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競馬サロン

馬体アナリスト 伊藤

2025/01/04 21:27

中山金杯2025 最終結論【馬体】秋華賞で本命を打ったあの馬から勝負 「UMADEMIA」でまたお会いしましょう【重賞深掘りPJ】

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《中山金杯の馬柱》


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競馬サロン読者の皆さん、こんばんは。
「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバー・馬体アナリストの伊藤です。

既に7号さんやブッシーさんからの発表がありましたように、我々・重賞深掘り隊は今年初春に新サイト「競馬アカデミー UMADEMIA(ウマデミア)」を立ち上げ、活動の場を移すこととなりました。

覆面馬主7号/覆面馬主7号より 全ての読者へ
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/20904/0/71

【重賞深掘りプロジェクト】プロモーター・ブッシー/年末のご挨拶と新メディア立ち上げのご報告
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/20994/0/109

昨年4月中旬に競馬サロンにて予想コラムを公開するようになって早いもので9カ月。一時期苦労する時期もありましたが、年間を通じて「107.3%」の回収率を記録できたことは自信に繋がったと考えています。

東西金杯コラムの執筆をもって、さらなる研鑽を積むため僅かな充電期間に入りますが、

「馬連で高配当をバチバチに当てる、馬体・伊藤」
「GIで穴馬から果敢に攻める、馬体・伊藤」
「7号さんにトゲを突き刺しにいく、馬体・伊藤」

の物語の続きは「競馬アカデミー UMADEMIA(ウマデミア)」でどうぞお楽しみください。

なお、新サイト立ち上げまでの間は「競馬アカデミー・UMADEMIA」のXにて各自の予想情報やお役立ち情報を発信予定です。どうぞこちらもご活用ください。

■競馬アカデミー・UMADEMIA Xアカウント
https://x.com/umademia


ここからは中山金杯の予想を進めていきます。

まずラップ分析ですが、過去5年分を集計対象に設定。ラップは次の通りです。

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2020年 前半5F60秒2 後半5F59秒3⇒後継
2021年 前半5F62秒0 後半5F58秒9⇒超後継
2022年 前半5F62秒0 後半5F58秒1⇒超後継
2023年 前半5F60秒6 後半5F59秒6⇒後継
2024年 前半5F60秒5 後半5F58秒4⇒超後継
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※前半と後半の5Fを比べて0秒7差以内をイーブン、0秒7以上の差がついたケースを前傾または後傾、1秒5以上の差がついたケースを超前傾または超後傾と定義。

近年の中山金杯はスローの上がり勝負になりやすいレースです。ただし、上がり最速の馬が幅を利かせるわけではなく、ある程度速い上がりを使った馬が押し切るケースが見られますね。

後継ラップ=飛節が曲飛というのも半分は当てはまりますが、曲飛が絶対とまでは言い切れません。


続いて中山金杯優勝馬の馬体分析ですが、今回は「競走馬としてのタイプ」「筋肉の付き方(全体)」「前駆の盛り上がり」という3つの尺度から見ていきます。

「競走馬としてのタイプ」は瞬発力、中間、持続力の3パターンで分類。「筋肉の付き方(全体)」はシャープ、中間、ボリューミーの3パターンで分類。「前駆の盛り上がり」は並、ボリューミーの2パターンで分類。

中山金杯勝ち馬の特徴は次の通りです。

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2020年 トリオンフ 中間/ボリューミー/ボリューミー
2021年 ヒシイグアス 瞬発/中間/並
2022年 レッドガラン 瞬発/中間/並
2023年 ラーグルフ 中間/中間/ボリューミー
2024年 リカンカブール 中間/ボリューミー/ボリューミー
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注目は前駆の盛り上がりで、トリオンフ、ラーグルフ、リカンカブールは前駆の盛り上がりが目立つ馬でした。

正月の中山競馬は暮れの開催から続くタフな馬場コンディション。また、中山芝2000mはスタート直後と最後の直線で2度の急坂越えがありますから、坂を乗り越えるだけのパワーが必要不可欠。ボリューミーで強靭な前駆があれば坂をこなせると考えられますね。

それでは今年の有力馬を見ていきましょう。

今回有力馬としてカウントしているのは4頭で、その「競走馬としてのタイプ」「筋肉の付き方(全体)」「前駆の盛り上がり」は次の通りです。

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ラーグルフ 瞬発/中間/並
リカンカブール 中間/ボリューミー/ボリューミー
クリスマスパレード 瞬発/ボリューミー/ボリューミー
ホウオウビスケッツ 中間/シャープ/並

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天皇賞・秋3着が評価され、上位人気必至のホウオウビスケッツは馬体的な適性が高いとは言えません。スプリングS2着の実績から問題ない可能性はありますが、中山芝2000mだと若干甘くなるかもしれません。

馬体的な適性が高いと見ているのがリカンカブールとクリスマスパレードの2頭です。前者は昨年の覇者で中山では4着以下なしの巧者。後者は秋華賞で本命を打った馬で、コースレコードをマークした紫苑Sの競馬ぶりが強烈でした。

甲乙つけ難い両者ですが、昨年のフローラS、そして秋華賞と◎を打ってきた経緯があるクリスマスパレードを今回は上に取ります。464キロの馬体重以上に体を大きく見せる馬で、秋華賞ではいったん先頭に立つ見せ場をつくってくれました。執筆時点1番人気はちょっと考えものですが、GI級に近い能力があると見ていますから、牡馬相手でもGIIIなら最後まで粘ってくれるでしょう。

他にも枠順、展開、各馬の調整過程などを考慮した最終結論は次の通りです。

《中山金杯の最終結論》
◎15クリスマスパレード
○14リカンカブール
▲1ラーグルフ
☆18ホウオウビスケッツ
△3パラレルヴィジョン
△7マイネルモーント
△16ボーンディスウェイ
△17シンリョクカ

本命は前述のクリスマスパレード。序盤の先行争いがカギで、2、3番手キープが理想ですね。

対抗はリカンカブール。クリスマスパレードを内からマークする形で進めそうです。

単穴評価は一昨年の優勝馬ラーグルフ。近走の走りはやや冴えませんが、GIIIかつ中山芝2000mなら前進があっていいはず。

☆評価はホウオウビスケッツ。8枠18番の枠が嫌われて執筆時点3番人気ですが、先に述べたように適性面でもどうか。ただし、☆以下の評価に落とせません。

馬券は◎クリスマスパレードを軸に馬連、3連複で勝負します。

年末は予想でクリスマスプレゼントを読者の皆さんに届けられませんでしたが、この予想が遅いクリスマスプレゼントとなれば幸いです。

それでは今後は「競馬アカデミー・UMADEMIA」でまたお会いしましょう。

《中山金杯の買い目》
◎15クリスマスパレード
○14リカンカブール
▲1ラーグルフ
☆18ホウオウビスケッツ
△3パラレルヴィジョン
△7マイネルモーント
△16ボーンディスウェイ
△17シンリョクカ

【馬連】15=14,1,18,3,7,16,17(7点)
【3連複/フォーメ】15=14,1,18=14,1,18,3,7,16,17(15点)

《馬体アナリスト 伊藤のプロフィール》
競馬業界歴は20年。競馬専門紙を経て「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバーに選抜された馬体アナリスト 伊藤です。馬の馬体に惚れ込み馬体重視の予想を展開。現在は南関東の重賞開催日を中心にプレスとして出入りしています。

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