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競馬サロン

佐倉京助

2021/09/11 21:29

【9月12日(日)】セントウルS、京成杯AH 後ろから? 前から?

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【第34夜・セントウルS、京成杯AH】

以前、競馬評論家の清水成駿さんが、雑誌かなにかで「一日の予想は最終レースから始める」ということを明かしていました。

ファンの注目が集まるメインレースではなく、なぜ最終レースをはじめに検討するのかというと、「最終で勝てば、その日はプラスに終わるから」

ロマン派予想の代表格ながら、実際は極めて合理的な思考を好んだ、いかにも清水成駿さんらしいルーティンです。

偉大な競馬人のあとに自分の話を持ち出すのは、ひじょうに気が引けるのですが(大汗)、僕は一日の予想ではなく、ひとつのレースにおいて、いつもビリ人気の馬から検討しています。

理由は、成駿さんぽく「ビリ人気が勝てば、そのレースはプラスに終わるから」とニヒルに言いたいところですが(ニヒルなのか!?)、そうではなく、単純にそのほうが予想がラクだし、時間効率がいいからです。

上位人気の取捨って、難しいですよね。明日の京成杯AHを見ても、56キロのグレナディアガーズと54キロのバスラットレオン、どっちが先着するのか? って、時間をかけて考えても、なかなか結論は出ない。当然のことですが、上位人気の馬は能力が高かったり、展開が向きそうだったりと好走条件が豊富で、優劣ひとつつけるだけでも難儀してしまいます。

ところが最低人気から順に見ていくと、サクサク取捨できる。バッサリ切れる馬と押さえておきたい馬とに、そんなに時間をかけずとも仕分けることができるのです。

そうやって削っていくと、そのレースの波乱度合い(あるいは難易度)が浮かび上がってきます。切れる馬が多く、残った馬が少なければ堅く収まりそうだし、切れる馬が少ない場合は混戦模様で荒れるんじゃないか、と。これが予想の大まかな方向性を決めてくれるのです。

あと、下から見ていくと“盲点の穴馬”を拾いやすいのも利点のひとつ。上から順に検討するとだんだん疲れてきて、ふたケタ人気の頃には予想が適当になり安易に切ってしまいがち。隠れた好走要件を見出すのが穴予想の基本なので、丁寧な検討を加えるためにも、最低人気から見ていくのは合理的な行動だと思うのです。

…と書くと、「だったら、上位人気馬の検討はおろそかになってもいいのかい?」と鋭くツッコまれそうですが、基本的に「人気上位≒能力上位」なので、人気上位の馬は展開ひとつでどの馬も勝ち負けに走ってこれる。なので僕のような穴狙いの場合は、自分が狙った穴馬と一緒に来そうな馬をピックアップする、というやり方のほうが、うまくいくケースが多いのです。

ほとんどの人が人気サイドから検討していると思いますが、試しでいいので一度、最低人気から予想をしてみてください。これまで引っかからなかったような人気薄が気になって、もしかしたらそんな馬が穴をあけてくれるかもしれませんよ……。

さて、そろそろ予想に参りましょう。

発走順に、まずは中京メインのセントウルS(芝1200m)から。

今年の予想のキモは、昨年に引き続き、例年の阪神ではなく中京で行なわれること。

中京に代替開催された昨年の結果を見ると、勝ったダノンスマッシュはその後に同コースの高松宮記念を制し、3着のミスターメロディは前年の高松宮記念の覇者でした。

このように中京の芝1200mはリピーターがよく来るコースで、それはすなわち、同コースが独特の適性を有しているということ。なので、このコースだとパフォーマンスを発揮できる、あるいは、このコースでしか走らない、という馬が多数出てくるわけです。

そこで本レースは、中京コース、特に芝1200mで実績のある馬を上位に見ながら、検討を進めていきました。

…となると、真っ先に思い浮かぶのが、幻の高松宮記念馬であり、中京芝1200mを連勝してきているクリノガウディー。当然、本命候補だったのですが、このコースは外枠があまり有利ではないことと、鞍上の岩田康騎手が最近元気がないことが気になりました。それとあまりに安易なチョイスかとも思い、クリノガウディーは対抗にとどめた次第です。まあ、本日の紫苑Sでは安易だからとシルシを下げたファインルージュに快勝されたわけですが…汗。

本命に指名したのは、4番レッドアンシェルです。

中京芝1200mは2戦1勝で、2年前のCBC賞を勝利しています。今年の高松宮記念は最下位でしたが、あの日の中京は雨で馬場の内側が“死んで”おり、2番枠を引かされた時点で、ジ・エンド。まったくの参考外にできます。

昨年の北九州記念を制してからは、見た目の着順こそ冴えないものの、レース内容を精査すると悲観するものではまったくない。4走前のスプリンターズSはあのグランアレグリアからコンマ7秒差の6着ですから、よく頑張ったほう。3走前の京阪杯14着は5連戦目で疲れもあったわりには、着差は1秒ジャスト。2走前の高松宮記念は前述の通りノーカウント。

そして前走の北九州記念ですが、あの日は雨の影響で先に行った馬が有利な展開に。そこを中団から進み、直線では外を回してコンマ3秒差の5着に入ったのです。しかもトップハンデ58キロの酷量を背負ってのものですから、極めて中身の濃い走りだったと思います。

今回は別定戦で斤量は56キロと、2キロも軽減されます。ファストフォースをモノサシに人気のピクシーナイトと比べてみると、ピクシーナイトはCBC賞でファストフォースより斤量が1キロ重くてコンマ1秒差負け。対してレッドアンシェルは北九州記念でファストフォースより斤量が3キロ重くて同じくコンマ1秒差負け。そして今回ピクシーナイトは前走から斤量が1キロ重くなるのに対し、レッドアンシェルは2キロ軽くなるわけです。

この三段論法的(?)な比較からすると、ピクシーナイトよりレッドアンシェルのほうが、どうやっても上に見えますよね。にもかかわらず、レッドアンシェルの単勝オッズはピクシーナイトの10倍近い40倍強もつけるのです!!!(土曜日の夜時点) てか、なんでこんなに人気がない??

先述したように、特殊コースである中京芝1200mは重賞を勝っていて適性があることは証明済み。ダメ押しに、当コースでは有利な内の偶数枠・4番枠を引いたのです。

唯一の不安材料は、個人的に相性のよくない鞍上・武豊騎手なのですが…前走も跨って問題はなかったようですし、その不安要素を上回るほどの魅力(というかオッズ・笑)にあふれているので、自信を持ってこの馬から買います!

対抗は先にも述べたように、14番クリノガウディー。当コースに適性がある、というか、この馬はこのコースしか走らないと思います。ただ、岩田康騎手騎乗ですし、ここは内枠がほしかったですね。

単穴は、本命にするか迷った2番シャインガーネットを。この馬、前走・京王杯SCで見せた末脚が凄かった。スローで流れたとはいえ、馬場の外目を回して上がり32秒7はなかなか出せるものではありません。ファルコンS優勝後は期待されたほどの結果は残せていませんでしたが、前走の走りに復調気配を感じ取りました。中京芝1200mは初めてとなりますが、ファルコンSの勝ち方を見るに、1ハロン短縮しても上手く走れるのではないかと思います。

もうひとつ同馬をプッシュしたいのは、鞍上が鮫島駿騎手に替わるから! 僕の激推し騎手だからだけでなく、同騎手は現在、サマージョッキーシリーズのトップに立っている。ここを勝てば優勝できるわけで、モチベーションが高いに違いない。先行意識の強いジョッキーで、1枠2番の好枠を引いたのですから、本馬の懸念材料である位置取りも、もう少し前目につけてくれるのでは……。

そのほかのシルシや序列は、以下にまとめました。買い目と併せてご覧ください。

〈中京11R・セントウルS〉
◎4 レッドアンシェル
○14 クリノガウディー
▲2 シャインガーネット
☆3 ラウダシオン
注8 レシステンシア
注10 ジャンダルム
△13 ナランフレグ
△11 カレンモエ
△15 ピクシーナイト
△16 ラヴィングアンサー

【馬単ウラオモテ】4⇔2、3、8、10、11、13、14、15、16(18点)
【3連複フォーメ】4=2、3、8、10、14=2、3、8、10、11、13、14、15、16(30点)
【単勝】2、4(2点)


ピクシーナイトは先のレッドアンシェルとの比較で、カレンモエは2着続きで勝利のない馬を僕はあまり評価しないので、それぞれ狙いを下げました。買い目では、◎レッドアンシェルと▲シャインガーネットはどちらも土曜夜の時点で40倍以上つけるので、それぞれ単勝を押さえます。

続いて中山のメイン・京成杯AH(芝1600m)ですが、相変わらず文章が長くなってしまったので(汗)、ここは手短に進めます。

◎は5番ステルヴィオにロックオン! 近走の不振はノド鳴りが影響していたようで、手術を経てターフに戻ってきました。マイルCSの勝ち馬でメンバー上位の能力があることは間違いない。中山コースは重賞勝ちの実績があるし、斤量58キロも安田記念でインディチャンプのコンマ4秒差(8着)に走れているので問題ない。3枠5番といい枠も引きましたし、能力をきちんと発揮できれば馬券圏内に突っ込んできてくれると期待します。

相手には人気の3歳馬、1番グレナディアガーズと11番バスラットレオンの2騎を普通にとって、前者に対抗を、後者に単穴を打ちました。

そして☆印には、14番マイスタイルを抜擢! 前走・関屋記念で見せ場たっぷりの4着に走っているのに、全然人気してないですよね。中山芝マイルは勝ち星こそないものの、ダービー卿CTで3着、4着に入ったことがある相性の悪くないコース。7歳の高齢馬だけに、休み明けを叩かれて体調は上向いているはずなので、前走以上のパフォーマンスも大いに期待できます。また、先週の新潟記念で先行脚質のトーセンスーリヤを差しに回して2着に好走させた、横山和騎手に替わるのも好感を持ちます。

そのほかのシルシや序列はこのようになりました。買い目と一緒に発表します。

〈中山11R・京成杯AH〉
◎5 ステルヴィオ
○1 グレナディアガーズ
▲11 バスラットレオン
☆14 マイスタイル
注10 カラテ
△4 グランデマーレ
△7 マルターズディオサ
△2 カテドラル
△13 スマートリアン
△12 カレンシュトラウス

【馬単ウラオモテ】5⇔1、2、4、7、10、11、12、13、14(18点)
【3連複フォーメ】5、14=1、11、10=1、2、4、7、10、11、12、13、14(39点)


3連複は◎ステルヴィオと☆マイスタイルの2軸で組んでみました。◎☆2頭のどちらかが激走したとき、相手には○▲注のうち1頭は馬券に絡んでくれるだろう…という買い方です。

東西とも妙味たっぷりの穴馬から入りますが、いずれも冒頭で述べたように、「ビリ人気から順に見ていって引っかかった馬」でもあります。昨日も今日も、なんだか“ケツ”の話ばかりになりましたが(笑)、レースだけは先頭を駆け抜けてほしいものです。

それでは、無敵の現状維持を突破せよ!

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