◆【7/14(日)的中速報】土曜は覆面馬主1号が7戦5勝！朝活シャト美は2戦2勝！函館クライマックス渾身予想に注目【函館記念2024予想】

■重賞・GI組vs.オープン・リステッド組

昨年こそ、後にGI戦線へ羽ばたいた大器ローシャムパークが1番人気で完勝したものの、GIIIやオープン・リステッド競走の常連が集結するのが函館記念。

今年、前走GI組は5頭出走するのが、うち4頭は2桁着順。天皇賞・春14着のチャックネイトと大阪杯12着のハヤヤッコは58.5キロ、大阪杯16着のリカンカブールは58.0キロと重いハンデを背負わされる。

また、オープン・リステッド組は「前走勝ってはならない」という“掟”がある。巴賞1着のホウオウビスケッツは57.5キロ、2着のデビットバローズは56.0キロと、じつに1.5キロもの差をつけられた。

陣営もハンデを考慮した仕上げを施すのか、前走・巴賞組1、2着馬の函館記念は【0.0.0.14】、対する6着以下は【1.3.0.18】と逆転現象が起きる。つまり、巴賞組は負けた馬から探すのがセオリーというわけだ。

今年はとくに行ったいったの前残り。ハンデに恵まれた2着デビットバローズは「買い」としたいが、ホウオウビスケッツは「消し」。むしろ、後方待機からマクリで上位に進出した△アケルナスルスターと△オニャンコポンは「穴ライズ」推奨馬としてピックアップしたい。

■重賞組から軸馬を探すのが「正解」

とはいえ、巴賞組は全体で見れば【1.4.1.46】とアベレージが低いのは事実。前走クラス別で見ると、前走・重賞組が【8.6.6.59】と圧倒しており、ハンデと実績、当然ながらデキも含め勘定した上、重賞組から軸馬を探すのが「正解」への近道だ。

▲サヴォーナは日経新春杯で後に宝塚記念を制したブローザホーンから0秒1差の2着、そして天皇賞・春6着なら実績上位。57.5キロはむしろ恵まれたか。二千が忙しいのは間違いないが、中間にゲート練習を挟むなど対策は練ってきた。ゲートさえ互角なら、1枠発走からポケットに収まり中団あたりを追走できる。

ただ、同じ4歳世代でも妙味があるのは◎トップナイフだ。日本ダービー後に挑んだ札幌記念では、プログノーシスに4馬身差と完敗したが、3着ソーヴァリアントには3馬身差の2着。以下、ダノンベルーガ、ヒシイグアス、ジャックドールと古馬トップレベルに先着したのは上出来。

菊花賞の大敗は膝蓋（しつがい）がズレた影響。その後、手術を受け完治しており、ここまでじっくりと調整してきた。中間は父・典弘が栗東で仕上げ、札幌入り後は横山和生へバトン。昨夏の札幌記念以上と陣営が太鼓判を押すデキと、初勝利の地でもある夏の北海道・洋芝が舞台なら主役を張れる。

もう1頭、重賞組から前走・エプソムC6着の○グランディアをピックアップ。陣営曰く「小回りで擦られないと本気を出さない」というタイプ。大箱の東京コースという不得意の舞台ながら、あとわずかで掲示板まで健闘できれば十分。小回り函館で2枠発走なら、馬群で闘志にスイッチオンと見た。

馬券は◎○▲を1列目に置く馬単フォーメーション。2列目には実績不足をカバーできる軽ハンデ53.0キロの☆エンパイアウエスト、“鬼門”の巴賞2着馬だが、2走前に新潟大賞典4着の実績があり56.0キロなら圏内と見る注デビットバローズ。馬単は◎○でも万馬券に届く。

『SPREAD』の連載コラム「穴ライズ」で推奨した○グランディア、△アケルナルスター、△オニャンコポンの3頭は◎軸ワイドの相手に置く。印と買い目は以下の通り。

■函館記念2024予想・買い目

◎10トップナイフ
○４グランディア
▲１サヴォーナ
☆３エンパイアウエスト
注13デビットバローズ
△11アケルナルスター
△２オニャンコポン

【単勝】10（1点）
【馬単/フォーメ】10,4,1→10,4,1,3,13（12点）
【ワイド】10＝4,11,2（3点）

▽SPREAD編集長・山田のその他予想コラムはコチラ！
◆日曜/太鼓判予想【小倉4R・3歳未勝利】【函館5R・2歳新馬】（月額メンバーシップ会員様用）

◆日曜/自信の一鞍【福島6R・2歳新馬】福島12R・3歳上1勝クラス】（月額メンバーシップ会員様用）

◆【7/14(日)的中速報】土曜は覆面馬主1号が7戦5勝！朝活シャト美は2戦2勝！函館クライマックス渾身予想に注目【函館記念2024予想】