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UMAJIN.net編集部

2024/05/20 17:00

【今週の重賞】[日本ダービー]ジャスティンミラノ 無傷の二冠達成なるか

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【今週の注目重賞】
■日本ダービー

5月26日(日)、東京競馬場で第91回・日本ダービー(3歳、牡牝、GI、馬齢、芝2400m)が行なわれる。

ジャスティンミラノ(牡3、栗東・友道)は無傷の二冠制覇を狙う。新馬戦は後に2連勝し青葉賞では1番人気に推されたヘデントールに0秒3差をつけてデビュー勝ち。共同通信杯は不利な外枠から出していきながら、道中はしっかりと折り合い、直線では加速ラップを押し切って勝利。0秒2差つけた2着のジャンタルマンタルはその後NHKマイルCを制することになる。皐月賞は未経験のハイペースや多頭数が不安視されたが、レースでは超ハイペースを先行し、コスモキュランダの追撃を凌いで先頭ゴール。勝ち時計はコースレコードだった。スピードと操縦性の高さは超一級品。末脚もしっかりしており、不安材料はまったく見当たらない。アクシデントでもない限りは、馬券内好走はほぼ確実だろう。

打倒ミラノの筆頭候補はシックスペンス(牡3、美浦・国枝)か。中山芝1600mの新馬とひいらぎ賞を連勝。スプリングSは好枠から3番手に先行し、直線で先行勢を抜き去ると、そこからは独走。3馬身半差の完勝を収めた。強い追い風を受けていたとはいえ、ラスト5ハロンは加速ラップ。さらに3着のルカランフィーストは皐月賞でも8着に善戦しており、単純計算では皐月賞に出ても好走できていたことになる。この馬も先行力・決め手ともに秀逸。またデビューから0秒0差→0秒2差→0秒6差と、クラスが上がりながらも着差を広げている点は高く評価できる。スプリングSからの臨戦は前例に乏しいが、3年前のシャフリヤールは似たような間隔の毎日杯から優勝している。むしろゆとりのあるローテのほうが近年の傾向からも好都合かもしれない。前走・ルメール騎手から乗り替わる点だけが割り引き材料か。

反転攻勢を誓うのはレガレイラ(牝3、美浦・木村)。函館の新馬を快勝するも、続くアイビーSは3着に敗退。ただしスローペースでの出遅れが敗因であり、レースの上がりが33秒1では32秒7の限界の脚を使っても届かなかったのは仕方なかった。ホープフルSでは牡馬に交じりながら1番人気に支持。レースではハイペースに流れたとはいえ、直線伸びない大外を突き抜けて同GI初の牝馬による戴冠となった。同コースの皐月賞も好走が期待されたが、道中の不利もあり6着に敗退。ルメール騎手が落馬負傷で乗れなかったのも痛かったか。スローに流れて直線での決め手が生きるダービーに替わるのはプラス材料。信頼できるパートナーに手が戻って逆転に期待。

もっとも不気味なのが、そのレガレイラをアイビーSで下したダノンエアズロック(牡3、美浦・堀)。アイビーSをレガレイラと同じ上がり32秒7で勝利した際に、あのモレイラ騎手をして「この馬がダービー馬」と言わしめた逸材。しかしその後は順調さを欠き、使いたいレースに使えず。4カ月ぶりの実戦となった弥生賞は2番人気に支持されるも7着に大敗。しかもレース後には軽度の骨折も判明した。だが復帰戦のプリンシパルSは陣営曰く8分の仕上がりながら、格の違いを見せつけて優勝、最後のダービー切符を手に入れた。ここまで順調さを欠き、中2週と詰まった臨戦過程も不安。それでも素質は底知れないものがあり、もしモレイラ騎手が乗ってくるようなら、軽視どころか上位評価する必要も出てきそうだ。

シュガークン(牡3、栗東・清水久)もレジェンド騎乗でそこそこ人気は集めるか。未勝利と大寒桜賞を連勝して迎えた青葉賞は、道中内々を先行し、直線ではうまく3分どころに持ち出して押し切り勝ち。鞍上・武豊騎手の絶妙な手綱さばきが光った一戦だった。ただしその分、馬のパフォーマンス自体は物足りなく、重賞では通用しないショウナンラプンタがタイム差なしの2着に来たことから、レースレベルにも疑問符がつく。もっとも半兄があのキタサンブラックであり、同馬もこの時期はまだ発展途上の段階だった。前走から大きな成長を遂げていれば、善戦する可能性もあるかもしれない。折り合いに不安がないので、レジェンドの経験値も大いに発揮できそうだ。

そのほかには、弥生賞を制し、皐月賞では2着に走ったコスモキュランダ(牡3、美浦・加藤士)、京都2歳Sに勝ち、ホープフルSでは2着のシンエンペラー(牡3、栗東・矢作)、サウジアラビアRCに優勝、喉の手術明けとなったNHKマイルCでは4着に健闘したゴンバデカーブース(牡3、美浦・堀)、皐月賞は4着ながら最後の伸び脚が目立ったアーバンシック(牡3、美浦・加藤征)、京成杯優勝馬・ダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔)なども出走を予定している。

【そのほかの重賞】
■目黒記念

5月26日(日)、東京競馬場では第138回・目黒記念(4歳上、GII、ハンデ、芝2500m)が行なわれる。主な出走予定馬は、日経賞で重賞初制覇を収めたシュトルーヴェ(セ5、美浦・堀)、その日経賞3着のほか、重賞での好走実績が豊富な古豪・マイネルウィルトス(牡8、栗東・宮)、ディフェンディング・チャンピオンのヒートオンビート(牡7、栗東・友道)、AJCC3着、日経賞2着と来て、次こそ重賞1着を狙うクロミナンス(牡7、美浦・尾関)、2勝クラスと準OPを連勝し、勢いに乗って重賞に初挑戦するジューンアヲニヨシ(牡4、栗東・松下)など。

■葵S
5月25日(土)、京都競馬場では第7回・葵S(3歳、GIII、馬齢、芝1200m)が行なわれる。なお今年から3歳GIIIの斤量規定はこれまでの別定重量から馬齢重量に変更となっている。主な出走予定馬は、フィリーズRを優勝し、桜花賞でも5着に大健闘したエトヴプレ(牝3、栗東・藤岡)、ファルコンS2着、京王杯2歳S3着のオーキッドロマンス(牡3、美浦・手塚)、マーガレットSともみじSに勝ち、函館2歳Sでも2着に走ったナナオ(牝3、栗東・小栗)、未勝利勝ち後、格上挑戦で橘Sを制したガロンヌ(牡3、栗東・上村)、かささぎ賞1着、橘S2着のペアポルックス(牡3、栗東・梅田)など。

(Text:Hattori)

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