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競馬サロン

馬体アナリスト 伊藤

2024/09/07 20:34

京成杯オータムハンデ2024 最終結論【馬体】坂を乗り越えるゴツイ馬体が必要【重賞深掘りPROJECT】

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《馬体アナリスト 伊藤の最新動画》
【セントウルステークス 2024|馬体診断】1番人気ピューロマジックは坂が課題!? 「ゴツい前躯」の○○○に出番あり!


《京成杯オータムハンデの馬柱》


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競馬サロン読者の皆さん、こんばんは。
「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバー・馬体アナリストの伊藤です。

土曜の紫苑Sは本命のボンドガールが3着。展開はスローではなかったものの上がり勝負になり、流れは向いたと見ています。内から捌く競馬になりましたが、2度、3度と進路を切り替えるロスが痛かったですね。

とはいえ、堅い配当でしたが3連複2090円を的中できたことは日曜競馬に繋げられたのではないでしょうか。

それでは京成杯オータムハンデの予想を進めていきます。諸般の事情によりしばらくの間、本コラムはシンプルな構成・内容としますので、何卒ご了承ください。

まず最近の本コラムでは定番となる過去ラップ分析、勝ち馬の脚質、勝ち馬の飛節をまとめた表がコチラ。2014年は新潟開催でしたので、2015年以降の9年分を集計対象としています。



で、京成杯オータムハンデですが、年によってラップ構成がバラバラで、勝ち馬の脚質もバラバラ。勝ち馬の飛節も共通性を見つけられません。ラップ分析から傾向を見つけるのが難しい重賞ですね。

ただし、馬体的な共通性は確認でき、過去好走馬を分析していくと胸前とトモが大きく盛り上がったブ厚い馬体をしていることが確認できます。2021年の優勝馬カテドラル、2023年の優勝馬ソウルラッシュが分かりやすい例かもしれません。


続いて馬体以外で重視すべきファクターですが、今回は持ち時計とします。土曜の中山芝は2000m戦の紫苑Sで1分56秒6のコースレコードが記録された超高速馬場。速い時計の下地は必須ですね。

近1年間のマイル戦に絞って各馬の時計を見ていくと、時計面から強調可能なのはディオとアスコリピチェーノの2頭です。

タイムトゥヘヴンが昨年の富士Sで記録した時計は悪くないのですが、近2戦は後方のままで連続フタ桁着順。一変までは厳しいかもしれません。


ここからは今年の出走有力馬の馬体分析です。有力馬としてカウントするのは表に記載の8頭。



チェックポイントは馬体のデキとシルエットの2点です。馬体のデキは各馬が一直線という印象ですが、シルエットから強調できるのがアスコリピチェーノ、ディオ、ディスペランツァの3頭です。

アスコリピチェーノとディオは時計面も優秀で、サマーマイルシリーズ3戦目でも執筆段階のオッズから一発を狙うのならディオでしょう。

ただし、道中の隊列からディオはアスコリピチェーノにとって格好の的となりそうですね。

他にもレースの予想される展開、各馬の調教過程、枠順などを考慮した最終結論は次のとおりです。

《京成杯AHの最終結論》
◎10アスコリピチェーノ
○4ディオ
▲3キャットファイト
☆2ディスペランツァ
△6エエヤン
△8サンライズロナウド
△12オーキッドロマンス
△16コラソンビート

本命は55.5キロのキツいハンデでもアスコリピチェーノ。ステレンボッシュ、チェルヴィニアと並ぶ3歳牝馬TOP3の一頭で、NHKマイルCで内に突っ込む「自爆」がなければ勝てていたはずです。

前述したように牝馬にしてはゴツい馬体ですが、長躯短背で馬体構造上切れるのもいいですね。今年の桜花賞では1分32秒3の時計を記録済みで、速い時計対応の下地も確認できます。位置取りが後ろ過ぎると心配ですが、C.ルメール騎手なら好位で運んでくれるでしょう。

対抗評価はサマーマイルシリーズ3戦目でもデキ落ちは見られないディオ。3走前のダービー卿CTは連戦続きがこたえた印象。ゴツい馬体で本来は中山や阪神が合うはず。

単穴評価は速い中山芝なら怖いキャットファイト。被されるとモロい気性だけにスムーズに進められればチャンスと見ます。

☆評価は中山替わりで一発が見込めるディスペランツァ。脚質的にハマリ待ちも前が競るようなら突っ込んできそう。

馬券はアスコリピチェーノを軸に馬連と3連複で勝負します。

《京成杯AHの買い目》
◎10アスコリピチェーノ
○4ディオ
▲3キャットファイト
☆2ディスペランツァ
△6エエヤン
△8サンライズロナウド
△12オーキッドロマンス
△16コラソンビート

【馬連】10=4,3,2,6,8,12,16(7点)
【3連複/フォーメ】10=4,3,2=4,3,2,6,8,12,16(15点)

《馬体アナリスト 伊藤のプロフィール》
競馬業界歴は20年。競馬専門紙を経て「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバーに選抜された馬体アナリスト 伊藤です。馬の馬体に惚れ込み馬体重視の予想を展開。現在は南関東の重賞開催日を中心にプレスとして出入りしています。

《重賞深掘りPROJECT関連動画》
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