競馬サロン

馬券バトルロワイアル
207

■東京11R・フェブラリーS
トップクラスのダート馬たちがサウジCに向かったことによって寂しい顔ぶれになるかと思いきや、マイル路線ということを考えれば、G1らしい好メンバーが揃ったという印象だ。G1実績のある既成勢力に加え、まだまだ伸びしろのありそうな近走成績充実の4-5歳馬も多数見られる。レモンポップが引退した今の国内ダートマイル路線を牽引してくれるような存在が現れるかもしれない。
馬券攻略の観点からも、今年のフェブラリーSは、まさに「ニューヒーロー誕生」がひとつのテーマになるのではないか。G1はまだ勝っていない。でも、底を見せているわけでもない。無限の可能性を秘め、さらなる成長をも期待できる。そんな馬を探すことが、的中への近道になるとみている。
本命に推すのはミッキーファイトだ。新馬戦は結果2着となるセントラルヴァレーがゴール前でヨレたことによって転がり込んできたラッキーな勝利だったが、2戦目の1勝クラスは5馬身差の圧勝。続くユニコーンSは3着ながら、勝負どころでごちゃつく不利を考えれば「よくぞ3着まで押し上げた」という強い内容だった。レパードSは、ケチのつけようのない順当勝ち。JDCの2着は、ただ相手が悪かっただけ。年長馬と初対決となった前走の名古屋大賞典は、ノットゥルノの逃げに手こずるも、最後はしっかりとらえてレコード勝ち。というように、これまで凡戦といえるような中身の薄いレースはひとつもしていない。フォーエバーヤングと並び、世代トップクラスのダートホースになれる資格は十分にある。
マイルへの距離短縮を懸念する向きもあるようだが、血統、走法、脚質などから、私はまったく心配ないと判断している。運に恵まれたとはいえ、何より今回と同じ舞台の東京ダ1600mを勝っている。兄のジュンライトボルトは中距離で結果を残したが、その上のグルーヴィットは芝の短距離で活躍した。ミッキーファイトの父がドレフォンということを考えれば、もしかしたらマイルのほうがベターという可能性もある。この馬を完全に手の内に入れている戸崎騎手も、マイルの流れにもついていけるような、積極的な騎乗をしてくれるだろう。ここは「終わってみれば、めちゃくちゃ強かった」になることを期待したい。
対抗は昨年の勝ち馬で、その後のJpn1、G1でも上々のレースぶりを見せているペプチドナイル。単穴は芝ダ問わず左回りのマイルでパフォーマンスを上げてくる、前年2着のガイアフォース。以下、渾身の仕上げが見込める引退間近の音無調教師の管理馬2頭、サンデーファンデーとサンライズジパング、千四がベストと思しきも切るわけにはいかない前走東京重賞勝ち馬のコスタノヴァとエンペラーワケア、一昨年の3着馬で東京マイルは4着以下がないメイショウハリオの順に押さえる。
■印・買い目と資金配分
◎14ミッキーファイト
○11ペプチドナイル
▲15ガイアフォース
△7サンデーファンデー
△12サンライズジパング
△9コスタノヴァ
△1エンペラーワケア
△6メイショウハリオ
【馬連】14=11,15,7,12,9,1,6(7点)=各400円
【馬連】14=7,12,9,1(4点)=各100円
【3連複/フォーメ】14=11,15,7,12=11,15,7,12,9,1,6(18点)=各100円
■小倉11R・小倉大賞典
ミッション1「冬の小倉を攻略せよ!」
軍資金:5000円
まずは杉原誠人騎手の話をしたい。世間の大半の競馬ファンのイメージは「マイナーな中堅騎手」で、「上手い」「乗れる」と評価している人はほとんどいないだろう。しかし、私はこの騎手の高く評価している。騎座が安定しており、追っても重心があまりブレない。これは見た目のアクション以上に追える技量があるということで、引っかかる馬をなだめて折り合う技術にも長けている。それゆえに、長距離戦や直線で末脚を活かす競馬が得意だ。
成績が伸びてこない理由は「下手だから」ではなく、「能力のある馬に乗れていないから」に尽きる。本人にお会いしたことがないので性格まではわからないが、営業力がないのか、あるいはその努力を怠っているのか、それとも厩舎関係者に避けられるなんらかの要素があるのか、いずれにせよ彼の実力を考えるとまったく乗り馬に恵まれていない。個人的には、きっかけひとつで、今後大成する可能性を秘めている騎手と考えている。
本命は、その杉原騎手が騎乗するエピファニーだ。デビュー前から素質を高く評価されながらも、ルメール騎手でさえ手を焼く気性の難しさが災いし、重賞にはなかなか手が届かなかった。しかし、昨年のこのレースで杉原騎手がテン乗りで騎乗すると走りが一変。ピタリと折り合って、あっさり初重賞制覇を成し遂げた。さすがに杉原騎手がルメール騎手より上手いとはいわないが、杉原騎手の武器である馬と折り合う技術がいかんなく発揮されたことによる勝利であったことに、疑う余地はない。
前走のチャレンジCの敗因はちょっとわからないが、それ以外のレースでは杉原騎手とのコンビでいい走りを続けている。中京記念2着の結果からもわかるように、小倉の千八はベストに近い条件。58?でも堪えていた様子はないので、初の58.5?も問題なく克服してくれるだろう。前走の大敗とトップハンデを理由にマークが緩くなることは確実。妙味十分の今回は絶好の狙い目だ。
対抗は、走りに安定感のある昨年の2着馬ロングラン。単穴は、高指数かつ前走の小倉日経賞の走りに高い小倉適性を感じたシルトホルン。△は以下の通り。初芝のヤマニンウルスは、期待先行で過剰に売れそうなのでバッサリ消去した。
■印・買い目と資金配分
◎7エピファニー
○2ロングラン
▲3シルトホルン
△12セルバーグ
△13ギャラクシーナイト
△5ホウオウプロサンゲ
△14エアファンディタ
【馬連】7=2,3(2点)=各1,000円
【3連単/1着流し】7→2,3,12,13,5,14(30点)=各100円
◆【新主宰者決定戦・馬券バトルロワイアル】のルール・詳細はコチラから!
2025/02/22 18:00
【本堀タクヤ/フェブラリーS】「ニューヒーロー誕生」を予感させる好素質の明け4歳馬を狙い撃ち/ミッション1【小倉11R・小倉大賞典】


■東京11R・フェブラリーS
トップクラスのダート馬たちがサウジCに向かったことによって寂しい顔ぶれになるかと思いきや、マイル路線ということを考えれば、G1らしい好メンバーが揃ったという印象だ。G1実績のある既成勢力に加え、まだまだ伸びしろのありそうな近走成績充実の4-5歳馬も多数見られる。レモンポップが引退した今の国内ダートマイル路線を牽引してくれるような存在が現れるかもしれない。
馬券攻略の観点からも、今年のフェブラリーSは、まさに「ニューヒーロー誕生」がひとつのテーマになるのではないか。G1はまだ勝っていない。でも、底を見せているわけでもない。無限の可能性を秘め、さらなる成長をも期待できる。そんな馬を探すことが、的中への近道になるとみている。
本命に推すのはミッキーファイトだ。新馬戦は結果2着となるセントラルヴァレーがゴール前でヨレたことによって転がり込んできたラッキーな勝利だったが、2戦目の1勝クラスは5馬身差の圧勝。続くユニコーンSは3着ながら、勝負どころでごちゃつく不利を考えれば「よくぞ3着まで押し上げた」という強い内容だった。レパードSは、ケチのつけようのない順当勝ち。JDCの2着は、ただ相手が悪かっただけ。年長馬と初対決となった前走の名古屋大賞典は、ノットゥルノの逃げに手こずるも、最後はしっかりとらえてレコード勝ち。というように、これまで凡戦といえるような中身の薄いレースはひとつもしていない。フォーエバーヤングと並び、世代トップクラスのダートホースになれる資格は十分にある。
マイルへの距離短縮を懸念する向きもあるようだが、血統、走法、脚質などから、私はまったく心配ないと判断している。運に恵まれたとはいえ、何より今回と同じ舞台の東京ダ1600mを勝っている。兄のジュンライトボルトは中距離で結果を残したが、その上のグルーヴィットは芝の短距離で活躍した。ミッキーファイトの父がドレフォンということを考えれば、もしかしたらマイルのほうがベターという可能性もある。この馬を完全に手の内に入れている戸崎騎手も、マイルの流れにもついていけるような、積極的な騎乗をしてくれるだろう。ここは「終わってみれば、めちゃくちゃ強かった」になることを期待したい。
対抗は昨年の勝ち馬で、その後のJpn1、G1でも上々のレースぶりを見せているペプチドナイル。単穴は芝ダ問わず左回りのマイルでパフォーマンスを上げてくる、前年2着のガイアフォース。以下、渾身の仕上げが見込める引退間近の音無調教師の管理馬2頭、サンデーファンデーとサンライズジパング、千四がベストと思しきも切るわけにはいかない前走東京重賞勝ち馬のコスタノヴァとエンペラーワケア、一昨年の3着馬で東京マイルは4着以下がないメイショウハリオの順に押さえる。
■印・買い目と資金配分
◎14ミッキーファイト
○11ペプチドナイル
▲15ガイアフォース
△7サンデーファンデー
△12サンライズジパング
△9コスタノヴァ
△1エンペラーワケア
△6メイショウハリオ
【馬連】14=11,15,7,12,9,1,6(7点)=各400円
【馬連】14=7,12,9,1(4点)=各100円
【3連複/フォーメ】14=11,15,7,12=11,15,7,12,9,1,6(18点)=各100円
■小倉11R・小倉大賞典
ミッション1「冬の小倉を攻略せよ!」
軍資金:5000円
まずは杉原誠人騎手の話をしたい。世間の大半の競馬ファンのイメージは「マイナーな中堅騎手」で、「上手い」「乗れる」と評価している人はほとんどいないだろう。しかし、私はこの騎手の高く評価している。騎座が安定しており、追っても重心があまりブレない。これは見た目のアクション以上に追える技量があるということで、引っかかる馬をなだめて折り合う技術にも長けている。それゆえに、長距離戦や直線で末脚を活かす競馬が得意だ。
成績が伸びてこない理由は「下手だから」ではなく、「能力のある馬に乗れていないから」に尽きる。本人にお会いしたことがないので性格まではわからないが、営業力がないのか、あるいはその努力を怠っているのか、それとも厩舎関係者に避けられるなんらかの要素があるのか、いずれにせよ彼の実力を考えるとまったく乗り馬に恵まれていない。個人的には、きっかけひとつで、今後大成する可能性を秘めている騎手と考えている。
本命は、その杉原騎手が騎乗するエピファニーだ。デビュー前から素質を高く評価されながらも、ルメール騎手でさえ手を焼く気性の難しさが災いし、重賞にはなかなか手が届かなかった。しかし、昨年のこのレースで杉原騎手がテン乗りで騎乗すると走りが一変。ピタリと折り合って、あっさり初重賞制覇を成し遂げた。さすがに杉原騎手がルメール騎手より上手いとはいわないが、杉原騎手の武器である馬と折り合う技術がいかんなく発揮されたことによる勝利であったことに、疑う余地はない。
前走のチャレンジCの敗因はちょっとわからないが、それ以外のレースでは杉原騎手とのコンビでいい走りを続けている。中京記念2着の結果からもわかるように、小倉の千八はベストに近い条件。58?でも堪えていた様子はないので、初の58.5?も問題なく克服してくれるだろう。前走の大敗とトップハンデを理由にマークが緩くなることは確実。妙味十分の今回は絶好の狙い目だ。
対抗は、走りに安定感のある昨年の2着馬ロングラン。単穴は、高指数かつ前走の小倉日経賞の走りに高い小倉適性を感じたシルトホルン。△は以下の通り。初芝のヤマニンウルスは、期待先行で過剰に売れそうなのでバッサリ消去した。
■印・買い目と資金配分
◎7エピファニー
○2ロングラン
▲3シルトホルン
△12セルバーグ
△13ギャラクシーナイト
△5ホウオウプロサンゲ
△14エアファンディタ
【馬連】7=2,3(2点)=各1,000円
【3連単/1着流し】7→2,3,12,13,5,14(30点)=各100円
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