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競馬サロン

齋藤翔人

2022/05/06 19:00

【京都新聞杯】 総額10億円超!? セールの高額落札馬が一堂に会するダービーの前哨戦

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皆さま、大型連休はいかがお過ごしでしょうか。今日から仕事始めという方がいれば、休みがあと2日もあるという方もいらっしゃると思います。もちろん、連休なんて1日もない!という方もいらっしゃることでしょう。

競馬に関していえば、先週の土曜日から明後日の日曜日まで。はたまた、中央から地方、海外に至るまで、注目の重賞が目白押し。とどめとばかりに、最終日の8日朝には、アメリカで行われるケンタッキーダービーの馬券が発売され、午後はNHKマイルカップが行なわれます。10月最終週から11月1週にかけての、天皇賞・秋、JBC、アメリカのブリーダーズCのようなスケジュールですね。

そのケンタッキーダービーに、日本調教馬として3年ぶりに出走するのがクラウンプライド。前走、UAEダービーを完勝し、そのまま帰国せずに渡米しました。この馬の出走がなければ日本での馬券発売もなかったはず。応援するのはもちろんのこと、出走を決断してくださった陣営に感謝です。

中央競馬に話を戻すと、先週の天皇賞・春から6週連続GIがスタート。年間で最も競馬が面白く、楽しい時期に入りました。

その天皇賞・春は、本命に推したタイトルホルダーが逃げ切って圧勝。1番人気のディープボンドが2着で、高配当を手にすることは出来ませんでしたが、それでもいいやと思えるほど、横山和生騎手が完璧なエスコートをしてくれました。

もちろん、道悪の巧拙の差がはっきり出たことや、スタートで落馬し、カラ馬となったシルヴァーソニックが「好位を確保」したことで、2番手以下の騎手が競馬をしにくくなったことは事実。そのため、最終的についた7馬身差を、そのまま鵜呑みにすることはできません。

とはいえ、菊花賞と同じく、前半1000mをやや早めの1分0秒5で入り、真ん中の1000mは1分3秒1のスローに。そして、後半1000mは再び加速して59秒4にまとめ、後続を突き放したレース運びは、文句なしにお見事の一言。未知の領域だった最後の1ハロンこそ13秒2を要しましたが、既にこの時点で決着はついており、タイトルホルダーを本命にした人の大半が願っていただろう理想的、かつ完璧なレースをしてくれました。

菊花賞より、はるかにマークが厳しくなるはずだった今回。自身初のGI制覇が懸かるレースで上位人気馬に騎乗し、なおかつ思い切ったレースをすることは、こちらが思っている以上に勇気がいるはずで、プレッシャーもかなりあったでしょう。それでも、パートナーと自らを信じ、実際にそれをやってのけた横山和生騎手は、本当に素晴らしかったと思います。

また、昨年の函館記念をトーセンスーリヤで制したときにも感じたことですが、勝利騎手インタビューも実に謙虚。さらに、コメントもしっかりしてくれるので、私の中では好感度がめちゃくちゃ上がっています(笑)。

次走は、宝塚記念に向かうとのことで、凱旋門賞にも登録しているそうです。次こそはマークが厳しくなり、同じく逃げ馬のパンサラッサとの兼ね合いもあって簡単にはいかなさそうですが、引き続きこのコンビを応援しようと思います。

それでは、京都新聞杯の予想に。

今週末、中央競馬で行なわれる重賞は計3レース。年明けから、多くの週で重賞が3レース以上行なわれてきましたが、次回、平地重賞が3レース以上行なわれるのは9月第1週。4ヶ月先までありません。

その3レースのうち土曜日に開催されるのが、昨年に続き、中京競馬場で行なわれる京都新聞杯。トライアルレースには指定されていないものの、日本ダービーの前哨戦です。
グレード制が導入された1984年以降、ダービーに最多の勝ち馬と連対馬を送り込んでいるのは、もちろん、前走皐月賞組。それに次ぐ連対馬を送り込んでいるのは青葉賞組です。ただ、皐月賞組の次にダービー馬を送り込んでいるのが、今週行なわれる京都新聞杯とNHKマイルカップ。それぞれのレースから、3頭ずつダービー馬が誕生しています(前身のNHK杯と京都4歳特別は含まない)。

前走京都新聞杯からのローテーションで、最初にダービーを制したのはアグネスフライト。名手・河内洋騎手(現・調教師)が悲願のダービー制覇を目指し、弟弟子の武豊騎手が騎乗するエアシャカールと直線で壮絶な叩き合いを演じた2000年のレースは、ダービー史に残る屈指の名勝負でした。

その後、京都新聞杯組からは、ハーツクライとインティライミが2年連続で好走したものの、それぞれキングカメハメハ、ディープインパクトという、超強力なライバルに及ばず2着。しかし、2013年にキズナが京都新聞杯とダービーを連勝すると、2019年には、京都新聞杯2着から臨んだロジャーバローズが、皐月賞上位組を相手に早目先頭から押し切り優勝。当時、デビュー13年目の浜中俊騎手が、ダービージョッキーの称号を手にしました。

トライアルに指定されていないとはいえ、3週間後のダービーに向けて重要な一戦。ここでは、過去5年の京都新聞杯と、過去3年の中京芝2200mの傾向を深掘り調査。重視できそうな指標を探り出し、そこから予想を組み立てます。

(1)前走クラスと前走人気
(2)生産牧場
(3)母父の系統
(4)種牡馬
(5)前走距離
(6)前走4コーナーでの位置取り
(7)前走からの間隔

過去5年の京都新聞杯から重視できそうな指標は、上記の7項目。まず(1)は、前走クラスと前走の人気です。

まず、芝の1勝クラスから臨む組は、前走5番人気以内だった馬が買い。その成績は[3-3-2-13/21]で、勝率14.3%、複勝率38.1%。単勝回収率205%、複勝回収率140%と優秀。
特に、前走1番人気は[1-2-2-6/11]。複勝率45.5%、複勝回収率141%と、勝ち切れてはいないものの、好成績でした。

一方、芝のオープンか重賞から臨む組は、前走4番人気以内の馬が[1-2-3-5/11]。勝率9.1%、複勝率54.5%。単勝回収率116%、複勝回収率159%と、高確率で好走していました。

なお、前走未勝利戦組は[0-0-0-11/11]と、苦戦する傾向にあります。

(2)は、生産牧場について。
京都新聞杯でも強さを発揮するノーザンファームの生産馬。その成績は[1-4-3-11/19]で、勝率5.3%、複勝率42.1%。単勝回収率22%、複勝回収率129%。勝ち切れてはいませんが、過去5年で3着内に好走した馬の半数以上を占めています。

一方、出走頭数は少ないものの、勝ち切っているのが社台ファームの生産馬。[2-0-1-4/7]で、勝率28.6%、複勝率42.9%。単勝回収率677%、複勝回収率211%。
勝ったステイフーリッシュとレッドジェニアルは、それぞれ7、11番人気の穴馬でした。

(3)と(4)は、血統について。まず(3)は、母父の系統です。
京都新聞杯では、母父ノーザンダンサー系の馬が活躍しています。その成績は[3-2-2-14/21]で、勝率14.3%、複勝率33.3%。単勝回収率91%、複勝回収率118%。サンプル数が多く、信頼できる指標といえるのではないでしょうか。

続いて(4)は、種牡馬について。
出走頭数は少ないながらも、ディープインパクト産駒が強い当レース。その成績は[1-1-2-4/8]で、勝率12.5%、複勝率50.0%。単勝回収率53%、複勝回収率142%。2頭に1頭が好走しています。

なお、京都芝2200mと中京芝2200mではコース形態が大きく異なるため、血統傾向を指標に加えるか迷いました。ただ、昨年の勝ち馬レッドジェネシスもディープインパクト産駒で、母の父はノーザンダンサー系のストームキャット。結局、(3)(4)とも注目の指標に加えることにしました。また、当コースに強い種牡馬に関しては、後述します。

(5)は、前走の距離について。好走傾向は(1)と同様、2つに分かれます。

まず強いのは、前走2200m以上のレースに出走した馬。その成績は[2-1-3-10/16]で、勝率12.5%、複勝率37.5%。単勝回収率243%、複勝回収率126%と好調。

一方、前走芝1800m組も[1-3-2-10/16]。勝率6.3%、複勝率37.5%。単勝回収率80%、複勝回収率114%と、好調でした。

(6)は、前走4コーナーでの位置取り別成績。ここも、前走出走したクラスによって、傾向は2つに分かれます。

まず、芝の1勝クラスから臨む組は、前走4コーナーで3番手から7番手以内に位置した馬が強く[3-2-2-7/14]。勝率21.4%、複勝率50.0%。単勝回収率307%、複勝回収率180%と、好成績。

一方、オープンか重賞から臨む組は、前走4コーナーで4番手以内に位置していれば[1-2-3-4/10]。勝率10.0%、複勝率60.0%。単勝回収率107%、複勝回収率192%と、こちらも素晴らしい成績でした。

(7)は、前走からの間隔。
前走から間隔を開け、余裕のあるローテーションを組んできた馬が強い当レース。
具体的には、前走から中9週以上の間隔を開けた馬が[1-2-1-6/10]。勝率10.0%、複勝率40.0%。単勝回収率128%、複勝回収率132%と、好成績でした。


ここからは、中京芝2200mの過去3年の成績に注目。その中で、重視できそうな指標を取り上げます(期間は、2019年6月29日から2022年3月27日まで)。

(8)種牡馬
(9)調教師
(10)騎手

(8)は、注目の種牡馬。2頭ピックアップします(カッコ内は回収率。以下の項目も同じ)。

・エピファネイア[7-2-4-17/30] 勝率23.3%(267%)、複勝率43.3%(137%)
・ハーツクライ[8-11-7-50/76]  勝率10.5%(72%)、複勝率34.2%(123%)

中京競馬場の芝の中距離ではお馴染みのエピファネイア。ただ、以前も書いたとおり、ここで取り上げるとなかなか好走してくれません…。京都新聞杯には、アップデートとヴェローナシチーの2頭が出走します。

一方、ハーツクライの産駒も好調ですが、その仔ジャスタウェイの産駒は[0-0-1-20/21]と、大不振。ポッドボレットにとっては、不安な材料です。

(9)は、このコースが得意な調教師。2名、取り上げました。

・友道康夫調教師[8-8-0-10/26] 勝率30.8%(107%)、複勝率61.5%(123%)
・杉山晴紀調教師[2-2-4-5/13]  勝率15.4%(135%)、複勝率61.5%(121%)

こちらも、中・長距離ではお馴染みの友道康夫調教師。昨年の当レースでは、管理馬のレッドジェネシスとルペルカーリアがワンツー。間違いなく、好相性といえるレースです。

また、杉山晴紀調教師は、出走頭数でいえば友道調教師のちょうど半分ではあるものの、好走率は同じ。(8)で取り上げた、エピファネイア産駒のアップデートを出走させます。
他、ボルドグフーシュを出走させる宮本博調教師も[1-1-2-4/8]。複勝回収率は131%と、好成績でした。

最後は(10)の騎手。1名、取り上げます。

・福永祐一騎手[4-7-4-12/27] 勝率14.8%(33%)、複勝率55.6%(107%)

2回に1回以上好走していながら、複勝回収率が100%を超える福永騎手は、ポッドボレットに騎乗します。(8)でみたとおり、ジャスタウェイ産駒は当コースで不振ですが、ジャスタウェイが現役時、主戦を務めていたのは福永騎手。騎手のコース相性の良さが、産駒の不振をカバーできるのか。注目です。

長くなりましたが、以上の10項目を重視し、印と買い目を下記のとおりとしました。

◎7  リアド
○12 ポッドボレット
▲9  ボルドグフーシュ
☆6  アップデート
△10 ブラックブロッサム
△8  ショウナンアデイブ
△11 ヴェローナシチー
△3  アスクワイルドモア
△1  メイショウラナキラ
△5  ミスターホワイト


【買い目】

・馬単マルチ 7=12、9、6、10、8、11、3、1、5 計18点
・ワイド     7→12、9、6、10、8、11、3、1、5 計9点
・3連複軸2頭ながし 7、12→9、6、10、8、11、3、1、5 計8点


本命候補は、6項目に該当したリアドとポッドボレット。ただ、ジャスタウェイ産駒の不振が気になるので、本命はリアドにしました。

前走の毎日杯でも本命に推しましたが、やはり渋った馬場が良くなかったよう。ディープインパクト産駒の王道血統で、非根幹距離の2200mに適性があるかどうかは気になりますが、昨年の当レースを制した川田騎手と友道調教師のコンビ。なんとかここを勝利し、ダービーに臨んで欲しいと思います。

以下、ポッドボレットを対抗にし、5項目に該当したボルドグフーシュ、アップデートの順に。人気が予想されるブラックブロッサムは3項目に該当。△の評価となりました。
馬券は、いつもの馬単マルチとワイドに加え、本命、対抗からの3連複軸2頭ながしも買います。

リアドに話を戻すと、2019年のセレクトセール当歳市場において、最高額で落札された「タイタンクイーンの2019」がこの馬。そして、2020年の同セール1歳市場で最高額だった「シーヴの2019」がショウナンアデイブです。2頭を合わせると、税込10億円を超えるというすさまじい金額に…。

他にも、アスクワイルドモアは、2021年の千葉サラブレッドセールで2位となる、税込6941万円(1位は、プリンシパルSに出走するドーブネ)で落札されました。高額馬たちが、一堂に会するのも、なんだか不思議な縁を感じます。

ここで賞金を加算し、ダービーに臨みたいという気持ちはどの陣営も同じはず。皐月賞が混戦だっただけに、本番で好勝負を演じる馬がこの中から出てきても不思議ではありません。結果だけでなく、レース内容にも注目したいと思います。

それでは、土曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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