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競馬サロン

調教ライター 西村武輝

2024/05/30 13:43

安田記念2024 【調教】全18頭調教診断レポート【重賞深掘りPROJECT】

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2024年4月「競馬をより深く楽しんでいただく」ため新たなPROJECTがスタート!
その名も「重賞深掘りPROJECT」。

重賞のことなら「ここを見れば完璧!」と言っていただける『重賞コーナー』に育てていくことを目指します!
『重賞深掘りPROJECT』では血統、DATA、馬体、追い切り、情報の5大ファクターを中心にその道のプロが各重賞の最終結論まで導き出していきます。

『重賞深掘りPROJECT』深掘り隊の今後の活躍にどうぞご期待ください!

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【競馬サロン】読者の皆さん、こんにちは。

調教ライター・西村武輝です。

今週も「週末重賞全頭追い切りレポート」を公開いたします。

怒涛の春東京GI5連戦も今週末の「安田記念」でフィナーレ。

ここを目標にした強豪マイラーたちがここに向けてしっかり体調、気配を整えてきた感があり、先週の日本ダービーと遜色ないほどに好調教馬が目立ちました。

週末にはこの「調教診断」を軸として調教ライター・西村武輝の「印・見解・買い目」を公開する重賞の最終結論コラムもお届けいたします。こちらもどうぞご期待ください。

それでは以下「安田記念」全頭追い切り診断となります。


●6月2日 安田記念(GI、東京、芝1600m)

■ウインカーネリアン 三浦騎手騎乗 美浦ウッド単走 1週前にウッド5F64秒台の速い時計を出しており、今週は鞍上とのコンタクトを深めるのに専念したような内容。ぴったりと折り合って、直線では外ラチ沿いへ誘導されると首をリズミカルに使って軽快に伸びた。四肢の柔軟さは申し分なし。好仕上がりだ。【7】

■ヴォイッジバブル 助手騎乗 東京競馬場芝単走 70-40ペースで調整程度の内容。最後まで無理をさせなかったが、ラストは体を大きく使ってしっかり加速できていた。レース間隔が詰まっているが、ドバイ帰りの中3週だった前走でも体を大きく減らしておらずタフなタイプのよう。持てる力は出せるのでは。【6】

■エアロロノア 助手騎乗 栗東坂路併せ馬 古馬2勝クラスを追走。相手をロックオンし手前を替えてからの伸びは豪快そのもので、お釣りを残した手応えで1馬身の先着フィニッシュとした。長期休養明けの前走で体を減らしていたが、この中間の攻めは意欲的。気配大幅アップに期待できる。【7】

■エルトンバローズ 西村淳騎手騎乗 東京競馬場芝単走 香港遠征からの帰国後はトレセンに戻らず、東京競馬場に入って調整されている。最終追いは本場馬の真ん中を集中して進み、素軽さを保って駆け抜けた。1週前追いではやや反応に鈍さがあったようだが、今週はいくぶん良化。万全とは言い切れないものの、恥ずかしくない競馬はできそうだ。【6】

■ガイアフォース 長岡騎手騎乗 栗東坂路単走 2週前、1週前と速い時計を出しており、関東への輸送を控える今週は終い重点。序盤にやや行きたがる素振りを見せたものの、ラストはまとまりのある走りで素軽く駆け抜けた。中間に骨瘤のトラブルがあったことを考えれば、悪くない仕上がり。【6】

■カテドラル 助手騎乗 栗東坂路単走 いつものこととはいえ、ややこぢんまりと見せる。まずまずの軽快さはあったものの、全体的に迫力不足。中8週を考えれば本数もの物足りない。変わり身はどうか。【5】

■コレペティトール 助手騎乗 栗東坂路単走 中間に自己ベストを更新しており、今週は終い重点。気難しい面を出したのか、ラストは仕掛けたほどは弾けず、重心が上ずるような面もあった。精神面のブレはまだありそうだが、健康面は悪くない。前走を使った分の上積みはあるのでは。【6】

■ジオグリフ 助手騎乗 美浦ウッド併せ馬 “木村厩舎流”のウッド3頭併せ。直線ではタイトに挟まれる形だったがいい集中ぶりで軽快にギアを上げ、相手2頭に合わせるように併入とした。道中の落ち着きぶりも申し分ない。上積みは大きそう。【7】

■ステラヴェローチェ 助手騎乗 栗東坂路単走 先週猛時計を出しており、今週は流す程度で微調整。全体もラストも時計は平凡だが、意図的にセーブしたもので問題ない。渋った馬場でもしっかり力強く踏み込めていたのは好感が持てる。高いレベルで安定。【7】

■セリフォス 中内田師騎乗 栗東坂路単走 先週川田騎手を背にCW5F64秒台と速い時計を出したのが実質の最終追い。今週は指揮官が息遣いを確認する程度の内容に留まる。ややフットワークを小さく見せるものの、力みはなく自然体の走りでラストはジワッと加速することができていた。引き続き好気配。【7】

■ソウルラッシュ 助手騎乗 栗東坂路単走 他厩舎の併せ馬を視界に入れつつ落ち着いて登坂。まったくの馬なりを保ったまま、躍動感あふれるフットワークから豪快に加速してフィニッシュとした。まさに迫力満点。文句なしの仕上がり。【8】

■ダノンスコーピオン 福永師騎乗 美浦ウッド単走 早めに美浦へ入厩し調整されており、最終追いも現地で。指揮官を背にゆったり入り、終いだけ伸ばされた。異なる環境でもしっかり折り合い、ラストはモタれる癖を見せず鋭く加速し1F10秒台をマーク。万全のデキだ。【7】

■ドーブネ 助手騎乗 栗東CW単走 1週前に猛時計を出しており、今週は確認程度。やや掛かり気味で進んでいき、その分ラストは甘くなってしまった。まだ良化の余地は感じるが、この馬なりに走れる状態か。【6】

■ナミュール 助手騎乗 栗東坂路単走 中2週での再東上を考慮し終い重点の内容。緩いペースのなかでも高いモチベーションを感じさせる前進気勢があり、実力馬らしくブレの少ないシャープなフォームで駆け上がる。ラストは機敏に手前を替え、1F11秒9(馬なり)でまとめた。前走の反動は感じられず、上積みだけ見込める状況。【7】

■パラレルヴィジョン 助手騎乗 美浦ウッド併せ馬 1週前に速い全体時計を出したのが実質の最終追い。今週は終い重点の3頭併せで実戦感覚の研ぎ澄ましに注力した。2頭を追って直線で最内へ進路を取ると、気迫十分にあっさり抜け出しそのまま集中を保って最先着を果たした。1週前の動きも豪快だったし、能力をフルに発揮できそう。【7】

■フィアスプライド 助手騎乗 美浦ウッド併せ馬 4角までは3頭併せの形で、直線では外の1頭と併走する変則的な調整。ラストは相手に合わせるように併入とした。切れはいまひとつながら、極端なデキ落ちまではなさそう。【6】

■レッドモンレーヴ 野中騎手騎乗 美浦坂路併せ馬 2頭を前後に置く隊列で進み、坂に入ってからは3頭横並びで追い比べ。貫禄の違いを示すように、楽な手応えを保ってスッと抜け出し最先着とした。前走の反動は感じさせず、勢いをキープ。 【7】

■ロマンチックウォリアー J.マクドナルド騎手騎乗 東京競馬場芝併せ馬 序盤はじっくり折り合って、目標とした帯同馬の後ろでピタッと我慢させる。満を持して促されると、優勢の手応えのまま鋭く抜け出し4馬身の先着を果たした。異国での調整ながらどっしりとしており、精神面でいい状況にありそう。コーナリングもスムーズそのものだった。中4週での国外遠征がどう出るかだが、動きに関しては申し分なし。【7】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。

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