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田原基成

2024/05/30 18:00

軸信頼度ならセリフォスか ソウルラッシュに「0.0.0.4」の”危険データ”浮上 安田記念2024全18頭診断

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※2024年5月30日時点の見解であり、実際の結論(印・買い目)は週末の予想コラムにてご確認ください。

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・ウインカーネリアン
GIでは【0-0-0-6】と厚い壁に阻まれている現状。ここも厳しい戦いが予想される。

・ヴォイッジバブル
昨年の香港マイル2着馬。勝ったゴールデンシックスティは別格として、ナミュール、ソウルラッシュと日本のトップマイラーに先着をはたした点は高く評価すべきだ。今回人気が予想されるロマンチックウォリアーとは今年の香港ゴールドCでタイム差なし。何らかの印は必要か。

・エアロロノア
近走はGII・GIIIですら馬券外が続いている。変わり身は望み薄だろう。

・エルトンバローズ
年明けに使われた2戦はいずれも掲示板外と精彩を欠く競馬。ディープブリランテ産駒の東京芝1600m重賞成績【0-0-0-8】も気がかりで、1800m替わりを待ちたい1頭だ。

・ガイアフォース
この馬で注目したいのは距離別の脚質。2000m以上だと道中3番手以内の競馬ができるのだが、1600mでは道中8番手以下と差し脚を伸ばすスタイルへと変貌する。その1600m戦では2→4→2着と大崩れがなく、中団-後方から差す競馬が合っているのだろう。骨折明けでのぶっつけ本番ローテは気がかりも、リピーターの好走が目立つレース傾向と戦ってきた相手の比較からノーマークにはできない。

・カテドラル
GIIIでも単勝100倍超えのオッズがついているように、人気も結果も伴っていない現状。ピークアウトしてしまった感は否めない。

・コレペティトール
京都金杯で負かした相手にのちの勝ち馬はゼロ。GIIの前走マイラーズカップは上位馬との差を見せつけられたレースでもあり、一変を望むのは酷に映る。

・ジオグリフ
復調の兆しがうかがえる近走内容から、重賞戦線でも今後注視する必要がある1頭。ただ、マイルでの良績に乏しく、狙うなら1800m以上の距離替わりだろう。

・ステラヴェローチェ
前走大阪杯は勝ち馬と0秒1差の4着。古豪復活を印象付けたが、当時はお世辞にもハイレベルなメンバー構成とは言えないものだった。長期休養明けだったとはいえ4走前の富士Sで先着を許した馬が複数出走する点から、上位進出へのハードルは高い。

・セリフォス
3年連続での本レース出走となる馬。いわゆる”鮮度”が気になってしまうところだが、ダイワメジャーやブラックホーク、スーパーホーネットなど本レースに3度目以上の参戦で馬券内を確保した例にいとまがなく、キャリアを重ねることがプラスに働いている印象すら受ける。過去10年の安田記念において、前年同レース馬券内かつ前走2着内だった馬は【1-3-2-0】。自身最高馬体重の前走から上積みが見込める点を考えると、高く評価すべき1頭だ。

・ソウルラッシュ
前走マイラーズカップを制し、本レースの中心馬として臨む今年。J.モレイラ騎手を背に悲願の初GI制覇が近づいているが、高い戦前評価とは裏腹にデータ面でのマイナス材料は多い。過去10年の安田記念において、京都開催のマイラーズカップ勝ちから臨んだ馬は【0-0-2-5】。この馬自身も叩き2戦目ローテでの非関西圏は【0-0-0-4】と精彩を欠いており、人気勢のなかでは少し評価を下げたい。

・ダノンスコーピオン
前走京王杯SCは上がり3F2位の脚で4着。明確に復調気配がうかがえた一戦だった。古馬マイルGI連対馬が揃った今回は厳しいが、GII・GIIIなら条件次第で出番が訪れるだろう。

・ドーブネ
古馬になってからオープンクラスで馬券内に入ったレースは600m通過35秒以上に限定。2017年以降の本レースで同様のラップになった年は一度もなく、マイぺース逃げが望めないシチュエーションを考えると連続好走は至難の業か。

・ナミュール
牝馬同士では断然上位と思われた前走ヴィクトリアマイル。スタートでの出遅れに加えて、600m通過33秒8のハイペースでなし崩し的に脚を使わされたことが凡走の引き金となったのだろう。過去10年の安田記念において、牡馬混合GIで連対歴のある牝馬は【3-4-1-1】。レース史上最速かつ、安田記念と同タイムで制した富士Sを見るより強さを疑う余地はなく、変わり身を警戒する。

・パラレルヴィジョン
3歳時から素質の一端を示しており、前走ダービー卿CTで待望の重賞初制覇。マイルでは負け知らずと底を見せていないものの、中山で先行抜け出しの近2走から差し有利傾向にある本レースへの適性には疑問符が付いてしまう。前走勝ち時計は同日の2勝クラスより0秒3速いだけ。上位進出のイメージは湧きにくい。

・フィアスプライド
過去10年の安田記念において、牡馬混合GI連対歴のない牝馬は【0-0-0-11】。前走は鞍上の立ち回りの上手さが功を奏したレースでもあり、乗り替わりでの信頼度には疑問が残る。

・レッドモンレーヴ
前走京王杯SCは上がり3F32秒2の”鬼脚”で勝ち馬とタイム差なし2着。良馬場・東京芝での切れ味は現役屈指といって差し支えないだろう。サトノアラジン、ヴァンセンヌなど、過去10年の京王杯SC組好走馬に共通するのは前走上がり3F2位以内という点。その条件を満たしているのはプラス材料で、富士S時のような激流になれば後方から突っ込んでくる可能性は十分だ。

・ロマンチックウォリアー
クイーンエリザベス2世Cを3連覇、香港Cは2連覇と輝かしい実績を誇る馬。先行抜け出しを基本スタイルとし、混戦を渋太く制する勝負根性がセールスポイントだ。ゴールデンシックスティの2着があるようにマイルの距離も許容範囲だが、東京芝1600mは先行抜け出しの王道競馬での勝利が容易ではない。能力を認めつつ、何かに差される可能性は想定したいところだ。

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