝
・父ミスタープロスペクター系/2勝
この2大血統以外に勝利した血統はゼロ。この項目でもまたわかりやすいデータが出現している。その他で注目は7人気2着シルポート、7人気3着ロゴタイプ、6人気3着ソウルスターリングなど人気薄激走馬を多数輩出する父ノーザンダンサー系。穴妙味あるこの血統の存在は無視できない。
☆父ノーザンダンサー系=トーセンスーリヤ
■脚質別傾向
・逃げ/【0.2.3.5】
・先行/【8.5.3.19】
・差し/【2.2.3.29】
・追込/【0.1.1.31】
先行馬が8勝、逃げ馬が複勝率50%。圧倒的先行有利の傾向がデータから見て取れる。ディアドラやペルシアンナイトなど人気馬が差し損ねるケースも珍しくなく、前に行けるアドバンテージを重視したい一戦だ。
☆前走逃げ先行脚質=ウインイクシード、ケイデンスコール、コスモカレンドゥラ、トーセンスーリヤ、バビット、パンサラッサ、ビターエンダー
<データ注目馬>
バビット、トーセンスーリヤ、ヒシイグアス、パンサラッサ、ビターエンダー
☆競馬評論家・田原基成氏の「重賞出走馬全頭分析」は【毎週木曜日】18時公開!
