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■新潟記念2024予想【後編】

【前編】ではサマー2000シリーズ優勝争いのゆくえを想像しながら、友道厩舎「第二の矢」としてセレシオン紹介。【後編】では結論（印・買い目）を展開する。

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■ライトバックは馬場で評価下げ

まず、3歳牝馬ライトバックの取り扱い。桜花賞とオークスで3着の実績馬がハンデ52.0キロは恵まれた。掛かる不安から後方で折り合いに専念する同馬にとって、国内最長の直線659mとなる新潟外回りコースも向く。

内回りコースの秋華賞へ向けての試走というより、現在本賞金1600万円とGI出走へ心もとない賞金加算を、最も適した舞台と軽ハンデという好条件から狙ってきた印象だ。

ただ、土曜競馬を見る限り開幕週最終週で雨中開催により、馬場はタフなコンディション。日曜の予報は晴れマークだが、少なくとも同馬が新馬で記録した上がり3F32秒8のような切れ味勝負になるとは思えず。

桜花賞で芝1600m1分32秒8という高速時計で走破した同馬。ハンデ52.0キロでも牡馬とのパワー比べでは劣ると見て、フォーメーション2列目の☆とする。

■サマー2000シリーズの上位レベル

本命◎はセレシオン。新潟コース巧者ぶりは【前編】で述べたとおり、展開や馬場不問で上位争いを演じる適性の高さは魅力。

3走前の湾岸Sでは後に小倉記念勝ちのリフレーミング、今回人気のキングズパレスに割って入る2着と、一連のサマー2000シリーズの主役たちに肉薄した。

七夕賞を快勝し実績最上位のレッドラディエンスは、ハンデ1.5キロ増の58.5キロ。同2着のキングズパレスは据え置きの57.0キロと、この時点でキングズパレス＞レッドラディエンスの逆転はイメージできる。しかし、さらに56.0キロならセレシオンがこれらを上回る可能性もあると見た。

相変わらずゲートの出は悪いが、それを補う末脚はある。外へ進路を取るレースが目立つ今の新潟なら、2枠ライトバックより6枠セレシオンのほうが外差しの進路取りはしやすいはずだ。

馬券はサマー2000シリーズ逆転優勝へのメイチ仕上げの感がある、○キングズパレスとの二刀流馬券で勝負。

以下、ハンデが見込まれたとはいえ、前走・七夕賞は圧巻の▲レッドラディエンス、このハンデなら馬券圏内の可能性は十分にある☆ライトバック。穴は新潟芝【2.2.0.1】とコース適性が高く、昨年はロスがある競馬ながら5着と健闘した△バラジと、一時期の大スランプを脱した△シンリョクカ。マーメイドS組の牝馬2騎は、馬場傾向から逃げのアリスヴェリテより息の長い末脚がある注エーデルブルーメを上に取る。

印と買い目は以下のとおり。

■新潟記念2024予想・買い目

◎７セレシオン
○９キングズパレス
▲12レッドラディエンス
☆２ライトバック
注11エーデルブルーメ
△10バラジ
△４シンリョクカ

【単勝】7（1点）
【馬単/フォーメ】7,9→7,9,12,2,11（8点）
【3連複/フォーメ】7,9＝7,9,12,2＝7,9,12,2,11,10,4（19点）
【3連単/フォーメ】7,9→7,9,12,2→7,9,12,2,11,10,4（30点）

以上、新潟記念2024予想でした！

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