青：たー君
黒：じょうちょー


「たーくん、見てみてくれっかい、これ。」

「うぉ、こわ。怪奇現象。こんなの初めて見ましたよ。」

「やっぱりそうなのかい？ほかにも頻繁に変なこと起こるもんだから、急に止まったらおっかねぇとおもってメーカーさんに電話していろいろ聞いてみたんだけどさ」

「あ、いや、自分もパソコンのことはよくわかんらないですけどね。明らかに普通ではなさそうなので笑。そういうのはプロに聞くのが一番っすよね。」

「電話かけたら、イントネーション的にはたぶん外国の方なんだとおもうんだけど、日本語のめちゃくちゃ上手なねぇちゃんが出てくれてよ。親切に『どんな状況ですか？』『慌てなくてダイジョブですよ』っていろいろ教えてくれんだよな」

「惚れてまうやろー、って感じですね。」

「？」

「あ、いや、なんでもないです。」

「そう？ただ、おれも、ほら、説明しようにもパソコンの言葉知らねぇしよ。こうやって上から下にクリクリクリっていうのを伝えるのも・・」

「スクロール…ですかね？」

「そう！サポートのねぇちゃんにも教えてもらったのにもう忘れてんだもんな。世話ねぇよ。で、そのスクロールをしたら画面が真っ暗になったあと、元にもどっても画面とか文字が滲んじまう。って話してさ。そしたらおねぇちゃんの方が『ニジム？』って始まってよ。」

「日常であまり使うことないですもんね笑」

「そこから日本語『滲む』講座と、対ジジイのパソコン用語講座の同時開校よ。」

「カオスじゃないですか笑」

「でもすごかったぞ、ちょっと話したら、すぐ『ニジむ、わかりました！』ってなってたし、外国の方なのに、日本語を日本人に負けないくらい覚えて、パソコンのプロフェッショナルとしてそれを日本語でおしえてくれるんだもん。」

「すごい！うちのアリウン（モンゴル人スタッフ）たちもそうですけど、いらした馬主さんたちと、馬のことを日本語で話してるの見るとほんとすごいな、と思います。日本語プラス馬の専門用語まで日本語で覚えなきゃいけないんですもんね」

「ほんと勤勉だよな」

「ですね、パソコンの方もうまく解決できたんですか？」

「あ、パソコンな、ごめんごめん。なんだかいろいろ教えてもらってるうちに、パソコンに自分で自分の異常を発見する機能みたいなのがあるって話でさ、それをポチポチっとやってな。『検査に5分くらいかかりますが、そのあとメッセージが出てきますので、そこにノープロブレムって出てきたら、パソコンの問題ではなく、インストールされているソフトの問題かと思います。そうではなくエラーみたいな英語がでたら、パソコン本体の故障かもしれないのでその出てきたエラーの番号みたいなのを私におしえてください』って。」

「結果は？」

「ゴリゴリのノープロブレム」

「・・・・。それって、いろいろと合ってます？」

「だよな笑？いや、俺もそこだけは疑問だったんだけど、ぶっ壊れてる疑惑のあるパソコンに『おかしいとこないですか？自分で調べて報告しなさい』ってけっこう破綻してるよな笑。早漏のやつに、あんた早漏ですか？って聞いて、早漏ですなんて言うわけねぇんだから。下手すりゃ気づいてないまであるからな。俺もそうだけど。ノープロブレム一択だべ」

「笑笑笑」
「もうウマジンさん出禁ですね笑。で、結局修理してもらえたんですか？」

「いや。でもねぇちゃんはいいヤツだったし、ウソつくような感じじゃねぇから、もうこのまま使うしかしゃぁねぇべ。」

「まぁ動くことは動きますしね笑」

「文字が打ててインターネットで岡井さんとこにメールできれば問題ねぇや。いざとなったらブッ叩きゃなおんだろ」

「その発想は捨てましょ笑」

「さ、レースレース。」

「先週は行ったり来たりでハラハラでしたけど笑、一日ずっと楽しめました！ありがとうございました！」

「軸馬9の7か…楽しんでくれたなら嬉しいけど今度やるときはパーフェクト狙いてぇな。明日は新潟10Rが面白そうなんだよな。高田城特別ね。」

「結構上位人気割れてますね。」

「そうそう、だからこそでさ。この時期になるとやっぱりうちの馬でも夏負けしてるのと、元気いっぱいなのと差がスゴイだろ？」

「どうした笑？っていうくらい動きたがらない馬もいますからね。」

「このレースでも、たぶんそこそこ人気すると思うんだけどスリーピートとブルーダイヤカフェが夏負け気味って話でな。」
「スリーピートの方は涼しい時間帯に乗ってなんとかケアしてるみたいだけど、湯窪先生のとこにいたころ（転厩前）の左回りがあまり上手なレースじゃなかったろ？」

「中京で6着と13着ですか…。」

「ブルーダイヤカフェの方はデカくて黒い馬だし、やっぱ暑さの影響は受けやすいんだろうけどな。2週前に1回時計飛ばしてるのもその影響だとすると状態万全とはいかないだろうし、ここは相手の相手くらいで見とくのがいいべ」

「今3番人気と4番人気、これはなかなかチャレンジングで面白いですね！」

「どっちも能力ある馬だし俺ももちろん評価はしてるよ。ブルーダイヤカフェなんかも絶好調ならこのクラスは楽に突破できると思うしな。ただ、ここを能力で走り切られちまったらしょうがねぇけど、俺はここで2頭が大負けたとしても、涼しくなってからもう一丁狙いたいわ。たーくんも覚えといてくれ。」

「承知です！」

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新潟10R　高田城特別
◎2 スナークダヴィンチ
○1 アストロブレイク
▲8 ショウナンアニメ
☆13 クインズレモン
☆12 イバル
△6 シュアゲイト
△15 ロゼキルシュ
△9 ワーズワース
押5 スリーピート
押14 ブルーダイヤカフェ

【馬連BOX】2.1.8.13.12（10点）
【ワイドF】2.1-6.15.9（6点）
【三連複F】2-1.8.13.12-1.8.13.12.6.15.9.5.14（26点）
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「中心はたまたまどっちもブリンカー組になったけど、川田騎手乗っけてきて本気度すごい◎スナークダヴィンチな。これは他の馬気にするとこあるからブリンカーが吉とでるべ。〇アストロブレイクはチークからのブリンカーだからスナークダヴィンチほどの効き目はないかもしんないけど、ルメちゃんの進言どおり距離縮めてきてここは最後の詰めの甘さが解消されるんじゃねーか？」

「夏負け気味の2頭は三連複の相手までですか。すごい夢ありますね！乗らせていただきます！」

「2頭がワンツーしたら、明日一緒に謝罪会見だな。ドンピシャいったらドヤ顔で登場するべ。」

「後者になりますことを笑」

「あとは、メインレースだけど函館11Rの札幌日経オープン。ここは◎ディアスティマがつよいんじゃねーか？」

「天皇賞はびっくりしましたね汗」

「オープン入りたての馬が、自分でペース作ってさ。しかも最初ジャコマルにせっつかれてペースあがってるのに、最後は併せてきたカレンブーケドールに食い下がろうとしたんだぜ？正直、マジか！って声出たもん。タフな洋芝2600ｍもこの仔のスタミナなら気にならないだろうし、小回りさえこなせればここは人気でもディアスティマだと思うけどな。」

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函館11R　札幌日経オープン
◎5 ディアスティマ
○3 ボスジラ
▲8 カウディーリョ
☆6 ジェットモーション
△15 シークレットラン
△2 ゴースト
△10 ジャコマル
△12 ナムラドノヴァン

【単勝】5（1点）
【馬連】5-3.8.6.15.2.10.12（7点）
【馬単F】5.3→5.3.8.6（6点）
【三連複F】5-3.8.6-3.8.6.15.2.10.12（15点）
【三連単F】5→3.8.6→3.8.6.15.2.10.12（18点）
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「準オープン勝ちから、いきなり飛び級GI挑戦であのレースはなかなかできないですよね。今回、リステッドに戻れば力が二、三枚抜けてそうですね。」

「こういう馬なんていうか知ってる？」

「え？なんですか？」

「隠れ降級馬」

「はい、出禁確定しました笑」