どうも！覆面馬主１号です！

今日も、馬券が結構当たったな。特に、新馬戦は、読みズバリで気持ち良かったね。

新馬戦の単勝オッズを見ていると、やはり「人気」という魔物がいかにしょうもないモノなのかが良く分かる。

オレが今日きっちり仕留めた京都の５レース、１番人気は、メルキオルで、勝ったラプラーニュは、２番人気だった。
結果、メルキオルは、１１着に惨敗した訳だが、最終的な単勝オッズは、１．９倍だった。

単勝１倍台で惨敗しちゃった訳だが、これだけ人気を集めたのは、以下の要因であろう。

◆ノーザンファーム生産馬
◆川田騎手鞍上
◆馬主が吉田勝巳氏
◆絶好調のナダル産駒
◆祖母がビワハイジで、母がサングレアル（フローラステークス勝ち）

これだけ揃ったら、ジャックポットだろうし、三倍満だよな。

でもね、オレは見抜いたんだよね。
この仔、芝だといまいち切れ負ける危険性があるんじゃないかな、って。

それはね、調教のラップなんだ。
１週前のCWの追い切りでは、川田騎手がまたがり、速い時計を計時していたんだけど、１ハロンが１２秒２。
それ以前も、１ハロンのラップが、１１秒前半を計時した事はない。

それに比べて、ラプラーニュは、１週前のCWで松山騎手を鞍上に、ラスト１１秒２を計時。
直前も坂路で、終い最速のラップを踏めていて、万全だった。

このあたりを見て、オレは、期待値一緒なら、ここは単勝４１０円の方で勝負かな、と思った次第。

と同時に、このレース、仕上がりの良い仔が揃っていて、人気ほどダメではない気がしたので、思い切って馬連総流しにした。
というのも、上位人気馬が、いまいち頼りなかったから。
結果９番人気のアーリントンロウが、来て馬連は、９２００円という高配当だったわけだ。

昨日も書いたが、新馬戦は、過去実績がないから、ブランドネームに皆が踊らされる。
もちろん、ノーザンファームの馬は、強いし、回収率も高いが、だからといって全部の馬が好走する訳ではない。
それに、ノーザンファームというだけで、人気して、ルメールや川田が乗るだけで人気する。
つまり、人気の分だけ、自分自身が損している事になる。

ただ、こういう人気集中現象が起きるから、我々のような疑り深い天邪鬼馬券師が、勝てるってのもある。
だから、みんな真似しないでね。

さて、明日は、宝塚記念！今年前半の総決算だ。
京都は、土曜の夕方くらいから雨で、明日も一日中、雨の予報。
どう考えても、馬場は悪くなり回復の見込みも少ないだろう。

つまりは、時計のかかる決着になる可能性が高い。とはいえ、今日時点でも京都の馬場は、まだまだ高速馬場で１勝クラスのマイル戦で、１分３２秒台の勝ち時計だった。
ただ、先週、先々週に比べると、徐々にではあるが、時計がかかる馬場に変化してきていて、この雨がとどめを差す感じなのかな、と思う。

だから、いつものように宝塚記念は、切れ味勝負にはならない。ロンスパ勝負だと思う。

今年の宝塚記念の最大のポイントは、阪神競馬場の改修工事による１８年ぶりの京都競馬場での開催って事だろうね。
これ、阪神の２２００ｍと、京都の２２００ｍって、同じ距離だけど、全然違うんだよね。
阪神の方が直線が当然短く、ゴール前に急坂がある。一方、京都２２００ｍは、外回りで直線が長く、直線に坂はない。
今年のこと舞台替わりを喜んでいる馬を探すというのがポイントだと思うね。
まず、ドウデュースは、京都競馬場が初めて。もし、阪神２２００ｍであれば、この仔に迷わず本命を打ち、べラジオオペラに対抗の印を打つところだった。
ドウデュースは、阪神開催だった昨年の京都記念で圧巻の勝利を決めているし、先行もしくは逃げるベラジオオペラは明らかに阪神内回りが良いはず。
京都競馬場は、３コーナーから４コーナーにかけての下り坂が高低差４、３ｍ。
この下りの得手不得手が、京都の舞台では勝敗を分ける重要ポイントになる。

オレが過去見てきたレースや、今回の出走馬のパフォーマンスを見ると、京都の下り坂が得意な仔は、この３頭だと思う。

◆ジャスティンパレス
◆プラダリア
◆ブローザホーン

この３頭は、明らかに京都の芝コースが上手いし、逆に、阪神コースがあまり上手くない。

そしてもう一つ、今回は、馬場が悪くなるというのが前提で、重馬場の巧拙を念頭に置かなければならない。

ということで、オレの本命は・・・

◎１２ブローザホーン

この仔の魅力は、重馬場でも全く走りが乱れずに、良馬場のように走れることだと思う。他の馬たちが苦しむ中、一頭だけスイスイ先頭に立ってしまう。
３勝クラスだが、烏丸ステークスの競馬がそんな感じだったね。
前走の春の天皇賞、テーオーロイヤルは確変入っていて強かったが、このブローザホーンは、１頭だけ大外からグイグイ追い込んで来たね。あれを見て、やっぱり京都の舞台は合うんだなと思った次第。

それに、この仔、３２００ｍは長いよね。
エピファネイア産駒で、母父がデュランダルで、母母父がフォーティナイナーだから、ステイヤーのスの字もないし。
適距離は、２０００ｍー２５００ｍ位じゃないかな。
そして、タフな競馬になると、実力を発揮する。

で、今回重要なポイントがもう一つ。
重馬場になると、大型馬より小さい仔が有利になるんだよね。実際、身体が重い仔は、下が渋ると良くない。
バテやすくなるんだろうな。なので、最強レベルのドウデュースも、ちょっと怪しい気がしている。

一方、この仔は、おそらく４２０キロ台で、出走するだろうから、悪い馬場は大歓迎。
京都の下り坂を最大限利用して、直線ぐいぐい伸びて来るはず。

おそらく、ベラジオオペラが逃げて、ディープボンドが番手なのかな。おそらく馬場が悪化していたら、ペースは上がらないんだけど、過去のレースラップを見ると、道悪でも良馬場でも、ラップの構成は変わらない。
３コーナー過ぎて、下り坂からぐんとラップが上がって、最後の直線勝負になる。なので、逃げ先行馬は、目標にされやすく、急なギアチェンジ、スピードアップに翻弄されて直線失速するケースが多い。
なので、今回の宝塚記念は、追い込み同士の決着になると思っている。

菅原明良騎手にとって、初のG１制覇になるはずだ！菅原君、おめでとうございます！

◎１２ブローザホーン
〇２ ジャスティンパレス
▲４ ドウデュース
☆１ シュトルーヴェ
☆９ ソールオリエンス
注７ プラダリア
△３ ベラジオオペラ
△１０ローシャムパーク
△１３ルージュエヴァイユ

対抗は、ジャスティンパレス。正直、調教がイマイチだし、今回の調整過程が良いとは言えないので、対抗にした。もし万全なら、この仔に本命を打っていた。
京都の走りが素晴らしくて、春の天皇賞は道悪（稍重だが悪い感じ）でも何のそののぶっちぎり勝ち。
ああいう走りが出来れば、明日も上位は確実じゃないかと思われる。
昨年の宝塚記念は、阪神開催で３着。となれば、得意の京都なら、その上が狙えるはず。

▲が、ドウデュース。前走のドバイターフは、脚も余して酷い競馬だったから、これについては、ノーカウントでいいのかな。
この仔も、叩き良化タイプだし、今回は、更に出来も良さそうなので、好走はしそうだが、初の京都競馬場がどうかという点くらいが、マイナスポイントなのかな。
ハーツクライ産駒は、５歳が一番走るって言うし、この仔が勝っても何ら不思議ではないし、１人気だからね。

☆が、シュトルーヴェ。この仔が、今回の最大の惑星じゃないかと思っている。セン馬の５歳馬で、ここに来てG２を２連勝中。前走の目黒記念は怖ろしく強かったので、確変入っていないとも限らない。
それに、鞍上がレーン騎手で、彼も、京都の舞台が得意だし。

もう一頭の☆が、ソールオリエンス。道悪になって、皐月賞のような走りが出来たらちょっと面白いのかな、と思っての☆。
それと、京都の菊花賞の走りが、良かったんだよね。この仔も、京都の舞台向く気がしてる。

注で、プラダリア。京都は２戦２勝で、前々走の京都記念では、ベラジオオペラを負かしている。
母父クロフネで、時計のかかる馬場も向くはず。

馬券は、単複、馬連、馬単。

三連系の馬券は、以下のフォーメーションで。

1着・・・◎
2着・・・〇▲☆☆注
3着・・・〇▲☆☆注△△△

これで、三連複、三連単を買いたい！