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お宝DATAハンター リーダー・ハットリ

2024/08/31 18:30

新潟記念2024 最終結論【DATA予想】キングズパレスが1番人気になるのなら…本命は王道中の王道ホース!

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☆新潟記念のYouTube動画を公開中です!

新潟2歳S◎プロクレイア3着好走!【2024年新潟記念をデータで的中!】4勝2着2回の王道ホースを狙い撃て! アリスヴェリテとエーデルブルーメ、罠馬はどっち!?




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

新潟記念は土曜の前日発売当初はキングズパレスが1番人気。馬連ベースでも1番人気のようで、巷の想定よりも人気になっている印象です。

確かに週中の各所の予想を見ると、キングズパレスを推している予想家が多かった。ハンデ据え置きと、新潟記念と相性がいいキングカメハメハ産駒だからでしょうね。もっとも、このキングズパレス推しは配当妙味も考慮したものだったはずなので、この人気はアテが外れた恰好では。

個人的にこうなることは予想していたので、自身のYouTube動画でキングズパレスは推奨馬に選びませんでした。現在は特にYouTube予想がオッズに大きな影響を与えるので、その予想を先回りしてオッズを読まなければならないので、なんとも大変な時代です。汗

そんな新潟記念(GIII、新潟・芝2000m)の予想に参りましょう。

■新潟記念で重視すべきデータ3傑!

新潟記念にはいくつか押さえておきたいデータ、傾向があります。

まずは過去10年(本文中データの集計期間は断りがない限り以下同)の性別データをご覧ください。

■過去10年 新潟記念
 性別成績

・牡・セン/【10.10.9.116】
 勝率6.9% 複勝率19.0%
・牝/【0.0.1.15】
 勝率0.0% 複勝率6.3%


過去10年、牝馬の連対は一度もなし。3着がたった1回あるだけ。出走数が少ないとはいえ、牝馬はまったく走っていないのです。

今年は出走12頭中、半数の6頭が牝馬ですので、馬券に絡む可能性は例年よりは高くなるでしょう。牡馬が凡走すれば、力がなくても自然と牝馬が繰り上がりますから。それでも、牝馬は積極的には推せません。

続いて、馬体重データを紹介します。

■過去10年 新潟記念
 馬体重別成績

・439キロ以下/【0.0.0.9】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・440-459キロ/【1.0.1.16】
 勝率5.6% 複勝率11.1%
・460-479キロ/【1.3.4.41】
 勝率2.0% 複勝率16.3%
・480-499キロ/【4.5.3.47】
 勝率6.8% 複勝率20.3%
・500キロ以上/【4.2.2.26】
 勝率11.8% 複勝率23.5%


体重が重くなるほど好走率も高くなる比例関係を見出すことができます。つまり馬格が大きい馬が有利であるということ。牝馬の成績が悪いのも、牡馬との体格差が関係しているものと推測できます。どうしても牝馬は牡馬に馬格が劣りますからね。

今年は成績のいい500キロ超の馬はいませんが、それでも相対的に体が大きい馬のほうが好走確率は高くなると考えていきます。

最後は種牡馬データになります。

■過去10年 新潟記念
 種牡馬成績 着別度数ベスト3

・ディープインパクト/【3.4.2.39】
 勝率6.3% 複勝率18.8%
・キングカメハメハ/【2.2.0.7】
 勝率18.2% 複勝率36.4%

・ステイゴールド/【1.1.1.11】
 勝率7.1% 複勝率21.4%


着別度数トップのディープインパクトと2位のキングカメハメハは、長年日本のリーディングを争ったトップサイアー。3位のステイゴールドも打率はそこまで高くなかったかもしれませんが、オルフェーヴルやゴールドシップといった超A級馬を輩出した名種牡馬。

つまり新潟記念は日本の“王道種牡馬”が強いレースなのです。

「芝の重賞レースなんだからその結果も当然では?」と思われるかもしれません。しかし同じサマー2000のほかのGIIIと比較すると、七夕賞と小倉記念はどちらもディープインパクトがトップである反面、キングカメハメハ産駒は勝利なし。一方、函館記念はキンカメがトップでディープが未勝利。このように、必ずしも“王道種牡馬”が上位を占めるわけではないのです。

新潟記念で王道種牡馬が強いのは、直線が長くマギレが少ないコースで行なわれるからでしょう。王道種牡馬の産駒はスピードと瞬発力に優れているので、コース適性にピタリとマッチするのです。

さらに新潟記念で“王道”が強いもうひとつの証左として、友道厩舎が過去10年で【4.2.0.6】勝率33.3%、連対率50.0%と、異常なほどの高成績を残していることが挙げられます。友道厩舎はダービーを3勝しているほどの“王道厩舎”。王道厩舎が育て上げた馬が強いということは、すなわち新潟記念は“王道ホース”が走る! と結論づけることができると思うのです。

ここまでの傾向をまとめると、“牡馬”で、“体が大きくて”、“王道種牡馬”の産駒が強い、ということになります。

これらの条件に該当する馬の中で、ここはレッドラディエンス(牡5、栗東・友道)を本命に選びました。

■すでにGII級の力があるはず!

レッドラディエンスは、性別は牡馬。前走体重はメンバー中第3位。父はディープインパクト。とどめに、管理するのは友道厩舎。データ的には完璧な存在といっていい。

同馬は2度の骨折で出世が遅れていましたが、もともとは名門・藤沢和雄厩舎からデビューした期待のディープ産駒。仕上がり途上のデビュー戦で6着に敗れて以降は、一度も馬券内を外したことがなく、まだ底は見せていません。

そして注目すべきは、やはり前走の七夕賞。重賞初挑戦ながら、いきなり最速タイの上がりを発揮して優勝。しかも2着に0秒3、2馬身差をつけての完勝を収めたのです。

この勝ちっぷりについて調べてみたところ、近10年、古馬混合の芝2000mのGIIIで上がり最速で0秒3以上の着差をつけて勝った馬は、レッドラディエンスを含めてたった5頭。18年新潟記念で上記条件をクリアしたブラストワンピースはのちに有馬記念を制しています。

また2着のキングズパレスは前走の新潟大賞典でも2着に好走していますが、今年の新潟大賞典は3着のヨーホーレイクが鳴尾記念を快勝したのを始め、次走好走馬を多数輩出しました。そんなハイレベルレース出身の馬を、同じ57キロのハンデで突き放してしまったのですから、なおさら価値の高い勝利だったと言えます。

勝ち時計もレースレコードに0秒1及ばないだけの1分57秒9という好タイム。レコードホルダーのエヒトは54キロの軽ハンデで記録しているので、パフォーマンス自体は57キロのレッドラディエンスのほうが上ではないでしょうか。そのエヒトはのちにGIIのAJCCで2着に好走し、小倉記念では圧勝を収めています。

これらの記録や前例から、レッドラディエンスはすでにGII級の力があるはずです。個人的にはGIでも掲示板くらいには載れるのではないかと。

前走から1.5キロ増の58.5キロのハンデは確かに気になります。それでも友道厩舎ならさらに上昇させてくるかもしれませんし、そもそも新潟記念は得意なレース。仕上げ方は十二分に知悉しています。サマー2000のチャンピオンもかかっているのですから、万全の状態で送り出してくれるはずです。

人気を見れば、前走のパフォーマンスのわりには支持は集中していない。これを期待値重視の穴党が狙わない手がありません。ここはレッドラディエンスから勝負します。

〈2024年新潟記念 予想〉
◎12 レッドラディエンス
○10 バラジ
▲7 セレシオン
☆9 キングズパレス
注2 ライトバック
注8 アリスヴェリテ
△3 ジューンアヲニヨシ
△1 ゴールドプリンセス
△5 ファユエン
△4 シンリョクカ

買い目
【馬単/マルチ】12⇔10,7,9,2,8(10点)
【馬単】12→3,1,5,4(4点)
【3連複/フォーメ】12=10,7,9,2,8=10,7,9,2,8,3,1,5,4(30点)
【3連単/フォーメ】12→10,7,9,2,8→10,7,9,2,8,3(25点)
【3連単/フォーメ】10,7,9,2,8→12→10,7,9,2,8,3(25点)


〇バラジは前走体重がメンバー中第2位。また昨年も本レースに出走し、出遅れや直線不利がありながら0秒4差の5着に善戦。スムーズなら馬券内に入っていた可能性があります。

実績不足で、正直力は一枚足りないとは思うものの、12頭立てと少頭数であることと、上位馬に不安要素も見られるので、配当妙味を求めて対抗評価にしました。あと、鞍上が差しが得意な菅原明騎手に替わるのは高ポイントですね。

▲セレシオンは友道厩舎の2頭出し。同馬もちょっと力は足りなそうですが、新潟コースは相性がいい。厩舎力での底上げに期待。

☆キングズパレスは力を考えれば対抗評価にすべき存在。新潟記念と相性バツグンのキングカメハメハ産駒。モタれない左回りに替わるし、ハンデは前走から据え置きで、ライバル・レッドラディエンスからは1.5キロもらい。しかもここを勝てばサマー2000王者と、モチベーションも高い。

…なんですけど、条件が揃いすぎて人気になっているのは、どうにも気になるんですよね。コレ、典型的な“罠馬”パターンなんで。笑

というわけで、とりあえず4番手評価。とはいえ買い目を見てもおわかりのように、〇印から注印までは扱いに差はありません。快勝する可能性もあると思います。

注のライトバックとアリスヴェリテはともに牝馬で、評価をほどほどにした次第。差し決着ならライトバック、前残りならアリスヴェリテということで。

レッドラディエンスの“敵”は58.5キロのハンデだけと見ています。58キロは背負い慣れていますので、あと0.5キロはなんとか我慢を…。

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける! 無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ!

■最近のスマッシュヒット
【2024年新潟2歳ステークス】
5人気プロクレイア本命で3連複3080円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/19221/0/113

【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18677/0/113

【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18077/0/113

【2024年平安ステークス】
◎ハピで馬単6840円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17750/0/113

【2024年天皇賞・春】
◎テーオーロイヤル、☆ディープボンドで3連複7750円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17750/0/113

=重賞深掘りPROJECT関連動画=

【血統診断・新潟記念】血統サイエンティスト・ドクトル井上


【馬体診断・新潟記念】馬体アナリスト・伊藤


【調教診断・新潟記念】調教ライター・西村武輝



 

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