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齋藤翔人

2025/02/22 18:00

【フェブラリーS2025予想】単勝回収率574%データにも合致した◎ 前走負けも「巻き返しの可能性も十分」

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当コラムで度々書いているペーパーオーナーゲーム(POG)の話題。新馬戦がスタートする6月1週目までに2歳馬10頭を指名し、翌年のダービーまでにそれら10頭が稼いだ賞金の合計を競うというのが一般的なルールです。

ただ、指名馬が期間内に勝利をあげることはもちろん、期間内にデビューする保証など、どこにもありません。そのためにPOG本などで情報収集をするわけですが、2020年のフェブラリーSを勝ったモズアスコットはPOG指名馬でした。
とはいえ、同馬がデビューしたのはダービー終了から2週間後のこと。POGでは残念ながら0ptに終わったものの、そこからわずか1年で安田記念を勝利したことは喜ばしく、お酒のツマミにはなりました。

また、昨年度の指名馬ダブルハートボンドも期間内のデビューは叶いませんでしたが、8月の未勝利戦でデビューすると、そこからダートで4戦全勝。目の付け所は悪くなかったと自分を慰めています。
一方、あまりにもベタな今年度の指名馬アロンズロッド(アーモンドアイの初仔)は、初勝利をあげたのも束の間、今週骨折が判明し無念の戦線離脱。クラシック出走は絶望的です。
現状、クラシック出走に最も近いのはキズナ産駒の牝馬ゴーソーファーで、次走はフラワーCを予定しているとのこと。1月中山でおこなわれた芝2000mの1勝クラスを勝ち上がっている点からもオークスに目標を置いていそうなローテーションで、指名馬として久々の重賞制覇を期待しています。

それでは予想に。

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まったく話が逸れてしまいましたが、今回はフェブラリーSの過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

(1)馬齢
(2)前走人気
(3)父の系統
(4)前走着順
(5)前走からの間隔
(6)毛色
(7)キャリア
(8)前走馬体重

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記8項目。その中で(1)は馬齢について。
4歳馬が[1-0-1-10/12]と、苦戦しているフェブラリーS。一方、前走4コーナーで3から9番手に位置し、今回5から16番を引いた5、6歳馬は[4-2-2-7/15]。勝率26.7%、複勝率53.3%。単勝回収率320%、複勝回収率232%と、文句なしの成績を残していました。
◇該当馬=ドゥラエレーデ、コスタノヴァ、デルマソトガケ

次は(2)。前走人気。
前走、人気ほど走れなかった馬が巻き返すフェブラリーS。狙えるのは、前走西日本開催(中京、京都、阪神、小倉)か地方競馬のレースに出走し、前走人気<前走着順(前走1番人気3着など)だった馬。さらに、その時の馬番が1から7だった馬は[2-3-2-6/13]。勝率15.4%、複勝率53.8%。単勝回収率317%、複勝回収率353%。(1)とほぼ同レベルの複勝率でした。
◇該当馬=ミトノオー、ペプチドナイル、ヘリオス

(3)は父の系統です。
ネイティヴダンサー系およびニアークティック系種牡馬の産駒が頑張る当レース。そのうち、前走7位以内の上がりをマークした馬は[3-2-1-6/12]。勝率25.0%、複勝率50.0%。単勝回収率69%、複勝回収率140%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=エンペラーワケア、サンデーファンデー、ドゥラエレーデ、コスタノヴァ、ペプチドナイル

(4)は前走着順で、ここは2パターンご紹介します。まずは、前走5から7着だった馬。
こちらは、栗東所属騎手が騎乗すると[2-3-2-3/10]。勝率20.0%、複勝率70.0%。単勝回収率413%、複勝回収率546%と、驚異的な成績。
◇該当馬=ウィリアムバローズ、ペプチドナイル、デルマソトガケ

一方、非常に数は少ないものの、無視できないのが前走根岸S3着内馬で[2-1-1-1/5]。勝率40.0%、複勝率80.0%。単勝回収率100%、複勝回収率200%と、こちらも驚異的な成績でした。
◇該当馬=コスタノヴァ

続いては(5)。前走からの間隔について。
フェブラリーSは、余裕のあるローテーションを組んできた馬が頑張るレース。具体的には、前走からの間隔が中8週から15週、なおかつ前走4番人気以内だった馬が[2-2-3-3/10]。勝率20.0%、複勝率70.0%。単勝回収率84%、複勝回収率281%と、こちらも凄まじい成績でした。
◇該当馬=エンペラーワケア、ウィリアムバローズ、メイショウハリオ、ペプチドナイル、ミッキーファイト

(6)は毛色。
どういうわけか栗毛の活躍が目立つ当レース。そのうち前走距離が1800m以外。なおかつ、今回ブリンカーを装着しない牡・せん馬は[2-1-3-4/10]。勝率20.0%、複勝率60.0%。単勝回収率50%、複勝回収率396%と、文句なしの成績を収めていました。
◇該当馬=メイショウハリオ、デルマソトガケ、ミッキーファイト

(7)はキャリアです。
4歳馬は苦戦しているものの、消耗の少ない馬が強さを発揮している当レース。中でも、キャリア6戦から10戦の馬は[3-0-1-4/8]。勝率37.5%、複勝率50.0%。単勝回収率132%、複勝回収率118%。(3)と同様、該当馬の半数が好走しています。
◇該当馬=エンペラーワケア、コスタノヴァ、ミッキーファイト

そして最後は(8)。前走の馬体重。
大型馬が活躍するシーンをイメージしがちなダート戦。ところが、過去5年のフェブラリーSにおいて、前走馬体重が540kg以上だった超大型馬は[0-1-0-9/10]と、不振でした。
一方、前走馬体重が520kg以上540kg未満。かつ、今回奇数番を引いた馬は[2-1-2-2/7]。勝率28.6%、複勝率71.4%。単勝回収率574%、複勝回収率537%。該当馬は非常に少ないものの、こちらも驚異的な成績でした。
◇該当馬=エンペラーワケア、サンデーファンデー、ペプチドナイル、デルマソトガケ

これら8つの条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎11ペプチドナイル
○9コスタノヴァ
▲13デルマソトガケ
☆1エンペラーワケア
△14ミッキーファイト
△4ウィリアムバローズ
△6メイショウハリオ
△7サンデーファンデー

【単勝】11(1点)
【馬単/マルチ】11⇔9,13,1,14,4,6,7(14点)
【ワイド】11=9,13,1,14,4,6,7(7点)
【3連複/フォーメ】11=9,13,1=9,13,1,14,4,6,7(15点)

本命は、唯一5項目に合致したペプチドナイル。以下、4項目に当てはまった馬が3頭いました。

レース史上3頭目の連覇が懸かるペプチドナイルは、チャンピオンズC5着以来、およそ2ヶ月半ぶりの実戦。チャンピオンズCとフェブラリーSは、左回りの直線が長いコースでおこなわれる点こそ共通しているものの、似て非なるレースで、近年もカフェファラオやソダシなど、前走チャンピオンズCでそこそこ負けてきた馬が巻き返しに成功しています。7歳とはいえ、まだまだ元気な前年覇者ペプチドナイルが巻き返す可能性も、十分にあるのではないでしょうか。

馬券はまず、ペプチドナイルの単勝と同馬からの馬単マルチとワイドを購入。そして、1列目にペプチドナイルを、2列目に○▲☆の3頭を、3列目にペプチドナイル以外の印7頭を塗った3連複フォーメーションも買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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