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田原基成
▼高好走率・低好走率データ&予想も!『馬柱探偵・田原基成』のXをフォロー
※2024年9月5日時点の見解であり、実際の結論(印・買い目)は週末の予想コラムにてご確認ください。
・アスコリピチェーノ
2歳女王がハンデ重賞のここから始動。斤量55.5キロは年齢や牡馬牝馬の差を考慮すると実質トップハンデ扱いと言えるだろう。レースレコードの阪神JF、歴代3位の勝ち時計だった桜花賞、スムーズさを欠きつつインを鋭進して2着に食い込んだNHKマイルCと当距離のパフォーマンスはいずれも秀逸。仮に大外枠を引いて距離ロスを強いられた際には死角が生じるかもしれないが、ここでの大崩れは考えにくい。
・エアファンディタ
7歳を迎えた古豪だが、今回が自身初の中山芝1600m。直線が長く、広いコースに好走が集中している点からここでの苦戦は免れられないか。
・エエヤン
中山芝1600mでは【3-1-0-0】連対率100%を誇る生粋の中山マイル巧者。その舞台替わりとなれば条件好転と言えるが、当舞台で計時したベストタイムは1分33秒0。しかるべきペースで流れた際は1分31-32秒台の決着がデフォルトのレース傾向には合致していない。舞台適性を認めつつも、開幕週のオール野芝では中心視は避けるのが賢明か。
・オーキッドロマンス
過去10年の京成杯AHにおいて、前走逃げて勝った馬は【0-0-0-4】。開幕週ゆえ各馬が前々の競馬を意識することで、マークが厳しくなる逃げ馬にとって不吉なデータが生まれてしまっている。同型馬エエヤン、セルバーグの存在も厄介となる今回は思い切って”消し”も視野に入れたいところだ。
・カテドラル
3年前の本レース勝ち馬だが、その後の馬券内は小倉芝1800mに限定。前走は得意舞台だったものの勝ち馬と1秒以上離されており、一変を望むのは酷に映る。
・キタウイング
3歳春以降はピークアウトしてしまったかのようなパフォーマンスに終始。厳しい。
・キャットファイト
オール野芝は【2-0-0-0】、中山芝1600mは3戦2勝とこの条件に高い適性を示す馬。特に昨年9月のアスター賞は稍重でレコード勝ちと、高速馬場適性の高さは折り紙つきだ。同世代の牝馬2頭は強力も、ロスなく立ち回れた際のヒモ穴候補として警戒。
・コラソンビート
前走桜花賞は16着と惨敗。当時は自身初となる連続関西圏でもあり、目に見えないストレスや疲れがあったのかもしれない。ロジリオンやマスクオールウィンなど、すでに古馬相手に善戦している馬たちを下した経験あり。京王杯2歳Sのレコード勝ちが示すように高速馬場適性も高く、軽視は禁物だ。
・サンライズロナウド
常に気性の不安と戦う馬。それゆえ極端な戦法しか選択できないのがネックも、前走関屋記念は前残り決着を上がり3F最速の脚で追い込んだ。芝レースにおける叩き2戦目の成績【2-0-0-0】、小回りの阪急杯3着と上積みが見込める馬。ノーマークにはできない。
・ジューンオレンジ
オープンクラスでの馬券内こそないが、今回はローテーションに見どころあり。前走から距離短縮ローテ時の成績は【2-1-0-1】とほとんど大崩れがなく、3走前のマイル戦は勝ち馬と0秒2差だった。ヒモ穴のゾーンでケアしたいところだ。
・ショウナンマグマ
前残り決着の前走はスムーズに先行できたものの、9着と完敗。名うての1800m巧者でもあり、強調材料は乏しい。
・セルバーグ
春以降の3戦はいずれも掲示板外。全5勝がワンターンかつ直線の長いコースという馬で、小回りの中山芝1600mは条件不適だろう。
・タイムトゥヘヴン
2年以上にわたって馬券内から遠ざかる馬。変わり身は望み薄か。
・ディオ
米子S→関屋記念とサマーマイルシリーズで連対を続ける馬。ここは是が非でも勝利がほしいシチュエーションと言えるが、近2走は外めの枠から広いコースでストレスなく走れた恩恵があった事実は見逃せない。どの陣営も内枠を引き当てたいであろう中山芝1600mだが、この馬は別。極端な内枠を引いてしまった場合、評価を下げる選択も頭に入れたいところだ。
・ディスペランツァ
マイルで挙げた2勝はすべて前半600m35秒台以上のスロー。1コーナーまでが短いコース形態ゆえ、淀みない流れになる可能性が高い中山芝1600m替わりがマッチするとは思えない。
・ドルチェモア
復調の兆しがうかがえない現状。厳しい。
▽その他レースの「全頭診断」はこちら!
◆【紫苑ステークス2024全頭診断】ボンドガールが挑む”26戦0勝”への戦い 単勝妙味なら「4.2.1.2」該当の伏兵
◆【セントウルステークス2024全頭診断】想定3人気内に「0.0.0.11」で波乱必至 ”単回収値414”穴馬の一変警戒
2024/09/05 18:00
ディオに生じうる”意外な死角” 「2.1.0.1」の想定10人気以下に激走警戒 京成杯オータムハンデ2024全16頭診断
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・アスコリピチェーノ
2歳女王がハンデ重賞のここから始動。斤量55.5キロは年齢や牡馬牝馬の差を考慮すると実質トップハンデ扱いと言えるだろう。レースレコードの阪神JF、歴代3位の勝ち時計だった桜花賞、スムーズさを欠きつつインを鋭進して2着に食い込んだNHKマイルCと当距離のパフォーマンスはいずれも秀逸。仮に大外枠を引いて距離ロスを強いられた際には死角が生じるかもしれないが、ここでの大崩れは考えにくい。
・エアファンディタ
7歳を迎えた古豪だが、今回が自身初の中山芝1600m。直線が長く、広いコースに好走が集中している点からここでの苦戦は免れられないか。
・エエヤン
中山芝1600mでは【3-1-0-0】連対率100%を誇る生粋の中山マイル巧者。その舞台替わりとなれば条件好転と言えるが、当舞台で計時したベストタイムは1分33秒0。しかるべきペースで流れた際は1分31-32秒台の決着がデフォルトのレース傾向には合致していない。舞台適性を認めつつも、開幕週のオール野芝では中心視は避けるのが賢明か。
・オーキッドロマンス
過去10年の京成杯AHにおいて、前走逃げて勝った馬は【0-0-0-4】。開幕週ゆえ各馬が前々の競馬を意識することで、マークが厳しくなる逃げ馬にとって不吉なデータが生まれてしまっている。同型馬エエヤン、セルバーグの存在も厄介となる今回は思い切って”消し”も視野に入れたいところだ。
・カテドラル
3年前の本レース勝ち馬だが、その後の馬券内は小倉芝1800mに限定。前走は得意舞台だったものの勝ち馬と1秒以上離されており、一変を望むのは酷に映る。
・キタウイング
3歳春以降はピークアウトしてしまったかのようなパフォーマンスに終始。厳しい。
・キャットファイト
オール野芝は【2-0-0-0】、中山芝1600mは3戦2勝とこの条件に高い適性を示す馬。特に昨年9月のアスター賞は稍重でレコード勝ちと、高速馬場適性の高さは折り紙つきだ。同世代の牝馬2頭は強力も、ロスなく立ち回れた際のヒモ穴候補として警戒。
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前走桜花賞は16着と惨敗。当時は自身初となる連続関西圏でもあり、目に見えないストレスや疲れがあったのかもしれない。ロジリオンやマスクオールウィンなど、すでに古馬相手に善戦している馬たちを下した経験あり。京王杯2歳Sのレコード勝ちが示すように高速馬場適性も高く、軽視は禁物だ。
・サンライズロナウド
常に気性の不安と戦う馬。それゆえ極端な戦法しか選択できないのがネックも、前走関屋記念は前残り決着を上がり3F最速の脚で追い込んだ。芝レースにおける叩き2戦目の成績【2-0-0-0】、小回りの阪急杯3着と上積みが見込める馬。ノーマークにはできない。
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オープンクラスでの馬券内こそないが、今回はローテーションに見どころあり。前走から距離短縮ローテ時の成績は【2-1-0-1】とほとんど大崩れがなく、3走前のマイル戦は勝ち馬と0秒2差だった。ヒモ穴のゾーンでケアしたいところだ。
・ショウナンマグマ
前残り決着の前走はスムーズに先行できたものの、9着と完敗。名うての1800m巧者でもあり、強調材料は乏しい。
・セルバーグ
春以降の3戦はいずれも掲示板外。全5勝がワンターンかつ直線の長いコースという馬で、小回りの中山芝1600mは条件不適だろう。
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2年以上にわたって馬券内から遠ざかる馬。変わり身は望み薄か。
・ディオ
米子S→関屋記念とサマーマイルシリーズで連対を続ける馬。ここは是が非でも勝利がほしいシチュエーションと言えるが、近2走は外めの枠から広いコースでストレスなく走れた恩恵があった事実は見逃せない。どの陣営も内枠を引き当てたいであろう中山芝1600mだが、この馬は別。極端な内枠を引いてしまった場合、評価を下げる選択も頭に入れたいところだ。
・ディスペランツァ
マイルで挙げた2勝はすべて前半600m35秒台以上のスロー。1コーナーまでが短いコース形態ゆえ、淀みない流れになる可能性が高い中山芝1600m替わりがマッチするとは思えない。
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