競馬サロン

覆面馬主7号
1274
2024/12/14 23:12
朝日杯FSの予想

-----------------------------------
※覆面7号より注記※
読者の皆さんすまーん!
今回の朝日杯のコラム上手く書けてなかった。
「京都の変態馬場」の話をしたくていろいろ書き綴ったんだけど、「距離短縮組という視点ではなく、京都の変態馬場の経験値に重きを置く!」という話が、どこかで「頭の中で誤変換を起こして」、「京都外回りの経験値」というキーワードになっちまってた。外回りか内回りかより、10月以降の「京都の変態馬場でのマイルの経験値」、次いで距離は違っても「京都の変態馬場の経験値」について、を語りたかったので、そのおかしなところを少々書き直した!
誤解を与えちまってすまん!
---------------------------------
ターコイズSは手ごたえを見て「来るか!」と思ったんだけど、外に出すのに少し手間取った感じで脚余しちまったね。
4年連続の的中はならなかったけど、見立ては悪くなかったと思うことにするよ。
ということで朝日杯FSに行こう!
■京都11R 朝日杯FS
先週の阪神JFと舞台は同じなんだけど、メンバー構成が大分違うし、レースの流れ自体も大分変るんじゃないかなと思うのよ。
色々考えすぎてなんだか一瞬モヤがかかったような感じがしたんだけど、シンプルに考えることにした。
先週は「アルマヴェローチェのポテンシャルの高さ」を徹底的に語らせてもらった。
アルマは距離短縮だとかそういう事よりもポテンシャルが抜けてたと思うんだよね。
そして、2.3着を見ると「距離短縮組」という見立てをしている人が多いんだけど、俺は「そうなのかな?」と思ってたりする。
っていうのも、むしろ「今の変態馬場の京都マイルの経験値が再重要」なんじゃないのかなと。
中距離寄りの馬が良い的な話の理屈は勿論分からんではないんだけど、土曜の京都最終なんかを見てると、直近の京都で好走しているムーンリットナイトとチュウワダンスが1.3着でしょ。
そして距離は違えど、メインのタンザナイトSをみても、東京から転戦してきたソンシが2着で、前走京都好走のメイショウソラフネが1着、スワンSでは着順は悪かったけど0.5差だったバースクライが3着。
つまりさロングラン開催の京都は「今非常に特殊な馬場状態なんじゃないか」と思ってたりするわけよ。
外差しは外差しではあるんだけど、先週の阪神JFの様に直前で雨が降って、若干緩くならない限り「外差し一辺倒」ともいえない感じで、ソンシは届かなかったし、バースクライは内から伸びてきてた。
それは、恐らくは「路盤の硬さ」に起因する「変態馬場」が出来上がってるんじゃないかと思うわけ。
ここ最近の京都は良馬場だとクッション値11を超える数値なのに、時計自体は「普通」だよね。
そもそも、京都の開催でクッション値11台連発って、数年ないからね。
なのに芝自体は荒れてきててパワーが要るんだけど、かといって緩い馬場でのパワーとはまた違う感じのパワーが求められてる気がするんだよね。
そもそも先週2着のビップデイジーは1800mでも勝ってはいるけど、個人的にはマイルが一番いいんじゃないかと思ってた馬体の馬だし、内枠だったよね。
テリオスララ自体はもう少し長めの方が良いと思ってたけど、これも内から伸びた。
その上で、人気のブラウンラチェットはパニック気味のレースで沈没、コートアリシアンは出遅れてジエンドでポテンシャル高目な馬が沈没してくれたわけだ。
そう考えると「アルマヴェローチェの能力が抜けていただけ」で、2.3着は「今の京都の変態馬場の経験があった」ことで、脚を計れていて、上手いこと立ち回れた組なのかな?と。
ショウナンザナドゥも京都マイルは走っていたけど、春の開催で今とはちと違った馬場で、ペースも速かったこともあって最後4着になっちまったのかなと。
つまり、アルマを除くと、上位陣たちは京都の変態馬場の勝者だったということ。
なので、皆が「距離短縮」に向いているなら、俺はこっそり「京都変態馬場経験あり且つ上位組」を狙ってみようかなと。
しかも、今回の朝日杯FSでは、阪神JF組よりも「逃げ先行タイプが少ない」という状況にあるわけで、結構「位置取りが重要なレースになるんじゃないのか?」と思っているわけだ。
ということで俺の本命。
◎2アドマイヤズーム!
まず京都の変態馬場での前走「1分33秒9」という時計を持っているという事。
これは、今年の秋の京都開催での「2歳マイル」で阪神JFの1分33秒4に次ぐ時計。
ちなみにショウナンザナドゥは「6月」に1分33秒5で走っている。
一応その3つのレースのLAPを比較してみる。
阪神JFのLAP
12.1 - 10.6 - 11.5 - 12.3 - 12.0 - 12.0 - 11.5 - 11.4
ショウナンザナドゥ未勝利のLAP
12.5 - 11.0 - 11.3 - 11.8 - 11.7 - 11.9 - 11.4 - 11.9
アドマイヤズーム未勝利のLAP
12.3 - 10.5 - 11.2 - 12.4 - 12.4 - 12.0 - 11.4 - 11.7
ショウナンザナドゥの時計は春の時計なので、この秋とは直接比較は出来ないけど、これくらいの経験値がないと今の京都ではきついのか?と考えると、モノサシにはなるかなと。
で、アドマイヤズームの未勝利のLAPと阪神JFのLAPを比較してみると、LAPの上げ下げが似てるかなと。
前半3Fはアドマイヤズームの未勝利の方が速くて、坂の下りはじめと、終い1Fが阪神JFの方が速い。
アドマイヤズームは、阪神JFよりも速い入りを2番手につけていて、阪神JFレベルの前半にも対応できるね、と。
しかも、そのレースで最後の1Fは11.7かかっているけど、最後まで「ノーステッキ」で勝っているという事は特筆すべきPOINTかなと。
それでいて、今回は阪神JFほど前に行く馬がいない。
しかも、いわゆる「短距離のスピードタイプの逃げ」ではなく、アルレッキーノやエルムラントといった「中距離タイプの逃げ」ということもあって、2F目が「10秒5」の前走のような感じにはならないんじゃないかと。もちろんなったとしても、ついて行けるし、ならないならより追走楽に好位が取れるんじゃないかとみてるわけだ。
これなら「キレ」は一枚落ちるタイプだけど、脚を溜めつつ坂に向かえるかなと。
そして、阪神開催の様に「3F戦のよーいどん」にならないのが「京都」なわけで、坂の下りからの「4F戦」が始まるわけだよね。
となると、「一瞬のキレ」では少々劣る感じがあるアドマイヤズームは、変に溜めずにじわっと押し上げつつ、逃げ馬の外に出して直前では馬場のいいところを走って「押し切れる!」という算段が立つんじゃないかなと。
つまり、阪神JFほど「後ろからの脚が決まらない」のではないかと思ってたりする。
さらに阪神JFはアルテヴェローチェの力が抜けてただけと考えれば「外差しだ!」と思い込み過ぎるのも危険かなと。
だって、ビップデイジーは内目の枠から外にワープさせた幸の好騎乗だし、テリオスララとショウナンザナドゥは3番手と5番手で4着と3着と前目で立ち回っていた馬。
そんな阪神JFで「前に行き過ぎたイメージがあるショウナンザナドゥが微妙に伸び悩んでいた」のを見ている以上、騎手も皆少し控え気味になるよなと。
そんな時に、川田自身は先週香港行ってて阪神JFに乗ってないわけで、「そんなの知らんがな!今年はアドマイヤズームでジャンタルマンタルかましたる!」的に、インから早めに進出して、直線では外に持ち出す去年と同じパターンで押し切ってくれるんじゃないかと。
もう一度順を追おう。
そもそも新馬。
追い切りではソコソコ動いていたけど、今を基準に見てみれば「終い11.6」がやっとで、坂路の終いも13秒台がやっと。
もちろん水準以上の動きだけど、そういった反応の悪さがスローで決め手勝負になったレースでの4着という結果だったのかなと。
そこから2戦目。
THE友道厩舎と言わんばかりに、追い切り強化。
一度使って馬もしゃきっとしたんだろうね、1週前には長めから「97.7 81.6 66.4 51.4 36.7 11.3」という時計。
とりわけ、上り3Fの「36.7-11.3」は立派だよね。
叩き一変という感じ。
それでもまだ直前の「日曜追い」は「4F:58.4-14.3」という軽めの時計で、最終追いはドウデュースの3週前の軽めの坂路と併せて「54.7-25.1-12.4」という時計。
大分上向いたけど、まだまだもう一つ上がありそうな追い切り。
厩舎サイドもデビュー時から「上手く行けば3戦目で朝日杯」というローテをイメージしていると言っていた通り、まだおつりを残しての仕上げで、これで勝てなきゃ朝日杯云々など口にできないでしょ!といった感じで、「1分33秒9」で勝った。しかも新馬の時はムチにもあまり反応してなかったのに、ここでは少し仕掛けただけで突き放して最後まで「ノーステッキ」での勝利。
そして今回の中間。
中4週とじっくり間隔も取れているし、デビューから2戦使って馬も上向いているから変にビシビシいかなくても良いという調整。
1週前に長めから「99.3 82.9 67.1 52.2 37.3 11.1」という終いを伸ばす追い切り。
未勝利の時ほどの全体時計ではないけど、良い反応を見せてくれている。
そしてここからが前走との違い。
1週前だけの時計を見ると「前走ほどじゃないんじゃないか?」というように見えるんだけど、ここで友道必殺の「日曜追い」を入れてくる。
その時計が「58.2-41.1-25.9-11.9」という坂路。
58秒?
大したことないじゃん、と思うことなかれ、友道必殺の直前日曜追いは「上がり2F」が重要。
過去3走、当週の日曜は共に「終い2F:28秒=14秒前半」の追い切り。
それを今回「25秒台-11秒台」の時計でしっかり加速させてフィニッシュさせてる。
それを経て、最終の坂路では馬なりで「53.2-38.8-24.8-12.0」という自己ベスト。
俺的には「計ったように仕上げてきた」と思える訳。
さらに、金曜土曜と坂路で微調整しての当日は前走同様ね。
まとめる。
京都変態馬場での勝ちあり。
時計もLAPも2歳重賞級をノーステッキ勝ち。
追い切りもここに来て更なる充実を示して「友道スペシャル」を投入してきている。
そして阪神JFよりは前半緩む感じがしていて、この馬自身先行して好ポジションを取れる脚もある。
なーのーに、前日7人気!
狙うっしょ!
川田に「気楽に乗られまった時の怖さ」は皆知っているハズ!
なぜに連続騎乗してきているかも含めて、狙いたいのだ!
ということで結論。
◎2アドマイヤズーム
〇8アルテヴェローチェ
▲4ミュージアムマイル
☆10トータルクラリティ
穴注3ランスオブカオス
穴注15ドラゴンブースト
△11ニタモノドウシ
△12パンジャタワー
△16タイセイカレント
△13エイシンワンド
対抗〇はアルテヴェローチェ。
やはり総合力があるし、前走でソコソコのペースを体験した上で、押さえて差すという味な競馬。
発馬もいいし、武豊に手戻りするなら人気になってもうなづける馬だよね。
なので、俺的には今までのデータを打ち破る「モーリスのワンツーで来い!」が理想だ!笑
▲にはミュージアムマイル。
前走からの距離短縮というキーワードが独り歩きしすぎている感じがする。
新馬はボッコリ出遅れたから度外視で良いと思うけど、個人的には弥生賞とかスプリングSとかで狙いたいタイプなんだよな。
使い分けでこっちに来てるってのもさてどうなのか?という感じもするので、強いと思ってはいるけどこの印。
☆にトータルクラリティ。
前走の相手が強いのか?外で掛かりまくってたコートアリシアンに詰められるメンツだったことは忘れてはならないのかなと。
ただ、走り方とかはすごく好きな一頭。阪神JFよりは遅いのか?と思っているので、気性的に掛からなければいいなという心配があるから、この印まで。
ここから穴注を2頭。
1頭目がランスオブカオス。
前走の勝ち方えぐかったべ。
1人気2着のジーティーエスピの上りが34.8の所を「33.6」の上りでひとマクリ。
500キロオーバーの馬が新馬戦でそんな切れ味見せるって、なかなかすごいんじゃないかなと。
内回りではあったけど、京都を使えてるし、内回りであのキレだせたなら、この内枠もこなしてくれるんじゃないかなと。
2頭目がドラゴンブースト。
恐らく馬鹿にされてるはず。
デイリー杯の勝ち馬は阪神JFで1.1秒差の11着だしね。
ただ、あれは4コーナーで外に弾かれちまった不利があってのモノ。
スムーズだったら掲示板くらいには乗ってたかもしれないし、そうなるとこの馬もやはり京都マイルを使ってきているから!という理由で売れてたかもしれない。
この人気なら抑えても良いんじゃないかなと。
△勢は全部「1400mくらいがいい」と思っている馬。ハマれば怖いがさてどんな競馬を見せてくれるんだ?という感じ。
ちなみに、タイセイカレントだけは「モーリス」キーワード。モーリスのワンツーが理想!と言っておきながら、もしもワンツースリー決着で外したくないからね。
アルレッキーノはどうにも追って味が無いところが微妙だし、追い切りもあまりよく見えなかったので切る。
買い方
【単勝】2(1点)
【馬連】2=8.4.10(3点)
【ワイドF】2=3.15(2点)
【3複】2=8.4.10=8.4.10.3.15.11.12.16.13(21点)
【3単】2.8→2.8→4.10.3.15.11.12.16.13(16点)
【3単】2.8→4.10.3.15.11.12.16.13→2.8(16点)
※覆面7号より注記※
読者の皆さんすまーん!
今回の朝日杯のコラム上手く書けてなかった。
「京都の変態馬場」の話をしたくていろいろ書き綴ったんだけど、「距離短縮組という視点ではなく、京都の変態馬場の経験値に重きを置く!」という話が、どこかで「頭の中で誤変換を起こして」、「京都外回りの経験値」というキーワードになっちまってた。外回りか内回りかより、10月以降の「京都の変態馬場でのマイルの経験値」、次いで距離は違っても「京都の変態馬場の経験値」について、を語りたかったので、そのおかしなところを少々書き直した!
誤解を与えちまってすまん!
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ターコイズSは手ごたえを見て「来るか!」と思ったんだけど、外に出すのに少し手間取った感じで脚余しちまったね。
4年連続の的中はならなかったけど、見立ては悪くなかったと思うことにするよ。
ということで朝日杯FSに行こう!
■京都11R 朝日杯FS
先週の阪神JFと舞台は同じなんだけど、メンバー構成が大分違うし、レースの流れ自体も大分変るんじゃないかなと思うのよ。
色々考えすぎてなんだか一瞬モヤがかかったような感じがしたんだけど、シンプルに考えることにした。
先週は「アルマヴェローチェのポテンシャルの高さ」を徹底的に語らせてもらった。
アルマは距離短縮だとかそういう事よりもポテンシャルが抜けてたと思うんだよね。
そして、2.3着を見ると「距離短縮組」という見立てをしている人が多いんだけど、俺は「そうなのかな?」と思ってたりする。
っていうのも、むしろ「今の変態馬場の京都マイルの経験値が再重要」なんじゃないのかなと。
中距離寄りの馬が良い的な話の理屈は勿論分からんではないんだけど、土曜の京都最終なんかを見てると、直近の京都で好走しているムーンリットナイトとチュウワダンスが1.3着でしょ。
そして距離は違えど、メインのタンザナイトSをみても、東京から転戦してきたソンシが2着で、前走京都好走のメイショウソラフネが1着、スワンSでは着順は悪かったけど0.5差だったバースクライが3着。
つまりさロングラン開催の京都は「今非常に特殊な馬場状態なんじゃないか」と思ってたりするわけよ。
外差しは外差しではあるんだけど、先週の阪神JFの様に直前で雨が降って、若干緩くならない限り「外差し一辺倒」ともいえない感じで、ソンシは届かなかったし、バースクライは内から伸びてきてた。
それは、恐らくは「路盤の硬さ」に起因する「変態馬場」が出来上がってるんじゃないかと思うわけ。
ここ最近の京都は良馬場だとクッション値11を超える数値なのに、時計自体は「普通」だよね。
そもそも、京都の開催でクッション値11台連発って、数年ないからね。
なのに芝自体は荒れてきててパワーが要るんだけど、かといって緩い馬場でのパワーとはまた違う感じのパワーが求められてる気がするんだよね。
そもそも先週2着のビップデイジーは1800mでも勝ってはいるけど、個人的にはマイルが一番いいんじゃないかと思ってた馬体の馬だし、内枠だったよね。
テリオスララ自体はもう少し長めの方が良いと思ってたけど、これも内から伸びた。
その上で、人気のブラウンラチェットはパニック気味のレースで沈没、コートアリシアンは出遅れてジエンドでポテンシャル高目な馬が沈没してくれたわけだ。
そう考えると「アルマヴェローチェの能力が抜けていただけ」で、2.3着は「今の京都の変態馬場の経験があった」ことで、脚を計れていて、上手いこと立ち回れた組なのかな?と。
ショウナンザナドゥも京都マイルは走っていたけど、春の開催で今とはちと違った馬場で、ペースも速かったこともあって最後4着になっちまったのかなと。
つまり、アルマを除くと、上位陣たちは京都の変態馬場の勝者だったということ。
なので、皆が「距離短縮」に向いているなら、俺はこっそり「京都変態馬場経験あり且つ上位組」を狙ってみようかなと。
しかも、今回の朝日杯FSでは、阪神JF組よりも「逃げ先行タイプが少ない」という状況にあるわけで、結構「位置取りが重要なレースになるんじゃないのか?」と思っているわけだ。
ということで俺の本命。
◎2アドマイヤズーム!
まず京都の変態馬場での前走「1分33秒9」という時計を持っているという事。
これは、今年の秋の京都開催での「2歳マイル」で阪神JFの1分33秒4に次ぐ時計。
ちなみにショウナンザナドゥは「6月」に1分33秒5で走っている。
一応その3つのレースのLAPを比較してみる。
阪神JFのLAP
12.1 - 10.6 - 11.5 - 12.3 - 12.0 - 12.0 - 11.5 - 11.4
ショウナンザナドゥ未勝利のLAP
12.5 - 11.0 - 11.3 - 11.8 - 11.7 - 11.9 - 11.4 - 11.9
アドマイヤズーム未勝利のLAP
12.3 - 10.5 - 11.2 - 12.4 - 12.4 - 12.0 - 11.4 - 11.7
ショウナンザナドゥの時計は春の時計なので、この秋とは直接比較は出来ないけど、これくらいの経験値がないと今の京都ではきついのか?と考えると、モノサシにはなるかなと。
で、アドマイヤズームの未勝利のLAPと阪神JFのLAPを比較してみると、LAPの上げ下げが似てるかなと。
前半3Fはアドマイヤズームの未勝利の方が速くて、坂の下りはじめと、終い1Fが阪神JFの方が速い。
アドマイヤズームは、阪神JFよりも速い入りを2番手につけていて、阪神JFレベルの前半にも対応できるね、と。
しかも、そのレースで最後の1Fは11.7かかっているけど、最後まで「ノーステッキ」で勝っているという事は特筆すべきPOINTかなと。
それでいて、今回は阪神JFほど前に行く馬がいない。
しかも、いわゆる「短距離のスピードタイプの逃げ」ではなく、アルレッキーノやエルムラントといった「中距離タイプの逃げ」ということもあって、2F目が「10秒5」の前走のような感じにはならないんじゃないかと。もちろんなったとしても、ついて行けるし、ならないならより追走楽に好位が取れるんじゃないかとみてるわけだ。
これなら「キレ」は一枚落ちるタイプだけど、脚を溜めつつ坂に向かえるかなと。
そして、阪神開催の様に「3F戦のよーいどん」にならないのが「京都」なわけで、坂の下りからの「4F戦」が始まるわけだよね。
となると、「一瞬のキレ」では少々劣る感じがあるアドマイヤズームは、変に溜めずにじわっと押し上げつつ、逃げ馬の外に出して直前では馬場のいいところを走って「押し切れる!」という算段が立つんじゃないかなと。
つまり、阪神JFほど「後ろからの脚が決まらない」のではないかと思ってたりする。
さらに阪神JFはアルテヴェローチェの力が抜けてただけと考えれば「外差しだ!」と思い込み過ぎるのも危険かなと。
だって、ビップデイジーは内目の枠から外にワープさせた幸の好騎乗だし、テリオスララとショウナンザナドゥは3番手と5番手で4着と3着と前目で立ち回っていた馬。
そんな阪神JFで「前に行き過ぎたイメージがあるショウナンザナドゥが微妙に伸び悩んでいた」のを見ている以上、騎手も皆少し控え気味になるよなと。
そんな時に、川田自身は先週香港行ってて阪神JFに乗ってないわけで、「そんなの知らんがな!今年はアドマイヤズームでジャンタルマンタルかましたる!」的に、インから早めに進出して、直線では外に持ち出す去年と同じパターンで押し切ってくれるんじゃないかと。
もう一度順を追おう。
そもそも新馬。
追い切りではソコソコ動いていたけど、今を基準に見てみれば「終い11.6」がやっとで、坂路の終いも13秒台がやっと。
もちろん水準以上の動きだけど、そういった反応の悪さがスローで決め手勝負になったレースでの4着という結果だったのかなと。
そこから2戦目。
THE友道厩舎と言わんばかりに、追い切り強化。
一度使って馬もしゃきっとしたんだろうね、1週前には長めから「97.7 81.6 66.4 51.4 36.7 11.3」という時計。
とりわけ、上り3Fの「36.7-11.3」は立派だよね。
叩き一変という感じ。
それでもまだ直前の「日曜追い」は「4F:58.4-14.3」という軽めの時計で、最終追いはドウデュースの3週前の軽めの坂路と併せて「54.7-25.1-12.4」という時計。
大分上向いたけど、まだまだもう一つ上がありそうな追い切り。
厩舎サイドもデビュー時から「上手く行けば3戦目で朝日杯」というローテをイメージしていると言っていた通り、まだおつりを残しての仕上げで、これで勝てなきゃ朝日杯云々など口にできないでしょ!といった感じで、「1分33秒9」で勝った。しかも新馬の時はムチにもあまり反応してなかったのに、ここでは少し仕掛けただけで突き放して最後まで「ノーステッキ」での勝利。
そして今回の中間。
中4週とじっくり間隔も取れているし、デビューから2戦使って馬も上向いているから変にビシビシいかなくても良いという調整。
1週前に長めから「99.3 82.9 67.1 52.2 37.3 11.1」という終いを伸ばす追い切り。
未勝利の時ほどの全体時計ではないけど、良い反応を見せてくれている。
そしてここからが前走との違い。
1週前だけの時計を見ると「前走ほどじゃないんじゃないか?」というように見えるんだけど、ここで友道必殺の「日曜追い」を入れてくる。
その時計が「58.2-41.1-25.9-11.9」という坂路。
58秒?
大したことないじゃん、と思うことなかれ、友道必殺の直前日曜追いは「上がり2F」が重要。
過去3走、当週の日曜は共に「終い2F:28秒=14秒前半」の追い切り。
それを今回「25秒台-11秒台」の時計でしっかり加速させてフィニッシュさせてる。
それを経て、最終の坂路では馬なりで「53.2-38.8-24.8-12.0」という自己ベスト。
俺的には「計ったように仕上げてきた」と思える訳。
さらに、金曜土曜と坂路で微調整しての当日は前走同様ね。
まとめる。
京都変態馬場での勝ちあり。
時計もLAPも2歳重賞級をノーステッキ勝ち。
追い切りもここに来て更なる充実を示して「友道スペシャル」を投入してきている。
そして阪神JFよりは前半緩む感じがしていて、この馬自身先行して好ポジションを取れる脚もある。
なーのーに、前日7人気!
狙うっしょ!
川田に「気楽に乗られまった時の怖さ」は皆知っているハズ!
なぜに連続騎乗してきているかも含めて、狙いたいのだ!
ということで結論。
◎2アドマイヤズーム
〇8アルテヴェローチェ
▲4ミュージアムマイル
☆10トータルクラリティ
穴注3ランスオブカオス
穴注15ドラゴンブースト
△11ニタモノドウシ
△12パンジャタワー
△16タイセイカレント
△13エイシンワンド
対抗〇はアルテヴェローチェ。
やはり総合力があるし、前走でソコソコのペースを体験した上で、押さえて差すという味な競馬。
発馬もいいし、武豊に手戻りするなら人気になってもうなづける馬だよね。
なので、俺的には今までのデータを打ち破る「モーリスのワンツーで来い!」が理想だ!笑
▲にはミュージアムマイル。
前走からの距離短縮というキーワードが独り歩きしすぎている感じがする。
新馬はボッコリ出遅れたから度外視で良いと思うけど、個人的には弥生賞とかスプリングSとかで狙いたいタイプなんだよな。
使い分けでこっちに来てるってのもさてどうなのか?という感じもするので、強いと思ってはいるけどこの印。
☆にトータルクラリティ。
前走の相手が強いのか?外で掛かりまくってたコートアリシアンに詰められるメンツだったことは忘れてはならないのかなと。
ただ、走り方とかはすごく好きな一頭。阪神JFよりは遅いのか?と思っているので、気性的に掛からなければいいなという心配があるから、この印まで。
ここから穴注を2頭。
1頭目がランスオブカオス。
前走の勝ち方えぐかったべ。
1人気2着のジーティーエスピの上りが34.8の所を「33.6」の上りでひとマクリ。
500キロオーバーの馬が新馬戦でそんな切れ味見せるって、なかなかすごいんじゃないかなと。
内回りではあったけど、京都を使えてるし、内回りであのキレだせたなら、この内枠もこなしてくれるんじゃないかなと。
2頭目がドラゴンブースト。
恐らく馬鹿にされてるはず。
デイリー杯の勝ち馬は阪神JFで1.1秒差の11着だしね。
ただ、あれは4コーナーで外に弾かれちまった不利があってのモノ。
スムーズだったら掲示板くらいには乗ってたかもしれないし、そうなるとこの馬もやはり京都マイルを使ってきているから!という理由で売れてたかもしれない。
この人気なら抑えても良いんじゃないかなと。
△勢は全部「1400mくらいがいい」と思っている馬。ハマれば怖いがさてどんな競馬を見せてくれるんだ?という感じ。
ちなみに、タイセイカレントだけは「モーリス」キーワード。モーリスのワンツーが理想!と言っておきながら、もしもワンツースリー決着で外したくないからね。
アルレッキーノはどうにも追って味が無いところが微妙だし、追い切りもあまりよく見えなかったので切る。
買い方
【単勝】2(1点)
【馬連】2=8.4.10(3点)
【ワイドF】2=3.15(2点)
【3複】2=8.4.10=8.4.10.3.15.11.12.16.13(21点)
【3単】2.8→2.8→4.10.3.15.11.12.16.13(16点)
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