競馬サロン
お宝DATAハンター リーダー・ハットリ
明けましておめでとうございます。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。
年の初めからいきなりのご報告になります。昨年の春より、「重賞深掘りプロジェクト」のメンバーとしてUMAJIN.netの競馬サロン内で予想をお届けしていましたが、今週の中山金杯と京都金杯が、本サイトでの最後の予想となります。
今後は現在準備中の新サイト「ウマデミア(UMADEMIA)」で予想を公開していきます。こちらでの予想は最後となりますので、いつも以上に力を入れて予想をいたしました。
なおフェアリーS週以降、「ウマデミア(UMADEMIA)」オープンまでの間は「UMADEMIA」公式X( https://x.com/umademia )にて重賞予想をお届けする予定です。フォローやチェックをしていただければ幸いに存じます。
それでは、中京のメイン・京都金杯(GIII・芝1600m)の予想をお届けします。
■中京開催の京都金杯は内枠優勢!
今年は本来の京都ではなく、中京芝1600mで代替開催されます。ですので過去のデータはあまり参考にならないのですが、同コースでは2021年から2023年まで3回施行されました。
そこでこの3回のレースデータを精査したところ、いくつか明確な傾向が浮かび上がったのです。
ひとつは中山金杯同様に、内枠が有利であること。以下は内枠と外枠の成績比較です。
■2021-2023年・中京開催 京都金杯
内枠と外枠の比較
・1-4枠/【3.2.1.18】
勝率12.5% 複勝率25.0%
単勝回収率269% 複勝回収率88%
・5-8枠/【0.1.2.20】
勝率0.0% 複勝率12.5%
単勝回収率0% 複勝回収率83%
過去3回の勝ち馬はすべて4枠以内から。逆に5枠より外からは連対馬は2着1頭のみ。12番より外からは連対馬は出ていません。
母数が3回と少ないので、昨年1年間の中京芝1600mの枠別成績も調べましたが、こちらも1-4枠が【15.19.22.165】複勝率25.3%に対して、5-8枠は【21.17.14.203】複勝率20.4%と、内枠のほうが好走率が高くなっていました。
過去3年のコース替わりを見ると、前年末のBコース開催から年明け週はAコース替わりになっており、連続開催でも馬場の内が数週間使われず養生されていたので、内目の状態は良かった模様。そして今年も同様の「年末Bコース施行→年明けAコース」というコース替わりなので、例年同様、内が有利と見ていいはずです。
また実際のレースをチェックすると、2021年12番人気1着のケイデンスコールや2023年5番人気1着のイルーシヴパンサーなど、イン突きでの好走が目に付きます。4コーナーがスパイラルカーブになっているコースの構造もあって、やはり内目を通った馬のほうが有利なのです。
それともうひとつは、過去3年の好走馬の大半に左回りコースでの重賞実績があったこと。勝ち馬3頭はすべて芝左回りの重賞ウイナーでしたし、2023年2着のエアロロノア以外はすべて芝左回りの重賞で3着以内の好走経験がありました。左回りでの重賞好走実績は必須と考えられます。
というわけで、内枠に入った馬の中で左回りでの重賞実績がある馬を狙いたい。本命に指名するのは、ロジリオン(牡4、美浦・古賀)です。
■千四専用機ではなくマイルも走る!
ロジリオンは最内の1枠1番をゲット。また同馬はNHKマイルC3着を筆頭に、富士S3着や京王杯2歳S2着など、左回りの重賞実績が豊富です。
中京コースではファルコンSで5着に敗れているものの、あれは最後の直線で思い切り前が詰まったもの。それでも0秒6差までには詰めてきましたし、中京コースに適性がないとは思えません。
同馬は2勝いずれも1400mで、マイルは1ハロン長い印象があり、実は私もそう見ていました。しかしNHKマイルCでは差はあったものの、実力馬・ジャンタルマンタルとアスコリピチェーノの3着に好走していますし、それ以上に強調したいのは2走前の富士S。
次走でマイルCSを制するソウルラッシュを筆頭に、セリフォスやレッドモンレーヴ、ジュンブロッサムといった古馬の強豪が揃うなか、同馬は0秒3差の3着に大健闘しました。特に枠や展開に恵まれたわけでもなく、前後の着順は実力馬だったので、あの走りは素直に評価しなければならない。この結果を見て、「マイルでも問題なし」と考えを改めました。
前走・キャピタルSでは今回人気になりそうなウォーターリヒトに負けていますが、前走は1000m通過が57秒6と流れたレースで、内枠から先行した同馬には不利なペース・展開でした。実際、先着を許した上位3頭は、みなペースに恵まれた差し馬でしたからね。今回ウォーターリヒトは大外枠を引かされたので、逆転は十分可能と見ています。
また今回鞍上は三浦騎手になりますが、実は同騎手は出走が叶えばキープカルムに騎乗する予定でした。しかし同馬は賞金不足で出走できず、ロジリオンの手綱が回ってきた格好です。
こう書くと三浦騎手の騎乗がネガティブに感じられるかもしれませんが、決してそんなことはありません。というのも、ロジリオンは当初鞍上が未定であり、騎乗経験がある三浦騎手が回ってくるのを待っていたフシがあるのです。
しかも先述した、直線で前が詰まったファルコンSで鞍上にいたのは、この三浦騎手。そして今回もあのときと同じ1枠1番だったのです。
三浦騎手はファルコンSのレース後にコメントで謝罪をしていたくらいなので、あのときの騎乗は間違いなく覚えているはず。今回は汚名返上とばかり、気合いを入れて乗ってくれるのではないでしょうか。
そもそも乗れなかったかもしれないレースで騎乗依頼を受けたのですから、本人の気分は決して悪くないはずです。それと三浦騎手は枠なりに騎乗する傾向が強いので、有利な枠に入ったときは好結果が出ることが多い点も考慮しました。
この好枠に入ったことで、どれくらい人気をするのかわかりませんが、少なくともグリグリの1番人気とかにはならないのでは。ここはロジリオンから勝負します。
〈2024年京都金杯 予想〉
◎1 ロジリオン
○5 アスクコンナモンダ
▲9 シャドウフューリー
☆10 セルバーグ
注6 マテンロウオリオン
注12 フィールシンパシー
△7 サクラトゥジュール
△15 ドゥアイズ
△16 ウォーターリヒト
△4 ゴールデンシロップ
買い目
【馬単/マルチ】1⇔5,9,10,6,12,7,15,16,4(18点)
【3連複/フォーメ】1=5,9,10,6,12=5,9,10,6,12,7,15,16,4(30点)
○アスクコンナモンダは内枠を引いたことに加えて、中京で5戦4勝という適性の高さを評価。▲シャドウフューリーはリゲルSの勝ち方が良かったことと、こちらも中京巧者を買いました。☆セルバーグは同コースの中京記念優勝馬であり、先行脚質なので10番枠でも馬場の内目を走れるのではないかと考えた次第。
このセルバーグと、注印のマテンロウオリオンとフィールシンパシーはそこまで人気はないと思いますので、配当面ではヒモ荒れに期待したいと思います。
■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける! 無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ!
■最近のスマッシュヒット
【2024年阪神ジュベナイルフィリーズ】
◎アルマヴェローチェ○ビップデイジーの大本線で馬単1万8180円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/20754/0/113
【2024年ジャパンカップ】
◎ドウデュースで3連単2万2390円&3連複1万2230円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/20531/0/113
【2024年福島記念】
本命◎ダンディズムで3連複1万9070円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/20341/0/113
【2024年アルゼンチン共和国杯】
本命◎クロミナンスで馬単1万9000円&3連複2万5070円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/20229/0/113
2025/01/04 19:00
京都金杯2025 最終結論【DATA】中京開催の過去3年を徹底分析! 狙いは中京コースでのリベンジを企む、アノ馬!
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明けましておめでとうございます。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。
年の初めからいきなりのご報告になります。昨年の春より、「重賞深掘りプロジェクト」のメンバーとしてUMAJIN.netの競馬サロン内で予想をお届けしていましたが、今週の中山金杯と京都金杯が、本サイトでの最後の予想となります。
今後は現在準備中の新サイト「ウマデミア(UMADEMIA)」で予想を公開していきます。こちらでの予想は最後となりますので、いつも以上に力を入れて予想をいたしました。
なおフェアリーS週以降、「ウマデミア(UMADEMIA)」オープンまでの間は「UMADEMIA」公式X( https://x.com/umademia )にて重賞予想をお届けする予定です。フォローやチェックをしていただければ幸いに存じます。
それでは、中京のメイン・京都金杯(GIII・芝1600m)の予想をお届けします。
■中京開催の京都金杯は内枠優勢!
今年は本来の京都ではなく、中京芝1600mで代替開催されます。ですので過去のデータはあまり参考にならないのですが、同コースでは2021年から2023年まで3回施行されました。
そこでこの3回のレースデータを精査したところ、いくつか明確な傾向が浮かび上がったのです。
ひとつは中山金杯同様に、内枠が有利であること。以下は内枠と外枠の成績比較です。
■2021-2023年・中京開催 京都金杯
内枠と外枠の比較
・1-4枠/【3.2.1.18】
勝率12.5% 複勝率25.0%
単勝回収率269% 複勝回収率88%
・5-8枠/【0.1.2.20】
勝率0.0% 複勝率12.5%
単勝回収率0% 複勝回収率83%
過去3回の勝ち馬はすべて4枠以内から。逆に5枠より外からは連対馬は2着1頭のみ。12番より外からは連対馬は出ていません。
母数が3回と少ないので、昨年1年間の中京芝1600mの枠別成績も調べましたが、こちらも1-4枠が【15.19.22.165】複勝率25.3%に対して、5-8枠は【21.17.14.203】複勝率20.4%と、内枠のほうが好走率が高くなっていました。
過去3年のコース替わりを見ると、前年末のBコース開催から年明け週はAコース替わりになっており、連続開催でも馬場の内が数週間使われず養生されていたので、内目の状態は良かった模様。そして今年も同様の「年末Bコース施行→年明けAコース」というコース替わりなので、例年同様、内が有利と見ていいはずです。
また実際のレースをチェックすると、2021年12番人気1着のケイデンスコールや2023年5番人気1着のイルーシヴパンサーなど、イン突きでの好走が目に付きます。4コーナーがスパイラルカーブになっているコースの構造もあって、やはり内目を通った馬のほうが有利なのです。
それともうひとつは、過去3年の好走馬の大半に左回りコースでの重賞実績があったこと。勝ち馬3頭はすべて芝左回りの重賞ウイナーでしたし、2023年2着のエアロロノア以外はすべて芝左回りの重賞で3着以内の好走経験がありました。左回りでの重賞好走実績は必須と考えられます。
というわけで、内枠に入った馬の中で左回りでの重賞実績がある馬を狙いたい。本命に指名するのは、ロジリオン(牡4、美浦・古賀)です。
■千四専用機ではなくマイルも走る!
ロジリオンは最内の1枠1番をゲット。また同馬はNHKマイルC3着を筆頭に、富士S3着や京王杯2歳S2着など、左回りの重賞実績が豊富です。
中京コースではファルコンSで5着に敗れているものの、あれは最後の直線で思い切り前が詰まったもの。それでも0秒6差までには詰めてきましたし、中京コースに適性がないとは思えません。
同馬は2勝いずれも1400mで、マイルは1ハロン長い印象があり、実は私もそう見ていました。しかしNHKマイルCでは差はあったものの、実力馬・ジャンタルマンタルとアスコリピチェーノの3着に好走していますし、それ以上に強調したいのは2走前の富士S。
次走でマイルCSを制するソウルラッシュを筆頭に、セリフォスやレッドモンレーヴ、ジュンブロッサムといった古馬の強豪が揃うなか、同馬は0秒3差の3着に大健闘しました。特に枠や展開に恵まれたわけでもなく、前後の着順は実力馬だったので、あの走りは素直に評価しなければならない。この結果を見て、「マイルでも問題なし」と考えを改めました。
前走・キャピタルSでは今回人気になりそうなウォーターリヒトに負けていますが、前走は1000m通過が57秒6と流れたレースで、内枠から先行した同馬には不利なペース・展開でした。実際、先着を許した上位3頭は、みなペースに恵まれた差し馬でしたからね。今回ウォーターリヒトは大外枠を引かされたので、逆転は十分可能と見ています。
また今回鞍上は三浦騎手になりますが、実は同騎手は出走が叶えばキープカルムに騎乗する予定でした。しかし同馬は賞金不足で出走できず、ロジリオンの手綱が回ってきた格好です。
こう書くと三浦騎手の騎乗がネガティブに感じられるかもしれませんが、決してそんなことはありません。というのも、ロジリオンは当初鞍上が未定であり、騎乗経験がある三浦騎手が回ってくるのを待っていたフシがあるのです。
しかも先述した、直線で前が詰まったファルコンSで鞍上にいたのは、この三浦騎手。そして今回もあのときと同じ1枠1番だったのです。
三浦騎手はファルコンSのレース後にコメントで謝罪をしていたくらいなので、あのときの騎乗は間違いなく覚えているはず。今回は汚名返上とばかり、気合いを入れて乗ってくれるのではないでしょうか。
そもそも乗れなかったかもしれないレースで騎乗依頼を受けたのですから、本人の気分は決して悪くないはずです。それと三浦騎手は枠なりに騎乗する傾向が強いので、有利な枠に入ったときは好結果が出ることが多い点も考慮しました。
この好枠に入ったことで、どれくらい人気をするのかわかりませんが、少なくともグリグリの1番人気とかにはならないのでは。ここはロジリオンから勝負します。
〈2024年京都金杯 予想〉
◎1 ロジリオン
○5 アスクコンナモンダ
▲9 シャドウフューリー
☆10 セルバーグ
注6 マテンロウオリオン
注12 フィールシンパシー
△7 サクラトゥジュール
△15 ドゥアイズ
△16 ウォーターリヒト
△4 ゴールデンシロップ
買い目
【馬単/マルチ】1⇔5,9,10,6,12,7,15,16,4(18点)
【3連複/フォーメ】1=5,9,10,6,12=5,9,10,6,12,7,15,16,4(30点)
○アスクコンナモンダは内枠を引いたことに加えて、中京で5戦4勝という適性の高さを評価。▲シャドウフューリーはリゲルSの勝ち方が良かったことと、こちらも中京巧者を買いました。☆セルバーグは同コースの中京記念優勝馬であり、先行脚質なので10番枠でも馬場の内目を走れるのではないかと考えた次第。
このセルバーグと、注印のマテンロウオリオンとフィールシンパシーはそこまで人気はないと思いますので、配当面ではヒモ荒れに期待したいと思います。
■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける! 無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ!
■最近のスマッシュヒット
【2024年阪神ジュベナイルフィリーズ】
◎アルマヴェローチェ○ビップデイジーの大本線で馬単1万8180円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/20754/0/113
【2024年ジャパンカップ】
◎ドウデュースで3連単2万2390円&3連複1万2230円的中!
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【2024年福島記念】
本命◎ダンディズムで3連複1万9070円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/20341/0/113
【2024年アルゼンチン共和国杯】
本命◎クロミナンスで馬単1万9000円&3連複2万5070円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/20229/0/113
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