競馬サロン

田原基成
82
2024/12/14 18:50
【朝日杯FS】本命◎は阪神JF2.3着馬との共通点あり 相手に人気薄配置で3連単“30万馬券”も視野に

「京都芝=洋芝」
この説を立証するにあたり、先週の競馬が参考になりそうだ。
例年の阪神開催から一転、今年は12月も京都開催。気温低下の時季で芝の生育も期待できない状況ゆえ、今の京都芝は時計が速くてもタフな印象にある。
タフな馬場、という文脈から読み取れるのは同じくタフな馬場として知られる洋芝との関連性。それを示すものとして、先週日曜の京都芝レースの上位馬を挙げてみたい。
【オリオンS】
1着マイネルエンペラー(洋芝連対歴あり、距離短縮)
2着シェイクユアハート(洋芝連対歴あり)
3着メイショウゲキリン(距離短縮)
【阪神JF】
1着アルマヴェローチェ(洋芝連対歴あり、距離短縮)
2着ビップデイジー(前走から距離短縮)
3着テリオスララ(洋芝連対歴あり、距離短縮)
上位馬に共通するのは洋芝好走歴ありor距離短縮ローテであること。必然的に私の本命馬もこのいずれかを満たす馬に導かれる。
本命はミュージアムマイル。
週中の全頭診断から評価を上げる形となった馬。頭数が増えることへの懸念、新馬戦で差し損ねたマイル替わりの懸念は否定できないが、Dコース替わりでも馬場傾向が大幅に変化したとは言い切れず、先週同様に距離短縮ローテで臨む馬に大きなアドバンテージがあると判断した。
この中間は坂路4Fで52秒1の自己ベストをマーク。コンスタントに使われつつ状態を上げている点には好感が持てる。京都芝外回り1800mの勝利実績があることも他の有力馬と比較した際のアドバンテージで、先週阪神JFの2着馬ビップデイジー、3着馬テリオスララがそれを満たしていた事実は見逃せない。
3連勝でGI獲りへ。今年の朝日杯FSはミュージアムマイルに本命を託す。
相手本線に抜擢するのはアルレッキーノ。
持ったままで1分33秒3の未勝利戦が示すようにポテンシャルは非凡。問題は控える競馬を経験させた前走がアダとなったのか、この中間に気性面の問題が顕在化しつつある点だ。走ってみないとわからない点がどうかも、繰り返すがポテンシャルは2歳馬のなかでもトップクラス。内めの枠を引き当てたここは一変が期待できる。
アルテヴェローチェも侮れない。
本レースの最重要ステップレースとなるサウジアラビアRC。そのレースの勝ち馬が過去10年の朝日杯FSで【3-1-1-0】と抜群の安定感を誇っているのも頷けるだろう。後方から大外一気の前走と同じ競馬では厳しいと思うが、武豊騎手騎乗の新馬戦は外枠不利の札幌芝1500mで道中4番手追走、4角で先頭を射程圏に捉えていたように一定の先行力あり。この中間はウッドで4F50秒3、ラスト1F11秒1と申し分ない仕上りで、軽くは扱えない。
さらにはアドマイヤズーム。
この馬で注目すべきは前走。600m通過34秒0と淀みなく流れるなか、2番手追走からマイル戦を1分33秒9の時計で制したレースだ。新馬戦を使われたことで、素軽さと終いの切れ味が増した感あり。過去10年の朝日杯FSにおいて、川田将雅騎手騎乗かつ前走1着馬は【3-0-0-1】と好走が多く、GI即通用の可能性を秘めた馬として警戒。
以下、週中から評価を上げた馬はいずれも内枠が理由。父ディープインパクト×母系にダンスインザダークといかにも京都芝外回りが合いそうなランスオブカオス、京都芝外回り×内枠×岩田康誠が不気味なダイシンラーを。
【京都11R 朝日杯FS予想の印】
◎4 ミュージアムマイル
〇6 アルレッキーノ
▲8 アルテヴェローチェ
☆2 アドマイヤズーム
△3 ランスオブカオス
△1 ダイシンラー
△11 ニタモノドウシ
△10 トータルクラリティ
【単勝】4(1点)
【馬連】4=6,8,2(3点)
【3連複/軸1頭】4=6,8,2,3,1,11,10(21点)
【3連単/フォーメ】4→6,8,2→6,8,2,3,1,11,10(18点)
この説を立証するにあたり、先週の競馬が参考になりそうだ。
例年の阪神開催から一転、今年は12月も京都開催。気温低下の時季で芝の生育も期待できない状況ゆえ、今の京都芝は時計が速くてもタフな印象にある。
タフな馬場、という文脈から読み取れるのは同じくタフな馬場として知られる洋芝との関連性。それを示すものとして、先週日曜の京都芝レースの上位馬を挙げてみたい。
【オリオンS】
1着マイネルエンペラー(洋芝連対歴あり、距離短縮)
2着シェイクユアハート(洋芝連対歴あり)
3着メイショウゲキリン(距離短縮)
【阪神JF】
1着アルマヴェローチェ(洋芝連対歴あり、距離短縮)
2着ビップデイジー(前走から距離短縮)
3着テリオスララ(洋芝連対歴あり、距離短縮)
上位馬に共通するのは洋芝好走歴ありor距離短縮ローテであること。必然的に私の本命馬もこのいずれかを満たす馬に導かれる。
本命はミュージアムマイル。
週中の全頭診断から評価を上げる形となった馬。頭数が増えることへの懸念、新馬戦で差し損ねたマイル替わりの懸念は否定できないが、Dコース替わりでも馬場傾向が大幅に変化したとは言い切れず、先週同様に距離短縮ローテで臨む馬に大きなアドバンテージがあると判断した。
この中間は坂路4Fで52秒1の自己ベストをマーク。コンスタントに使われつつ状態を上げている点には好感が持てる。京都芝外回り1800mの勝利実績があることも他の有力馬と比較した際のアドバンテージで、先週阪神JFの2着馬ビップデイジー、3着馬テリオスララがそれを満たしていた事実は見逃せない。
3連勝でGI獲りへ。今年の朝日杯FSはミュージアムマイルに本命を託す。
相手本線に抜擢するのはアルレッキーノ。
持ったままで1分33秒3の未勝利戦が示すようにポテンシャルは非凡。問題は控える競馬を経験させた前走がアダとなったのか、この中間に気性面の問題が顕在化しつつある点だ。走ってみないとわからない点がどうかも、繰り返すがポテンシャルは2歳馬のなかでもトップクラス。内めの枠を引き当てたここは一変が期待できる。
アルテヴェローチェも侮れない。
本レースの最重要ステップレースとなるサウジアラビアRC。そのレースの勝ち馬が過去10年の朝日杯FSで【3-1-1-0】と抜群の安定感を誇っているのも頷けるだろう。後方から大外一気の前走と同じ競馬では厳しいと思うが、武豊騎手騎乗の新馬戦は外枠不利の札幌芝1500mで道中4番手追走、4角で先頭を射程圏に捉えていたように一定の先行力あり。この中間はウッドで4F50秒3、ラスト1F11秒1と申し分ない仕上りで、軽くは扱えない。
さらにはアドマイヤズーム。
この馬で注目すべきは前走。600m通過34秒0と淀みなく流れるなか、2番手追走からマイル戦を1分33秒9の時計で制したレースだ。新馬戦を使われたことで、素軽さと終いの切れ味が増した感あり。過去10年の朝日杯FSにおいて、川田将雅騎手騎乗かつ前走1着馬は【3-0-0-1】と好走が多く、GI即通用の可能性を秘めた馬として警戒。
以下、週中から評価を上げた馬はいずれも内枠が理由。父ディープインパクト×母系にダンスインザダークといかにも京都芝外回りが合いそうなランスオブカオス、京都芝外回り×内枠×岩田康誠が不気味なダイシンラーを。
【京都11R 朝日杯FS予想の印】
◎4 ミュージアムマイル
〇6 アルレッキーノ
▲8 アルテヴェローチェ
☆2 アドマイヤズーム
△3 ランスオブカオス
△1 ダイシンラー
△11 ニタモノドウシ
△10 トータルクラリティ
【単勝】4(1点)
【馬連】4=6,8,2(3点)
【3連複/軸1頭】4=6,8,2,3,1,11,10(21点)
【3連単/フォーメ】4→6,8,2→6,8,2,3,1,11,10(18点)
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