どうも！覆面馬主１号です。

高性能のコンピューターが、計算しつくして作り上げた美しい紋様よりも、無軌道な星空の方が人の心を打つのはどうしてだろうか？

答えは簡単だ。
星空が、人のロジックや感性を超えているからである。
それが、自然の魅力に他ならない。

競馬もそうである。
どのレースも、血統や、騎手や、調教内容の良し悪し通りに着順が決まってしまったら、なんと退屈なゲームになることだろう。
調子が悪い上、騎手がテン乗りで、苦手な競馬場と苦手な距離、これで激走する仔がいるから、競馬は面白く難しいのだ。
予想という行為自体は、突然夜空に現れる流れ星を見つけるような途方もない作業である。

だから、とんでもない所から出てくる本命馬が、面白く楽しいのである。
そこは、ロジックを超えた無常の境地だ。感性でもない。勘でもない。無常の空間から湧き出してくる真理のようなものである。

さて、明日は、秋のG１初戦、スプリンターズステークス！

ここは、遠い彼方からやってきた直感で大振りする事にする。

本命が・・・

◎９ ムゲン

一番の理由は、前売りの人気が怖ろしく無いから。単勝が１３番人気で、４０倍以上あるのだ。

香港馬の過去の戦績を振り返ると２０１７年のスプリンターズステークスに、香港馬ブリザードが出走して５着だった。この時の勝ち馬は、レッドファルクスで、１分７秒６。ブリザードは、１分７秒８。
コンマ２秒しか負けていない。
このブリザードだけど、同年のチェアマンズスプリント（G１）で１０着という馬で、香港のスプリント界のトップクラスとは言えない馬だった。この年のスプリンターズステークスで、ブリザードは、ビッグアーサーに先着している訳で、香港のスプリント界のレベルの高さがよく分かる。

で、ムゲンなんだけど、３走前にチェアマンズスプリントで凄い脚で追い込み、やや脚を余しての３着。この時
ビクターザウィナーには先着している。高松宮記念を勝ったマッドクールは、１１着に惨敗。

香港のスプリント戦って、なんだろう、スピード以上にタフさを求められる感じがあって、最後の最後にぐいっと来られる馬が良いんだよね。
ムゲンは、そういうイメージだな。だから、中山の急坂も向いている気がしている。

前走では、斤量が軽い恩恵もあってか、カリフォルニアスパングルを負かして重賞初制覇。
ちなみに、カリフォルニアスパングルは、１４００ｍ、１２００ｍのＧ１を２連勝している馬で、香港スプリント界のトップクラスだ。
この力関係からみると、このスプリンターズステークスで、ムゲンが勝っても何ら不思議ではない。

ティータン騎手の連続騎乗だし、ガンガン前に行く馬が揃った今回は、展開も向くとみた。

そして、この仔、セン馬の６歳だが、デビューが、４歳の冬だからね。馬も全然若々しい。
１着は無くても、３着は十分あり得るとみての本命。

◎９ ムゲン
〇６ ママコチャ
▲１２サトノレーヴ
☆５ ナムラクレア
☆７ マッドクール
注１４ビクターザウィナー
△１ オオバンブルマイ
△３ ウインマーベル
△１３ルガル
△２ トウシンマカオ

という順番にした。

対抗は、断然、ママコチャ。前走が８分くらいの出来であの強さ。それに、この枠も良いし、好位が取りやすい。
優秀なクロフネ牝馬は、歳を重ねても関係なく走るね。昨年の覇者だし、その時の川田騎手に手綱が戻るのも良い。
普通に考えると、この仔から買いたくなるね。

▲が、サトノレーヴ。調教の動きと時計が、とんでもなくて、まさしく絶好調なんだろうな。そもそも、ロードカナロア×サクラバクシンオーがニックスで、それが最高の形で出た馬っぽい。レーン騎手が連続騎乗だし、中４週も、今の出来なら関係ないのかも。

☆が、ナムラクレア。昨年のスプリンターズステークス３着馬。Ｇ１に手が届きそうで、届かない。
今回は、良い枠を引けていて、内を突く競馬をしてきそうだよね。雨が降ると尚良さそうだけど・・。

もう一頭の☆が、マッドクール。この仔も、道悪になったら鬼だし、時計のかかり始めた今の馬場ならば、チャンスはある。昨年のこのレースは、２着。今年の高松宮記念１着。Ｇ１で勝負強いのが身上だ。

注で、何とも怖いのが、モレイラとビクターザウィナー。暮れの叩き台とも言えそうだけど、香港の馬っていきなり走るよね。
今年の安田記念もロマンチックウォリアーに、軽くやられたしね。
要注意だと思う。

ムゲンには、何とか馬券圏内に突っ込んできてもらいたいね。

馬券は、単複、馬連、ワイド。

三連系の馬券は、以下のフォーメーションで。

１着・・・◎
２着・・・〇▲☆☆注
３着・・・〇▲☆☆注△△△△

これで、三連複、三連単を買いたい！