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田原基成

2024/10/31 18:00

オメガギネスの明暗分ける“勝率20%”と“勝率75%”の壁 穴は調教超抜の7歳馬 みやこステークス2024全15頭診断

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※2024年10月31日時点の見解であり、実際の結論(印・買い目)は週末の予想コラムにてご確認ください。

・アウトレンジ
昨年秋以降、勝利と凡走をきれいに繰り返している馬。好走時は砂を被らずスムーズに運べたレースに限定されており、展開と枠の並びに左右されやすいタイプと言えるだろう。オメガギネス、ドゥラエレーデら強力な先行馬がいるここではワンランク落ちてしまう感あり。好走へのハードルは高いと言わざるを得ない。

・オメガギネス
この馬で強調したいのは馬場適性。良馬場ダートの成績【1-2-1-1】勝率20%に対し、稍重-不良馬場は【3-1-0-0】勝率75%と脚抜きの良い馬場適性は群を抜いている。天気予報通りなら今週末は脚抜きの良いダートが濃厚。2走前圧勝の舞台替わりでもあり、軸候補にふさわしい1頭だ。

・ゲンパチルシファー
前走の変わり身には驚かされたが、1000m通過60秒1と良馬場ダートとしては淀みなく流れたことがプラスに働いた。当舞台の東海Sは勝ち馬と2秒以上離されており、連続好走は至難の業か。

・サンライズジパング
本レースに参戦をはたす唯一の3歳馬。それでもダートスタートの舞台では【2-1-1-0】と大崩れがなく、世代を飛び越えて国内最強の呼び声も高いフォーエバーヤングと何度も戦った経験は計り知れないものがある。ダートでの2勝は稍重と、週末京都で想定される馬場に近い適性の持ち主。古馬撃破の可能性まで考えたい1頭だ。

・ダンテバローズ
1000m通過62秒7のスローを利した先行策が功を奏した前走。2着馬とも僅差だった点から、重賞即通用は難しい注文と言える。

・デリカダ
2走前に復活ののろしを上げ、前走は牡馬相手に勝利。3歳時にノットゥルノやペイシャエスといったGI級好走馬に先着した能力がようやく戻ってきた印象だ。すべてが上手くいった前走から連勝は容易ではないものの、何らかの印は必要か。

・トウセツ
重賞では【0-0-0-3】と頭打ち。一変を望むのは酷に映る。

・ドゥラエレーデ
チャンピオンズC3着、東京大賞典3着、ドバイワールドカップ5着。そんな実績馬がダートGIIIに姿を現すのだから“反則級”と言っても差し使えないだろう。勝ち切れないキャラゆえ今回も断然の支持を得るには至らないと思われるが、前述のレースで戦ってきた相手は国内外における強豪がズラリ。芝→ダート替わりの成績【1-1-1-0】とショック療法が効く馬でもあり、軽くは扱えない。

・ハピ
使われるたびに着順を落としてしまっている近走。特に前走は得意の中京ダートにもかかわらず、ズルズルと後退し見せ場を作ることができなかった。ここは様子見が妥当か。

・プロミストウォリア
1年以上のレース間隔で臨んだ前走エルムS。3-4コーナー付近ではオッと思わせるようシーンもあったが、久々が響いたような失速だった。翻って、この中間はウッドで自己最速のラスト1F11秒4と一気に良化傾向。ダート重賞3勝のハギノアレグリアスを完封した東海Sのパフォーマンスは秀逸で、変わり身の可能性は十分だ。

・ミッキーヌチバナ
5番人気ミトノオーが逃げ切り、10番人気メイショウフンジンが3着に粘った前走平安S。4角12番手のこの馬には展開不向きだったが、上がり3F最速は能力の証と言える。中2カ月以上の休み明け成績は【3-1-2-2】。逃げ先行馬が揃った今回は差し脚が届くシーンを想定すべきだ。

・ミトノオー
前走エルムSは自身初のダート1700m。ドゥラエレーデなど強力な先行馬にマークされたこともあって早々に勝負圏内から脱落してしまった。逃げ馬の宿命と言ってしまえばそれまでだが、マイペース逃げが叶えばあっさり巻き返すのもまた逃げ馬の特徴。重賞勝ちのある京都替わりで見直したい。

・リプレーザ
3年以上にわたって馬券内から遠ざかる現状。厳しい。

・ロコポルティ
トントン拍子で勝ち上がったままに臨んだ前走シリウスS。結果は5着も、3着馬とはほとんど差がなく悲観するほどの内容ではなさそうだ。前に行く馬が揃ったなかで同馬の決め手は強調材料。前走だけでは見限れない。

・ロードアヴニール
突如として逃げの手に出た前走大阪スポーツ杯。最後は差し馬勢に飲み込まれたが、勝ち馬と0秒1差なら及第点を与えられる内容と言える。前に行く馬が揃ったここは差す競馬が濃厚。重馬場の京都ダート1800mを快勝した経験から、2列目もしくは3列目のゾーンでケアすべきだろう。

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