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田原基成

2025/06/07 18:05

【安田記念】「5/6」が示す最強世代の証 本命◎に迷いなし 馬連3点+3連複21点+3連単18点/阪神8R/阪神11R

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【安田記念】

「5/6」

この数字がいったい何を表しているか、おわかりいただけるだろうか?

答えは、今年施行された古馬・芝1600m重賞において、4歳馬が馬券内に入ったレース数。特筆すべきは該当6レース中5レースで”2頭以上”が馬券内を確保したという事実だ。

ダノンデサイル。
ヘデントール。
ビザンチンドリーム。
アスコリピチェーノ。

年が明け、国内GIのみならず海外重賞まで侵略の範囲を広げる現4歳世代。イクイノックス・ドウデュース世代の多くが去ったかと思えば、入れ替わりで恐ろしい世代が出現したものだ。

そして、今年の安田記念にも強い4歳世代を引っ張ってきた馬が出走する。

5枠10番、ジャンタルマンタル。

私のこの馬の間にはストーリーがある。まずはこれまで、同馬に対して打ってきた本命◎とその見解を振り返りたい。

(朝日杯FS時見解)
タイムリーなことに、パレスマリスは2024年からダーレー・ジャパンで種牡馬として共用されることが決定済み。本レースをジャンタルマンタルが勝つようなことがあれば種牡馬価値はグンと跳ね上がること間違いなしだ。ジャンタルマンタルにかかる期待は果てしなく大きい(見解ここまで)。

日本競馬には時折、図ったように”異質な馬”が出現する。サンデーサイレンスの血を持たないキングカメハメハ、母父サクラバクシンオーの血を持ちながら芝3000m以上のGI3勝のキタサンブラック、昭和の香りがプンプン漂うメジロの母系を持つモーリス……日夜、血統の研究を続けるものですらたどり着けない領域と言えよう。ジャンタルマンタルもそのラインナップに加わっている1頭だ。

次はこちら。

(香港マイル時見解)
ジャンタルマンタルについて触れると、今回がNHKマイルC以来の実戦。厳しいローテーションであることは間違いないが、芝1600mは【3-0-0-0】と負け知らず。GIで2着に0秒4差の前走は、向こう2年はマイル路線の主役間違いなしと言い張れる圧巻のパフォーマンスだ。休み明けで人気が落ちるならしめたもの。マイルなら不動の本命(見解ここまで)。

何度かコラムで触れているが、私は本命◎を打った馬を簡単にはあきらめない。「向こう2年はマイル路線の主役間違いなし」とまで言い切った馬をたった一度の敗戦でなかったことにするのか? その程度の心持ちで本命◎を打ったのか? 断じてそんなことはない。

この中間は坂路4F50秒1と自己ベストを大幅に更新。昨年12月以来のレース間隔であることを感じさせない仕上がりと言えるだろう。後入れの偶数番かつ内すぎず外すぎない枠、さらに自身より外に目立った逃げ先行馬は不在。ストレスなく運べるアドバンテージも味方する。

迷いはない。

ジャンタルマンタルが私の本命だ。

相手本線にはブレイディヴェーグを。

マイルCS以降は馬券外が続く馬。とはいえ改めて振り返ると2・3走前は1000m通過57秒台のハイペースで追走に脚を使わされてしまっており、前走は初の海外競馬。終わったと言い切るには早計だろう。確たる逃げ馬不在の今年はスローの上がり勝負が濃厚。上がり3F32秒台を3度記録した極上の切れ味がこの舞台で炸裂するシーンは想定すべきだ。

ジュンブロッサムも要警戒。

前走マイラーズCはいかにも本番を見据えた一戦。メンバーを考えると勝ってほしかった印象こそあれ、悲観する内容ではないだろう。6-8月の成績【2-2-1-0】が示すように暑い時季が合う馬。ソウルラッシュを下した舞台に加えて、日曜東京は良馬場かつ気温が30度近くまで上がる想定。上積み材料は目白押しだ。

穴妙味を求めるならマッドクール。

内枠を引き当てた前走高松宮記念。好スタートも控える形となり、結果的に馬場の悪いインを通らされたことで終いの粘りを欠いた印象だ。国内で4角3番手以内時の成績は【5-1-2-0】。マイルなら楽に先行可能だろうし、逃げ先行馬に騎乗する坂井瑠星騎手は押さえ必須とみる。他では枠順と週中の追い切りを踏まえ、ガイアフォースの評価を上げる形とした。

【東京11R 安田記念予想の印】
◎10 ジャンタルマンタル
〇18 ブレイディヴェーグ
▲17 ジュンブロッサム
☆3 マッドクール
△1 シックスペンス
△13 ソウルラッシュ
△5 レッドモンレーヴ
△7 ガイアフォース

【馬連】10=18,17,3(3点)
【3連複/軸1頭】10=18,17,3,1,13,5,7(21点)
【3連単/フォーメ】10→18,17,3→18,17,3,1,13,5,7(18点)


【自信の一鞍 阪神8R 3歳上1勝クラス】

3歳馬が半数以上を占めるメンバー構成。古馬に現級上位級と言える馬もほとんどおらず、3歳馬を中心に組み立てたい一戦だ。

ここはライノから入る。1番人気に推された前走は5着。3-4コーナー付近ですでに鞭がバンバン入っていたが、終始外からマークされたことで嫌気がさした部分もあったのだろう。「あの競馬ではダメ」との学びを陣営が得たのは大きな収穫。継続騎乗のダービージョッキー・北村友一なら同じ轍は踏まないとみた。砂を被らない形からの勝利に期待。

2列目の1頭目にはチュウジョウを。重賞を経て臨んだ前走は上がり3F2位の脚をマーク。強豪との戦いが自身をランクアップさせた可能性は否定できず、ハイペース想定の展開も見逃せない。新馬戦の勝ち方が鮮烈だったインディゴ、終いの脚は堅実なブルーワールまでを2列目に設定。

【阪神8R 3歳上1勝クラス予想の印】
◎6 ライノ
〇13 チュウジョウ
▲10 インディゴ
☆8 ブルーワール
△5 アートレスマインド
△12 レグロスヴァーグ
△7 エイユーファイヤー
△3 フェヴリエ

【馬連】6=13,10,8(3点)
【3連複/軸1頭】6=13,10,8,5,12,7,3(21点)
【3連単/フォーメ】6→13,10,8→13,10,8,5,12,7,3(18点)


【太鼓判 阪神11R 水無月S】

テイエムトッキュウ、ジョーローリット、エスカルなど引くに引けない逃げ先行馬が揃った一戦。急坂かつパサパサに乾いたダート想定なら狙うは外枠の差し馬だ。

本命はクロジシジョー。走れど走れど人気にならないタイプだが、ドバイゴールデンシャヒーン4着の実績は断然。阪神・京都の良馬場ダートは【2-2-2-1】とほとんど大崩れがなく、今回の条件なら譲れない。

2列目の1頭目にはサンライズアムールを。年明け以降は凡走が続いているものの、2走前は休み明け、前走は斤量60キロかつスタートで躓いた競馬で参考外。阪神ダート1200mは【2-1-0-1】掲示板外なしとこちらも抜群の安定感を誇る馬だ。暖かい時季でようやく馬体が絞れてきた感のあるスターターン、春競馬で【3-3-1-2】と好走が目立つジレトールまでを2列目に設定。

【阪神11R 水無月S予想の印】
◎14 クロジシジョー
〇15 サンライズアムール
▲1 スターターン
☆4 ジレトール
△16 マニバドラ
△5 ファーンヒル
△3 ヒビキ
△6 エティエンヌ

【馬連】14=15,1,4(3点)
【3連複/軸1頭】14=15,1,4,16,5,3,6(21点)
【3連単/フォーメ】14→15,1,4→15,1,4,16,5,3,6(18点)

田原基成のプロフィールはこちら
関連コラム「ジャンタルマンタルに「3.0.0.0」の”無敗データ” 4年連続出走のソウルラッシュ評は 安田記念全18頭診断」

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