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■阪神11R・桜花賞

今春の東西トレセンではウッド、坂路ともにタイムが出やすい状況が続いています。桜花賞の調教でも、好タイムをマークする馬が頻出しています。調教予想の立場からは非常に難しいレースですが、調教での良化度から印をつけました。

◎はビップデイジーです。前走チューリップ賞時はいかにも叩き台といった感の調教内容で、坂路でのタイムは1週前が53秒1-12秒2、レース週は54秒0-12秒1でした。いっぽう短期放牧を挟んだ今回は1週前が51秒6-11秒8と自己ベストを更新して追走併入、今週は単走馬なりで55秒7-12秒3。先週の坂路で臨戦態勢が整ったことで、直前は微調整という理想的な調教過程での参戦となりました。調教での気配良化がもっともわかりやすい1頭といえます。

○はエリカエクスプレスです。1週前のCウッドでは一杯に追われて62秒6-34秒8-11秒2。もちろん3日木曜日のCウッドでの一番時計で、自身の過去ベストから5ハロンで２秒7短縮。今週は坂路単走で54秒6-11秒7をマークしており、仕上がりの良さがうかがえます。

▲はアルマヴェローチェです。阪神JFからブッツケでの参戦となり、この3週はCウッドで併せ馬を消化。2週前は大阪杯を制することになるベラジオオペラと併せて67秒6-37秒9-11秒3。1週前は66秒0-36秒4-11秒4をマークし、今週は66秒6-36秒7-11秒4。4か月ぶりですがデキは良さそうです。

■印・買い目と資金配分

◎6ビップデイジー
○2エリカエクスプレス
▲9アルマヴェローチェ
△15クリノメイ
△7エンブロイダリー
△12リンクスティップ
△8ウォーターガーベラ
△18ブラウンラチェット

【単勝】6（1点）＝1000円
【3連複/フォーメ】6＝2,9,15,7,12＝2,9,15,7,12,8,18（20点）＝各200円

■阪神12R・梅田S

GI出走馬の調教をチェックしていると、思わぬ発見をすることがあります。それは併せた同厩舎の格下馬たちの調教での動きです。通常条件クラス在籍馬の調教映像はチェックできても特別レース出走馬の当該週の追い切りのみですが、1週前調教などでGIエントリー馬と併せ馬を行うことでその映像を確認できる機会が出てくるからです。

このレースに出走のレーウィンもそんな1頭です。2日水曜日のCウッドでの1週前調教で、桜花賞に出走の阪神JF勝ち馬アルマヴェローチェと併せ馬を消化。内容としては先行して外を回り、直線で内から併せてきたアルマヴェローチェに0秒3先着されました。それでもタイムは66秒7-36秒9-11秒6と最近ではいちばん出ており、なおかつ残り1ハロンで交わされるまでの手応えはこの馬のほうが良かったほどです。格の違いや騎乗者の差などを踏まえると、上々の1週前調教だったといえます。

今週は土曜福島メインの吾妻小富士Sを快勝したダンテバローズと坂路で併せて、55秒0-12秒５。馬なりで追走併入を果たしました。こちらに騎手が騎乗していたとはいえ、オープン馬相手になかなかの走りでした。レーウィンは昨春に去勢手術を実施し、復帰後は1着、4着、2着、1着、1着。本格化してきた感があり、昇級戦となるここでも楽しみです。

■印・買い目と資金配分

◎16レーウィン
○12シャンデルナゴル
▲8ガンウルフ
△7ネバーモア
△9グーデンドラーク
△14アスクデビューモア
△15キュールエフウジン

【単勝】16（1点）＝1000円
【馬連】16＝12,8,7,9（4点）＝各300円
【3連複/フォーメ】16＝12,8,7,9＝12,8,7,9,14,15（14点）＝各200円

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