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アシタカ

2021/05/18 18:22

「大井外回りならこの馬」大井11R 大井記念の予想(水曜日)

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先週日曜のヴィクトリアマイルはグランアレグリアが人気に応え圧勝。

ここまでは良かったのだが、印をつけていたマジックキャッスルが最後の最後で2着馬に交わされてしまい3着に終わってしまった。

2着に食い込んだのが10番人気の伏兵馬ランブリングアレー。吉田隼騎手が直線で進路を探す際にグランアレグリアの真後ろまで導く“奇策”が見事にハマった印象だ。、怪物級牝馬を相手にひとつでも上の着順を狙った結果でもあるだろう。

そして、先週のコラムではC.ルメール騎手がGIで1番人気時に驚異的な成績を残していると記したが、ヴィクトリアマイル終了時の成績は次の通り。

C.ルメール騎手、GI、1番人気(2020年以降)
【10.3.0.1】連対率92.9%

C.ルメール騎手、GI、1番人気、牝馬騎乗(2020年以降)
【7.3.0.0】連対100%

安田記念のグランアレグリア&C.ルメール騎手に逆らうのは無謀かもしれない。


さて、明日は大井競馬場でダートグレード競走を除く南関東の最高グレードとなるSI格付けの大井記念が行われる。

今や南関東でカジノフォンテンに次ぐ存在と言える3番タービランス、大井外回りで切れる10番ミューチャリー、混戦模様のブリリアントCを制し勢い十分の15番フィアットルクスの3強ムードとなりそうだ。

ただ、昨年の覇者1番ストライクイーグル、前走で存在感を示した5番ノーブルサターン、転入初戦を迎える6番ロードクエスト、14番ドリームキラリなど伏兵馬も多彩で激戦と見ている。

ここで大井記念過去5年の優勝馬の3角、4角の位置取りを確認しておこう。

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2020年 不良馬場
ストライクイーグル 3角5番手、4角6番手

2019年 重馬場
モジアナフレイバー 3角4番手、4角3番手

2018年 良馬場
リッカルド     3角5番手、4角5番手

2017年 良馬場
ウマノジョー    3角7番手、4角6番手

2016年 重馬場
ケイアイレオーネ  3角1番手、4角1番手
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ここ最近は前に行かなければ勝ち負けに加われない地方重賞を取り上げてばかりだったが、大井記念は前絶対というワケではない。

前々で進められる馬には展開利があるが、好位からの“差し”も届く重賞だ。


今年の大井記念を考えて行く上でも位置取り、展開を重視して予想を組み立てる必要はある。

今回、ハナを切りそうなのは転入初戦、かつ脚元の外傷等もあり1年3カ月ぶりのレースを迎える14番ドリームキラリ。

ハナ絶対の馬だけにここも行けるだけ行くはずだ。

そこを13番ミスディレクションが追いかけ、3番タービランス、15番フィアットルクス、16番アングライフェンらが続く形。

人気を背負うタービランスの出方次第な面はあるが、早め早めにタービランスが動き出すようなら、フィアットルクスも連れて上がっていくだろう。

実力馬2頭の仕掛けが早まれば早まるほど差し馬の食い込みがあると見る。

それだけにメンバー中トップクラスの末脚が使える◎10番ミューチャリーの差し込みに期待したい。

昨年の日本テレビ盃以降、あと一歩の競馬が続いているものの、切れ味に衰えは見られない。

実際に3走前の川崎記念ではJRA勢相手にメンバー中上がり最速の脚を使えている。

そしてこの馬の末脚が最も活きるのは大井外回りだ。

もう2年も前になってしまうが、本格化する前のカジノフォンテンらを楽々と突き放し、後続に5馬身差、上がり3F36秒9を記録した羽田盃の走りは忘れられない。

そのカジノフォンテンにはだいぶ差をつけられしまったが、もうひと花ふた花咲かせるだけのポテンシャルを◎ミューチャリーは有していると私は思う。

ほぼベストな舞台で、ペース的に流れそうなら、この馬の末脚に期待せずにはいられないのだ。

今回は中1週と間隔が詰まった出走になるが、中間は一杯に追われ、躍動感ある走りを披露していた。

馬体は4歳冬の段階でほぼ完成しており、アウトラインに大きな変化はない。以前よりは前駆を中心に厚みが増したが、基本はパイロ産駒らしくシャープだ。

それでいてどの競馬場でもストライドの大きさを活かして豪快に伸びてくるのがこの馬の良さだ。


対抗評価は○3番タービランス

老いてなお健在という言葉はこの馬のためにあるかもしれない。

斤量差があったとはいえ、今や南関東最強馬となったカジノフォンテンにクビ差まで迫った京成盃グランドマイラーズの競馬ぶりは単純に強かった。

8歳を迎えても肉体面、精神面とも若く今がピークに思える。


一流馬特有の柔らかく、しなやかな走りをする▲15番フィアットルクスは実力馬相手に定量で57キロを背負うここが試金石となりそうだ。

3頭横並びの状態からきっちり抜け出した前走のブリリアントCは着差以上の強さを感じた。ここでタービランス、ミューチャリーら実績馬を相手に互角以上の走りができるようなら今後がさらに楽しみになる。


☆5番ノーブルサターンは前走時531キロの巨漢馬で、体全体が大きいタイプ。ややムラっぽい馬ではあるものの、兵庫CS2着、マーキュリーC2着とJRA在籍時はダートグレード競走で奮闘した。前走の走りを見ると力の衰えはなさそうで、ここも最後まで力を出せるようならチャンスはありそう。


馬券は◎10番ミューチャリーの単複が中心。
一緒に馬連、3連複を買いたい。

《大井11R 大井記念の最終結論》
◎10ミューチャリー
○3タービランス
▲15フィアットルクス
☆5ノーブルサターン
△1ストライクイーグル
△8ホーリーブレイズ
△11マルカンセンサー
△16アングライフェン

【単勝】10(1点)
【複勝】10(1点)
【馬連/流し】10-3,15,5,1,8,11,16(7点)
【3連複/フォーメ】10-3,15,5-3,15,5,1,8,11,16(15点)

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