順調であればアイアンバローズの勝ち負けと見たが、サウジ→ドバイと海外行脚のダメージ回復に時間を要したか、陣営のトーンは低め。過去3年はいずれも秋に叩いてのステイヤーズS好走。今回の8カ月ぶりは割引きと見て、3着までの△評価とする。

ここは◎ゴールデンスナップから入る。現役屈指のステイヤーが集結した阪神大賞典は、後の天皇賞馬テーオーロイヤルや宝塚記念覇者のブローザホーンと、ハイレベルの一戦。ここでサヴォーナやディープボンドに先着の5着は大威張りできる。

2走前・タイランドCでは3角から大マクリで2着、前走・古都Sはラスト4F11秒台4本の追い比べで2着とスタミナを証明。あと一歩勝ち切れない部分は、3600mというスタミナ比べでカバーできると見た。

ただ、それでも勝ち味に遅いのは事実であり、○シュヴァリエローズとの二刀流馬券でいく。

芝2000mで頭打ちとなり、4走前で初めての芝2200mとなる京都記念に出走。前後半35秒3-35秒7とほぼイーブンのタフな流れを、3番手から積極的なレースを見せ4着と好走したのがターニングポイントだった。その後の活躍は見てのとおり。前走・京都大賞典は京都巧者・ディープボンドとのロンスパ合戦を制したのだから、ステイヤーとしての資質は高い。

馬券は◎○を1列目に置く馬単フォーメーション。これに3連複軸2頭で少点数勝負。相手にはバテない末脚が身上の▲ダンディズム、母系がステイヤー血統の☆マイネルケレリウス、前走が伸びない内枠に泣いた注メイショウブレゲなど。臨戦過程が減点のアイアンバローズとミクソロジーは、地力でどこまでの意味で△の押さえ。

◎14ゴールデンスナップ
○４シュヴァリエローズ
▲１ダンディズム
☆11マイネルケレリウス
注７メイショウブレゲ
△３アイアンバローズ
△６ミクソロジー

【単勝】14（1点）
【馬単/フォーメ】14,4→14,4,1,11,7（8点）
【3連複/軸2頭】14＝4＝1,11,7,3,6（5点）

▽SPREAD編集長・山田のその他予想コラム
◆【ステイヤーズステークス2024予想】ハイレベルの一戦でスタミナ証明◎と充実一途○の二刀流　馬単フォーメ8点＋3連複5点

◆土曜/自信の一鞍【中山9R・葉牡丹賞】｜土曜/太鼓判予想【京都5R・2歳新馬】（月額メンバーシップ会員様用）