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田原基成

2024/10/03 18:00

マテンロウスカイに「3.2.2.2」の追い風 3歳で注目は”絶望ポジション”勝ち馬 毎日王冠2024全14頭診断

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※2024年10月3日時点の見解であり、実際の結論(印・買い目)は週末の予想コラムにてご確認ください。

・エアファンディタ
2度使われた東京芝1800mはいずれも掲示板外。厳しい。

・エルトンバローズ
昨年のこのレース勝ち馬。当時はソングライン、シュネルマイスターがともにスムーズさを欠いたとはいえ王道の競馬で押し切ったのだから立派だ。年明け以降は道悪が続いたことで凡走が目立ったが、斤量59キロの前走は1000m通過57秒5のハイペースを4角2番手から3着と復活ののろし。本レースで求められる芝1600m適性もマイルCS4着があれば十分と言えるし、侮れない1頭だ。

・オフトレイル
この馬の前走には驚かされた。開幕週の福島芝は前残り傾向が顕著で、それは翌週の七夕賞も同じ。4角11番手を進んだ本馬は言うなれば”絶望ポジション”で、2014年以降の前述2重賞で勝ち馬は1頭もいなかった。そんな馬場コンディションで大外一気を決めた本馬の前走はフロックにあらず。古馬相手でも要注意。

・カラテ
8歳を迎えた今年は掲示板外続き。ピークアウトの感は否めない。

・シックスペンス
無傷の3連勝で臨んだ前走日本ダービー。道中もスムーズに運べたと思うが、直線ではサッパリ伸びず9着に敗れた。東京でC.ルメール騎乗の社台ノーザン系クラブ馬なら人気上位は必至も、個人的にはなぜセントライト記念に向かわなかったのかが疑問の馬。持ちタイムの裏付けも乏しく、押さえ程度が妥当か。

・シルトホルン
芝1800mを使われた近3走の走破時計は判を押したように1分45秒台。過去5年のうち、3年で1分44秒台の決着と高速馬場傾向にある本レースの性質とはマッチしない。

・ダノンエアズロック
押せ押せのローテーションで参戦した前走日本ダービー。結果は14着と見せ場なく敗れたが、ダービー出走権がかかったプリンシパルSでマイナス12キロの馬体重まで仕上げ切ったことが影響したのかもしれない。東京芝1800mは【2-0-0-0】の得意条件。最後方からズドンと突き抜けるほどの豪脚はなく勝ち切るまではどうかも、2・3列目でケアしたい。

・トップナイフ
重賞での馬券内は自身の上がり3F34秒台後半以上を要したレースに限定。開幕週の東京なら仮に少々馬場が悪化したとしても速い上がりが出るだろうし、ここは適条件外と言わざるを得ない。

・ニシノスーベニア
初の芝1800m戦で連対圏へと突入した前走エプソムC。当時の勝ち馬レーベンスティールはその次走オールカマーを制しており、一定のレースレベルのなかでの上位進出は評価すべきだろう。マイラータイプの芝1800m巧者は毎日王冠における即消し厳禁事項。ここも何らかの印は必要か。

・ホウオウビスケッツ
洋芝で連勝中の馬。その近走内容から時計・上がりのかかる馬場巧者と決めつけてしまうところだが、東京芝はフリージア賞勝利、東京新聞杯3着がある。特に注目すべきはフリージア賞で、前半1000m61秒6に対し、後半1000mは57秒7。本質的には高速馬場でこそ真価を発揮するタイプだと思っているし、再度の先行押し切りを警戒すべきだ。

・マテンロウスカイ
初の海外遠征となったドバイターフは15着。約6カ月の休み明けで臨む一戦だ。このローテーションで動ききれるかどうかは不安も、中山記念の勝利に代表されるように芝1800mは【3-2-2-2】と好走が目立つ条件。マイルでの勝ち鞍や上がり3F33秒台の勝利実績も魅力で、ノーマークにはできない。

・ヤマニンサルバム
全7勝を左回りで挙げるサウスポー。東京替わりはまったく問題ないと思われるが、2勝クラス以上における芝1800m以下の勝利がない点は気がかりだ。アエロリット、サリオス、ダノンキングリーなどマイラータイプの馬による好走が目立つ本レース。道中はダラッと流れて終いも極端な瞬発力勝負にならない中距離戦が合う馬でもあり、ここはバッサリ切ることも検討したい。

・ヨーホーレイク
該当馬全頭が勝ち上がりというディープインパクト×クロウキャニオンの配合馬にあたる本馬。2歳時から示していた力は長期休養を挟んでも衰えず、前走鳴尾記念は芝2000mを1分57秒2で駆け抜けて勝利を飾った。とはいえ今回はデビュー戦以来となる芝1800m戦。本レースで重要なマイラー質のレースを証明しきれておらず、押さえ程度の立ち位置と捉えたい。

・ローシャムパーク
この馬のローテーションは不思議だ。オールカマーでタイトルホルダーを容赦なくねじ伏せたのだから、右回りの非根幹距離がベスト。当然オールカマーから始動すると思われたが……よりによってマイラータイプの天下である毎日王冠を選択した。C.ルメールで4勝を挙げている点から、ピークに持っていくタイミングは同騎手騎乗時。2戦2勝の舞台と言えども中心視はできない。

【田原YouTube・毎日王冠データ分析】
▼ローシャムパークorヨーホーレイクに「2.3.1.0」 3歳で高評価の馬は?


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