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コラム

2019/03/17  UMAJiN.net/データ部「徹底分析/重賞完全攻略データ」

【重賞完全攻略データ】高松宮記念(GI)を徹底分析!

昨年、高松宮記念とスプリンターズSを制して春秋連覇を達成したファインニードル、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスがともに引退。今のスプリント路線は主役不在、まさに戦国時代化している。ここでは、中京競馬場リニューアル後の過去7年の結果をもとに、馬券のポイントを探っていこう。

まずは人気面から。

■単勝人気別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・1人気/【2.0.3.2】
勝28.6%/連28.6%/複71.4%
・2人気/【2.3.0.2】
勝28.6%/連71.4%/複71.4%
・3人気/【1.2.2.2】
勝14.3%/連42.9%/複71.4%
・4人気/【1.0.0.6】
勝14.3%/連14.3%/複14.3%
・5人気/【1.0.0.6】
勝14.3%/連14.3%/複14.3%
・6人気/【0.1.0.6】
勝0.0%/連14.3%/複14.3%
・7人気/【0.0.0.7】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・8人気/【0.1.0.6】
勝0.0%/連14.3%/複14.3%
・9人気/【0.0.0.7】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・10人気以下/【0.0.2.60】
勝0.0%/連0.0%/複3.2%

1人気を見ると、複勝率71.4%と安定した成績を残しているが、連対となると微妙。連対率という意味では2人気が断然だ。過去7年で5連対しており、ここ3年もすべて連対している。3人気も連対率42.9%、複勝率71.4%で馬券の対象からは外せない。過去7年で1~3人気のうち、同じ年に2頭以上が馬券に絡んだのは6回もあり、ほぼ上位人気で決まると考えていいレースだ。昨年のように2、3人気で決まって、3着が人気薄というヒモ荒れはあるが、基本的に上位人気総崩れの大荒れは期待できない。その他の人気では4人気、5人気、6人気、8人気、10人気が3着以内に入ったことがある。つまり、11人気以下の馬はバッサリ切り捨てることができる。

次にステップ面を見てみよう。

■前走別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・シルクロードS/【3.1.2.12】
勝16.7%/連22.2%/複33.3%
・阪急杯/【2.2.1.28】
勝6.1%/連12.1%/複15.2%
・オーシャンS/【1.2.3.41】
勝2.1%/連6.4%/複12.8%
・チェアマンズSP/【1.0.0.0】
勝100%/連100%/複100%
・フェブラリーS/【0.1.0.3】
勝0.0%/連20.0%/複20.0%
・京都牝馬S/【0.1.0.3】
勝0.0%/連25.0%/複25.0%
・香港スプリント/【0.0.1.2】
勝0.0%/連0.0%/複33.3%

ステップはシルクロードS、阪急杯、オーシャンSが主力。これは過去10年で見ても同じで、新コースになっても傾向は大きく変わっていない。オーシャンS組の出走数が多く、率でいえばやや開きがあるが、好走した頭数でいえば、この三本柱は互角。まずシルクロードS組だが、2016年優勝のビッグアーサー(前走1人気・5着)は例外として、好走した残りの5頭はすべてシルクロードSを4人気以内で連対していた。阪急杯組も好走した全馬が阪急杯で4人気以内かつ3着以内だった。オーシャンS組はその逆で、優勝馬の本番成績は【0.0.0.6】。過去10年で見ても、唯一馬券に絡んだのが、2011年優勝のキンシャサノキセキだけだ。そのオーシャンSの好走の目安は5着以内だが、ピンポイントで狙うなら【0.2.1.4】の前走2着馬。さらにその前走で2人気以内だった場合は【0.1.1.1】となり、連対率は33.3%、複勝率は66.7%とさらに狙い目となる。なお、香港スプリントから直行する馬もいるが、3カ月以上の休み明けは【0.0.1.8】。過去10年で見ても【0.1.1.13】と苦戦しており、馬券に絡めたのは2009年2着のスリープレスナイトと2017年3着のレッドファルクスの前年のスプリンターズS優勝馬のみだ。

ローテーションについてもう少し踏み込んでみよう。

■3着以内馬の前走/前々走成績
[2012年]
・カレンチャン
オーシャンS1着/香港スプリント5着
・サンカルロ
阪急杯3着/阪神カップ1着
・ロードカナロア
シルクロードS1着/京阪杯1着
[2013年]
・ロードカナロア
阪急杯1着/香港スプリント1着
・ドリームバレンチノ
シルクロードS1着/スプリンターズS3着
・ハクサンムーン
オーシャンS9着/京阪杯1着
[2014年]
・コパノリチャード
阪急杯1着/阪神カップ10着
・スノードラゴン
オーシャンS2着/根岸S11着
・ストレイトガール
シルクロードS1着/尾張S1着
[2015年]
・エアロヴェロシティ
チェアマンズSP2着/香港スプリント1着
・ハクサンムーン
オーシャンS2着/阪神カップ18着
・ミッキーアイル
阪急杯2着/阪神カップ7着
[2016年]
・ビッグアーサー
シルクロードS5着/阪神カップ3着
・ミッキーアイル
阪急杯1着/香港スプリント7着
・アルビアーノ
オーシャンS5着/マイルCS5着
[2017年]
・セイウンコウセイ
シルクロードS2着/淀短距離S1着
・レッツゴードンキ
京都牝馬S1着/ターコイズS2着
・レッドファルクス
香港スプリント12着/スプリンターズS1着
[2018年]
・ファインニードル
シルクロードS1着/スプリンターズS12着
・レッツゴードンキ
フェブラリーS5着/香港スプリント6着
・ナックビーナス
オーシャンS2着/シルクロードS5着

3着以内馬の前々走を見ると、阪神カップ経由が5頭で最多。18着だった馬もいるので、そこでの着順を気にする必要はないようだ。次に多かったのが、4頭の香港スプリント経由。ここからぶっつけで挑むと好走できないが、間にレースを挟むと好走の余地がある。ただし、香港スプリントで2ケタ着順だった馬は狙えないので要注意。あとは3着以内馬21頭中12頭が前走も前々走もGIではなかったのも特徴のひとつ。そのうち、5頭は前2走とも3着以内、残りの7頭中6頭はいずれかで連対していた。つまり、前2走ともGI以外のレースで、どちらも好走していない馬は厳しいということ。

最後に年齢面。

■年齢別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
4歳/【2.0.4.21】
勝7.4%/連7.4%/複22.2%
5歳/【4.2.2.24】
勝12.5%/連18.8%/複25.0%
6歳/【0.5.1.24】
勝0.0%/連16.7%/複25.0%
7歳以上/【1.0.0.35】
勝2.8%/連2.8%/複2.8%

年齢とともにスピード能力が落ちていくと言われるが、意外にも4歳馬の成績が思ったほどよくない。3着以内数は多いが、連軸となると微妙な成績だ。一歩リードしているのが5歳馬で、過去7年の成績は4勝2着2回。スプリント路線は、5歳が完成の域に達する時期なのかもしれない。その証拠に、6歳馬は5連対しているが、勝ち星はゼロだ。

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