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※2024年10月31日時点の見解であり、実際の結論（印・買い目）は週末の予想コラムにてご確認ください。

・アドマイヤハレー
オープンクラスの壁にぶち当たっている現状。厳しい。

・アドマイヤビルゴ
約2年もの間、馬券内から遠ざかっている馬。ピークアウトの感は否めない。

・クロミナンス
3勝クラスで足踏みが続いていたが、勝ち上がったあとに臨んだ重賞3戦はいずれも馬券内を確保。特に芝2500mの近2走で示したパフォーマンスは同馬の高い長距離適性を証明するにふさわしいものだった。全4勝を休み明けで挙げる本馬にとって、目黒記念からのぶっつけローテは想定内。上位評価すべき1頭と言える。

・サヴォーナ
先週のアルテミスSはワンツースリーと、東京芝で無双状態に近いキズナ産駒にあたる本馬。前走オールカマーは上手く流れに乗れた一戦だったが、もうひと伸びを欠いた点から中山の急坂は合わないのだろう。同じ急坂でも東京のそれは比較的緩やか。1コーナーまでの距離がある当舞台はマッチすると思うし、要警戒の1頭だ。

・ジャンカズマ
直近の好走は小回りコースに集中。広い東京替わりはこの馬にとってプラスとは言い難い。

・ショウナンバシット
夏の札幌で連勝中の馬。いずれも小回りコースの芝2600mを上手く立ち回っての勝利で、個人的にはステイヤーズS好走のイメージが湧くパフォーマンスだった。過去10年のアルゼンチン共和国杯において、前走札幌芝2600m勝ち馬は【0-1-0-5】。この馬自身東京芝での良績に乏しく、バッサリ切る選択肢も考えたい。

・セレシオン
友道厩舎のハーツクライ産駒で思い出すのは2016年の本レース勝ち馬シュヴァルグラン。3歳時に芝2200mを2勝、菊花賞にも参戦をはたした本馬は芝1800-2000mを使われていたのが不思議なぐらいだ。私のなかでこの馬の印象は2200m以上の距離で真価を発揮するステイヤー。左回りにこだわったローテーションも好印象で、軽くは扱えない。

・タイセイフェリーク
距離延長で頭角を現してきた上がり馬。斤量52キロは魅力と言えるし、条件戦で戦ってきた相手にはアリスヴェリテ、ヘデントール、ランスオブクイーンと重賞で上位争いを演じた馬の名前が並ぶ。左回りの成績【1-3-1-1】も含め、何らかの印は必要か。

・ハヤヤッコ
8歳でも衰え知らずの古豪。特筆すべきは道悪適性で、重馬場の函館記念勝利に稍重の前走タイランドC3着と人気以上の好走を見せている。良馬場なら消し、道悪なら押さえ。当日の馬場コンディション次第で評価を決めたい馬だ。

・フォワードアゲン
リステッド競走でも掲示板外続き。変わり身は望み薄か。

・ペプチドソレイユ
今回が初めての芝。ダート適性の高さが強調された血統でもあり、好走へのハードルは高い。

・マイネルウィルトス
東京芝2500mは【0-3-0-1】と抜群の相性を誇る馬。今回は自身が苦にしない道悪が濃厚というアドバンテージも得られそうだ。使い込んで良くなるタイプゆえ休み明けで勝ち切るまではどうかも、ノーマークにはできない。

・マイネルメモリー
同じマイネル冠かつ道悪適性の高さから、マイネルウィルトスの影がチラつく馬。唯一の違いは2400m以上の距離実績がまだ足りていない点だろうか。現状は小回り巧者の印象も、稍重の成績【2-2-0-1】を見るより道悪は歓迎のクチ。馬場次第で評価は上昇する。

・ミクソロジー
約1年7カ月ぶりの実戦となった前走オールカマー。結果は11着とふるわないものだったが、前残り決着を上がり3F2位なら及第点を与えられるものだ。個人的にはステイヤーズSで狙おうと思っていた馬だが、あの内容なら前倒し可能。【4-0-1-1】の左回り替わりでの一変を警戒すべきだろう。

・メイショウブレゲ
最低人気の評価を覆す激走をはたした前走京都大賞典。京都芝外回り適性と展開がマッチした一戦だが、再現性が高いレースかと言われればそうとは言えない。春に参戦した当舞台の目黒記念は10着。そのとき先着を許した馬が複数出走する点から、厳しい戦いを強いられそうだ。

・ラーグルフ
芝2200m以上の距離は【0-0-0-3】と不振傾向。ロスなく運べた前走オールカマーも競り負けたように、距離不安は否めない。

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