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UMAJIN.net編集部

2024/09/30 17:00

【今週の重賞】[毎日王冠]ローシャムパークやヨーホーレイク、ホウオウビスケッツと、実力馬が集結!

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【今週の注目重賞】
■毎日王冠

10月6日(日)、東京競馬場で第75回・毎日王冠(3歳上、GII、別定、芝1800m)が行なわれる。1着馬には天皇賞・秋への優先出走権が付与される。

ローシャムパーク(牡5、美浦・田中博)は得意コースで仕切り直し。4歳の夏に函館記念で重賞初制覇すると、返す刀でオールカマーも連勝。初の海外遠征となった香港Cは8着に敗れたものの、大阪杯では2着に好走しGIで初連対。宝塚記念は向正面からのマクリが結果的に強気な仕掛けとなり、直線では末をなくしたが、それでも掲示板の5着は確保した。東京芝1800mは2戦2勝の得意コース。ただし行き脚が鈍いので開幕週で先行有利な馬場になると少々心配。好走の可否は枠順や展開に大きく左右されそうだ。

ヨーホーレイク(牡6、栗東・友道)は重賞連勝を狙う。4歳初戦の日経新春杯で初タイトルを獲得するも、その後重度の屈腱炎を発症し、2年以上に及ぶ療養生活に。しかし長休明けとなった今年の金鯱賞で3着に好走すると、続く新潟大賞典も3着。復帰3戦目の鳴尾記念は先頭でゴールし、嬉しい復活Vを果たした。1800m戦は新馬勝ち以来で1ハロン短い印象もあるが、復帰後は先行できるようになっており、現在は守備範囲か。脚元の不安はつきまとうものの、8月末からしっかり乗り込まれており、調整は順調な様子。好枠を引けば勝機は十分ありそうだ。

ホウオウビスケッツ(牡4、美浦・奥村武)も有力候補の一頭。3歳春にスプリングSで2着。皐月賞は17着大敗も、ダービーは0秒2差の6着に健闘。4歳の今夏、巴賞を逃げ切ると、続く函館記念で重賞初制覇。57.5キロのハンデを背負って3馬身半差の快勝は本格化を迎えたことを印象づけた。先行力はメンバー1、2を争い、ハナでも番手でも力を出せる。条件戦ながら東京のフリージア賞で強い走りを見せており、東京コースの適性は高そう。展開面から強く推せる存在だ。

シックスペンス(牡3、美浦・国枝)は3歳での参戦。中山芝1600mの新馬とひいらぎ賞を続けて勝利。1ハロン延長のスプリングSも制して無傷の3連勝を達成。2着には3馬身半差、しかもラスト5ハロンで加速ラップを踏むというひじょうに強い勝ち方だった。だが3番人気に支持されたダービーは9着に敗退。厩務員ストの影響で金曜輸送を強いられて体調に狂いが生じたのか、道中折り合いを欠いたのが敗因と考えられる。今回、距離が1800mになるのはプラス。スプリングS優勝時のルメール騎手に手が戻るのも好材料。東京コースも2度目で慣れも見込めるため、古馬との斤量差を活かせば逆転の目も。

エルトンバローズ(牡4、栗東・杉山晴)は昨年の覇者。3連勝でラジオNIKKEI賞を制すると、勢いに乗って古馬初挑戦の毎日王冠も突破。初GIのマイルCSも0秒2差の4着に健闘した。その後は冴えない着順が続くも、それでも検疫の関係で満足に調教できなかった安田記念は0秒6差(8着)に走っており、力のあるところは見せている。前走・中京記念はトップハンデの59キロで3着と復調気配。今回は得意の舞台に戻って連覇を狙う。先行策から直線はラチを頼りたいだけに、枠は内目に入りたい。

そのほかには、中日新聞杯と新潟大賞典を制しているヤマニンサルバム(牡5、栗東・中村)、中山記念の勝ち馬・マテンロウスカイ(セ5、栗東・松永)、ラジオNIKKEI賞で鋭い追い込み勝ちを決めたオフトレイル(牡3、栗東・吉村)、札幌記念2着など重賞で好走多数のトップナイフ(牡4、栗東・昆)、エプソムC2着のニシノスーベニア(牡5、美浦・上原博)なども出走を予定している。

【そのほかの重賞】
■京都大賞典

10月6日(日)、京都競馬場では第59回・京都大賞典(3歳上、GII、別定、芝2400m)が行なわれる。1着馬には天皇賞・秋への優先出走権が付与される。主な出走予定馬は、宝塚記念でGI初優勝のブローザホーン(牡5、栗東・吉岡)、昨年の勝ち馬で京都得意の重賞3勝馬・プラダリア(牡5、栗東・池添)、京都新聞杯と神戸新聞杯を制しているサトノグランツ(牡4、栗東・友道)、阪神大賞典連覇や天皇賞・春4年連続好走など、実績最上位の古豪・ディープボンド(牡7、栗東・大久保)、天皇賞・春をOP昇格初戦で4着に大健闘したスマートファントム(牡4、栗東・石橋)など。

■サウジアラビアRC
10月5日(土)、東京競馬場では第10回・サウジアラビアRC(2歳、GIII、馬齢、芝1600m)が行なわれる。主な出走予定馬は、2歳有力候補・クロワデュノールの新馬戦で2着、続く未勝利を7馬身差圧勝したアルレッキーノ(牡2、美浦・国枝)、桜花賞2着のクルミナルや新潟記念2着のセレシオンなどの甥にあたるアルテヴェローチェ(牡2、栗東・須貝)、そのアルテヴェローチェが勝った新馬戦で2着、続く未勝利を6馬身差で勝ち上がったヒシアマン(牡2、美浦・堀)、中央ダートで6戦4勝3着2回と一度も馬券内を外さなかった素質馬・キャリックアリードの半弟・タイセイカレント(牡2、栗東・矢作)、タンザナイトSをはじめ中央6勝のエントリーチケットを母に持つマイネルチケット(牡2、栗東・宮)など。 (Text:Hattori)

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