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[阪神11R　フィリーズレビュー]
◎ランフォーヴァウ、1400メートルで未勝利勝ちし、続くデイリー杯2歳Sはメンバー最速の上がり3ハロン33秒7をマークし、2着ドラゴンブーストに半馬身差をつけ連勝。前走の阪神ジュベナイルFは4角で不利を受け、力を出し切れず11着の大敗を喫した。心配されたダメージはなく、坂路&CWコースを併用して調整され、最終追い切りの5日は坂路で単走ながら、勢い良く坂を駆け上がり4F54秒4-39秒6-13秒4をマーク。陣営は「先週、CWコースでしっかり負荷をかけ6F80秒4?65秒5-51秒3-36秒8-11秒5の好時計で追走先着。調整としては問題ない」と太鼓判。ベストの距離で本番へ向けてトライアル制覇で弾みをつけたいところや。

〇ルージュラナキラ、前走のつわぶき賞は出遅れて、最後方から残り600メートルから仕掛けて、外へふくれ加減でもメンバー最速の上がり3F35秒1の末脚を駆使して連勝。勢いをそのまま、最終リハの5日も美Wコースで、依然、力強さがある動きで、6F85秒3-69秒1-53秒4-38秒1-12秒5で体調の良さが一目瞭然。初めての右回りでもスタート互角ならスピードは通用して良さそうだ。

▲ショウナンザナドゥ、前走のクイーンCは絶好のポジションから、直線半ばで突き抜ける脚勢に見えたが、手応えの割に追い出してからの伸びが案外で9着。前走後はひと工夫された調整で、減っていた体もすっかり回復し、5日、坂路で折り合い重視に4F55秒1-40秒1-12秒8と目立つタイムではないが、機敏なフットワークが目を引いた。今回は初めての1400メートルとなるが、スピードを活かせる馬場なら対応できるはず。

△モズナナスター、阪神ジュベナイルフィリーズ(9着)以来、3カ月ぶりの実戦になるが、中間は坂路で調整され、最終リハの5日も同コースでアスクデットヒート(3歳未勝利)と併走。4F54秒4-39秒7-12秒9と控え目だが、動きも素軽く、これなら適距離で侮れない。

△ダンツエラン、前走の阪神ジュベナイルフィリーズはスタート直後に接触し、向正面では2,3度寄られて内を回ってきたが、直線では内へモタれて不本意な結果(17着)に。中間は立て直しを図り、最終追い切りの5日はCWコースで単走。伸縮性の高いダイナミックな走法で、6F82秒8-68秒4-53秒7-38秒1-11秒2の好時計をマークした。条件が好転し巻き返し可能。

△スライビングロード、重賞初挑戦となった前走のクイーンCは厳しい条件ながら、5着と善戦。心配された疲れはなく、5日、CWコースで、鞍上の意のまま4F55秒1-40秒1-12秒8と目立つタイムではないが、落ち着きを取り戻し一変を期待。

△ボンヌソワレ、ワンパンチ不足は否めないが、ベストの距離で激走の気配が漂うで。 


◎４ランフォーヴァウ
○６ルージュラナキラ
▲13ショウナンザナドゥ
△12モズナナスター
△11ダンツエラン
△17スライビングロード
△５ボンヌソワレ

【単勝】4（1点）
【馬連】4＝6,13,12,11,17,5（6点）


【追い切り特注馬】

阪神9R　千里山特別
5番　スターリングアップ
[栗東CW]82秒1ｰ66秒3ｰ51秒9ｰ37秒5ｰ12秒2
前半は折り合いに専念したけど、リズムのいい走りでテンポ良く、フットワーク自体も軽快やった。バネの利いた走りだったし、立ち直り気配がうかがえるで。

阪神12R　4歳上2勝クラス
9番　ファイツオン
[栗東CW]68秒6ｰ53秒3ｰ37秒7ｰ11秒0
併せ馬で1馬身半ほど先行してクビほど先着。上がりは優秀だったし、動きそのものは良い頃のデキに戻った印象。ガラリ一変がありそうやで。

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