2020/11/24 UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」
【ジャパンC(GI)攻略データコラム】「3強」評価順のカギは血統にあり
ジャパンC(GI) 3歳以上 定量 芝2400m
※過去10年データ
■単勝上位人気成績
・1人気/【3.2.2.3】
勝30.0%/連50.0%/複70.0%
・2人気/【1.1.3.5】
勝10.0%/連20.0%/複50.0%
・3人気/【2.1.0.7】
勝20.0%/連30.0%/複30.0%
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
本重賞の馬連平均配当は2832円。人気馬×中穴での決着が多いレースで、16年以降は毎年1-3人気馬と4-5人気以下の組み合わせ。紐荒れの要因となる穴馬にはどのような共通点があるのか? その他項目を掘り下げていこう。
■前走別傾向
・天皇賞(秋)組/【5.4.8.40】
・京都大賞典組/【2.1.0.14】
・秋華賞組/【2.1.0.2】
・菊花賞組/【1.0.0.4】
天皇賞(秋)組が他の臨戦過程を一歩リード。同レース勝ち馬は【0-2-3-1】と勝利実績こそないものの馬券圏内を確保している。好走率に注目すると【2-1-0-2】秋華賞組も優秀だ。なお、菊花賞の1着馬ローズキングダムはブエナビスタ降着による繰り上がりでの勝利だった。
☆前走天皇賞(秋)組=アーモンドアイ、キセキ
☆前走秋華賞組=デアリングタクト
■血統別傾向
・父サンデーサイレンス系/7勝
・父キングマンボ系/2勝
・父ロベルト系/1勝
14年勝ち馬エピファネイアを除き、2大血統以外に勝利した血統はゼロ。日本競馬をけん引する血筋を素直に信頼すべきとのデータだ。なかでも注目は【3.3.2.16】昨年2-3着馬の父であるディープインパクト産駒。秋の東京芝で見逃せない血筋……ここでも評価を上げるべきだろう。
☆父ディープインパクト=カレンブーケドール、グローリーヴェイズ、コントレイル、マカヒキ、ラヴズオンリーユー、ワールドプレミア
■年齢別傾向
・3歳/【3.3.1.19】
・4歳/【4.3.3.42】
・5歳/【3.4.4.36】
・6歳/【0.0.0.24】
・7歳以上/【0.0.2.16】
好走率で捉えたとき、もっとも優秀な成績を残しているのは3歳馬。13年の7人気2着馬デニムアンドルビーや10年の8人気3着馬ヴィクトワールピサなど人気薄の好走も多い。一方で6歳以上の連対はなく、この舞台では割引が必要。
☆3歳馬=コントレイル、デアリングタクト
■性別傾向
・牡馬/【5.7.10.122】
・牝馬/【5.3.0.15】
牝馬が牡馬の馬券内率を20%近く上回る結果に。牝馬特有の切れ味が活きる舞台ということが関係しているのかもしれない。ブエナビスタやジェンティルドンナ、アーモンドアイなどオークス馬の好走が目立つのも大きな特徴だ。
☆牝馬=アーモンドアイ、カレンブーケドール、デアリングタクト、ラヴズオンリーユー
■枠順別傾向
・1-2枠/【5.3.5.24】
・3-4枠/【3.1.1.35】
・5-6枠/【0.3.0.37】
・7-8枠/【2.3.4.41】
1-4枠の馬番ひと桁番を引いた馬が8勝。なかでも1枠は【4-3-3-8】と、文字通りのラッキーゲート。この枠を引き当てた馬の評価は上げるべきだ。
<データ注目馬>
アーモンドアイ、デアリングタクト、コントレイル、カレンブーケドール
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