まずは恒例のこれから！
天皇賞秋！W本命ワンツー決着、はいどーーーーん！

いやぁ、ドウデュースの物凄い末脚、そして、タスティエーラのじわじわ伸びる根性！
この2頭にW本命で臨ませてもらって本当に良かったよ。
3着のホウオウビスケッツまでケアできなかったのは申し訳なかったけど、W本命2頭での馬単がしっかりハマってくれたのが嬉しかったよ。

とりわけ、タスティエーラの復活は本当に『それ見たか！』と言いたかったし、ドウデュースの追い切りの見立てにしても『この動きならキレる！』と思っていたら、まさにダービー以上とも言えるキレ味を発揮してくれたから、本当に嬉しかったね。

タスティエーラはCW併せでのゴリゴリスパルタ調教。
ドウデュースは高回転ピッチの中に『間』があるかないか。

ここは次走も要チェックだよ！

ということで競馬の時間だ！

今週は重賞沢山で猛烈に大変だから、サクサク進めよう！
ちなみに、中央の4重賞は勿論だけど、米国ブリーダーズCは『クラシックとターフの2鞍』、そして地方JBCシリーズは『クラシック、Lクラシック、スプリントの3鞍』をコラムで公開しようと思っているので、是非ともお見逃しなく！

ちなみに昨年の米ブリーダーズCクラシックは、展開を読み切ってデルマソトガケに本命◎からの『12万馬券』をGETしているゲンの良いレースだしね。
今年は凱旋門賞もぶち当てているし、しっかり海外馬券も狙っていくからね！

ということで予想に行こう。

■京都11R ファンタジーS
毎年難解なレースではあるんだけど、結構その後にもつながる馬達が毎年出てきているから要注目なレースだと思うんだよね。
懐かしい所で言えば2019年のレシステンシアとマジックキャッスルのワンツーね。
俺はこの時のレシステンシアを見て阪神JFでも◎を打った訳だけど、阪神JFと桜花賞はどうしたって『前傾LAP』になりやすいから、ここでしっかり追走できるかどうかってのは重要な要素なんだよね。

このレシステンシア以外にも、2018年のダノンファンタジー、2016年3着のディアドラ、2020年のメイケイエール、2021年のウォーターナビレラ、ナムラクレア、ママコチャ、そして去年3着のシカゴスティングなどなど。結構その後のGI戦線で好走してくる馬も出てるからね。
なので、しっかりと事前検証をして、当たっても外れても、しっかり事後検証もしなくちゃならんのがこのファンタジーSってこと。

その上で、まずは京都の馬場。
完全に外伸び馬場になってるね。
3.4コーナーでもラチから3-4頭の個所を通った馬が伸びてるし、直線はもう内10頭分くらいのところは誰も走ってないね。
先週のスワンSでもウインカーネリアンとか残るかと思ったら、外からまとめて交わされちまったもんね。

そんな馬場に雨が降り注ぐわけでしょ。
かなりタフなレースになりそうだよね。

そもそもがこのファンタジーSは『スローはあり得ない』レースでしょ。
1200ｍ組が距離延長で出てくるわけで、しかもコントロール性能が未熟な2歳戦。
どうしたって『前傾LAP』になりやすいわけで、差し馬が台頭するケースが多いよね。
ちなみに『2023.2022.2021年は阪神開催』なので、逃げ先行の方が成績が良いけど、京都だと大分差し寄りになるのでそこは注意ね。

つまりそんなハイLAP且つタフな流れの中で先行から押し切ったレシステンシアはやっぱり強いということになるわけで、今年はそこに雨が注がれるから本当に難解だよ。

と、いうことで、ファンタジーSは『マン振りレース』に決定じゃぁぁぁぁぁぁ！

行くぜー。
穴馬から入るぜー。
流石の俺もビビる穴馬だぜー。
しかもそんな穴馬が2頭居るから今回もW本命で行くぜー！

はいどん！

◎7カルプスペルシュ(11人気)
◎8タマモティーカップ(13人気)

この2頭をW本命に指定するぞ！

え？頭おかしくなったのか？

ってな声がスゲー聞こえてくるんだけども…至って真面目だ！

そもそも『難しい』と思っているレースで本命サイドから入る方がよくわからんのよ。
恐らく明日は『重馬場』くらいにはなるわけで、重馬場とかになっちまったら、どの馬も経験がないわけで、大体そんな時の決着を見て『こんなの俺には取れねーよ』という言葉があちらこちらから聞こえてくるわけだ。

そしてもう一つ多いのは『うわー、相手には押さえていたのに本命が居ねーよ…』っていう言葉かね。
俺は今年のファンタジーSはそういうレースになるんじゃねーか？と思ってたりする。
期待値の高い馬を探すというよりも、そもそもレース自体の期待値が高いレースなんじゃねーか？と思っていたりするので、逆張り穴馬狙いで行く！ということ。

まぁ少点数でビシッと取れるだけの自信を持てる馬が本命サイドに居ればいいんだろうけど、それが微妙でさ。

俺は良馬場で外目の枠を引けたら『スリールミニョン』から入ろうと思ってたんだよ。
そしたら、雨は降るわ、最内枠だわ、でここから入るのは諦めた。
恐らく道悪は下手だと思うから。

じゃぁカワキタマナレアか？
と思ってたんだけど、小さい馬だけど現時点での力は最上位なのかなと思ってはいるが、内ラチから離れてレースしているような馬場で、15頭立ての大外枠ってのは、流石にどうなんだ？と。外は良いんだけど、真ん中から外に出すような進路ではなく、外から外でしょ。
しかも、重馬場でしょ？
まぁ札幌の稍重で圧勝してて、その時の2着ヴーレヴーがりんどう賞で1着、3着のモズナナスターがOPカンナSで2着って感じなので、人気にはなるよね。
ただヘニーヒューズの仔が芝の重賞勝つのか？
まぁ身体つきを見る限りは『母父ディープインパクト』の血が出てると思った方が良いとは思うんだけど、さてどうなのか？

だったら、ヴーレヴーが9着で、モズナナスターが7着に負けた函館2歳Sでちーと不利もあった中で5着だった『カルプスペルシュ』を評価しても良いんじゃねーか？ということ。

■カルプスペルシュについて
まず新馬だけど、栗東で作ってから函館入り。
その際の坂路が【53.8-39.0-25.0-12.3：馬なり】だったね。
で、函館入りしてから芝とウッドで1本ずつ時計を出してレース。
まぁ、いたって普通の新馬だし、変にテンションとかも高ぶっていない感じでパドックも歩けてたね。
そんな感じの新馬で、上り33.8で1着。
確かにスローだったよ。
でも、函館1200ｍの2歳戦30年以上さかのぼっても、上り3F33秒台で走ったの過去この1頭しかいないんよ。
しかも馬群割って伸びたっしょ。
しかも父シュヴァルグランだよ。
決して早熟な感じの種牡馬じゃないし、決して1200ｍベストって言える種牡馬でもない。
でも母母はモシーンで、母父がロードカナロア。
だから短距離こなせるんだなと。

で函館2歳S。
スタートは普通にでて、中段からの競馬。
ただこの日の函館はまだまだ内前有利な馬場。
そんな中5番手追走から、直線では外に。
前がなかなか止まらない中で、少しモサモサして差が詰まらない中、残り150ｍあたりでヤンキーバローズが来て、ようやく前が止まりかけてきたところで、そのヤンキーバローズと一緒に伸びてきたけど、残り30ｍの所で右にフラフラ左にフラフラ走っていたヤンキーバローズにぶつけられて少しブレーキかかって、5着。
これみて、ああ、距離は流石に短いよねと思ったし、新馬を見ても仕掛け所でエンジンの掛かりが遅いのはシュヴァルグランのような感じだったので距離伸びた方が良いよなと。
しかも、こういった完全減速LAPで垂れずに最後までじわじわ脚を伸ばす気性は、シュヴァルグランから来てるのかな？と。

で、馬体を見れば繋ぎは立ち気味だし、あれ？道悪もこなせそうじゃん！となり、追い切りを見てみると、もう一本欲しい感じはするんだけど、不良の栗東坂路でこれだけ走れてれば合格点かなと。

■タマモティーカップについて
これは『母母ホットプレイ』産駒全域に広がる『超京都巧者の血』に期待ということ。
前走は負け過ぎなんだけど、まぁ、出遅れて、外回して、仕掛けた瞬間に外から前カットされてブレーキかけて、外出して再加速…
というレースだから着順自体は気にしなくていいと思う。
あとはレース後に出た『道中すこし、馬場を気にしてた』というコメント。
しかし『外に出したらいい伸びだった』というコメント。

『荒れた馬場はダメだけど、綺麗な道悪なら走れる』

と俺は解釈した。

これを『道悪がダメ』と解釈しないところが都合がいい俺流の解釈。
今の京都は、内から4頭分くらいは荒れている。
直線ではさらに、内8頭分くらい開けて直線追っているよね。

ちょうどいいやん！
4枠8番ちょうどいいやん！
京都の神様が守護霊についてる血統なら十分走れるっしょ！

ってこと。

しかも、追い切り抜群に良いぞ！
小倉2歳の時は中間CWで2本、最終坂路という感じで時計を出してたけど、今回は入厩後じっくり息を作りながら乗り込んで、3週前からびっしり長めから追われている。
2週前にはCWのベストで【82.0-65.8-51.3-36.6-11.3】を叩き出し、最終追い切りは不良坂路で【53.5-38.3-24.1-11.9：馬なり】を叩き出している。
これは中々だぞ！ちなみに、最終の坂路での後半2Fの【24.1-11.9】は土曜走る全馬の中で、ベスト10に入っている。

ここで狙わずいつ狙う！

結論
◎7カルプスペルシュ
◎8タマモティーカップ
▲15カワキタマナレア
☆9ヴーレヴー
注11ウォーターエアリー
注3ゴージャス
△1スリールミニョン
△6ハイファイスピード
△12ダンツエラン

買い方
【単勝】7.8（2点）
【ワイド】7.8＝7.8.15.9（5点）
【馬連F】7.8＝7.8.15.9.11.3（9点）
【3複F】7.8＝7.8.15.9＝15.9.11.3.1.6.12（29点）
【3単】7.8→7.8.15.9.11.3→7.8.15.9.11.3.1.6.12（70点）

マン振りなので点数は多いけど、一番安い3単配当でも341倍ついてるし、狙ってみるよ。