競馬サロン
UMAJIN.net編集部
2024/11/11 17:00
【今週の重賞】[マイルCS]昨年の覇者・ナミュールら日本のトップマイラーに海外GI3勝の外国馬・チャリンが挑戦
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【今週の注目重賞】
■マイルCS
11月17日(日)、京都競馬場で第41回・マイルCS(3歳上、GI、定量、芝1600m)が行なわれる。
ブレイディヴェーグ(牝4、美浦・宮田)は初のマイル挑戦。昨年、ローズS2着からエリザベス女王杯で戴冠。その後、脚部不安で11カ月の休養を強いられるも、復帰戦の府中牝馬Sは上がり32秒8の末脚で快勝した。連覇の可能性があった女王杯をパスして本レースに向かうのは、短い出走間隔を考慮したことに加えて、ノーザンファーム天栄による僚馬・レガレイラとの使い分けがあったからと思われる。能力は上位もマイル適性は未知数。この使い分けが果たしてどう出るか。
ナミュール(牝5、栗東・高野)は昨年の覇者。デビュー当初から高い素質を支持されながら、なかなか大舞台で勝てなかったが、昨年マイルCSを勝利し、念願のGI初戴冠。その後は勝ち星こそないものの、安田記念2着など内外のGIで好走を続けている。実績と地力は最上位。間隔をあけたローテも問題なく、連覇の可能性は十分。
ジュンブロッサム(牡5、栗東・友道)は勢いだけならメンバー随一。詰めが甘く勝ちあぐねる競馬が続いたが、今夏ようやく本格化。水無月Sを3馬身差圧勝、関屋記念は出遅れながらも3着急追、そして富士Sでは鋭い追い込みを見せて実績馬を蹴散らした。切れ味はこのメンバーに入ってもヒケを取らない。展開がハマれば、いきなりのGI制覇があっても。
ソウルラッシュ(牡6、栗東・池江)は昨年の2着馬。3歳末にマイル転向してから一貫して1600m戦に使われ続け、マイラーズCなどマイル重賞を3勝。GIでも何度も好走しているが、それでもまだビッグタイトルには手が届かない。スピードとキレがいずれもトップクラスには一枚足りない印象だ。ただし6歳になっても衰えは感じられず、上位争いに加わるのは確実。得意の道悪になれば悲願成就の可能性もなくはない。
チャリン(牡4、英国・R.ヴェリアン)は2011年以来の外国馬。今年4歳になって本格化。英・クイーンアンSでGI初優勝を果たすと、仏・ジャックルマロワ賞も連勝。仏・ムーランドロンシャン賞2着後、英・クイーンエリザベス2世Sも制してGI3勝目を挙げた。勝利したGIはすべてマイル戦。これほどのキャリアを誇る外国馬が充実期に来日するのはマイルCSにおいては初と言ってもいいかもしれない。父ダークエンジェルは日本でもマッドクールをはじめ活躍馬を多数輩出。またジャックルマロワ賞では1分33秒9の速い勝ち時計も記録しており、日本の高速馬場にも対応できそう。今年の安田記念ではマイル久々のロマンチックウォリアーにアッサリ勝たれたように、現在の日本のマイル路線は決してレベルは高くはない。体調さえ整えば、マイルCS初の外国馬優勝が見られるかもしれない。
そのほかには、一昨年の本レース勝ち馬・セリフォス(牡5、栗東・中内田)、毎日王冠など重賞2勝のエルトンバローズ(牡4、栗東・杉山晴)、京王杯SCなど重賞4勝を誇るウインマーベル(牡5、美浦・深山)、ターコイズS1着、ヴィクトリアマイル2着のフィアスプライド(牝6、美浦・国枝)、豪州の高額賞金レース・ゴールデンイーグルを制したオオバンブルマイ(牡4、栗東・吉村)なども出走を予定している。
【そのほかの重賞】
■東京スポーツ杯2歳S
11月16日(土)、東京競馬場では第29回・東京スポーツ杯2歳S(2歳、GII、馬齢、芝1800m)が行なわれる。主な出走予定馬は、東京芝2000mの新馬戦を4馬身差圧勝したレッドキングリー(牡2、美浦・木村)、6月・東京芝1800mの新馬戦を好タイム勝ちしたクロワデュノール(牡2、栗東・斉藤崇)、札幌2歳Sで1番人気3着だったファイアンクランツ(牡2、美浦・堀)、中京芝2000mの新馬戦を快勝したサトノシャイニング(牡2、栗東・杉山晴)、福島芝1800mの新馬戦を追い込み勝ちしたフランケル産駒・デルアヴァー(牡2、栗東・松永)など。
(Text:Hattori)
■マイルCS
11月17日(日)、京都競馬場で第41回・マイルCS(3歳上、GI、定量、芝1600m)が行なわれる。
ブレイディヴェーグ(牝4、美浦・宮田)は初のマイル挑戦。昨年、ローズS2着からエリザベス女王杯で戴冠。その後、脚部不安で11カ月の休養を強いられるも、復帰戦の府中牝馬Sは上がり32秒8の末脚で快勝した。連覇の可能性があった女王杯をパスして本レースに向かうのは、短い出走間隔を考慮したことに加えて、ノーザンファーム天栄による僚馬・レガレイラとの使い分けがあったからと思われる。能力は上位もマイル適性は未知数。この使い分けが果たしてどう出るか。
ナミュール(牝5、栗東・高野)は昨年の覇者。デビュー当初から高い素質を支持されながら、なかなか大舞台で勝てなかったが、昨年マイルCSを勝利し、念願のGI初戴冠。その後は勝ち星こそないものの、安田記念2着など内外のGIで好走を続けている。実績と地力は最上位。間隔をあけたローテも問題なく、連覇の可能性は十分。
ジュンブロッサム(牡5、栗東・友道)は勢いだけならメンバー随一。詰めが甘く勝ちあぐねる競馬が続いたが、今夏ようやく本格化。水無月Sを3馬身差圧勝、関屋記念は出遅れながらも3着急追、そして富士Sでは鋭い追い込みを見せて実績馬を蹴散らした。切れ味はこのメンバーに入ってもヒケを取らない。展開がハマれば、いきなりのGI制覇があっても。
ソウルラッシュ(牡6、栗東・池江)は昨年の2着馬。3歳末にマイル転向してから一貫して1600m戦に使われ続け、マイラーズCなどマイル重賞を3勝。GIでも何度も好走しているが、それでもまだビッグタイトルには手が届かない。スピードとキレがいずれもトップクラスには一枚足りない印象だ。ただし6歳になっても衰えは感じられず、上位争いに加わるのは確実。得意の道悪になれば悲願成就の可能性もなくはない。
チャリン(牡4、英国・R.ヴェリアン)は2011年以来の外国馬。今年4歳になって本格化。英・クイーンアンSでGI初優勝を果たすと、仏・ジャックルマロワ賞も連勝。仏・ムーランドロンシャン賞2着後、英・クイーンエリザベス2世Sも制してGI3勝目を挙げた。勝利したGIはすべてマイル戦。これほどのキャリアを誇る外国馬が充実期に来日するのはマイルCSにおいては初と言ってもいいかもしれない。父ダークエンジェルは日本でもマッドクールをはじめ活躍馬を多数輩出。またジャックルマロワ賞では1分33秒9の速い勝ち時計も記録しており、日本の高速馬場にも対応できそう。今年の安田記念ではマイル久々のロマンチックウォリアーにアッサリ勝たれたように、現在の日本のマイル路線は決してレベルは高くはない。体調さえ整えば、マイルCS初の外国馬優勝が見られるかもしれない。
そのほかには、一昨年の本レース勝ち馬・セリフォス(牡5、栗東・中内田)、毎日王冠など重賞2勝のエルトンバローズ(牡4、栗東・杉山晴)、京王杯SCなど重賞4勝を誇るウインマーベル(牡5、美浦・深山)、ターコイズS1着、ヴィクトリアマイル2着のフィアスプライド(牝6、美浦・国枝)、豪州の高額賞金レース・ゴールデンイーグルを制したオオバンブルマイ(牡4、栗東・吉村)なども出走を予定している。
【そのほかの重賞】
■東京スポーツ杯2歳S
11月16日(土)、東京競馬場では第29回・東京スポーツ杯2歳S(2歳、GII、馬齢、芝1800m)が行なわれる。主な出走予定馬は、東京芝2000mの新馬戦を4馬身差圧勝したレッドキングリー(牡2、美浦・木村)、6月・東京芝1800mの新馬戦を好タイム勝ちしたクロワデュノール(牡2、栗東・斉藤崇)、札幌2歳Sで1番人気3着だったファイアンクランツ(牡2、美浦・堀)、中京芝2000mの新馬戦を快勝したサトノシャイニング(牡2、栗東・杉山晴)、福島芝1800mの新馬戦を追い込み勝ちしたフランケル産駒・デルアヴァー(牡2、栗東・松永)など。
(Text:Hattori)
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